自社WWGでは、ホームページ作成にあたって写真撮影をご依頼いただく機会がとても多いです。ですが、大半のお客様は「写真撮影は初めてで、何をしたらいいかわからないです」とご相談くださいます。

なので、今回は「初めてのホームページ用写真撮影、どんなことを準備したらいい？」というポイントを、実際に撮影へ同行することが多いライターの視点で解説いたします。

目次

1. 知っておくといいこと
   1-1.撮影は時間がかかる！
   1-2.悪天候の場合はどうなるか？
2. 前日までにやるとオススメなこと
   2-1.スタッフの皆様への告知
   2-2.撮影できる場所・物の確認
   2-3.掃除や片付け
3. 当日にすること
4. まとめ

1-1.撮影は時間がかかる！

目安として、当社では半日～1日で撮影を行うことが多いです。

写真は、基本的に「大量に撮って、その中から良いものを厳選する」というものです。プロの撮影ではそもそもその“大量”の質がとても高いのですが、それでも実際に使用できる写真というのはごく一部です。

ちなみに先日、社内で採用特設サイト用の写真撮影を行いました。

＜参考記事＞
【自社】採用特設サイト用写真の撮影会を行いました！

このときブログ用に撮影風景の写真を撮りましたが、249枚中、「使えそうかな～」と思えたのは20～30枚ほどです。

私が撮影したのは半日ほどでした。プロカメラマンではないので質はあんまり…だと思いますが、それでも撮影のボリューム感は何となく掴んでいただけるのではないでしょうか。

もちろん、しっかり時間をかけるぶん、いい写真が撮れる確率がグッと上がります！ぜひご理解とご協力いただけますと幸いです。

1-2.悪天候の場合はどうなるか？

ときどきお問い合わせをいただくのですが、「外での撮影予定があり、それが困難な天候だと予想される場合」は別の日程に変更になります。その場合、基本的に追加の費用は頂いておりません。

可能な限り天気予報を見ながら日程を調整いたしますが、直前になるまではどうなるかわからないことも多いです。その点ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

2-1.スタッフの皆様への告知

撮影がある旨を、事前にスタッフの皆様へ告知しておくことを強くオススメします！

撮影にあたってどうしても業務の手を止めていただく場面があるので、スタッフの皆様にお手数をおかけすることもあるかと思います。

「今日撮影があるなんて知らなかった！急すぎて準備ができてないので、自分は写れないです…」となると、撮影の間はその方だけ別の場所に移動していただいたり、撮影できるカットが制限されたりする場合もあります。

また、男性の場合はヒゲやネクタイ、女性はメイクやネイルなど、身だしなみの準備が不十分になってしまうことも。

ラフな雰囲気を出したいならヒゲありやノーネクタイ、かわいいネイルのままでもバッチリOKですが、カチッとしたBtoB感が欲しいときは、キッチリとした格好で写っていただくのをオススメしています。（お客様の企業イメージに合うようでしたら、この限りではありません）

事前に告知いただけると当日の段取りもスムーズにできますし、スタッフの皆様も心の準備ができると思うので、ぜひ「この日はホームページ用の写真撮影をやるよ！」とお伝えしてほしいです！

2-2.撮影できる場所・物の確認

当社は愛知県の企業なので、製造業のお客様も多いです。工場内や撮影可能な製品などをよく撮らせていただきます。

個人的にもったいないと感じることが多いのが、「すごく見栄えする製品を手掛けているんですけど、撮影の日より前に納品してしまうんですよね」「今ちょうど、撮れるものが何もなくて…」というパターンです。

もちろん、お客様の事業が最優先ですし、カメラマンのスケジュールの都合もあって、「ここ！」という日に設定するのは難しいです。

ただ、せっかくすごいものを手掛けていて面白いものづくりをしているのに、それが写真でアピールできないなんて…！といつも歯がゆい思いをしています。

撮影の日程を決める際は、「今、社内に撮れそうな製品はあったかな？」というところもちょっぴり気にしていただけるといいなあ、と思います。

ほかにも、「製品に顧客の社名が入っているから写せない」「このアングルからだと機密情報が写ってしまうからNGで…」ということもあるので、撮ったらいけないものは何か・どこかという点も併せてご確認いただけると、とても助かります！

2-3.掃除や片付け

撮影当日、使用感を強く印象付けるものはお片付けしてから撮影に挑みます。たとえば、ホワイトボードに貼った書類、仮置きしてあるダンボール、パソコンについた付箋などですね。

本来そこが定位置であるもの（書類や付箋など）は撮影の一瞬だけ外してすぐに元に戻しますが、仮置きのもの、特に大きな荷物や量が多いものは、可能であれば事前に移動していただけると、スタッフの皆様の拘束時間も短くてすみます。

事前に片付けることが難しくても、「これってどこにしまうものだっけ？」というポイントを確認しておいていただけると、当日みんなで協力して片付けやすくなります！

撮影していいもの、撮影のために移動していいもの、撮った写真のチェック（写っちゃいけないものは入っていないか？）の確認のため、最低でもどなたかお一人に付き添いをお願いしています。

場合によっては、特定の方（スーツを着た方、作業着を着た方、など）に来ていただけるよう、お声掛けをお願いすることもありますので、一緒に来ていただけるととても心強いです。

そのほかには、基本的には「前日までにやるとオススメなこと」を中心に行っていきます。

事前に準備が難しかった部分も、当日弊社のスタッフが協力して行っていくので、安心してお任せくださいね。

今回は「ホームページ用の写真撮影にあたって、事前に準備しておくとオススメなこと」をご紹介しました。片付けや身だしなみなど、「写真映えする環境を整える」ということがメインになります。

一般的に、本格的な撮影をする機会はなかなかなく、戸惑うお客様も多いかと思います。ですが、貴重なお時間をいただいて撮影を行うので、少しでもいい写真を撮れたら…という思いで私たちも撮影にのぞみます。

お手数おかけすることもあるかと思いますが、ご協力いただけるととてもうれしいです！

この記事が「いいホームページにしたい！」「初めての撮影で不安…」という方のお役に立てていたら幸いです。

愛知県内から名古屋市を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社 WWG（ダブルダブルジー）
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わくわくさん

ライター

企画・開発部 ライター。2020年にWWGへ入社。Webサイトの文章作成をはじめ、キャッチコピー、Web記事、座談会ページ、インタビュー、校正など、ライティング関係の業務を担う。来世はシマリスになる予定。