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ホームページ制作において画像の選定は非常に重要な役割を担います。
単に文章の間に画像を入れるだけでも、ユーザーにとって見やすいコンテンツを作ることはできますが、画像選びを少し工夫をするだけで「SEO対策」までしっかり行うことができます。
今回は、画像選びという観点からSEO対策について詳しく考えてみたいと思います。
目次
1.SEO対策の概要とポイント
①SEO対策とは?
SEO対策は単にSEOとも呼ばれ、両者は同じ意味で使われています。
SEOは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略で、日本語では検索エンジン最適化のことを指します。
具体的には、GoogleやYahoo!などの検索エンジンのオーガニックな検索結果(検索結果の内、検索ワードに連動した広告を除いたもの) において、特定のホームページが上位に表示されるよう、その構成を調整することを意味します。
今回は特に主要な検索エンジンであるGoogle検索を例にSEO対策についてご紹介します。
②ユーザーの利便性を意識することが大切
では、どのようなことに気を付けて画像選びを行うことがSEO対策に有効なのでしょうか。
注目したいのは、Googleが ”ユーザーの利便性を第一にする ”という考え方に基づいてページの価値を決めている点です。
少し極端な例ではありますが、もしスポーツに関するページに関係のない経済の写真が貼られていたり、観光地を紹介するページに理由もなくゲームの写真が貼られいたりすると、それらが必要な情報を探す際の妨げになる可能性が高くなります。
逆に、ホームページの内容に関係のある写真が適切に貼られいて、それらの画像が目的の情報を探す手助けになっている場合、そのページはユーザーの利便性が高いと言えます。
すると、Googleから「ユーザーの利便性が高いページ」=「価値の高いページ」として評価してもらいやすくなります。
そのため、「どんな画像を選んだらユーザーの利便性が高くなるだろうか」ということを意識して画像を選ぶことが、SEO対策においては非常に重要になってきます。
2.画像を選ぶ際のポイント
①より内容をイメージしやすい画像を選ぶ
先ほどの例で「スポーツに関するページに関係のない経済の写真を貼る 」ということは、ユーザーが必要な情報を探す際の妨げになってしまうことをご紹介しました。
では次に、関係のある写真を貼った場合について詳しく考えてみたいと思います。
例えば、「画像を選ぶ際のポイント」について解説しているこの文章では、どのような画像を入れるのが適切だと言えるでしょうか。
‥以下のように「パソコンの画像を選ぶ」ということは、内容に関連はしているため決して間違った画像選びではないと言えます。
ではそれと比べて、以下のような「パソコンについて何か考えているスーツ姿の男性」を選んだ場合のことを考えてみます。
この場合、画像が使われている文章について以下のようなイメージが湧きませんか?
・パソコンやインターネット、関連デバイスに関する「疑問」について書かれている
・ビジネス上で活用できる内容について書かれている
このように、後者の写真の方がユーザーがどのような内容の文章が書かれているか想像しやすいと言えるのではないでしょうか。
言い換えると、後者の方がユーザーの利便性は高いということになり、このようにユーザーが内容をイメージしやすい画像を選ぶことが、SEO対策において有効だということになります。
②適切な画質とサイズを選ぶ
ユーザーが見にくくならない範囲で、画質と画像サイズを小さくすることは、ホームページの表示速度を早くすることにつながるため非常に重要だと言えます。
表示速度が早くなれば、Googleにユーザの利便性が高いと評価され、SEO対策の観点からも有利に働く可能性が高くなります。
特に著作権フリーの素材をダウンロードする際には、多くのサービスが複数の画像サイズから選べるようになっているため、掲載するページに適した画像をダウンロードするように気を付けておくのがオススメです。
③著作権に気を付ける
直接SEO対策とは関係ありませんが、補足として画像を選ぶ際に気を付けたい「著作権」についてもご紹介します。
自分で撮った写真など、オリジナルの画像を使用する場合はよいのですが、インターネット上の写真を使用する場合には、著作権フリーの画像を使うなど、著作権を侵害しないように注意することが非常に重要です。
また著作権フリーの画像の中には、出典元を記載しなければならない画像もあるので、画像掲載時のルールについてはしっかりと確認しておくとよいでしょう。
3.画像を選んだ後に気を付けたいポイント
①ファイル名をわかりやすくする
画像をアップロードする際のファイル名をわかりやすくしておくと、 検索エンジンがその内容を評価しやすくなるので、SEO対策としても有利に働きやすいと言えます。
ファイル名は、スマートフォンなどで撮った写真の場合「IMG1111.jpg」のように数字と記号を混ぜたものになっていることが多くあります。
その場合は、パソコンの写真であれば「pc.jpg」、ヘッドフォンの写真であれば「headphones.jpg」のように、画像の中身がわかるように設定しておくとよいでしょう。
②代替テキストを活用する
代替テキストとは、その画像が何を示しているかを記述する説明文のことで、以下のような「alt属性」を使うことで簡単に追加することができます。
「image.jpg」の部分に画像URL、「説明」の部分に画像が何を表しているかを記入します。
説明としては、犬の画像であれば単に「犬」とするのではなく、「走っているゴールデン・レトリバー」のように、内容を完結に説明するものが好ましいと言えます。
4.まとめ
ここまでSEO対策に有効な画像の選び方を中心にご紹介してきました。
まとめると、
ホームページに掲載する画像は、本文の内容がイメージしやすく、画質・画像サイズ共に適度に小さいものを選ぶことが重要だと言えます。
また、画像をアップロードする際にはファイル名とalt属性に対して、その画像が何を表しているのかしっかりと記述することで、より検索エンジンが評価をしやすくなると言えます。
これらのポイントに気を付けてうまく画像を活用することで、よりSEO対策に効果的なホームページの制作ができるでしょう。
今回の内容が、SEO対策に効果的な画像選びの参考になれば幸いです。
ライター:井上
<ホームページ制作だけでなく、+αで WWGが お手伝い>
WWG企画開発部では、今回ご紹介した画像の選び方を始め、さまざまなSEO対策のアプローチについてご提案可能です。
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