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【広報担当者必見】アーンドメディアとは?オウンドメディアとの違いや役割を解説【初心者向け】

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アーンドメディアは、トリプルメディアのひとつ。

「ユーザーから信用を獲得(アーンド)するメディア」
口コミサイトや、SNSなどといった、第三者であるユーザーが主体となって発信するメディアのことです。また、一般人に限らず、テレビなどで報道された場合もアーンドメディアになります。

今回は、そんなアーンドメディアの解説。オウンドメディアとの役割の違いや、それぞれのメリットデメリットなどを紹介いたします。

「これからSNSをマーケティングに活用していきたい」「けど、どう運用すればいいのかわからない」「アーンドメディアは始めるべき?」「オウンドメディアとどう違うの?」といった方々の役に立てたら幸いです。

目次


  1. アーンドメディアとは?
  2. オウンドメディアとは?
  3. ペイドメディアとは?
  4. アーンドメディアの活用、運用の仕方
    4-1.アーンドメディアによるSEOへの影響
  5. まとめ

1.アーンドメディアとは?


改めてアーンドメディアとは、口コミ評価であったり、SNSなどのユーザーが主体となって発信されるメディアのこと。SNS(TwitterやInstagramなど)と同義として使われる場合もあります。今回はSNSに焦点をあててお話していきたいと思います。

アーンドメディアの特徴として、以下のような点があげられます。

・基本客観的な情報としての信頼性が高い。
・いわゆるバスりを利用することで爆発的な注目を集められる。
・ユーザーが発信するので、自動的に情報が広がっていく。
・情報のコントロールが難しく、意図していない受け取り方をされる場合がある。

現代では、誰もが気軽に情報を発信することができ、とくにSNSはユーザー人口がとても多いです。そのため、インフルエンサーなど、人の目に触れた場合の拡散スピードは非常に早く、短い期間で注目をたくさん集めることができます。

次に紹介するオウンドメディアをSNSなどで拡散することで、ユーザーのリアルな意見が視覚化します。それによって、企業自体や商品、提供するサービスに対する信頼性につながっていくのです。

反面、不特定多数の人が目にすることになり、本来とは違った形で情報が伝わってしまうリスクもあります。いわゆる炎上につながってしまう場合も。
オウンドメディア自体に問題が無くても、時事的な問題(情勢や災害、事件事故など)のタイミングによっては、マイナスな拡散をされてしまう可能性があります。

リターンはとても大きいのですが、その分多少のリスクがあるメディアともいえるでしょう。

2.オウンドメディアとは?


オウンドメディアとは、自社から発信される広告紙、パンフレット、またウェブサイトをはじめとするブログやSNSなどのデジタルコンテンツを含めた総称です。

オウンドメディアの大きな特徴として、以下があげられます。

・情報のコントロールがしやすく、リスクが少ない。
・人の目に触れるまで、かなり時間を要する。
・自社のブランディングに向いており、集客で効果を発揮する。

オウンドメディアは、「時間がかかるが、安定したメディア」と言えます。人の目に触れ、安定してアクセス数が伸びるまでに必要な期間は約一年以上と言われており、その期間も根気強く更新し続ける必要があります。

アーンドと比べるとローリスクではありますが、目に見えるような爆発的なリターンを得にくいという特徴があります。
「集客のために、自社でブログを始めよう!」と意気揚々と始めたとしても、すぐに成果が出にくいため、インターネットではよく「意味がない」と言われてしまうことも。

しかしそんなことは全くなく、企業からでしかアピールできない側面はたくさんあります。そのような情報を自社サイトや、SNSなどアーンドメディアと組み合わせて活用することで、注目を集めることができるのです。

3.ペイドメディアとは?


トリプルメディアの最後の一つ、ペイドメディアです。

費用を払って(ペイド)広告するメディアのことで、いわゆる、テレビのコマーシャルや、雑誌や新聞、ウェブなどにも掲載されている広告のことです。

4マス広告などと呼ばれることもありますね。スポンサーなどもここに含まれます。多くの人の目に、安定して映りますが、費用が大きく、情報が一方的になってしまいます。

インフルエンサーに依頼して、自社の商品を紹介してもらう。などもここに含まれます。
このように、デジタルメディアでマーケティングをする際は、これらトリプルメディアすべてが重要になっていきます。

それぞれの役割をしっかり把握したうえで、活用していきたいですね。

4.アーンドメディアの活用、運用の仕方


基本的にユーザーが発信してくれていると、自社でなにか特別なことをしなくても、アーンドメディアになります。
しかし、口コミや、ユーザーの注目を集めるために、自社でSNSアカウントなどを運用するのは有効な手段です。

例えば、オウンドメディアとして商品やサービスの宣伝はもちろんのこと。企業によっては、口コミなどの投稿に「いいね」を押してみるのもいいかもしれません。
それだけで、企業アカウントという機械的なイメージから、SNSを運用している身近な人のようなイメージに変わることも。

自社のイメージやブランディングと相談しつつ、実行してみてはいかがでしょうか。

また、ハッシュタグや、拡散企画(拡散してくれた人に抽選で賞品が当たるなど)をうまく活用することも、効果的です。
TwitterやInstagramなどといったフィールドで自社からも発信することにより、より多くのファンを付けることができると思います。

オウンドメディアと一体して運用することが、ポイントです。

4-1.アーンドメディアによるSEOへの影響

ユーザーの口コミなど、SNSの投稿による被リンクは、SEOに影響しないと言われています。
しかし、それらユーザーによる投稿でサイテーションを獲得することによって、間接的にSEOに対する影響が期待されます。

サイテーションとは、企業や商品のURLではなく、名前のみが投稿されることです。例えると、
「A社の商品がすごい! 〇〇商品のURL〇〇」 が被リンクで、
「A社の商品がすごい!」 がサイテーションです。

実は、GoogleからサイテーションによるSEOへの影響は言及されていません。
しかし、プラスイメージのサイテーションによるユーザーの認知度が上がることで、SEOに悪影響が出るとは考えにくいです。基本的に良い影響が期待できると思います。

5.まとめ


アーンドメディアはある程度リスクはあるものの、うまく活用すればとても大きな効果が期待できるものでした。

SNSは無料ですぐに始めることができますし、オウンドメディアを拡散する場所として、検討してみてはいかがでしょうか。

トリプルメディアはすべてにちゃんと役割があり、メリット、デメリットもそれぞれありました。それらの性質を理解し、運用していくのがポイントです。

しかし活用する場合は、しっかりと企業の方向性と相談、判断したうえで、運用していきたいですね。


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