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コンテンツマーケティングでWebコンテンツを強化

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前回は、Webコンテンツとは何かというお話しからWebコンテンツの大切さについてを解説しました。

まだご覧になっていない方は、前回の記事を読んでから本記事を読んでいただけるとより一層理解が深まるかと思います!


Webコンテンツを充実させてホームページを改善!

Webコンテンツの大切さは分かったけれど、では、どうやったら質の高いコンテンツをつくることができるのでしょうか?

今回は、質の高いコンテンツを作ってユーザーにアプローチする「コンテンツマーケティング」について説明していきます!

目次


  1. コンテンツマーケティングとは
  2. コンテンツマーケティングのメリット
    2.1低コストで始められる
    2.2嫌われないマーケティングができる
    2.3見込顧客にアプローチできる
  3. コンテンツマーケティングのデメリット
    3.1売上に直結しづらい
    3.2コンテンツ作成の手間と時間がかかる
    3.3継続的な更新が必要になる
  4. コンテンツマーケティングの手法
    4.1目標設定
    4.2ペルソナ設定
    4.3カスタマージャーニーマップの作成
    4.4コンテンツリストの作成・コンテンツ制作
  5. コンテンツマーケティングの手法
    5.1Webコンテンツを作る時の注意点
    5.2最適な配信方法を考える
    5.3ユーザー目線でコンテンツを作る
  6. まとめ

1.コンテンツマーケティングとは


コンテンツマーケティングとは、コンテンツを集客だけでなく、見込顧客や既存顧客とのコミュニケーション手段とするマーケティング手法のことです。

ここで大切なのが、コンテンツマーケティングの指すコンテンツとは、「ユーザーにとって有益な情報」を含むコンテンツのことだということです。

ちょっとピンとこないかもしれないので、例を挙げて考えてみましょう!

例えば、家電の会社が広告を使って「炊飯器を買ってください」というのは単なる宣伝です。

しかし、「炊飯器で米以外の食材を調理してみる!」「郷土の炊き込みご飯レシピ紹介!」などユーザーが知らなさそうな情報を含めたコンテンツを作ってみてはいかがでしょうか?

きっと既存顧客はその商品についての理解が深まりますし、まだ顧客になっていないいわゆる見込顧客は「この商品ちょっといいかも」と興味を持ってくれそうですよね!

このように既存顧客と見込顧客に対して、積極的に有益な情報を与えることで、顧客が次に起こす行動のきっかけを作るのがコンテンツマーケティングです。

2.コンテンツマーケティングのメリット


2.1 低コストで始められる

すでにホームページがある場合やSNSを使用する場合、コンテンツを作って掲載するのに莫大な金額が掛かることはありません。広告を出稿するよりも断然コストが低くなります。

コストがかからないというのは始めやすいですよね!

2.2 嫌われないマーケティングができる

勝手に表示される広告は、シーンによってはユーザーにマイナスな感情を抱かせることもあります。

しかし、コンテンツマーケティングは積極的な売り込みをせず、ユーザーの役に立つ情報を届けるという方向にシフトしているので、嫌われにくいマーケティングができます。

2.3 見込顧客にアプローチできる

コンテンツマーケティングでは、あらゆる方向から商品の露出を増やすことができるので、見込み顧客にアプローチをしやすいというメリットがあります。

インターネット上でよく見かける商品やサービスに少し親近感が湧くことってありませんか?

たとえば、ボールペンが欲しくて文具店に行ったとします。Aはいろんな記事でその良さを取り上げられている商品、Bは今日初めて存在を知った商品…というシチュエーションなら、まずはAを見て「あ、知ってる商品だ」「~っていう特徴があるんだよね」と思い出しますよね。

「何でもいいから、よさそうなボールペンが欲しい」という目的なら、店頭の限られた情報しか知らないBよりも、「書き味はどうか」「どれくらい書けるか」「長時間書いて疲れないか」といった商品特有の良さを知っているAを選ぶ可能性が高そうです。

この例では、いつかその商品を選ぶかもしれないお客様に対して、自社製品の購入意欲を高くすることに成功しています。

このように積極的な売り込みをせずとも、見込顧客にアプローチできるのがコンテンツマーケティングの大きなメリットです。

3.コンテンツマーケティングのデメリット


3.1 すぐに売上に直結しづらい

コンテンツマーケティングは、有益なコンテンツを継続的に提供し続けることでユーザーと関係を築いていきます。人と人、人と企業など、関係を築くには時間がかかりますよね。

つまり、すぐに売上に繋がるわけではないということです。

ただ、関係を築いたユーザーが企業やコンテンツのファンになってくれる可能性もあります。すぐに売上に繋がらなくても地道にユーザーと関係を築くのが大切です!

3.2 コンテンツ作成の手間と時間がかかる

長期的にコンテンツを作成していくことで効果が見込めるマーケティング手法なので、やはりその分手間と時間が掛かります……。

また、多くの人に見られることを前提に、需要が高そうなテーマを選定したり、情報の正確性や信頼性にしっかり気を配ったりする必要もあります。そういった面も含めて、手間と時間がかかる手法だと言えるでしょう。

ですが、いいものを作るためにはやはり時間がかかるもの。短期的な目標を設定するのではなく、気長に改善を繰り返しながら付き合っていくつもりで取り組むことをおすすめします!

3.3 継続的な運営が必要になる

せっかく作ったコンテンツ、継続的に運営・管理しないともったいないです!

一時的にアクセスがアップしても、数ヶ月、数年も経つとページ内の情報が古くなってしまうことも。場合によっては、情報が古いままであることによって、結果的にユーザーに対して誤ったことを伝えてしまう恐れもあります。

虚偽の情報を発信している…としてサイト全体の信頼性が下がってしまうこともあるので、せっかくアクセスアップやユーザーの役になってくれた有益なページですから、大切にメンテナンスしてあげてください。

4.コンテンツマーケティングの手法


コンテンツマーケティングについてなんとなく分かってきたところで、具体的にコンテンツマーケティングの手法について説明します。

4.1 目標設定

コンテンツを作るに当たって最初にすることは目標設定です。

最終的にどういう目標を達成したいのかを明確にしましょう。例えば、商品やサービスの認知度向上させたいのか、見込客を取り込んで売上を向上させたいのかではコンテンツの中身やアプローチが変わりますよね。

また、コンテンツマーケティングは長期的にコンテンツを配信していかなければならないため、軸となる目標があるとコンテンツ作成を続けやすくなりますよ。

4.2 ペルソナ設定

次にすることは、ペルソナ設定です。

「ペルソナ(persona)」は、直訳すると「人格」の意味です。マーケティングなどの場面で使われる場合は、自社の商品やサービスを利用するユーザー像を意味します。ペルソナ設定では、性別や年代、趣味趣向などを詳細に設定して、実在しそうなユーザーを作り上げます。

自社WWGのライターがブログ記事を執筆する際には、事前にペルソナ設定をして、「どんな人が読むことを想定しているのか?」を明確にしています。

例えば、この記事だと、「新年度から企業のホームページ担当になった人」として、人物像を考えています。そうすると具体的にその人が知りたそうな情報を盛り込んで構成することができるので、コンテンツの質を上げることが出来ます。

まず、自社の商品・サービスのターゲット層を考え、そこから詳細なペルソナ設定を行うのが良いですね!またペルソナを複数設定しておくで、様々なニーズに目を向けることが出来ます。

4.3 カスタマージャーニーマップの作成

カスタマージャーニーマップとは、ユーザーが購入に至るプロセスを時系列に記したシートのことです。

ペルソナ設定で作り上げたユーザー像が、商品やサービスの購入に至るまで、どのような思考が展開され、それぞれのフェーズでどのようなコンテンツが必要になるのかを考えます。つまり、ユーザー視点でどんなコンテンツが必要か考える工程ですね!

カスタマージャーニーマップの両軸は内容によって変えてももちろん良いのですが、今回は以下の項目を設定しました。

・状況:ユーザーが置かれている状況

・思考・感情:ユーザーの考えや気持ち

・行動:ユーザーがとる行動

・ニーズ:ユーザーが必要としている情報

・コンテンツ:ユーザーが必要としているコンテンツ

・認知:ユーザーが商品・サービスを認知した状態

・情報収集:ユーザーが商品・サービスについて情報収集した状態

・購入:ユーザーが商品・サービスを購入した状態

・購入後:ユーザーが商品・サービスを購入した後の状態

大きな目標を達成するためにフェーズごとの目標を設定するのもオススメです!

各フェーズでユーザーがとる行動や思考を設定することで、各フェーズにいるユーザーが必要としているコンテンツが明確になりますね!

4.4 コンテンツリストの作成・コンテンツ制作

さて、カスタマージャーニーマップを作成したことで、必要なコンテンツが分かりましたね。

コンテンツの種類(記事、動画など)や配信方法(オウンドメディア、SNSなど)をまとめておくと担当者が変わってもコンテンツ作成を続けやすくなります。

参考記事:【失敗しない!】オウンドメディアを続けるコツ!

コンテンツ制作には、時間と手間がかかります。そして、長期的に継続しなければなりません。その点に注意してネタ切れにならないようにコンテンツを作っていきましょう!

5.Webコンテンツを作る時の注意点


5.1 最適な配信方法を考える

コンテンツを作ったら最適な方法で配信をしましょう。

例えば、自社製品を使ったライフハック動画(30秒)を配信するとしたら、Instagramと企業ホームページのどちらが向いているでしょうか?

SNSは、情報拡散力が高く多くの人の目に止まりやすいというメリットがある一方、流動性が高いので重要な情報をストックしておくには向いていないという特徴があります。

逆に、企業ホームページは、大切な情報や長い文章を掲載するのに向いており、検索流入が見込めるという特徴があります。

なので、この場合30秒という軽めのライフハック動画を配信するならばInstagramが向いていますね!

このように、どの配信方法が効果的かということを考えることでより集客が見込めるコンテンツになります。

5.2 継続しなければ効果が発揮されにくい

Webコンテンツは企業の財産になります。特に、オウンドメディアはストック型コンテンツと呼ばれており、コンテンツが増えることで効果が見込めます。つまり、すぐに結果が出ないからやめてしまうというのはもったいないのです!

継続することで効果が見込めるということを念頭に置いて、コンテンツ量を増やしていきましょう。

5.3 ユーザー目線でコンテンツを作る

先ほども説明したように、コンテンツマーケティングは売上に直結しづらいという面があります。

「なんとかすぐ売上につながるコンテンツにしよう!」「利益が出るものにしよう!」という気持ちでコンテンツを作りたくなる気持ちももちろん分かりますが、コンテンツマーケティングの基本は、「ユーザーにとって有益な情報」です。

コンテンツがユーザーにとって有益でなければ、売上にはつながらないということでもあります。

その前提を忘れずに、ユーザー目線で必要な情報を考えることで良いコンテンツを作ることができます。

6.まとめ


コンテンツマーケティングとは、「ユーザーにとって有益な情報」を届けるマーケティング手法

ペルソナ設定とカスタマージャーニーマップで質の高いコンテンツを作ることができる

継続してコンテンツを作り続けることが大切

「質の高いコンテンツを作る」というと難しそうに感じますが、大切なのはユーザー目線に立ち、役に立ちそうなコンテンツを継続的に作ることです。

それぞれの企業の知識や専門性を活かしたコンテンツを作っていくと、長期的な目で見て売上につながると思います。

これからコンテンツ作りを始める方は、まず継続することを目標にすると良いと思います。一緒に頑張りましょう!


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