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どれを選べばいい?さまざまなWeb広告の違い

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前回までホームページ制作に関するさまざまなテーマについてご紹介してきました。

今回はWeb広告の種類とその違いをご紹介したいと思います。前回までの記事とあわせて参考になれば幸いです。

目次


  1. Web広告とは
  2. Web広告の重要な3つの要素
    ①Cookie(クッキー)の活用
    ②ターゲティング
    ③自動化
  3. Web広告の種類
    ①リスティング広告
    ②Youtube広告
    ③SNS広告
    ④ネイティブ広告
    ⑤メール広告
  4. まとめ

1.Web広告とは


Web広告はインターネット広告などとも呼ばれ、検索エンジンの検索結果やホームページ内、メール内に掲載される広告です。

Web広告の特徴として、「Cookie(クッキー)の活用」「ターゲティング」「自動化」という要素が挙げられます。次の章ではこの3つの重要な要素について詳しくご紹介したいと思います。

2.Web広告の重要な3つの要素

①Cookie(クッキー)の活用

Web広告の特徴はCookie(クッキー)と呼ばれるブラウザに情報を保存する仕組みを活用していることです。

例えば「ECサイト(自社の商品やサービスをインターネット上の自社運営のウェブサイトで販売する形態のサイト)でユーザーがAというバッグを見たという情報」がCookieに保存され、そのユーザーが他のページを表示したときに「Aに似たバッグを表示するという」ことを可能にしているのがこのCookieという仕組みです。

②ターゲティング

例として、「ネイルについて頻繁に調べている日本に在住の30代女性」というようにGoogleが個人の検索履歴や位置情報などに基づき分析した個人の興味関心のデータをもとに、そのユーザーデータに合わせた広告を配信できるのがターゲティングです。

③自動化

一昔前は広告運用に専門的なスキルが必要だったのに対し、今は自動で最適化す機能が進みリスティング広告のキーワード選定を始めとするさまざまな機能をを自動的に行ってくれるようになりました。

自動化にともない、運用コストも低下しました…と言いたいところですが、自動化することでより範囲の大きい出稿になってしまい、逆に広告コストは増えることになっています。

現在、リスティング広告を利用している個人の方のでは、自動化させて広告運用するケースが多くなってきました。それらにより、ターゲットを広げた形になっているのが見受けられますがターゲット範囲は狭めた方が効率的だと言えそうです。

3.Web広告の種類


①リスティング広告

「リスティング」という言葉はもともと「分類・抽出すること」を意味し、リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに連動して検索エンジンの検索結果に掲載される広告のことです。

また、リスティング広告は上記のシステムを採用していることから検索連動型広告とも呼ばれたり、広告がクリックされると費用が発生するという特性から、PPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれたりします。

日本で代表的なリスティング広告としてはGoogle広告やYahoo!広告が挙げられます。

自発的に検索したキーワードに対して広告を出せるため、ニーズの濃いターゲットに絞ってアプローチができるというメリットがあります。

一方で、検索ボリューム(検索エンジンで検索される回数)はユーザーが入力するキーワードが具体的になればなるほど少なくなるため、ボリュームに限界があるというデメリットもあります。

②Youtube広告

Youtube広告はTrueview( トゥルービュー)と呼ばれ以下の3つの種類があります。

①コンテンツ再生前に表示される「インストリーム広告」
②Youtube内の検索結果画面の上部に表示されたり、おすすめの動画や関連動画に掲載されたりする「ディスカバリー広告」
③最長6秒間スキップできない「バンパー広告」

Youtube広告はGoogle広告の管理画面から設定を行えるため、Googleの膨大なデータを配信に活かすことができるのは大きなメリットと言えます。

しかし、目当ての動画の前に強制的に表示される仕組みのため、適切なターゲティングを行えなかった場合や、広告の内容が不適切だった場合かえって逆効果になってしまう可能性も懸念されます。

③SNS広告

SNS広告はYoutube広告と同じくセグメントやターゲティングが細かく設定できるというメリットがあります。

また、Facbook、Twitter、Instagram、LINEなどさまざまな種類のSNSからより有効な広告媒体を選べるという点も大きなメリットだと言えそうです。また特にTwitterは、他の広告媒体に比べ拡散させる力が強く、広くユーザーに認知されるためには有効な手段だと言えそうです。

その一方で、広告のインプレッション数(広告の表示数)にこだわるあまり拡散させること自体が目的になってしまう可能性などはデメリットとして考えられそうです。

④ネイティブ広告

ネイティブ広告 とはニュースサイトやSNS上で、記事内容に混じって自然な形で表示されるタイプの広告です。

「いかにも広告!」という見た目でないためユーザーに受け入れられる可能性は高いです。また、ユーザーの属性や各記事に応じた広告を表示することができるため、クリック率が高いのも大きな特徴です。

一方でWeb広告の中でも比較的広告単価が高いのはデメリットだと言えそうです。

⑤メール広告

メールマガジンのヘッダーやフッターに広告文とリンクを載せる方法とユーザーの嗜好をあらかじめ登録してもらい、それにあわせて広告メールを送る2つの種類があります。

メールは端末に保存されるため、ユーザーが削除するまでは広告が消えない点はメリットだと言えますが、メールがそもそも開かれない場合なども多く、CTR(Click-through rate クリック率の意)が低い傾向にあるのはデメリットだと考えられそうです。

メール広告は非常に昔から使われている手法ですが、さまざまなWeb広告の台頭に伴い現在は少し減少傾向にあるようです。

4.まとめ


ここまでさまざまなWeb広告の種類ついて詳しく調べてみました。

まとめると、Web広告を出すサービス・商品ごとに有効なWeb広告が異なるため、各広告のメリット・デメリットをしっかりと把握し、適切なWeb広告を選ぶことが重要だと言えそうです。

今回の記事がWeb広告を選ぶ際の参考になれば幸いです。

ライター:井上

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