みなさん「.heic（ヘイク）」という拡張子をご存じですか？

もしかしたら、AndroidやWindowsを使っている方にとっては、なじみのない拡張子かもしれません。

逆に、iPhoneやMacを使用している方はよく知っている拡張子かもしれませんね。

本日は、「.heic」という拡張子について紹介していきます。

拡張子ってなに？という方は是非こちらの記事を合わせてご覧ください。

拡張子とは？JPG・PNG・GIF・WebPの違いをわかりやすく解説

目次

1. 「.heic」とは？
2. 「HEIF」の特徴
3. AndroidやWindowsでも開けるの？
4. 「HEIF」を「JPEG」に変換する方法
5. まとめ

念のため、ここで拡張子についておさらいしておくと、拡張子とは、「.jpeg」「.png」などファイル名の最後に3~4文字程度の英数字で表示される、フォーマットの種類を表すものです。

例えば、「Text（メモ帳）」というアプリの拡張子は「.txt」ですよね。

「.heic」とは、Appleが開発した画像フォーマット「High Efficiency Image File（HEIF/ヒーフ）」の拡張子のことです。

iOS11からiPhoneに導入されましたが、それ以前は、JPEGが採用されていました。

「HEIF」の特徴は高画質なのに容量が軽いところにあります。

iPhoneで撮影した写真は自動的に「HEIF」で保存されます。

JPEGと比較してみると、とても高画質、低容量であることが分かります。

例えば、「HEIF」は、容量も軽いので高画質な写真を残しておくのに向いていますよね。

一方で「JPEG」は、色々な拡張子と互換性がありますし、JPEGが開けないデバイスはほとんどないと思うので、シチュエーションを選ばないところがいいですよね。

Appleが開発した「HEIF」はiPhoneやMacなどでは使用できますが、AndroidやWindowsでもファイルが開けるのでしょうか？

その答えは、「デバイスによっては開ける！」ようです。

まだ、「HEIF」に対応していないデバイスもあれば、対応しているデバイスもあるようです。

例えば、Galaxyシリーズでは、「HEIF」に対応しているようです。

「HEIF」はとても使いやすい特徴をもっているので、今後たくさんのデバイスで導入されるといいですね。

では、WindowsのパソコンやAndroidのスマホで「HEIF」の画像を確認したいときはどうしたらいいのでしょうか？

一番オススメの方法は「HEIF」を「JPEG」に変換する方法です。

では、その方法をiPhoneから「HEIF」のファイルをメール送る想定で説明しますね。

まず、iPhoneの「設定」を開き、「写真」を開きます。

そして、一番下にある「MACまたはPCに転送」で「自動」にチェックします。

たったこれだけです！

ではこちらの「HEIF」ファイルをWindowsのパソコンに送信してみます。

パソコンのメールソフトから画像を確認してみると……「JPEG」ファイルで送られてきました！

設定をしておくだけで、簡単にJPEGにできるので簡単でいいですよね！

■「.heic」とは、Appleが開発した画像フォーマットの拡張子

■HEIFファイルは容量が軽く高画質なところが特徴

■Apple製品以外のデバイスに画像を送るときはJPEGに変換すると良い

HEIFは容量が軽いのに高画質という点では、デバイスのストレージが節約できるのでとてもいいなと思いました！

JPEGは特に他の拡張子との互換性が高いので、HEIFからJPEGに簡単に変換できるのはいいですよね。

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