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「 サブスクリプション ‥ 聞いたことはあるけど、正直一体何なのかわかっていない」そんな方もいらっしゃるかもしれません。
今回はこのサブスクリプションについて、そのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。
目次
①サブスクリプションとは
サブスクリプションとは「料金を支払うことで一定期間サービスを受けられる仕組み」のことです。
サブスクリプションとはもともとは雑誌の「定期購読」の意味でしたが、今は雑誌に限らずさまざまなジャンルで使われる言葉になりました。
具体的にどういった使われ方をしているのか一緒に見ていきましょう。
②サブスクリプションの種類と特徴
①音楽・動画サービスのサブスクリプション
実はサブスクリプションが実際にサービスとして初めて注目を集めたのは、1999年末に音楽配信サービスとして注目を集めていた「MP3.com」が提供していた音楽聞き放題サービスからであると言われています。
革新的なサービスで注目を集め、最盛期は2500万人のユーザー数を誇っていたそうです。
CDを購入またはレンタルをして、その度ごとにお金を払う方法より、決まった金額を払い続ければ、その期間内は音楽が聴き放題になるというサービスが、いろんな音楽を聴きたいというその時代のユーザーのニーズにマッチしたことで、この「音楽のサブスクリプション」は大成功を収めたのです。
<国内で音楽のサブスクリプション方式を採用しているサービス>
現在、国内で音楽のサブスクリプションを展開しているサービスとして
・Apple Music
・Spotify
・LINE MUSIC
・Amazon Prime Music
・Google Play Music
などがあります。
あなたも、知らず知らずのうちにこういったサービスを利用しているかもしませんね。上記からもわかるように、サブスクリプションはとても身近なトピックなのです。
②PCソフトのサブスクリプション
サブスクリプション方式が導入される前、通常Microsoft Officeなどパソコンの主要なソフトは、あらかじめパソコン購入時にインストールされており、追加で何か必要なソフトがあれば、量販店などでパッケージを購入するか、ネットからダウンロードするという方式がとられていました。
このような販売形態は「パッケージ型」といわれ今でも一般的な販売形態です。
「パッケージ型」は、「買い切り型」と言い換えることもできます。
金額的な負担は最初の購入時にだけ発生します。
ソフトをアップデートする際などには料金が発生する場合も稀にありますが、
基本的には最も高くなるのが初期費用というのが一般的でした。
その一方で、近年サブスクリプション型のソフトの販売も一気に広がってきました。
③「お試し感覚で利用できる」という特徴
上記、音楽やPCソフトに共通して言えることは、サブスクリプション型では、
月間(または年間)契約の途中で、サービスをユーザーが希望すればやめられるという点です。
では次に、そういった特徴がユーザーに対してどうメリットとして働いているのか見ていきましょう。
ユーザーにとってのメリット
①好きなタイミングで解約できる
サブスクリプションは、都度の利用ではなく、定期利用に対しての料金を支払っているため、解約してしまえばお金を支払う必要がなくなります。
サービスにより解約条件は異なりますが、基本的にはそのサービスに魅力を感じなくなったら、いつでも好きなタイミングで解約できるのは大きなメリットです。
②物を持たなくて済む
従来の「買い切り型」であれば、音楽ならCDが、映画ならDVDが、PCソフトでもやはりCDが当然ユーザーの手元には残ることになります。
その量が多くなってくると場所を取るので管理が大変なのが「買い切り型」のデメリットでした。
しかし、そのデメリットを見事に克服したのが「サブスクリプション型サービス」で、インターネットを介してコンテンツの提供を受ける形になるため、CDやDVDなど、実媒体を持つ必要がありません。
場所もとらず、管理がしやすいためユーザーにとってサブスクリプションは非常に合理的なサービス形態として受け入れられたのです。
ユーザーにとってのデメリット
①ユーザーが必要のない利用料まで支払ってしまう可能性がある
手軽に始めやすいサブスクリプションサービスですが、裏を返せば安易にサブスクリプションの契約をしてしまい、使わなくなったのに料金が発生していた!という状況が懸念されます。
サブスクリプションのお試し期間などの影響もあり、ユーザー側からすると費用がいつからいつまで発生するのかというのがわかりにくいというのはデメリットと言えます。
②契約に対して不利な条件を負わされるリスクがある
サービスによっては、ユーザーから簡単に解約されないように、契約時の説明にわかりにくい表記で解約金がかかる旨を載せていたり、一つのサブスクリプション契約時に、他に必要のないサブスクリプションまで一緒に契約させられてしまうといったリスクがあります。
いかがでしたでしたか。以上がユーザーにとってのサブスクリプションのメリット・デメリットです。
では、一方で企業にとってのメリット・デメリットはどんなものなのか詳しく見ていきましょう。
企業にとってのメリット・デメリット
①企業にとってのメリット
買い切りの商品に比べ、サブスクリプションは最初に商品の満額をユーザーが支払う必要はないためユーザーの購入に対してのハードルが下がり、商品を購入してもらえる可能性が高くなるのが大きなメリットだと言えます。
②企業にとってのデメリット
ユーザーがサービスに不満を抱き解約してしまわないように、日々変動する市場やユーザーニーズにあわせたコンテンツの改変が必要となります。また、サービス開始直後では即利益にはつながらないのも大きなデメリットだと言えます。
比較検討という大きなファクター
前述のように、サブスクリプションが一気に普及した背景には、現代の消費者ニーズの大きな変化があります。
商品やサービスが溢れる現代では、購入・契約には比較検討が当たり前になりました。
ユーザーが積極的に商品の値段だけでなく内容を比較できるようになり、「その商品が値段に見合うものなのかどうかまずは試してみたい」といった考え方にシフトしその結果、気軽に試すことができるサブスクリプションが普及したのだと考えられます。
まとめ
サブスクリプションは、前述したさまざまな理由により、メリットとデメリットを比べた上でもなお、非常にユーザー目線からは魅力的に見えるため、サブスクリプションサービスの活用はマーケティングにおいても非常に重要な要素になると考えられそうです。
ライター:井上
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