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【Twitterポリシー変更】相手の許可なく写真や動画を載せたら違反に!ツイート時の注意点まとめ

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・Twitterのポリシーが変わったらしいけどどんな内容?
・Twitterを上手に運用するならどうしたらいい?

2021年11月にアメリカのTwitter(ツイッター)社が個人情報に関するポリシーを更新しました。

いやがらせや脅迫など個人情報の悪用を防止する狙いです。

すでにTwitterに慣れている方も多いと思いますが、そんな今だからこそ注意が必要ではないでしょうか。

なにごとも慣れ→気のゆるみといったことになりやすいので、改めて注意事項など確認し、被害者や加害者にならないようにして、Twitterを有意義に利用できればと思います。

目次


  1. 変更があったポリシーについて
    1-1.このポリシーの違反となるケース
    1-2.このポリシーの違反とならないケース
  2. Twitter Japan(ツイッタージャパン)が安全に関するプレイブックを公開
    2-1.安心して使う
    2-2.安全を確保する
    2-3.自分のデジタルフットプリントを管理する
  3. Twitter(ツイッター)利用時の注意点
    3-1.投稿前のチェックや再確認
    3-2.ルールを決めた運用
    3-3.公式マークの獲得
    3-4.フォロワー属性にも注目
  4. まとめ

1.変更があったポリシーについて


アメリカの現地時間2021年11月30日に更新されたのは「個人情報および私的なメディアに関するポリシー」です。

具体的にどう変わったのかというと、「被写体の許可や同意なく、動画や写真を投稿することを禁止」したとのこと。

もともと住所や位置情報、電話番号、メールアドレスなどの無断投稿は禁止されていましたが、今回動画や写真が追加されました。

無許可で掲載されたと報告があった場合には、投稿の削除などの措置をとるそうです。

参考:Twitter 個人情報に関するポリシー
URL:https://help.twitter.com/ja/rules-and-policies/personal-information

1-1.このポリシーの違反となるケース

以下のような情報を無許可で共有すると違反とみなされるようです。

・住所やGPS座標など、場所の特定につながる情報
・身分証明書やマイナンバーなど、身元を証明する文書
・非公開の電話番号やメールドレスなどの連絡先
・口座番号やクレジットカード情報などの、金融機関の口座に関する情報
・そのほか、生体データや医療記録などの個人情報

さらに以下のような行為も違反の対象となります。

・個人情報の公開をネタにした脅迫行為
・ネットバンクのログイン情報など、不正アクセスを助長したりハッキングしたりする行為
・個人情報の投稿をネタにして金銭や見返りを要求する行為

などです。

他人の情報を勝手に共有、公開する行為、そして個人情報を材料に金銭を要求するなどといった一般常識で考えれば当たり前のことが明文化されています。

ネットは匿名性が高いことから、そのあたりの意識が緩くなってしまいがちです。しかし相手を不快にさせないため、自分も同じ目に合わないためにも、今一度禁止事項の確認をしておいたほうが良さそうです。

1-2.このポリシーの違反とならないケース

違反とならないケースも明文化されているのでご紹介します。

・自分自身の個人情報を共有する行為
・公開済みの情報を攻撃的ではない形で共有する行為
・氏名、年齢などTwitter社が個人情報とみなさない情報を共有する行為
・すでにメディアが公開済みの場合
・主要メディアで報道されている場合
・公人に関するメディアの場合

上記の違反とならない行為に該当するかどうか判断に迷う場合には、必ず当事者に確認し、誰かを傷つけたり不快にさせたりすることがないように配慮するのが望ましいです。

2.Twitter Japan(ツイッタージャパン)が安全に関するプレイブックを公開


12月16日にはTwitter Japanが「Twitterを安心して使うために」というプレイブックを公開しました。

全26ページのPDFファイルで、無料で誰でもダウンロード可能です。

プレイブックの冒頭には、質問に答えていくことで、「ブロック」や「フォロワーの削除」「報告」など、使うべき機能がわかるチャートが紹介されています。

例えば、

「いやがらせを受けていますか?」

「ツイートの返信で受けている」

「一つあるいは少数のアカウントから受けている」

「返信を非表示にする」「返信できるユーザーの変更」など

といった具合に、利用したいシーンに合わせて回答があるので、状況に応じた機能を確認しやすいのではないでしょうか。

そして内容としては、「安心して使う」「安全を確保する」「自分のデジタルフットプリントを管理する」の3つに分けて説明しています。

参考:Twitterを安心して使うために
URL:https://about.twitter.com/content/dam/about-twitter/ja/tfg/download/twitter-digital-safety-playbook.pdf

2-1.安心して使う

「安心して使う」の項目では、まず最初に暴力・テロ・攻撃的な内容や嫌がらせなどの禁止事項に関するルールが載っています。

良識が把握できていれば問題ない行為ばかりですが、改めて確認し、気づかないうちに加害者とならないように努めたいところです。 

次に報告の仕方・ミュートとブロックの使い分け、フォロワーの削除といった機能が説明されています。

使う機会がないのが一番いいのですが、意図せず発生してしまう可能性はあります。ミュートやブロックなどは基本的な機能なので、身を守る意味でも把握しておくのが良さそうです。

そして最後にはセーフティーモードの説明があります。

侮辱・中傷・暴言・ヘイト発言など、ルールに反しているアカウントを自動でブロックする機能です。2021年12月現在だと、テスト段階のようなので今後のリリースに期待ですね。

「安心して使う」で紹介されている機能は、主に相手に対して行う機能なので、トラブルが起きた時の対処法になると思います。

2-2.安全を確保する

「安全を確保する」の項目では、リプライの非表示や表示コンテンツの管理などの説明がされています。

例えばDM(ダイレクト・メッセージ)にフィルターをかけて、フォローしていない人からのDMやスパムの可能性のあるDMを除外するといった制限をかけることができます。

便利に使えるDMですが、時には受け取りたくないものが届くこともあるので、便利に活用していきたいですね。

「安全を確保する」で紹介されている内容は、制限をかける動作が多いので、問題が起きたあとの対処ではなく、トラブルが起きないようにする予防的な意味合いが強い機能の紹介になっています。

2-3.自分のデジタルフットプリントを管理する

フットプリントは足跡を意味し、デジタルフットプリントとは、ネットを利用した際に残る記録全般を指します。

そのため、 「自分のデジタルフットプリントを管理する」の項目では、 自身のデータやアカウントをどう管理していくかといった内容になっています。

例えば、他人からの見つけやすさとして、メールアドレスや電話番号での検索を許可するのか、自分のアカウント名の一般公開を限定するのかなど、情報の管理に関する説明が載っています。

その他、パスワードに加えて別のチェックを設ける2要素認証やツイート内容を見られる範囲など、セキュリティに関する情報も紹介されています。

3.Twitter(ツイッター)利用時の注意点


今回、個人情報に関するポリシーに変更がありましたが、せっかくの機会なのでTwitterを利用する際の注意点について確認しましょう。広報や商品PRを目的とした企業アカウントの場合は特に、炎上などに気を付けて効果的に利用していきたいところです。

3-1.投稿前のチェックや再確認

単純な誤字脱字もそうですが、内容に問題がないか確認しましょう。

チェック項目としては、

公序良俗に反していないか?
大衆に向けて発信して問題ないか?
差別的な表現が含まれていないか?

などです。

基本的な要素ですが、炎上を避けるために大切なことです。

企業アカウントの場合には、人的リソースが割けるのであれば二重チェックを取り入れてみるのもいいかもしれません。

3-2.ルールを決めた運用

企業アカウントやサークル活動など、公式のアカウントとして運用する場合は特にルールを決めることが大切です。

例えば、

ツイート担当者を決めるのか?
ローテーションでツイートするのか?
フォロワーへのリプライはどうするのか?

などを決めるのがいいかと思います。

それにより、人によって対応や口調が違う、リプライする相手がいつも同じなどの状況を避けられます。個人や仲間内だけで利用しているのであれば別ですが、対応の違いなどがあるとアカウントの信頼性の低下にもつながってしまいます。

3-3.公式マークの獲得

Twitterアカウントの隣にある水色のチェックマークのことです。Twitterのヘルプでは認証バッジ、認証済みバッジと呼ばれています。

大手企業やYoutuberなどのアカウントでよく見かけますね。

これは要するにTwitter社が「このアカウントは本物である」と認めた場合に付与されるものです。

本物の公式を示すこのマークがあると、ユーザーに安心感を与えられ、信頼性も高まります。人気が出るほど、なりすましの被害にあう可能性も高くなるので、獲得できそうなら取得を目指してみるのもありではないでしょうか。

ちなみに、著名性が必要なので取得のハードルは上がるかもしれませんが、個人でも申請は可能です。

3-4.フォロワー属性にも注目

フォロワー数は数字で判断できるのでわかりやすいですが、フォロワー属性にも注目です。

フォロワー属性とは、フォローしている人はどんな人が多いのか?といった点です。

例えば化粧品の紹介をしているのに、男性のフォロワーがばかりだと売り上げに繋がらない可能性があります。

その際にはまた別の対策が必要になるので、属性を確認し、フォロワーは商品やサービスに興味を持っているか?といった観点で分析するのがよさそうです。

フォロワー属性はTwitterアナリティクスから確認できます。

スマートフォンからはアクセスできないので、以下のアドレスからパソコンのブラウザからログインする必要があります。

参考:Twitterアナリティクス
URL:https://analytics.twitter.com/about

無料で誰でも利用できるので、1度確認してフォロワー属性を把握しておくのもいいかもしれません。

4.まとめ


Twitterの個人情報に関するポリシーが変更され、動画や写真を投稿する際には被写体の許可が必要になりました。

悪意があるのは論外ですが、知らず知らずのうちに誰かを傷つけたり不快にさせたりしないように、改めて確認しておいたほう炎上やトラブルを避けられそうです

炎上してしまったとあっては、ツイートした側にとっても不利益です。しかし、中には炎上商法といって、わざと炎上させて話題性を高めて知名度を上げるといった手法もあります。

意図的に誰かを被害者にしている場合は、とても誉められたやり方とは言えません。

投稿前の再確認・ルールを決めた運用・公式マーク取得・フォロワー属性に注目など、Twitterを運用するうえでのポイントを参考にして、スマートなツイートを心がけるのがいいと思います。

ライター:彦坂

愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
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