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【初心者向け】SEO対策でまずやるべきこととは?

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【初心者向け】SEO対策でまずやるべきこととは?

前編の記事ではSEO対策の基本ということで、SEO対策がどういったもので、どのような種類があるのかを解説しました。

今回は後編ということで「SEO対策って具体的に何をすればいいの?」という方に向けて、SEO対策でまずやるべきことについて解説していきます。

SEO対策と一口に言っても手段は多岐にわたるため「何から進めればいいかわからない」と迷うことも多いかと思います。今回は、最初に押さえておきたいポイントを丁寧に解説していくので、ぜひチェックしてみてくださいね。

もし、「そもそもSEO対策がどういうものかわからない・・・」という場合は、前編の記事を読んでからこちらの記事を読んでいただくと、より理解が深まるのでおすすめです。

▼この記事の前編はこちらから

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SEO対策の基本とは?キーワード選定の重要性も解説

SEO対策でまずやるべきこと

それではさっそく、SEO対策を進めるにあたって何をすべきなのかについて見ていきましょう。

まず着手すべきなのは、自社ホームページ内で対策することができる「内部対策」です。

前回の記事でもお伝えしておりますが、SEO対策は「内部対策」と「外部対策」の2種類に分けられます。そして外部対策は、自然と被リンクしてもらうことがもっとも大切ですので、直接こちらから働きかけるのが難しいです。(まずは質のよいコンテンツを作成する・・・といった間接的な対策になります。)

そのため、まずは自社ホームページ内で対策ができる内部対策からおこなうのが良いでしょう。


内部対策を進めるにあたって、やるべきことは以下の3点になります。

SEO対策・内部対策でまずやるべきこと

■現状の把握

■キーワードの選定や見直し

■競合サイトを分析する

1つ1つ順番にチェックしていきましょう。

現状の把握

SEO対策をするためには、まず自社ホームページの状況を把握することが大切です。

たとえば、

  • 自社ホームページには月間どのくらいのアクセスがあるのか
  • 狙いたいキーワードに対して、検索順位がどのくらいなのか
  • 自社ホームページに訪れたユーザーは、どんなキーワードで検索したのか
  • ホームページ内の、どのページへのアクセスが多いのか
  • 検索エンジンへの表示件数(インプレッション)に対して、クリックはどのくらいされたのか

・・・など様々な観点から自社ホームページの状況を把握して課題を見つけることが重要です。

これらの調査やこの後に続くキーワードの選定・見直しをおこなうためには、SEO対策が可能な専用のツールを利用し、定期的に数値をチェックするのがおすすめです。

SEOツールを活用すると、自社ホームページの現状を把握するために必要なデータをグラフなどにまとめてくれるためとても便利です。

SEOツール活用例:サイトへの流入状況把握
SEOツール活用例:サイトへの流入状況把握
SEOツール活用例:サイトへの流入状況把握
SEOツール活用例:サイトへの流入状況把握

また、必要なデータをまとめてくれるだけでなく、課題の洗い出しもサポートしてくれます。たとえば、改善すべき点の優先順位を教えてくれる機能を利用することで、効率的に改善を進めることが可能です。

SEOツール活用例:課題の洗い出し
SEOツール活用例:課題の洗い出し

キーワードの選定や見直し

現状の把握以外にも大切なことがあります。それはキーワードの選定や見直しです。キーワードの選定は「どこに向かってSEO対策をしていくか」の指針になるため、非常に大切です。

そもそも、特定のキーワードを意識したサイトやコンテンツ作りができていない場合は、キーワードの選定からおこなう必要があります。
キーワードの選定をおこなうためにはまず、自社の情報を届けたいターゲットを明確にすることが重要です。「自社ホームページの情報を必要としているのはどんな人物なのか」を考え、ターゲットを決めましょう。

ターゲットをきちんと明確にできたら、次にキーワードの選定をおこないます。

選定時は、

  • 自社ホームページと関連性があるキーワード
  • ターゲットが求めているキーワード

上記を満たすように、メインのキーワードを選ぶと良いでしょう。ただし、限られた人にしか伝わらないようなキーワードにしてしまうと、ユーザーから必要とされているコンテンツと評価してもらいにくいので、ある程度の検索ボリューム数を担保できるキーワードを選ぶことも大切です。

キーワードを選定する際はSEOツールを活用することで、検索ボリューム数やメインのキーワードに関連するキーワードを調べることができます。

SEOツール活用例:キーワード選定
SEOツール活用例:キーワード選定

その他にも、キーワードの選定基準や、上位表示を狙うために必要なコンテンツ作成のポイントをまとめてくれる機能などがあります。

たとえば、

  • 上位ヒットを狙う場合の難易度を示してくれる
  • 上位表示されている記事内に含まれたキーワードや記事構成などの特徴をまとめてくれる

といった機能が例として挙げられます。

SEOツール活用例:キーワードの選定基準やコンテンツ制作のポイント
SEOツール活用例:キーワードの選定基準やコンテンツ制作のポイント

また、すでにターゲットを明確にし、キーワードも選定して情報発信をしているけど、なかなかSEOの効果を感じられない場合は、キーワードの見直しが必要かもしれません。

そのため、たとえば、

  • 自社サービスと関連があるキーワードになっているのか
  • 競合が多すぎるキーワードになっていないか
  • サジェストキーワード※からもニーズを分析できているか

上記の項目を確認しながらキーワードが適切なのかを見直してみると良いでしょう。

そもそも、自社と関連づけるのが難しいキーワードの場合は、そのキーワードで検索したユーザーのニーズに応えにくいコンテンツとみなされてしまうため、検索順位が上位に上がりにくくなってしまいます。

また、狙っているキーワードの検索ボリューム数が大きすぎると、その分競合サイトも増えてしまうため、検索上位を狙う難易度が高くなります。

そのためSEOツールなどを活用しながら、狙っているキーワードやそのキーワードと関連する他のキーワードの検索ボリューム数を確認しながら、上位を狙いやすいキーワードを選定しなおすのも1つの方法です。

※サジェストキーワードとは:検索エンジンに特定のキーワードを入力した際に、自動で表示されるキーワード候補のことです。たとえば、検索窓に「米粉」と入力すると、「米粉 レシピ」「米粉クッキー」と自動的に検索キーワードの候補が表示されます。これらがサジェストキーワードです。

競合サイトの分析

SEO対策では競合サイトを分析することも大切です。なぜなら、検索上位にヒットするためには、現状、上位にヒットしているサイトよりも優れていると検索エンジンに評価してもらう必要があるからです。

選定したキーワードで上位にヒットしている情報は、検索エンジンからユーザーのニーズを満たしていると評価されています。そのため、競合サイトを分析することは、ユーザーのニーズを理解することにつながります。

また、競合サイトではできなくて自社にできることといった差別化ポイントや、その逆で、競合サイトにあって自社に足りない情報などを理解することで、よりユーザーのニーズに応える情報発信ができるようになります。

競合分析の例をあげると、

  • 競合サイトを選定する
  • 競合サイトの構造を分析する
  • 競合サイトのコンテンツの文字数や単語数を分析する

といった対応が必要になります。そして、これらを1つ1つ手作業で調査するのはとても大変なので、競合分析をおこなう場合もSEO分析が可能なツールを利用するのがおすすめです。

SEOツールを利用すると、狙っているキーワードで上位表示されているサイトを詳しく分析することが可能です。

たとえば、

  • 上位ヒットした記事内に含まれているキーワードをまとめる
  • 上位ヒットした記事内に使用されている関連キーワードの使用頻度を確認できる
  • 上位でヒットしたサイトのインデックス数を確認できる

など、コンテンツの内容やサイトの構造の分析を効率的におこなうことができます。

※インデックス数とは:検索エンジンが認識しているサイト内のページ数のこと

SEOツール活用例:競合分析 使用キーワード
SEOツール活用例:競合分析 使用キーワード
SEOツール活用例:競合分析 関連キーワードの使用頻度
SEOツール活用例:競合分析 関連キーワードの使用頻度
SEOツール活用例:競合分析 インデックス数
SEOツール活用例:競合分析 インデックス数

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以上が、SEO対策でまず実施したい基本の対策になります。SEO対策は実施すぐに結果が出るものではなく、トライアンドエラーを繰り返しながら、地道にコツコツ時間をかけていくことが大切です。

まとめ

今回は、SEO対策でまずやるべきことついて解説しました。

どういった方向でSEO対策をするのかを決めるためには、まずターゲットを明確にして、キーワードを選定する必要があります。しかし、適切なキーワードを選定して効果を出すことは、試行錯誤と分析を繰り返して長期的に対策していく必要があり、非常に難易度が高いです。

WWG(ダブル・ダブル・ジー)にご相談いただく企業様からも「どういうキーワードが良いのかわからない」「SEOを意識したブログのテーマの決めが難しい」といったお声をよくお聞きします。

また、SEO対策を進めるうえではツールの活用が必要になってきますが、せっかくツールを導入しても、分析にかけられる時間や人的リソースの調整が追い付かず、有効活用しきれないというケースも少なくありません。

WWGでは、そうした企業様のご状況を配慮し、SEOツールを活用したホームページの分析やSEO対策のサポートを強化しています。今回お伝えしたような、ホームページの現状把握やキーワードの選定、競合サイトの分析をおこないながら、ホームページ制作会社というプロの視点を交えて、アドバイスさせていただきます。

ホームページを制作して終わりではなく、最も重要なその先の運用と活用をご支援させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。(ご相談は無料で承っております。)

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person_editこの記事を書いた人
ライター おっしー
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WWGのブログ記事作成専門チームに所属するWebライターです。ホームページ制作やWEB・AIに関することをはじめ、デザイン・コーディング・SEO・人材採用・ビジネス・地元についてのお役立ち情報やニュースを発信しています。【最近のマイブームはChatGPTと雑談をすること】

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