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Webサイトリニューアルの手順と進め方|失敗例と対策を解説

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Webサイトリニューアルの手順と進め方|失敗例と対策を解説

「そろそろサイトをリニューアルしたい」と言われたものの、何から手をつければいいか分からず不安…そんな方も多いのではないでしょうか…?

そこで今回は、下記について順番に分かりやすく整理していきます。

  • リニューアルの目的とメリット・デメリット
  • 最適な検討タイミングと判断基準
  • 失敗を防ぐ具体的な手順(進め方)

一般的なケースを丁寧に解説していくので、読み終わるころには社内での説明や制作会社への相談が今よりぐっとスムーズにイメージできるようになるはずです。ぜひ、チェックしてみてください。

目次

サイトリニューアルの目的と重要性

今や多くの企業にとってコーポレートサイトや採用サイトは、「会社の顔」であり、営業・採用・広報など、さまざまな活動を支える重要な土台になっています。

そのため、Webサイトのリニューアルは、単なる見た目の刷新ではなく、「これからのマーケティングや採用をどう進めていくか」「どんな経営課題を解消していくか」という点に深く関わる重要な投資のひとつです。ここではまず「検討タイミング」や「進め方」を考えるうえでの前提となる「リニューアルの目的」と、「代表的なメリット・デメリット」を整理していきましょう。

リニューアルの目的

サイトリニューアルは、それ自体がゴールではなく、「より効果的なマーケティング活動や採用活動を行い、経営課題を解消していくための手段」です。

「とりあえず古くなってきたから新しくする」という考え方だけで進めてしまうと、投資に対してどんな成果を期待するのかがあいまいになってしまいます。よくある目的としては、次のようなものがあります。

事業戦略に合わせて情報を整理したい

事業の変化やサービスの追加・統合に合わせて、サイト全体の情報構造を整理し直したいケースです。事業領域が広がっているのに、サイト上のメニューや導線が昔のままになっている場合などが当てはまります。

ブランディング・イメージを高めたい

古く見えるデザインから脱却し、「信頼できる会社」「今の時代に合った会社」という印象を与えたいケースです。取引先や求職者が最初に触れる「第一印象」を整える目的でリニューアルすることもよくあります。

採用を強化したい

会社の魅力や働く人の雰囲気を分かりやすく伝えて、応募数や、自社に合う人材を増やしたいケースです。採用サイトを独立させたり、コンテンツを充実させたりするリニューアルもここに含まれます。

問い合わせ・資料請求などの成果を増やしたい

見込み顧客からの問い合わせ、資料請求、セミナー申し込みなどのアクションを増やしたいケースです。問い合わせ導線の見直しや、CV(コンバージョン)を意識したページ設計がポイントになります。これは「営業コストの削減」や「新たな販路の開拓」といった経営課題の解消に直結します。

更新・運用のしやすさを改善したい

CMS(更新システム)を導入・見直しして、社内でブログやお知らせを更新しやすくしたいケースです。担当者が外部に依頼しなくても、タイムリーに情報を出せるようにしたい、というニーズから生まれる目的です。

スマートフォン(スマホ)での見やすさ・使いやすさを改善したい

スマホからのアクセスが増えている中で、PC前提で作られたレイアウトや文字サイズのままだと、「読みにくい」「ボタンが押しづらい」と感じて離脱されてしまうことがあります。モバイル前提で設計し直すことで、ユーザー体験(UX)の改善や、問い合わせ・応募率アップも期待できます。

***

こういった目的の中から、「自社にとっての一番の目的」と「サブの目的」をはっきりさせておくことが大切です。リニューアルを進めるうえでの判断基準になり、「なぜ今、サイトを変えるのか?」という社内説明もしやすくなります。

リニューアルのメリット

目的が整理できると、「本当にリニューアルする意味があるのか?」という疑問にも答えやすくなります。サイトリニューアルの代表的なメリットは次のとおりです。

自社の強みが伝わりやすくなる

事業内容やサービスの見せ方、導入事例の構成を見直すことで、「何ができる会社なのか」がユーザーに伝わりやすくなります。営業現場でも「まずは自社サイトを見てください」と言いやすくなり、オンラインとオフラインの営業活動を連携させやすくなります。

採用活動の土台が整う

採用サイトをリニューアルし、社員インタビューや働き方、キャリアステップなどを整理して掲載することで、応募前の不安を減らし、ミスマッチの少ない応募につなげやすくなります。「どんな人が働いているのか」「どんな雰囲気なのか」が伝わることで、社風に合う人を引き寄せやすくなります。

信頼感・安心感の向上(UX改善によるCVR向上も期待できる)

古いデザインやスマホで見づらいホームページのままだと、初めて訪れた人には「この会社、大丈夫かな…」と感じられてしまう場合があります。デザインと使いやすさ(UX)を見直すことで、会社への安心感を高められるだけでなく、問い合わせフォームまでの導線がスムーズになり、結果的にコンバージョン率(CVR)の向上も期待できます。

更新しやすくなり、情報発信が続けやすい

CMSの導入やテンプレート設計の見直しによって、お知らせやブログを更新しやすくなります。「何年も更新されていないサイト」から卒業できるのは、大きなメリットです。タイムリーな情報発信によって、営業・採用の両面で機会損失を減らすことができます。

SEO対策の土台を整えられる

サイト構造の整理、ページごとの役割の明確化、内部リンクの見直し、モバイル対応や表示速度の改善などを実施することで、検索エンジンから評価されやすい状態をつくることができます。すぐに順位が上がるとは限りませんが、中長期的には検索経由のアクセス増加や、指名検索以外の流入アップが期待できます。

データが取りやすくなり、改善サイクルを回せる

アクセス解析やコンバージョン計測の設定を整えることで、「どのページから問い合わせにつながっているか」「どこで離脱しているか」といった情報が分かりやすくなります。リニューアル後も数字を見ながら改善を続けやすくなり、「作って終わり」ではなく「育てていくサイト」に変えていくことができます。

***

このように、うまく設計されたリニューアルは、営業・採用・広報だけでなく、SEOやコンバージョン改善も含めた「Webまわり全体の土台づくり」として機能するようになります。

リニューアルのデメリット

一方で、リニューアルにはデメリットや注意点もあります。あらかじめ理解・共有しておくことで、現実的な期待値でプロジェクトを進めやすくなります。

コストと工数がかかる

コーポレートサイトと採用サイトをしっかり作り直す場合、ある程度の制作費用と、社内の情報整理・原稿作成にかかる工数が必要になります。通常業務との両立をどうするかも含めて、事前の段取りが大切です。

短期的に成果が見えにくいことがある

リニューアル直後は、検索順位やアクセス数が一時的に変動することがあります。特にURL構造やコンテンツを大きく変更した場合は、安定するまで少し時間が必要になるケースもあります。短期的な数字の上下に一喜一憂しすぎないこともポイントです。

社内の意見調整が複雑になりやすい

部門ごとに「載せたい情報」「アピールしたいポイント」が異なるため、ページ構成や表現について意見が分かれることも少なくありません。どこまで反映するか、どこで整理するかの判断が求められます。場合によっては、優先順位を決めるためのルール作りも必要です。

ドメインを変更する場合のリスク

ドメインを変えると、検索エンジンからの評価が一時的にリセットされたような状態になり、適切なリダイレクト設定や移転の手続きができていないと、アクセスや問い合わせが大きく減ってしまう可能性があります。名刺・パンフレット・外部サイトに掲載されているURLの差し替えも必要になるため、事前の計画と技術的な対応が欠かせません。もしもドメインの変更を検討している場合は配慮が必要です。

「きれいになっただけ」で終わってしまうリスク

目的や成果指標を決めずに進めてしまうと、「見た目はよくなったけれど、結局何が変わったのか分からない」という状態になりがちです。これはリニューアルでよく起こる残念なパターンです。

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このように、サイトリニューアルは「デザインを一新するイベント」ではなく、「自社の目的に合わせてサイトをアップデートし、マーケティングや経営課題の解決につなげていくプロジェクト」として捉えることが大切です。

デメリットで挙げた費用対効果の不明確さ、SEOリスク、技術的な複雑な手続き(ドメイン・リダイレクト対応)などは、専門知識がないと対応が難しい部分でもあります。そのため、制作会社と協力しながらプロジェクトを進め「きれいになっただけ」で終わらないリニューアルを設計していくことが大切です。

次の章では、どんな状態になったら「そろそろリニューアルを考えたほうがいいのか」というタイミングや判断基準を、一緒に整理していきましょう。

この記事の内容を「自社の場合」に落とし込んでみませんか?
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  • 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
  • リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
  • 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
  • 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい

\ まずは状況整理からでもOK! /

サイトリニューアルを検討するタイミング

リニューアルの目的やメリット・デメリットがなんとなく見えてくると、「じゃあ、実際いつ頃から動き始めるのがいいんだろう?」という疑問も出てきやすいと思います。なんとなく「そろそろかな」と感じていても、今すぐ動くべきなのか、もう少し様子を見るべきなのか、判断に迷うこともありますよね。

ここからは、リニューアルを客観的に判断するための明確な指標と、適切なタイミングを見極めるためのポイントを整理します。感覚だけに頼らず、「この状態なら検討したほうがよさそうだ」と社内で共有できる材料として使っていただければと思います。

リニューアルを検討すべき「6つの客観的なサイン」

まずは、「こんな状態になっていたら、リニューアルを検討してもよいかもしれない」という代表的なサインです。全部に当てはまる必要はなく、複数が重なってきたら、本格的に検討するタイミングと考えると分かりやすいです。

会社の情報とサイトの内容が合っていない

  • 事業内容やサービスが増えているのに、サイト上では古いままになっている
  • 代表メッセージや沿革、実績などが数年前から止まっている
  • 実際のターゲットと、サイトの想定ターゲットがずれてきている

この状態が続くと、「せっかくアクセスはあるのに、正しい情報が伝わらない」という機会損失が発生しやすくなります。

デザインや表現が、今のブランドイメージに合わなくなってきた

  • 画面がせまく感じる、写真の雰囲気が古い、色使いがトレンドとかけ離れている
  • 他社サイトと比べたときに、信頼感・安心感の面で見劣りしてしまう

ブランドとして「こう見られたい」というイメージと、Webサイトから伝わる印象にギャップが大きくなってきたと感じたら、リニューアルを検討するサインです。

スマートフォン(スマホ)での使い勝手が悪い

  • スマホで見ると文字が小さすぎる、横スクロールしないと読めない
  • ボタンやリンクが押しづらく、フォーム入力がストレスになる
  • PC版をそのまま縮小しただけのレイアウトになっている

アクセス解析を確認して、スマホからのアクセスが多いのに、スマホでの離脱率が高い場合は、スマホ前提での再設計を検討したほうがよいタイミングです。

更新・運用が負担になっている、もしくは止まっている

  • ちょっとしたお知らせ更新でも制作会社に依頼しないといけない
  • 更新のたびにHTMLを直接触る必要があり、社内で対応できる人が限られている
  • 気づいたら「最新情報」が1年以上前のものになっている

更新のしづらさが原因で情報が古いままになると、信頼感の低下にもつながります。運用面の行き詰まりも、リニューアル検討の大きなきっかけです。

アクセスや問い合わせ数が頭打ち、もしくは減少している

  • アクセス解析を見ると、ここ数年大きな伸びがなく、むしろ下がってきている
  • 問い合わせ・資料請求・採用応募などの数が、目標に届かない状態が続いている
  • 直帰率(1ページだけ見て離脱する割合)や離脱率が高いページが多い

施策を重ねても成果が伸びにくくなっている場合、「今のサイトの構造や導線では、これ以上伸びにくい状態になっている」可能性もあります。

技術的な老朽化やセキュリティ面が気になる

  • 常時SSL(https化)がされていない
  • 古いCMSやプラグインを使い続けていて、サポートが終了している
  • 表示速度が遅く、ページの読み込みに時間がかかる

このあたりは専門的な話になりがちですが、セキュリティやSEOにも関わる重要なポイントです。気になる点がある場合は、「現在のサーバー環境やCMSのバージョンに問題がないか」を一度制作会社に確認してもらうと安心です。

これらのうち、複数が当てはまってきたら、「部分的な改善を続けるより、リニューアルとして全体を見直したほうが効率的かもしれない」というサインと考えられます。

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  • 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
  • リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
  • 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
  • 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい

\ まずは状況整理からでもOK! /

失敗しない!リニューアル着手タイミングを決める「5つの重要ポイント」

「検討したほうがよさそう」という感覚を持てたら、次は「いつから動き始めるか」です。ここを曖昧にしたままスタートすると、スケジュールが後ろ倒しになったり、繁忙期と重なって社内が大変になったりしがちです。

タイミングを決めるときに、特に押さえておきたいポイントを、重要度が高い順に整理します。

事業計画・採用計画と合わせて考える

  • 新規事業の立ち上げや、サービスラインナップの見直しが予定されている
  • 来期から採用を本格化したい、採用の打ち出し方を変えたい

こうした予定がある場合は、「その情報をちゃんと載せた状態でリニューアル公開できるか」を意識して逆算すると、タイミングを決めやすくなります。たとえば「来年4月入社向けの採用情報を、前年の夏〜秋には見せられる状態にしたい」といったイメージです。

リニューアルにかかる期間を見込んでおく

コーポレートサイト+採用サイトのリニューアルでは、内容にもよりますが、検討開始から公開までに数カ月〜半年以上かかることも珍しくありません。

  • 目的・要件の整理
  • 制作会社の選定・打ち合わせ
  • サイト設計・デザイン・実装
  • 原稿・写真の準備
  • テスト・最終調整

など、意外とやることが多いため、「いつまでに公開したいか」からの逆算だけでなく、「いつから動き始める必要があるか」もセットで考えておくことが大切です。

社内の繁忙期を避ける

  • 決算期、繁忙期、大きな展示会・イベントの時期などは、できるだけ制作のピークと重ねない
  • 担当者の業務負荷が高すぎると、原稿や画像の準備が遅れ、全体スケジュールに影響が出る

まずは年間カレンダーを見ながら、「この期間は避けたい」「この時期なら社内の協力を得やすい」といった感覚を整理しておくと、制作会社との相談もスムーズです。

すべてを一度に変えず「段階的な見直し」も選択肢に入れる

  • 予算や社内リソースの関係で、一気にフルリニューアルが難しい
  • まずは採用ページだけ、サービス紹介ページだけ、といった部分的な見直しから始めたい

こういった場合は、「今回のリニューアルでどこまでを対象にするか」を明確にして、段階的に進める方法もあります。いきなり完璧を目指すより、「まずは一番インパクトの大きい部分(例:採用サイト)から変える」という考え方も、予算や工数を抑えるうえで現実的でおすすめです。

制作会社に相談するタイミングを早めにとる

  • 社内だけで悩み続けるより、「こんな状況なんですが、どこから手をつけるのがよさそうでしょう?」と早めに相談してみる
  • 現状サイトを見てもらい、「リニューアルが適切か、部分改善で対応できるか」を第三者の視点でアドバイスしてもらう

早めに相談しておくと、予算感やスケジュールの目安も把握しやすくなり、「気づいたら来期の予算や時期に間に合わない…」という事態も防ぎやすくなります。

***

これらの指標とポイントをもとに、貴社にとってのリニューアルの必要性と、今が「動きどき」なのかどうかを、関係部署に説明する材料として活用してみてください。

サイトリニューアルの手順

ここまでで、「なぜリニューアルするのか」「いつ検討すべきか」という考え方を整理してきました。この章では、実際にリニューアルを進めるときの全体の流れを、一つずつ見ていきます。

ざっくり言うと、流れは次のようになります。

  1. 現状を整理して、課題を見える化する
  2. リニューアルの目的を言語化する
  3. 情報収集と分析で「理想のイメージ」を固める
  4. 要件定義として、社内の決定事項を文書にまとめる
  5. コンテンツの中身(何を、誰に、どう伝えるか)を設計する
  6. サイト構造や導線(サイトマップ、ワイヤー)を設計する
  7. デザインとコーディングで形にしていく
  8. 公開と運用・改善の体制を整える

順番に見ていきましょう。

現状の整理と課題の洗い出し

いきなり「新しいサイトをどうするか」を考え始めるのではなく、まずは「今のサイトがどうなっているか」を整理するところから始めるとスムーズです。たとえば、次のような観点で棚卸しをしていきます。

■ページ構成

  • どんなページがあって、それぞれ何を伝えようとしているのか
  • 更新されているページ/長らく放置されているページはどこか

コンテンツの内容

  • 情報が古くなっていないか(料金、サービス内容、事例、採用情報など)
  • 自社の強みや差別化ポイントがきちんと伝わっているか

デザイン・使いやすさ

  • 第一印象として「古い」「見づらい」と感じる部分はどこか
  • スマホで見たときに困る点はないか

ここで大事なのは、「なんとなくそう感じる」だけで終わらせず、数字などの客観的なデータもセットで見ることです。

アクセス解析ツールで確認するポイント

  • よく見られているページ/見られていないページ
  • 直帰率・離脱率が高いページ
  • 問い合わせや応募につながっている導線
  • フォーム送信数や資料請求数の推移
  • 検索キーワードの傾向(どんな言葉で流入しているか)

こうしたデータを見ながら、「感覚」と「数字」を両方そろえて現状を把握しておくと、後の判断がぶれにくくなります。

あわせて、Webまわりだけで考えるのではなく、

  • 営業:「どのページを商談前後に見てもらえると話が進みやすいか」
  • 採用:「応募者が知りたがっているのに、サイトに載っていない情報は何か」
  • 経営:「会社として、もっと打ち出したい方向性は何か」

といった声も集めて、ふせんやスプレッドシート等に書き出していくと、「現状の課題リスト」が立体的に見えてきます。このリストが、次の「目的の明確化」や「要件定義」の基礎資料になります。

リニューアル目的の明確化

現状の課題が見えてきたら、「だからリニューアルで何を実現したいのか」を言葉に落とし込んでいきます。ここでは、できるだけ具体的なレベルまで落とすのがポイントです。

大目的(全体のゴール)

営業・採用・ブランディングを支えるコーポレートサイトに作り直す

■サブ目的(領域ごと)

  • 営業:問い合わせ・資料請求を増やす
  • 採用:自社に合う人材からの応募を増やす
  • ブランド:信頼感・安心感のあるビジュアルに刷新する

■指標のイメージ

  • 問い合わせ数を1.5倍にしたい
  • 採用応募数や、経験者比率を増やしたい
  • 更新頻度を「月1回以上」にしたい

ここであわせて考えたいのが、KGIとKPIです。KGI(Key Goal Indicator)とは最終的なゴールを表す指標で、たとえば、年間の問い合わせ件数、採用の決定人数、Web経由売上 などが挙げられます。一方、KPI(Key Performance Indicator)は、KGIを達成するための途中経過を見るための指標で、たとえば、サービスページのアクセス数、資料ダウンロード数、フォーム到達率、コンバージョン率 などが挙げられます。

「KGI=リニューアル後に本当に達成したい結果」、「KPI=その結果に近づけるために、日々チェックする数字」とイメージすると分かりやすいと思います。

リニューアルの目的とあわせて、ざっくりでもKGI・KPIの仮説を決めておくと、

  • デザインや導線の優先度を判断しやすくなる
  • 公開後に「リニューアルして良かったのか」を振り返りやすくなる

というメリットがあります。

リサーチと分析

目的が固まってきたら、「どんなサイトを目指すのか」のイメージを作るために、リサーチと分析を行います。

主なリサーチ対象は次のようなものです。

■競合他社・参考にしたい他社サイト

  • 同業他社のサイトデザインやコンテンツ構成
  • 採用情報の見せ方、事例やブログの充実度
  • 問い合わせ導線(ボタン位置、フォーム項目、導線の数)

ターゲットユーザーの行動・ニーズ

  • 営業から聞いた「よく聞かれる質問」
  • 採用での「応募者からの質問」
  • 既存顧客・内定者などからのヒアリング結

現在のアクセスデータ

  • よく見られているページと、その流入キーワード
  • 検索経由で流入しているキーワードの傾向
  • ユーザーがどのページで離脱しているか

このリサーチで大事なのは、「おしゃれなデザインを集める」こと以上に、

  • どんな情報が載っていると安心感があるのか
  • どんな構成や導線だと、ユーザーが迷いにくいのか
  • 自社の強みやらしさをどう見せると伝わりやすいのか

といった「考え方のヒント」を集めることです。

集めた情報は、スクリーンショットやURL、簡単なコメントとセットでまとめておくと、社内共有や制作会社との打ち合わせでとても役立ちます。

要件定義をまとめる

現状・目的・リサーチ内容がある程度そろったら、「要件定義」として社内の決定事項を文書にまとめていきます。ここがしっかりしていると、制作会社とのコミュニケーションが格段にスムーズになります。

主な項目は、たとえば次のようなものです。

■サイト全体の役割と目的
■想定するターゲット(ユーザー像)
■対象範囲(コーポレート/採用/サービスサイトなど、どこまで含めるか)
■必要な機能

<具体例>
・お問い合わせフォーム、資料請求フォーム採用エントリーフォーム
・お知らせ・ブログなどの更新機能(CMS)
・多言語対応や会員制エリアの有無 など

■ドメイン・サーバーまわり
<具体例>
・ドメインを変えるかどうか(変える場合の理由)
・現在のサーバー環境(容量・料金・サポート状況など)
・今後の運用体制に合ったサーバー・CMSの希望

■デザイン・ブランドまわり
<具体例>
・既存のロゴやブランドカラーの有無
・避けたいイメージ、近づけたいイメージ
・参考にしたいサイトの例

■予算・スケジュールのイメージ
<具体例>
・目安の予算レンジ
・公開したい時期、その理由(採用やキャンペーンとの兼ね合いなど)

***

こうした内容は、「RFP(Request For Proposal/提案依頼書)」という形式にまとめておくと便利です。RFPとは、「こういう目的で、こういう条件のサイトを作りたいので、提案してください」という依頼書のようなものです。

<RFPのメリット>

  • 複数の制作会社に同じ条件で提案・見積もりを依頼できる
  • 後から「言った/言わない」の食い違いが減る
  • 社内で方針を共有する資料にもなる

完璧なものでなくて大丈夫です。「たたき台」として書き始めて、社内で相談しながら少しずつ磨いていくイメージで進めてみてください。

コンテンツ設計

要件がまとまってきたら、「どんなコンテンツを、どのような切り口で見せていくか」を考えるフェーズです。

ここでは、次のような観点で整理すると分かりやすくなります。

■必要なページの洗い出し
<具体例>
・会社情報、事業・サービス紹介、導入事例、採用情報、問い合わせ など
・既存ページで不要なもの、逆に新しく追加したいもの

■ページごとの役割とメッセージ
<具体例>
・このページでは「誰に」「何を」「どう感じてほしいか」
・ユーザーが知りたいことに対して、抜けている情報はないか

■届けたいターゲットの目線で「あったほうがいいコンテンツ」を洗い出す
<具体例>
・初めてサイトに来た人は、最初に何を知りたがるか
・契約や応募を検討している人は、どんな不安や疑問を持っているか
・上記に対して、「Q&A」「導入事例」「社員インタビュー」「料金の考え方」など、どんなコンテンツがあると安心してもらえそうか

■文章のトーンやボリューム
<具体例>
・専門的になりすぎず、でも軽くなりすぎない表現のバランス
・写真や図解・FAQなども含めた「読みやすさ」の設計

■原稿の作成体制
<具体例>
・どのページを社内で書くか、どこを制作会社に依頼するか
・取材やインタビューが必要なページ(事例・社員インタビューなど)
・レビューのフロー(誰が最終確認するか)

***

この段階で、「営業が使いやすい資料になるか」「採用で候補者に事前に読んでほしい内容になっているか」「ターゲットが知りたい順番で並んでいるか」といった視点を入れておくと、その後の成果に直結しやすくなります。

サイト構造の設計(サイトマップ/ワイヤー)

コンテンツの中身が見えてきたら、それを「どう並べるか」「どうつなぐか」を決めていきます。

ここでは主に、

  • サイトマップ(ページ同士の関係図)
  • ワイヤーフレーム(各ページのレイアウト案)

の2つを作っていきます。

■サイトマップ
<具体例>
・トップページからの階層構造(第一階層、第二階層…)
・グローバルメニュー・フッターメニューに何を置くか
・ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるか

■ワイヤーフレーム
<具体例>
・1ページの中で、見出し・テキスト・画像・ボタンをどの順番で配置するか
・ファーストビューに何を置くか(キャッチコピー、イメージ、問い合わせ導線など)
・スマホ表示のときの並び方

***

この段階で、「ユーザーがどんなルートでサイト内を回遊するか」を考えておくと、問い合わせや応募などの行動につながりやすくなります。

たとえば、下記のような流れが例として挙げられます。

  • 採用トップ → 仕事紹介 → 社員インタビュー → 募集要項 → エントリー
  • サービス紹介 → 導入事例 → よくある質問 → 資料ダウンロード/問い合わせ

制作会社と一緒に、この動線イメージをすり合わせておくと、あとから「ボタンが足りない」「導線が弱い」といった手戻りを減らせます。

サイトデザインとコーディング(UXを意識する)

サイトマップとワイヤーが固まったら、いよいよ見た目のデザインとコーディング・構築のフェーズです。

デザインでは、

  • ブランドらしさ(色・フォント・写真のトーンなど)
  • 使いやすさ・読みやすさ(UX)
  • スマホ・PC両方での見え方

をバランスよく考えていきます。

チェックポイントの例:

  • ファーストビューで「何のサイトか」が一目で伝わるか
  • ボタンやリンクが分かりやすく、押しやすい位置にあるか
  • テキストが詰まりすぎていないか、行間や余白に余裕があるか
  • スマホで見たときに、指で操作しやすいか

コーディングでは、

  • 表示速度(ページの読み込み速度)
  • スマホ対応(レスポンシブ対応)
  • アクセシビリティ(文字サイズ、コントラストなど)
  • CMSへの組み込み(更新しやすさ)

といった技術面も重要になってきます。

細かいコードまでは分からなくても、

  • 「こういう使い勝手にしたい」というイメージをきちんと伝える
  • デザインや動き方の確認時に、実際にスマホでも触ってみる

といった関わり方ができると、最終的な仕上がりのイメージがずれにくくなります。

公開と運用

最後に、公開とその後の運用フェーズです。「公開したら終わり」ではなく、「公開してからがスタート」と考えると、失敗しにくくなります。

公開前後で、特に意識したいのは次のポイントです。

■公開前のチェック
<具体例>
・テスト環境での表示確認(PC/スマホ/主要ブラウザ)
・フォームの動作確認(送信テスト、通知メールの確認など)
・誤字脱字・リンク切れのチェック

■ドメイン・リダイレクト対応
<具体例>
・ドメインを変更する場合は、旧URLから新URLへのリダイレクト設定
・主要なページのURLが変わる場合も、検索エンジンや外部リンク経由で迷子にならないようにする

SEOまわりの設定
<具体例>
・アクセス解析ツールの設定(Googleアナリティクスなど)
・検索管理ツール(サーチコンソールなど)への登録
・重要ページのタイトル・ディスクリプションの最終確認

■公開の告知
<具体例>
・サイト内のお知らせでの告知
・取引先や顧客へのメール・ニュースレターなどでの案内
・SNSなどでの発信

■公開後の効果測定と改善
<具体例>
・公開から数カ月は、アクセス数・問い合わせ数・応募数の変化を定期的にチェック
・想定より数字が伸びないページは、タイトル・導線・コンテンツの見直しを検討

***

ここまでが、サイトリニューアルの大まかな手順です。 一つひとつを完璧にこなす必要はありませんが、「いま自分たちがどの段階にいるのか」「次に何を決めればいいのか」が分かっているだけでも、プロジェクトはぐっと進めやすくなります。

あくまでここで紹介した流れは「一般的な進め方」の一例です。実際の現場では、

  • ステップの順番が前後したり
  • いくつかの工程を同時並行で進めたり
  • 予算やスケジュールの都合で、優先順位を付けて進めたり

といったケースも少なくありません。

大切なのは、「この通りにやらなければいけない」と思い込むことではなく、

  • リニューアルで必要になる要素にどんなものがあるかを知っておくこと
  • 自社の状況に合わせて、「どこから」「どこまで」をやるかを選び取ること

この2つです。

今回のフローを、チェックリストのように「抜け漏れを見つけるための物差し」として使っていただきながら、実際の進め方は自社と制作会社で相談しつつ、無理のない形にアレンジしていってもらえればと思います。

リニューアル時によくある失敗例と対策

どれだけ準備をしていても、サイトリニューアルには「思わぬ落とし穴」がつきものです。
ここでは、よくある失敗パターンと、その対策をセットで整理していきます。

「あ、自社もこうなりそうかも…」と感じるところがあれば、早めにメモしておいて、社内や制作会社との打ち合わせの際に共有しておくと安心です。

失敗例1:目的があいまいなまま「見た目だけ」リニューアルしてしまう

よくあるのが、次のようなケースです。

  • 古くなってきたから、そろそろ新しくしよう
  • 他社がかっこいいサイトにしていたから、うちも見劣りしないようにしたい

といったきっかけだけで進み、最終的に「きれいにはなったけれど、結局何が変わったのか分からない」というパターンです。

このケースでは、次のような状態になりやすくなります。

  • 問い合わせ数や応募数が増えない
  • 社内から「前と何が違うの?」と言われてしまう
  • 次の改善につながる数字も取れていない

解決策

  • リニューアルの前に、「なぜやるのか」を一文で言えるようにしておく
    例:営業と採用の両方で使えるサイトにする、採用応募数を増やす など
  • 営業・採用・ブランドなど、どの目的を一番優先するかを決めて共有する
  • 問い合わせ件数、応募数など、大まかでもよいのでKGI・KPIのイメージを持っておく

完璧な数値計画をつくる必要はありませんが、「このリニューアルで何が良くなったら成功と言えるのか」をひと言で説明できる状態を目指すと、途中の判断もぶれにくくなります。

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  • 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
  • リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
  • 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
  • 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい

\ まずは状況整理からでもOK! /

失敗例2:社内の意見を詰め込みすぎて、誰にも刺さらないサイトになる

リニューアルの打ち合わせを進める中で、

  • 各部署から「これも載せたい」「あれも載せたい」という要望が増えていく
  • すべてを盛り込んだ結果、情報量は多いけれど、何を伝えたいのか分からない

という状態になってしまうことがあります。

誰かの要望を強く否定しづらい分、「とりあえず全部載せておくか」となりがちですが、ユーザーから見ると「結局何のサイトか分からない」原因になります。

解決策

  • まず「誰に向けたサイトか」を決め、メインターゲットを社内で共有する
  • 各部署の要望を一度すべて出してもらい、その上で
    「ターゲットにとって本当に必要か」「目的達成に効いているか」を基準に取捨選択する
  • 今回対応することと、次のフェーズで検討することを分けて整理する

すべてを一度に叶えようとするよりも、「ターゲットと目的を軸に優先順位をつける」ことが、結果的に満足度の高いリニューアルにつながりやすくなります。

失敗例3:コンテンツ準備が間に合わず、中身が薄いまま公開してしまう

スケジュールが押してくると、

  • とりあえずテンプレートのテキストを入れて公開
  • 後で直すつもりだった仮テキストが、半年以上そのまま

といったことが起こりやすくなります。

このパターンでは、見た目は新しくても、

  • 具体的なサービス内容がよく分からない
  • 事例や採用情報が「準備中」「近日公開」で止まっている

といった状態になり、成果につながりにくくなってしまいます。

解決策

  • 要件定義の段階で、「どのページを誰が書くか」をざっくり決めておく
  • 事例・インタビューなど時間がかかるコンテンツは、プロジェクト初期から準備を始める
  • コンテンツを「公開時に必須のもの」と「後から順次追加でよいもの」に分け、スケジュールとセットで整理する

どうしても間に合わない場合は、無理に全部を薄く入れるよりも、優先度の高いページから中身を厚くしていき、追加予定のものは「順次公開予定」と明記するほうが、ユーザーにも正直で親切な進め方になります。

失敗例4:SEO・URL設計・リダイレクト対応を軽視してアクセスが落ちる

リニューアル後に意外と多いのが、

  • アクセス数が大きく落ちてしまった
  • 指名検索以外からほとんど流入しなくなった

というパターンです。よくある原因としては、次のようなものがあります。

  • URL構造を大きく変えたのに、リダイレクト設定をしていない
  • 旧サイトで検索上位だったページを削除してしまった
  • タイトルや見出しを、検索キーワードを意識せずに大きく変更してしまった

解決策

  • 旧サイトのアクセス解析を確認し、アクセスの多いページや「検索や外部サイト」からよく流入しているページを事前にリスト化しておく
  • URLを変更する場合は、旧URLから新URLへ適切なリダイレクト(転送)を設定する計画を立てる
  • タイトルや見出しを変える場合も、ユーザーが検索しそうなキーワードは極力残すよう意識する

あわせて、「SEOの効果はすぐには出ない」という前提も持っておくことが大切です。

  • リニューアル直後は、検索順位やアクセス数が一時的に上下しやすい
  • 数週間〜数カ月かけて、徐々に検索エンジン側の評価が安定していく

といった動き方をすることが多いため、短期間の数字だけを見て「失敗した」と判断してしまうのは、早計なケースもあります。

リニューアル前後で以下の点を中長期で追いかけながら、必要に応じてタイトルや導線、コンテンツ内容を少しずつ調整していく、というイメージで向き合えると安心です。

  • 重要ページのアクセス推移
  • 流入キーワードの変化
  • 問い合わせや応募などのコンバージョン数

「短期的な変動に一喜一憂しすぎず、半年〜1年スパンで改善していく」というスタンスを、あらかじめ社内で共有しておくと、落ち着いてリニューアルの成果を育てていきやすくなります。

失敗例5:問い合わせ導線やフォーム設計を変えた結果、CVが減ってしまう

見た目を重視するあまり、

  • 問い合わせボタンが目立たなくなった
  • フォーム項目が増えすぎて、途中で離脱される
  • スマホでフォームが入力しづらくなった

といったこともよくあります。

リニューアルをきっかけに導線を見直すのは良いことですが、「使いやすさ」や「分かりやすさ」が落ちてしまうと、せっかくのアクセスが成果につながりにくくなってしまいます。

解決策

  • 旧サイトの問い合わせ導線(ボタン位置や文言)と、そのときのCV状況をあらかじめ把握しておく
  • 新サイトでは、「どのページに問い合わせボタンを置くか」「画面のどの位置に置くか」 について、意図を持って設計する
  • フォーム項目は「今このタイミングで本当に必要な情報」に絞り、後からでも聞ける項目は減らす
  • 公開後、フォーム到達率や送信完了率などの数字を見ながら、文言・項目数・配置を微調整していく

最初から完璧を目指すよりも、「まずはシンプルに設計 → 数字を見ながら育てていく」と考えたほうが、現実的で成果にもつながりやすくなります。

失敗例6:スマホやUXの検証が足りず、「使いづらい新サイト」になってしまう

PCで見るときれいなのに、

  • スマホで見ると文字が小さい
  • ボタン同士が近くて押し間違えやすい
  • 重要な情報が下のほうに埋もれてしまっている

ということも起こりがちです。

せっかくデザインを新しくしても、「使いづらい」と感じられてしまうと、問い合わせや応募につながる前に離脱されてしまいます。

解決策

  • デザイン確認の段階から、必ずスマホ画面でもチェックする
  • 実際に自分のスマホで触りながら、「読みにくい」「押しにくい」と感じるところをメモして制作会社にフィードバックする
  • 初めてサイトに来た人が、「何の会社か」「次に何をすればよいか」を数秒で理解できるかを意識する

可能であれば、社内の数人に実際に触ってもらい、 「どこから問い合わせしようと思ったか」「迷ったところはどこか」 といった簡単な感想を聞いてみると、思わぬ気づきが得られることも多いです。

失敗例7:公開後の運用体制がなく、すぐに更新されないサイトに戻ってしまう

リニューアル直後は更新していても、

  • 数カ月後には更新が止まってしまう
  • 担当者の異動や退職で、更新できる人がいなくなる

というケースも少なくありません。

この状態が続くと、

  • 採用情報や事例が古いままになる
  • 「この会社は動いていないのかな?」と不安に思われる

といった、もったいない状態になってしまいます。

解決策

  • リニューアルの計画とセットで、「公開後の運用ルール」を決めておく
  • 「誰が」「何を」「どのくらいの頻度」で 更新するか、といった役割分担を事前に決めておく
  • 更新手順(画像サイズ、原稿の提出方法、公開フローなど)を簡単にマニュアル化しておく
  • 無理のある目標にすると続かなくなるので、「まずは四半期に1回は事例を追加する」「月1回はお知らせかブログを更新する」など、続けられそうなラインから始める
  • 公開後の運用に不安がある場合は、サイト完成後のサポートが充実している制作会社を選択することも検討する

***

これらの失敗例は、多くの企業が一度は経験しているようなものばかりです。大切なのは、「自社もこのパターンにはまりそうだな」というポイントに早めに気づき、事前にひとことでも対策を仕込んでおくことです。

今回ご紹介した失敗例と解決策を、リニューアル検討から公開後の運用までを通して使える「チェックリスト」のような感覚で手元に置いておくと、プロジェクト全体を落ち着いてコントロールしやすくなるはずです。

まとめ:リニューアルのご相談ならWWGにおまかせください

今回は以下のリニューアル時のポイントを整理してみました。

  • リニューアルの目的やメリット・デメリット
  • 検討すべきタイミングと判断の目安
  • 実務で使える進め方の手順
  • よくある失敗例と、その回避策

サイトリニューアルは、見た目を新しくするだけの作業ではなく、事業や採用の方針を整理し直し、ユーザーに伝わる形で情報を組み立て直し、営業・採用・ブランディングの土台を強くしていくための中長期的なプロジェクトです。とはいえ、すべてを一度に完璧に進める必要はありません。自社サイトが今どんな状態にあるのか、どのあたりから手をつけると効果が出やすそうかを、この記事の内容と照らし合わせながら少しずつ整理していくだけでも、リニューアルに向けて着実に一歩前へ進めていると言えます。

サイトリニューアル時にWWGができること

名古屋を拠点としつつ全国の企業をサポートするWWGでは、特に地元(愛知・名古屋)の中小企業様が抱えるサイトリニューアルの悩みを、企画段階から公開後の運用まで一貫してサポートしています。

たとえば、次のようなかたちでお手伝いが可能です。

  • 企業ブランドとトレンドを両立したデザインのご提案
  • 既存サイトの情報資産を活かした構成見直しとデータ移管のサポート
  • サーバーやドメイン、SSL、リダイレクトなど技術面のサポート
  • SEOを意識したサイト構造・導線・コンテンツ設計のご提案
  • ご予算や社内体制に合わせた、段階的なリニューアルプランの設計

「まずは現状のサイトを見たうえで、リニューアルが良いのか、部分的な改善から始めるのが良いのかを一緒に考えてほしい」といった初期段階のご相談でも大歓迎です。

社内だけでは整理しきれない部分を、第三者の視点も交えながら一緒に言語化していける伴走役として、必要なときにいつでも頼っていただければと思います。

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