ホームページ制作
【初心者向け解説】ホームページの作り方はどれが正解?種類や違いと選び方
公開日
ホームページ担当を任されたばかりのタイミングだと、「自作で間に合うのか」「個人のフリーランスに依頼するべきか」「制作会社は費用が高そうで不安」と、最初の選択で手が止まりやすいですよね。しかも社内からは「早く公開して」「見た目も整えて」「更新しやすくして」と要望が増えがちで、気づけば何から決めればいいのか分からなくなることもあります。
迷いが生まれる理由には、費用だけでなく、制作にかかる時間、仕上がりの再現性、公開後の運用体制、トラブル時の責任範囲が、作り方によって変わってくることなどが挙げられます。たとえば自作は自由度を確保しやすい一方で、学習や保守の負担も見込む必要があります。外注はスピードや品質を得やすい一方で、修正や追加の範囲、運用やサポートの有無を曖昧にすると後で困りやすくなります。
この記事では、サーバー・ドメインなどの前提を押さえたうえで、自作・フリーランス・制作会社の違いを整理し、目的と体制に合う選び方を解説します。読み終える頃には、「この方針なら社内関係者に説明できる」と言える判断の基準を、一緒に作っていきましょう。
目次
- 1 ホームページの基礎知識
- 2 ホームページの作り方の種類
- 3 自社に合った制作方法の選び方
- 4 ホームページ制作を成功させるためのヒント
- 5 ホームページ制作時によくある質問&回答
- 5.1 Q1. 自作と外注、どちらが向いているか判断できません
- 5.2 Q2. 自作する場合、独自ドメインとレンタルサーバーは必要ですか
- 5.3 Q3. WordPressとノーコードツール、どれを選べばいいですか
- 5.4 Q4. 制作費用は何にかかりますか。見積もり比較のポイントはありますか
- 5.5 Q5. どのくらいの期間で公開できますか
- 5.6 Q6. 公開後の更新や運用は、誰がどう管理するのがいいですか
- 5.7 Q7. SEOや集客は、制作の時点で何を決めておくべきですか
- 5.8 Q8. セキュリティ対策として最低限やっておくことはありますか
- 5.9 Q9. 依頼時に契約で確認しておくべきことは何ですか
- 6 まとめ:目的を達成できる方法で制作することが大切
ホームページの基礎知識
ホームページとは?
「ホームページ」という言葉は、人によって指す範囲が変わりやすい表現です。トップページだけを指す場合もあれば、会社のWebサイト全体をまとめて指す場合もあります。制作や運用の話では後者の意味で使われることが多いため、この記事では会社の公式サイト全体を「ホームページ(Webサイト)」として扱います。トップページだけでなく、サービス紹介、会社情報、実績、採用、問い合わせなどの下層ページも含めたものです。
また、ホームページ(Webサイト)を作るうえで「何が必要か」を押さえておくと、作り方の比較が一気にしやすくなります。基本は次の要素で成り立っています。
- ページに載せる情報:テキスト、画像、会社情報、サービス内容、実績、採用情報など
- ページそのもの:トップページと下層ページ(必要なページ数は目的で変わります)
- 見た目:レイアウト、デザイン、スマホ表示への対応
- 機能:問い合わせフォーム、資料請求、ブログ、地図、予約など必要に応じて追加
- 公開のための環境:サーバーとドメイン
- 運用のための仕組み:更新方法、編集できる人、サポートの有無、管理のルール
これらを先に把握しておくと、どこまでを自社で担当し、どこからを外注するかを落ち着いて切り分けられるようになります。
ビジネスの場では、ホームページは企業の公式Web情報として見られます。だからこそ、作り手の都合よりも、ユーザーが知りたい情報にすぐ届く構成になっているかが重要です。
サーバーやドメインとホームページの関係
ホームページ(Webサイト)をインターネット上に公開して見てもらうには、サーバーとドメインが関わります。難しく感じる場合は、次のイメージだけで十分です。
- サーバー:ホームページのデータを置く場所
- ドメイン:その場所にたどり着くための住所(URLやメールアドレスに使われます)
Webサイト作成サービスやレンタルサーバーを利用すると、サーバー側の準備が簡単になることがあります。一方で、独自ドメインを使うかどうかは早めに決めておくのがおすすめです。名刺、会社案内、広告、SNS、メール署名など社外の接点に広がりやすく、途中で変更すると影響範囲が大きくなりやすいからです。
また、独自ドメインを後から変える場合は、名刺や案内資料の更新だけでなく、検索(SEO)やアクセス面の影響を抑えるための移行作業が発生することがあります。最初の方針を決める段階で、将来変える可能性があるかどうかも含めて検討しておくと安心です。
ホームページを作る前に考えておくべきこと
制作方法の比較に入る前に、先に整理しておくとブレにくいポイントがあります。特に、社内関係者との相談や説明がスムーズになります。
- 目的:問い合わせ、採用応募、資料請求、来店、信頼性の向上など
- 対象:見込み客、既存顧客、求職者、取引先など
- 優先順位:スピード、デザイン、独自性、運用のしやすさ、サポート、費用など
- 更新と運用:誰が、どの頻度で、何を更新するか。サポートが必要か
- 最低限のページ:サービス紹介、実績、会社情報、問い合わせ、プライバシーポリシーなど
SEOを含めて検索からの集客を狙う場合は、ページを公開しただけで必ず検索結果に出るとは限らない、という前提も持っておくと現実的です。家を建てても地図に載らなければ人が来ないのと似ていて、検索エンジンに見つけてもらう、内容を理解してもらう、検索結果に表示される、という段階があります。段階があることを知っているだけでも、公開後の動き方(更新やコンテンツ追加、運用の進め方)を考えやすくなります。
Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について(Google Search Central)
※参照日:2026年1月27日
ホームページ制作の目的整理については、「ホームページ制作の目的とは?作り方より先に考えるべき4つのこと」の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてください。
関連記事
ホームページ制作の目的とは?作り方より先に考えるべき4つのこと
ホームページの作り方の種類
ホームページの作り方は、大きく分けると次の3つがあります。自作する方法、フリーランスに依頼する方法、制作会社に依頼する方法です。どれが正解というより、目的や予算、社内で確保できる時間、公開後の更新やサポート体制によって向き不向きが変わります。
自作する
自作といっても、やり方は1つではありません。たとえば、作成に使うソフトやサービスは豊富にあり、それぞれ特徴が異なります。専門知識がなくても始めやすいものもあれば、自由度が高い分だけ設定や管理の負担が増えやすいものもあります。
大きく分けると、CMS(WordPressなど)やノーコードの作成ツールを利用する方法と、HTMLやCSSを書いて作る方法があります。どれを選ぶかで、かかる時間、必要な知識、更新や運用のしやすさが変わります。
- CMSで作る:WordPressなどをインストールして、テーマ(テンプレート)やプラグインを使いながら構築する
- ノーコードで作る:WixやJimdoなどのサービスで、画面操作(ドラッグ&ドロップ)中心にページを作る
- コーディングで作る:HTML、CSS(必要に応じてJavaScript)でページを作り、サーバーにアップロードして公開する
自作のメリット
- 費用を抑えやすい(無料プランや月額の低いプランから試せるケースがある)
- 自社で編集できる範囲が増えるため、更新が早くなりやすい
- 小さく始めて、ページや機能を追加しながら育てられる
自作のデメリット
- 学習や作業に時間がかかりやすく、本来の業務を圧迫しやすい
- 社内だけで検討が進むぶん、見せ方や情報の優先順位が偏りやすく、客観的な視点を反映しにくいことがある
- 公開後の管理が負担になりやすい(更新、バックアップ、権限管理など)
- トラブルが起きたときに、原因の切り分けと復旧を自社で進める必要が出やすい
***
特にWordPressなどのCMSは、公開後も本体やプラグインの更新、バックアップ、権限管理といった保守が必要になります。更新には、脆弱性への対策や不具合修正が含まれることがあるため、公開後の運用で欠かせない対応になります。ここを誰が担うかが決まっていないと、更新が止まったり、トラブル時の対応が遅れたりしやすくなります。自作を選ぶ場合は、制作そのものだけでなく、セキュリティ面を含む保守の責任を社内でどこまで持つかも、最初に決めておくと安心です。
自作を選ぶときのポイントは、公開後の運用まで含めて考えることです。たとえば、独自ドメインを取得するのか、レンタルサーバーを契約するのか、更新は誰が担当するのか。ここが曖昧だと、公開はできても更新が止まってしまうケースが出てきます。まずは必要なページ数を小さめに見積もり、最小構成で完成させてから、記事(ブログ)や機能を追加していく流れにすると進めやすいです。
フリーランスに依頼する
フリーランスへの依頼は、個人に直接依頼する形になるため、進め方や対応範囲を柔軟に相談しやすいことがあります。一方で、費用感や対応の丁寧さ、得意分野は人によって差が大きいので、最初に条件をそろえて比較することが大切です。
フリーランスに依頼するメリット
- 窓口が少なく、認識合わせがしやすい体制になりやすい
- 依頼内容を絞ったり段階的に進めたりなど、進め方を調整しやすいことがある
- 依頼する相手の得意分野と合えば、制作がスムーズに進みやすい
フリーランスに依頼するデメリット
- 対応できる範囲が人によって異なり、運用やサポートが手薄になることがある
- 体制が1人の場合、病気や繁忙で作業が止まるリスクがある
- 進行管理や要件整理を自社側で担う割合が増えやすい
- 価格を抑えるためにテンプレートをベースに制作するケースもあり、細かい要望や独自のデザイン、機能追加に制限が出ることがある
***
依頼時は、価格だけで判断しないことが大切です。次の点を事前に確認しておくと、後からの行き違いを減らせます。
- どこまでが制作範囲か(ページ数、デザイン、原稿作成、画像用意の分担)
- 修正対応の回数や期間、追加費用が発生する条件
- 不具合が出た場合の対応範囲と期間(どこまで直してもらえるか、いつまで無償か)
- 公開後の更新サポートや保守の有無(WordPressの更新、バックアップ、セキュリティ対応など)
- サーバーやドメインの契約を誰が持つか(管理画面の登録情報を含む)
- 実績と制作の進め方(ヒアリング、提案、確認の回数、納品物の範囲)
ホームページ制作会社に依頼する
制作会社は、設計、デザイン、システム構築、公開後の運用サポートまで、体制として対応できる範囲が広いことが多いです。コーポレートサイトと採用サイトをセットで作る、問い合わせ獲得やSEOを見据えて作る、といった目的がある場合は検討しやすい選択肢になります。
制作会社に依頼するメリット
- 目的整理から設計、デザイン、構築まで一連の流れを任せやすい
- プロの視点を交えた客観的な意見を反映しやすく、課題整理や改善提案まで含めて相談できる
- SEOやセキュリティを意識した設計、構築、運用の考え方を取り入れやすい
- 公開後の更新、保守、改善まで含めたサポートプランを用意している場合がある
制作会社に依頼するメリットの背景として、費用は単にページを作る作業だけで決まるわけではありません。目的に合わせて情報を整理し、導線を設計し、必要なコンテンツを企画し、品質を担保しながら進行するためのディレクション工数が含まれることがあります。社内関係者に説明する際も、何にコストがかかっているかを言語化できると、判断がしやすくなります。
制作会社に依頼するデメリット
- 制作会社ごとに強みや得意分野が異なるため、自社の目的に合った会社選びが難しい
- 目的や要望が曖昧なままだと、比較の基準が作れず、提案内容の良し悪しが判断しにくくなる
- 依頼範囲や体制によって費用が変わりやすく、予算設計に工夫が必要になることがある
***
制作会社に依頼する場合の分かれ道は、最初に目的と成功イメージを言語化できるかどうかです。たとえば、問い合わせを増やしたいのか、採用を強くしたいのか、更新を社内で回したいのか、運用も含めて任せたいのか。ここが定まると、提案内容の比較もしやすくなり、契約後の進行もスムーズになります。
この記事の内容を「自社の場合」に落とし込んでみませんか?
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- 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
- リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
- 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
- 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい
\ まずは状況整理からでもOK! /
自社に合った制作方法の選び方
制作方法は、自作・フリーランス・制作会社のどれが優れているかという話ではなく、目的と体制に合っている方法を選ぶことが大切です。迷いが減る考え方として、まずは次の4点を社内でそろえておくと判断しやすくなります。
- 目的:問い合わせ獲得、採用、信頼性の向上、情報発信など
- 期限:いつまでに公開したいか、段階公開は可能か
- 体制:誰が作業するか、更新や管理は誰が持つか
- 予算:初期費用と月額、公開後に発生するランニングコストの見込み
この4点を軸にして考えると、選択肢を感覚で比べるのではなく、条件に沿って整理できるようになります。結果として、社内関係者への説明もしやすくなります。
判断の手順としては、この4点をそろえたうえで、各方法の向き不向きを当てはめていくのが、自社にとって最適な選択に近づけるための近道です。企業の状況はそれぞれ違うので、一般論に引っ張られすぎず、自社の今の中で優先すべきことから選ぶと迷いにくくなります。
コストを抑えてスタートしたい
コストを考えるときは、最初にかかる初期費用と、公開後にかかり続けるランニングコストを分けて整理するのがポイントです。初期費用だけを見ると選びやすい反面、運用で負担や費用が増えるケースもあります。
自作の場合でも、費用がゼロとは限りません。たとえば、次のような費用が発生することがあります。
- ツールやサービスの利用料(月額プランなど)
- 独自ドメインの取得・更新費用
- レンタルサーバーの月額費用
- 有料テーマや有料プラグインなどの追加費用
- 画像素材や撮影、ライティングなどコンテンツ制作の費用
また、制作会社に依頼すると必ず高くなる、というわけでもありません。たとえば、デザイン面はテンプレートを活用して制作費用を抑え、その分を公開後の更新サポートや改善に回す、といった設計もできます。コストを抑える目的が「とにかく初期費用を下げたい」のか、「運用も含めて無駄を減らしたい」のかを先に決めると、選び方がぶれにくくなります。
自作で進めやすいケース
- 社内に作業時間を確保できる
- まずは小さく始めたい
- 更新も自社で進めたい
依頼範囲を絞った外注で進めやすいケース
- デザインだけ、トップページだけなど役割分担ができる
- 社内で原稿や画像を用意できる
制作会社が合いやすいケース
- 運用を特に重視したい
- 公開後の改善やサポートに予算を使いたい
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できるだけ早く公開したい
スピード重視の場合、大切なのは、公開の定義をそろえることです。トップページだけ公開なのか、最低限の下層ページまでそろえるのかで、必要な時間が変わります。あわせて、原稿と写真の準備、社内の確認フローも先に決めておくと進行が止まりにくくなります。
自作で短期化しやすいケース
- テンプレートで進めても問題ない(見た目の作り込みは後回しにできる)
- まずはトップページ+問い合わせなど最低限で公開し、後からページや記事を追加する方針にできる
- 原稿、写真、掲載情報が社内でそろっていて、作業時間も確保できる
フリーランスで短期化しやすいケース
- 依頼範囲がはっきりしている(デザインのみ、コーディングのみなど)
- 連絡窓口が一本化され、判断の往復が少ない体制にできる
- 進め方や修正回数、納期の前提を最初にすり合わせられる
制作会社で短期化しやすいケース
- 関係者が多く、設計や整理をしながら進めたい(社内調整が発生しやすい)
- ページ数や機能が多く、作業の並行処理が必要になりやすい
- 公開後の運用も含めて、最初から体制を整えておきたい
時間が伸びやすい要因
- 要望が途中で増える、決まっていない項目が多い
- 社内の確認が分散し、戻りが何度も発生する
- 写真や原稿が後から集まる、素材の差し替えが続く
早く公開するほど、後から修正や追加が発生しやすくなります。公開をゴールにせず、公開後に何を更新して育てるかも同時に決めておくと、スピードと品質のバランスが取りやすくなります。
デザイン性や独自性、カスタマイズ性を重視したい
デザインや表現にこだわりたい場合は、テンプレートでどこまで表現したいか、独自要素をどの程度入れたいかを先に決めると整理しやすくなります。また、自社ならではの機能を盛り込みたい場合も、この考え方に含めておくと判断がぶれにくくなります。たとえば、ネットショップ(ECサイト)、会員向けページ、予約、見積もりシミュレーション、既存システムとの連携などは、設計や開発の難易度が上がりやすいため、対応できる体制を確認することが重要です。
制作会社が合いやすいケース
- ブランドの見せ方を整理したい
- 採用サイトも含めて統一感を出したい
- 独自機能や要件を含めて設計したい
フリーランスが合いやすいケース
- 得意分野が合う人が見つかっている
- デザインのみ、コーディングのみなど役割分担ができる
自作で進めやすいケース
- テンプレートベースで十分
- オリジナル要素は最低限でよい
- 機能追加も軽めでよい
注意点として、見た目や機能を優先しすぎると、更新のしやすさや運用コストが上がることがあります。デザインや機能と、運用のしやすさのバランスをどこに置くかが重要です。
公開後の更新や運用まで含めて楽にしたい
更新・運用を重視するなら、公開後の体制を先に決めておくことが重要です。自作でも運用は可能ですが、担当者が変わったときに引き継げる仕組みがあるかが分かれ道になります。
制作会社が合いやすいケース
- 更新代行や改善提案も含めてサポートが欲しい
- セキュリティ対策やバックアップも任せたい
フリーランスが合いやすいケース
- 保守まで対応する前提で条件を合わせられる
- 緊急時の対応や連絡手段が明確
自作で進めやすいケース
- 社内で更新できる人が複数いる
- 運用ルールを作れる
- 属人化を防げる
運用でつまずきやすいのは、修正の窓口が決まっていない、管理画面の情報が属人化している、といった状態です。サーバー・独自ドメイン・CMSの管理情報は、社内で把握できる形にしておくのが基本です。
SEOや集客まで視野に入れて成果につなげたい
問い合わせ獲得や採用応募を増やしたい場合は、SEOや導線設計、コンテンツの考え方まで含めて進める必要があります。単にページを作るだけではなく、何を検索する人に、どんな情報を、どの順番で見せるかが重要になります。
制作会社が合いやすいケース
- 目的整理や導線設計、コンテンツ企画も含めて設計したい
- 公開後の改善も回したい
フリーランスが合いやすいケース
- SEOやコンテンツ設計の実績がある人に依頼できる
- 役割分担で進められる
自作で進めやすいケース
- 記事やブログを継続的に更新できる体制がある
- SEOの基礎を学びながら進められる
SEOを意識するなら、更新のしやすさは重要な機能の一つです。記事の追加、ページ編集、画像の差し替えが無理なく続けられる仕組みになっているかを確認しておくと、公開後の成果につながりやすくなります。
リスクや責任範囲を明確にして進めたい
トラブルを避ける近道は、誰が何を担当し、どこまで責任を持つかを決めてから進めることです。自作・外注どちらでも、ここが曖昧だと後から困りやすくなります。
- 自作の場合:保守(更新・バックアップ・権限管理)の担当、問い合わせフォームのメール設定、セキュリティ対策の範囲、サーバーや独自ドメインの管理情報を社内で把握できる状態にする
- フリーランスの場合:不具合が出たときの対応範囲と期間、修正回数、保守の有無、納品物の範囲、サーバーや独自ドメインの契約情報を誰が管理するか
- 制作会社の場合:運用サポートの範囲、更新代行の有無、改善提案の頻度、成果目標の考え方、サーバーや独自ドメインの契約情報を誰が管理するか
特に、サーバーや独自ドメインの管理画面は、外部に任せきりにせず、社内で把握できる名義と権限で管理しておくと安心です。制作担当が変わるときの引き継ぎや、トラブル時の対応がスムーズになります。
制作会社は会社ごとに強みや得意分野が異なるため、会社選びそのものが重要になります。だからこそ、目的と優先順位を言語化し、それに合う提案ができる相手かどうかで判断するのが安全です。
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とことん親身なヒアリングと伴走型サポートをご希望なら【WWG】へ。
- 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
- リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
- 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
- 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい
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ホームページ制作を成功させるためのヒント
ホームページ制作は、作り方(自作・外注)を決めた後に、何から手を付けるかでつまずきやすいところです。ここでは、準備・進め方・公開後の運用までを見据えて、実務で役立つポイントを整理します。専門知識がなくても取り入れやすい内容に絞っているので、できそうなところから順番に使ってみてください。
目的と優先順位を一枚にまとめる
目的と優先順位が整理できていると、ホームページ制作は進めやすくなります。最初から立派な資料を用意する必要はありません。自作でも外注でも、このメモがあるだけで、相談や確認のたびに判断がぶれにくくなります。
- 目的:問い合わせ獲得、採用応募、資料請求、信頼性の向上、情報発信など
- 対象:誰に見てほしいか(業種、立場、検討段階)
- まず達成したい行動:問い合わせフォーム送信、電話、応募、来店など
- 優先順位:スピード、デザイン、独自機能、更新のしやすさ、セキュリティ、予算など
- 参考情報:他社サイトで良いと思った点、避けたい点
意見が割れたときは、このメモに戻ると整理しやすくなります。迷いの原因が、意見そのものではなく、判断の軸が見えていないこともあるからです。
伝える順番と導線を先に決める
ホームページは、見た人に行動してもらうための仕組みです。デザインより先に、伝える順番と導線を決めておくと、ページ構成も文章も作りやすくなります。
- 最初に伝えること:何の会社で、何ができるか
- 次に示すこと:強み、違い、実績、事例などの根拠
- 不安を減らす情報:料金の考え方、よくある質問、サポート体制、会社情報
- 最後に背中を押す導線:問い合わせ、相談、資料請求、応募への入口
メニューやボタンは増やしすぎると、迷いが増えることがあります。用途ごとに入口を整理する発想が合います。採用向け、サービス向け、問い合わせ向けのように分けるだけでも、見やすさが変わります。
原稿・写真・実績など素材準備でつまずかないコツ
制作が止まりやすい原因の一つが、原稿や画像などの素材です。デザインや構築の前に、最低限の材料をそろえておくと作業がスムーズになります。
- 掲載する情報:サービス内容、料金の考え方、対応範囲、よくある質問
- 会社情報:所在地、連絡先、代表メッセージ、沿革など必要な項目
- 実績・事例:社名を出せない場合は業種や規模、成果の概要だけでも可。掲載の可否は取引先との取り決めに合わせて確認する
- 写真:外観、内観、スタッフ、作業風景、製品写真など信頼につながるもの
- ロゴデータ:aiがあればベスト。あわせてpngやjpgなど、画面で確認しやすい形式も用意しておく
原稿は、最初から完成形を目指さず、箇条書きで中身を出し切る方が進めやすいです。写真も、まずは候補を集めて、使えるものと撮り直すものを分けると判断が早くなります。取引先名を載せる場合は、社内の確認フローを通し、必要に応じて取引先にも確認してから公開すると安心です。
スケジュールを守るための社内体制づくり
早く公開したいほど、社内側の役割分担が大切になります。制作を外に任せても、確認と素材準備は社内に残ることが多いからです。
- 決める人:最終判断をする社内関係者(複数いる場合は順番も決める)
- まとめる人:窓口となって質問や確認を集約する担当
- 用意する人:原稿、写真、実績、注意点を出す担当
確認が遅れると、制作側の作業が止まり、結果として公開が遅れます。最初に、確認の締切日、修正の回数感、追加要望の出し方をすり合わせておくと、スケジュールが守りやすくなります。
見積もり比較で見落としやすいポイント
見積もりを比べるときは、金額だけでなく、何が含まれていて、何が別料金かをそろえて確認することが重要です。同じホームページ制作でも、提供されるサービス内容が異なることがあります。
- 対象範囲:何ページまでか、ページ追加の費用はどうなるか
- デザイン:テンプレートかオリジナルか、修正回数は何回か
- 構築:CMS(WordPressなど)の導入有無、フォーム設定、基本的な機能の範囲
- コンテンツ:原稿作成や写真撮影は含まれるか、支援だけか、作成まで含むか
- 公開対応:サーバー設定、独自ドメイン取得のサポート、SSL設定の範囲
- 運用:更新サポート、保守、バックアップ、セキュリティ対応の有無
比較が難しいときは、ページ数と機能をそろえた条件で見積もりを取り直すのも方法です。条件がそろうと、違いが見えやすくなります。
公開後の更新・運用で成果を伸ばす考え方
公開した直後はスタートラインです。問い合わせや採用応募につなげるには、更新と運用で情報の鮮度を保ち、コンテンツを育てていくことが大切になります。
- 更新の候補:お知らせ、実績、事例、採用情報、料金やサービス内容の変更
- 集客の候補:記事やブログでの情報発信、SNSとの連携、広告の活用
- 改善の候補:フォーム項目の整理、導線の見直し、ページ追加、スマホ表示や表示速度の確認
SEOを含めて検索からの集客を狙う場合も、作って終わりではなく、更新と改善を続けられる仕組みが前提になります。更新が止まりにくい設計か、社内で管理できる体制かを、制作時点で押さえておくと成果につながりやすくなります。
AIを使って準備や作業を軽くする方法
AIは、自動作成機というより、担当者の副操縦士として活用すると効果が出やすいです。手が止まりやすい作業を軽くするイメージで使うと、進行がスムーズになります。
AI活用方法の例
- 原稿のたたき台:箇条書きから文章に整える、トーンをそろえる、長さを調整する
- Q&A案の作成:よくある質問と回答のドラフトを作り、社内で取捨選択する
- 掲載情報の整理:ページごとに載せる項目を洗い出し、抜け漏れチェックに使う
- タイトルや見出し案:サービスページや記事の見出し案を複数出して比較する
- 更新ネタの洗い出し:ブログ記事のテーマ候補を出して、優先順位を付ける
注意点として、会社情報、料金、契約条件などの事実は、必ず社内で確認してから掲載することが欠かせません。また、AIで生成した文章や画像は、利用するツールの利用規約や商用利用の条件を確認したうえで使うのが基本です。最終的な確認と掲載の責任は社内で持つ、という前提で運用するとトラブルを避けやすくなります。
ホームページ制作時によくある質問&回答
それでは最後に、ホームページ制作時によくある質問とそれに対する回答についてまとめていきます。ぜひチェックしてみてください。
Q1. 自作と外注、どちらが向いているか判断できません
迷うときは、作り方そのものより、社内で確保できる時間と、公開後に更新を続けられる体制があるかで考えると整理しやすくなります。
- 自作が合いやすいことがあるケース:まずは小さく作って試したい、ページ数が少ない、更新や編集を自分で進めたい
- 外注が合いやすいことがあるケース:期限が決まっている、関係者が多く整理が必要、デザインや構築の品質を安定させたい、サポートや運用も重視したい
どちらかに決めきれない場合は、最小構成で一度公開し、後からページ追加や記事更新で育てる方針にできるかを考えると、判断が前に進みます。
Q2. 自作する場合、独自ドメインとレンタルサーバーは必要ですか
方法によって変わります。
- ノーコードの作成ツールを利用する場合:サービス側がサーバーを用意してくれることが多く、レンタルサーバー契約が不要な場合があります
- WordPressを利用する場合:レンタルサーバーを契約し、独自ドメインを取得して運用するケースが多いです
独自ドメインは、ホームページのURLだけでなくメールアドレスにも関わることがあります。名刺や資料、SNS、広告など社外に広がりやすいので、後から変更する可能性も含めて、管理方法を決めておくと安心です。外注する場合でも、独自ドメインとサーバーの管理情報は社内で把握できる状態にしておくのがおすすめです。
Q3. WordPressとノーコードツール、どれを選べばいいですか
更新の自由度と、管理の手間のどちらを優先するかで選びやすくなります。
- WordPress:ページや記事を増やしてコンテンツを育てやすく、機能追加もしやすいことがあります。一方で、更新、バックアップ、権限管理など保守が必要になります
- ノーコードツール(例:WixやJimdoなど):画面操作が直感的で始めやすい一方で、プランや仕様によってはデザインや機能の自由度に制限が出る場合があります
ブログ記事を増やして集客につなげたい、将来的に機能を追加したい、採用ページを育てたいといった用途ならWordPressが検討に上がりやすいです。ページ数が少なく、早く公開して最低限の更新で運営したい場合は、ノーコードが合うこともあります。
Q4. 制作費用は何にかかりますか。見積もり比較のポイントはありますか
制作費用は、ページを作る作業だけで決まるとは限りません。目的の整理、情報設計、デザイン、構築、コンテンツ準備、公開作業、運用サポートなど、どこまでを制作サービスに含めるかで変わります。
中でも差が出やすいのが、原稿作成と写真撮影です。自社で原稿や写真を用意する前提なのか、取材や構成づくりから任せられるのかで、必要な工数が変わることがあります。見積もりを比べるときは、原稿と写真が含まれるか、含まれない場合はどこまで支援してもらえるかも確認しておくと、社内説明がしやすくなります。
見積もりを比較するときは、金額よりも次の項目をそろえて確認すると判断しやすくなります。
- ページ数と構成:トップ、下層、採用、ブログ、フォームなど
- デザイン:テンプレートかオリジナルか、修正回数や回数の考え方
- 構築:CMS導入の有無、問い合わせフォーム、必要な機能の範囲
- コンテンツ:原稿と画像を誰が用意するか、作成まで含むか支援のみか
- 公開対応:独自ドメインやサーバー設定、メール設定、SSL対応の範囲
- 運用:更新サポート、保守、バックアップ、セキュリティ対応の有無
初期費用と、公開後のランニングコストを分けて整理すると、社内での説明もしやすくなります。
Q5. どのくらいの期間で公開できますか
期間は、制作方法の違い以上に、準備と確認の進み方で変わります。スピード重視の場合は、まず公開の定義をそろえることが重要です。
- 先に公開しやすい形:トップページと問い合わせなど最低限だけを先に公開し、後からページや記事を追加する
- 進行が止まりやすい要因:原稿や写真がそろわない、確認が分散する、要望が途中で増える
早く公開したいときは、完成版を一度で仕上げるより、段階的に公開して更新で育てる前提にすると進めやすくなります。
Q6. 公開後の更新や運用は、誰がどう管理するのがいいですか
更新が止まりにくい運用にするには、担当者が変わっても回る形を先に作るのがポイントです。
- 更新担当を決める:できれば複数人で分担できる状態にする
- 更新する内容を決める:お知らせ、実績、採用、記事など、どこをどの頻度で更新するか
- 管理情報を社内で把握する:独自ドメイン、サーバー、CMSのログイン情報をまとめて管理する
自作でも外注でも、更新サポートの範囲は事前に決めておくと安心です。自社で編集し、困ったときだけ相談する形にするのか、更新代行サービスを利用するのかで、必要な体制と費用が変わります。
Q7. SEOや集客は、制作の時点で何を決めておくべきですか
SEOや集客を目的にする場合は、設計と運用をセットで考えると成果につながりやすくなります。制作の時点で決めておきたいのは次の3つです。
- 誰のどんな悩みに答えるか:サービス名だけでなく、用途や課題の検索も想定する
- どのページで何を伝えるか:サービス、実績、料金の考え方、よくある質問、記事など役割を分ける
- 公開後にどう更新するか:記事追加、実績更新、ページ改善を継続できる体制を作る
集客を狙う場合は、更新しやすい仕組みになっているかが重要なポイントになります。
Q8. セキュリティ対策として最低限やっておくことはありますか
まず大切なのは、公開後の保守を止めないことです。WordPressなどのCMSを使う場合は、本体やプラグインの更新、バックアップ、権限管理が欠かせません。更新には、脆弱性への対策や不具合修正が含まれることがあるため、公開後の運用で欠かせない対応になります。
あわせて、セキュリティと信頼性の観点ではHTTPSが前提になることが多いため、公開時に確認しておくと安心です。
- ホームページのURLがhttpsになっているか確認する(ブラウザのアドレス欄でhttpsから始まるかを見る)
- 管理画面のIDとパスワードを適切に管理する
- 編集できる人の権限を必要最小限にする
- 問い合わせフォームの送信先メールや対応ルールを決める
- プライバシーポリシーを掲載する
外注する場合でも、保守やサポートの範囲がどこまで含まれるかは、契約前に確認しておくと安心です。
Q9. 依頼時に契約で確認しておくべきことは何ですか
外注トラブルを減らすには、何をどこまでやるかを文章でそろえることが大切です。フリーランスでも制作会社でも、次の項目は確認しておくと安心です。
- 制作範囲:ページ数、機能、デザイン、CMS導入、原稿や画像の分担
- 修正対応:回数、期間、追加費用が発生する条件
- 不具合対応:対応範囲と期間、どこまで無償か
- 公開後サポート:更新、保守、バックアップ、セキュリティ対応の範囲
- 納品物:デザインデータ、画像、文章、アカウント情報など何を受け取るか
- 管理情報:独自ドメインとサーバーの名義や権限を社内で把握できる形にする
- 解約時の条件:中途解約の取り扱い、データの受け渡し可否(サイトのデータやアカウント情報を引き継げるか)
将来、担当が変わったり制作体制を見直したりする可能性もあるため、解約時に何が手元に残るかを事前に確認しておくと、判断がしやすくなります。
まとめ:目的を達成できる方法で制作することが大切
ホームページ制作は、「自作・フリーランス・制作会社」のどれが正解かではなく、「自社の目的と体制に合う方法」を選ぶことが大切です。
判断に迷ったときは、初期費用などの作るためのコストだけでなく、公開後の更新のしやすさ、トラブル時のサポート、セキュリティを守るための保守体制まで含めて考えてみてください。
「目的・期限・体制・予算」の4点に立ち返り、まずは「最小限、これだけは載せたい」という構成から具体化していくことが、失敗しにくいホームページ作りのコツです。
WWGにできること
名古屋のホームページ制作会社WWG(ダブル・ダブル・ジー)では、お客様一人ひとりの悩みに、とことん親身に寄り添うことを大切にしています。
「まずは自分たちのやり方が合っているか確認したい」「自作と外注、いまの状況ならどちらが選びやすいのか相談したい」といった段階でも大歓迎です。ホームページ制作のプロとして、目的の整理や進め方の壁打ち相手になりながら、無理のない形で制作を前に進めるお手伝いをします。気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。