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Webマーケティング・SEO

SNS活用でホームページへの誘導を増やす方法は?集客や連携のポイントを解説

公開日

SNS活用でホームページへの誘導を増やす方法は?集客や連携のポイントを解説

「会社のInstagramアカウントを作ったけれど、フォロワーが増えるだけで問い合わせにつながらない」 「毎日投稿しているのに、ホームページのアクセス数が変わらない」

このように悩んでいませんか?スマートフォンが普及し、多くの人がSNSで情報を探すようになった今、企業アカウントを持つことは珍しくありません。しかし、ただアカウントを運用しているだけでは、ビジネスの成果である「売上」や「採用」にはなかなかつながらないのが現実です。

SNSとホームページには、それぞれ得意な役割と苦手な役割があります。この役割の違いを理解せず、SNSだけで完結させようとすると、ユーザーは「興味はあるけれど、信頼できる会社かどうかわからない」という状態で止まってしまうことがあります。

この記事では、数多くの中小企業様のホームページ制作をご支援してきた実績をもとに、SNSからホームページへスムーズにユーザーを誘導するための具体的な手法を解説します。InstagramやX(旧Twitter)といった主要ツールの設定方法から、ユーザー心理に寄り添った導線設計まで、明日から実践できるノウハウをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。

目次

SNSからホームページへ誘導する重要性

多くの企業がSNS活用に力を入れています。SNS単体でも成果が出るケースはありますが、継続的に成果を最大化するには難易度が上がりやすいのが実情です。なぜなら、SNSとホームページは情報の性質が大きく異なるからです。ここでは、なぜ両者を連携させる必要があるのか、その本質的な理由を解説します。

SNSは「認知・興味」の入り口、ホームページは「信頼・成約」のゴール

SNSとホームページの関係性は、「チラシ配り」と「店舗」の関係に似ています。

SNSは、まだ自社のことを知らない人や、なんとなく興味がある人に対してアプローチする「入り口」の役割を果たします。タイムラインに流れてくる情報は受動的に消費されるものが多く、ユーザーは「へぇ、こんな会社があるんだ」「面白そうな商品だな」といった軽い関心を持ちます。

一方で、ホームページは、より詳しい情報を求めて訪れる「ゴール」の場所です。SNSで興味を持ったユーザーは、次に以下のような行動をとる傾向があります。

  • 「もっと詳しい料金プランを知りたい」
  • 「会社の所在地や代表者の顔を確認したい」
  • 「実際に利用した人の事例を見たい」

これらの深い情報は、SNSの投稿だけでは伝えきれません。ホームページという「店舗」に誘導し、信頼できる詳細情報を提供することで初めて、ユーザーは「問い合わせ」や「購入」といった具体的な行動(CVR:コンバージョン)に移ります。つまり、SNSで集めた関心を、ホームページで受け止めて信頼に変えるという連携が重要になります。

SNS運用のメリット

SNSを運用し、ホームページと連携させることには、従来の手法では得られなかったメリットがあります。

拡散力とリアルタイムな接点構築

SNSの最大の特徴は、情報の広がりやすさ(拡散性)です。ユーザーが良いと感じた投稿は「いいね」や「リポスト(シェア)」によって、自社のフォロワー以外にも広がります。これにより、広告費をかけずに多くの人に認知を広げられる可能性があります。また、イベント情報や新着ニュースなど、今伝えたい情報をリアルタイムに届けられる点も大きな強みです。

SEO(検索)では届かない「潜在層」へアプローチできる

Googleなどの検索ユーザーは、目的が明確な状態で検索していることが多く(顕在層になりやすい)一方で、世の中には「まだ課題に気づいていない」あるいは「具体的な解決策を探していない」という層(潜在層)も多くいます。SNSは、こうした潜在層の目に触れる機会を作り出し、新たな需要を掘り起こすことができます。

ユーザーと双方向のコミュニケーションが可能

ホームページは企業からの一方的な情報発信になりがちですが、SNSではコメントやDM(ダイレクトメッセージ)機能を通じて、ユーザーと直接やり取りができます。「この商品についてもっと知りたい」といった質問に丁寧に答えることで、親近感や信頼感を醸成しやすくなります。

知っておくべきSNS運用のデメリット

メリットが多い一方で、SNS運用には特有の難しさやリスクもあります。これらを理解したうえで対策を講じることが重要です。

情報の流動性が高く、過去の投稿が埋もれやすい

SNSは「フロー型」のメディアと呼ばれます。次々と新しい投稿が流れてくるため、数日前の投稿であってもユーザーの目に触れる機会は激減します。どれほど良い内容を投稿しても、その効果は一時的であるケースが多いため、重要な情報はホームページのような「ストック型」のメディアに蓄積しておく必要があります。

継続的な運用コスト(時間・人員)がかかる

「SNSは無料でできる」と思われがちですが、実際には投稿の作成、ユーザーとの対話、効果測定などに多くの人的リソースを要します。特に中小企業においては、専任の担当者を置くことが難しく、他の業務と兼務しながら更新を続けることが負担になる場合もあります。

誤った発信による炎上やブランドイメージ毀損のリスク

不適切な発言や配慮に欠ける投稿は、またたく間に拡散され、企業の信頼を大きく損なう「炎上」につながるリスクがあります。個人のアカウントとは異なり、企業アカウントとしての運用ガイドラインやチェック体制を整えておくことが求められます。

プラットフォームの仕様変更やアルゴリズムに左右される

SNSは各運営会社(例:Meta社やX社など)のサービスを利用しているため、突然の仕様変更や規約改定の影響を直接受けます。特定のアカウントが凍結されたり、表示アルゴリズムが変わって閲覧数が激減したりするリスクもゼロではありません。自社でコントロールできないプラットフォームだけに依存するのは危険です。

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Webマーケティングにおける「情報の蓄積」と「信頼性」

前述のデメリットを補うためにも、ホームページの役割が重要になります。

ホームページが「自社の資産」である理由

ホームページは自社ドメイン上で運用できるため、SNSに比べて自社でコントロールできる範囲が広く、コンテンツを資産として蓄積しやすいのが特徴です。過去に書いたブログ記事や制作実績が、数年後に検索経由で顧客を連れてくることも珍しくありません。

地域ビジネスにおける「信頼」の重み

ビジネスの現場では、取引先や顧客との「信頼関係」が重視されます。「しっかりとしたホームページがある」「会社概要や代表者の情報が明記されている」ことは、それだけで安心材料となります。SNSで親しみやすさを感じてもらい、ホームページで企業としての信頼性を示す。この両輪が回ってこそ、成果につながると考えられます。

主要SNS別の誘導ポイントと基本設定

ここからは、具体的な各SNSプラットフォームの特性に合わせた、ホームページへの誘導ポイントと設定方法を解説します。まずは利用者の多いInstagramとX(旧Twitter)について見ていきます。※設定方法については記事公開時点の情報となります。

Instagram(インスタ):プロフィールとストーリーズの活用

Instagramは写真や動画などのビジュアルが中心のSNSです。Instagramの通常のフィード投稿では、キャプション内にURLを書いても原則としてクリック可能なリンクになりません。そのため、他のSNSとは異なる導線設計が必要です。

プロフィール(自己紹介)へのURL配置の鉄則

Instagramで最も確実にリンクを設置できる場所は、プロフィール画面です。ユーザーが投稿を見て「もっと知りたい」と思ったとき、最初に訪れるのがこのプロフィールです。

  • リンクの設置: 「プロフィールの編集」から「リンク」を追加し、自社のホームページや特定のランディングページ(LP)のURLを設定します。
  • 誘導文の記載: 自己紹介文の最後に「▼詳細やお問い合わせはこちら」といった一言を添え、指差しアイコン(👇)などで視覚的にリンクへ誘導します。

複数のリンク(公式サイト、採用サイト、ブログなど)を貼りたい場合は、Linktree(リンクツリー)などのリンクまとめサービスを活用するか、ホームページ内に「SNS用リンク集ページ」を作成してそこへ誘導する方法もあります。

WWGでも、Instagramを運営中!参考に見てみてください!

24時間で消える「ストーリーズ」には、「リンクスタンプ」機能を使って直接URLを貼ることができます。さらに、投稿したストーリーズをプロフィール上に保存できる「ハイライト」機能を活用するのが効果的です。

以下のようにハイライトを分類し、それぞれに対応するホームページのページへリンクさせると、まるでホームページのメニューのような役割を果たします。

  • 「Service」: サービス紹介ページへリンク
  • 「Voice」: お客様の声や事例紹介ページへリンク
  • 「Recruit」: 採用情報ページへリンク
  • 「Blog」: 最新のブログ記事へリンク

フィード投稿からプロフィールへ誘導する画像内テキストの工夫

通常のフィード投稿にはリンクが貼れませんが、ユーザーをプロフィール画面へ誘導することは可能です。

  • 画像内での誘導: 投稿する画像の最後のページに「続きはプロフィールのURLから」「詳細な料金表は公式サイトをチェック」といった案内画像を入れます。
  • キャプションでの誘導: 文章の最後に「@アカウント名」を記載します。これをタップするとプロフィール画面へスムーズに移動できるため、ユーザーの手間を減らせます。

X(旧Twitter):リアルタイム性を活かした最新情報の発信

X(旧Twitter)は、テキスト中心で拡散性が高く、URL付きの投稿がそのままリンクとして機能するため、ホームページへの導線を設計しやすいプラットフォームです。

固定ポスト(ピン留め)を活用した重要なお知らせの表示

プロフィール画面の一番上に、特定の投稿を常に表示させる「固定ポスト(旧:固定ツイート)」機能を活用します。ここには、最も見てもらいたい情報をURL付きで設置します。

  • 実施中のキャンペーン情報
  • 主力サービスの紹介ページ
  • 求人募集の要項ページ
  • 無料相談会やセミナーの案内

流れてしまいがちなタイムラインの中で、プロフィールを訪れたユーザーに確実に情報を届けるための有効な手段です。

URLクリック率を高めるための投稿文(コピーライティング)の工夫

単に「ブログを更新しました」とURLを貼るだけでは、なかなかクリックしてもらえません。ユーザーが「自分に関係がある」「中身が気になる」と感じるような工夫が必要です。

  • 問いかけ: 「〇〇でお困りではありませんか?」
  • 結論のチラ見せ: 「実は、〇〇の対策には△△が有効なんです。その理由は…(続きは記事で)」
  • 数字の活用: 「アクセスが2倍になった事例を公開」
  • 抜粋: 記事の中で特に役立つ一節を引用し、興味を引く

ツリー投稿(スレッド)を使った長文コンテンツへの誘導

1つの投稿で伝えきれない内容は、自身の投稿に返信する形でつなげる「ツリー投稿(スレッド)」が有効です。

  1. 1通目: 結論やもっとも興味を引く内容を短くまとめる。
  2. 2〜3通目: 具体的な解説やメリットを箇条書きなどで伝える。
  3. 最後: 「さらに詳しい手順はこちらの完全ガイドで解説しています」としてURLを貼る。

このように情報を小出しにすることで、ユーザーの読む意欲を維持したまま、ホームページへ誘導することができます。

Facebook:BtoBや地域ビジネスに強い信頼性の構築

Facebookは、ビジネス用途での利用も多く、比較的落ち着いた層に情報が届きやすい傾向があります。プロフィールや企業ページの情報を整備することで、BtoBや地域ビジネスで信頼性を補強しやすい媒体です。

詳細な企業情報(基本データ)の設定と公式サイトへのリンク

Facebookページ(企業用アカウント)には、詳細な企業情報を掲載できる「基本データ」欄があります。ここはホームページと同様に、企業の公式情報として参照されることが多いため、空欄を作らず正確に入力することが求められます。

ウェブサイト:
自社のトップページURLを必ず設定します。

住所・電話番号・営業時間:
これらの情報の一貫性が高まることで、ユーザーの迷いを減らし、結果としてローカル検索での評価にプラスに働くケースがあります。

自己紹介・詳細:
企業のミッションや事業内容を記載し、関連するサービスページへのリンクを文中に含めることも可能です。

イベントページや事例紹介からのビジネスライクな誘導

Facebookは「イベント機能」が充実しており、セミナーや展示会、相談会などの集客に適しています。イベントページを作成し、そこからホームページ上の「申し込みフォーム」や「詳細ページ」へ誘導する流れは、非常にスムーズな動線となります。

また、長文の投稿も違和感なく読まれる傾向にあるため、導入事例やお客様の声を丁寧に紹介するコンテンツも有効です。「お客様が抱えていた課題」と「自社がどう解決したか」をストーリー形式で伝え、記事の最後に「詳しい事例はこちら」としてホームページのURLを設置します。この方法は、検討度の高いユーザーを質の高い状態でサイトへ送るのに適しています。

LINE公式アカウント:リッチメニューでの常設導線

LINEは、国内で高い利用率を誇るコミュニケーションツールです。他のSNSが「新規顧客との接点」であるのに対し、LINE公式アカウントは「一度つながった顧客(既存顧客・見込み顧客)との関係維持」に強みがあります。

プッシュ通知から「今すぐ見たいページ」へ誘導する仕組み

LINEのメッセージ配信は通知で気づかれやすいため、配信内容や頻度が適切であれば、メールマガジンよりも反応が得られるケースがあります。新商品の案内やキャンペーン情報を配信する際、メッセージ内にホームページの該当ページURLを記載することで、ダイレクトにアクセスを促せます。

ただし、頻繁な配信や売り込み色の強い内容はブロックされる原因となります。「クーポン配布」や「お役立ち情報の更新通知」など、受け取る側にメリットのある情報を届けるよう意識する必要があります。

リッチメニューのデザインと配置によるクリック率の向上

LINE公式アカウントのトーク画面下部に固定表示される「リッチメニュー」は、ホームページへの強力な誘導装置です。

ユーザーがトーク画面を開くたびに目に入るため、最もアクセスしてほしいページをここに配置します。

メニュー構成の例:

  • 左上:最新のお知らせ(ニュースページへ)
  • 右上:サービス一覧(事業紹介ページへ)
  • 左下:よくある質問(FAQページへ)
  • 右下:お問い合わせ(フォームまたは電話へ)

ボタンのデザインをわかりやすくし、タップするだけで目的のページへ飛べるように設定しておくことで、ユーザーは迷うことなく情報を探せます。

ユーザーを離脱させない!ホームページへスムーズに誘導する3つのステップ

SNSにリンクを貼るだけでは、ユーザーはなかなかクリックしてくれません。クリックという行動には「今のアプリから離れて、ブラウザを立ち上げる」という心理的な手間が伴うからです。このハードルを超え、ホームページへスムーズに移動してもらうためには、以下の3つのステップを意識した設計が必要です。

ステップ1:SNS投稿で「もっと知りたい」という関心を作る

ユーザーがリンクをクリックするのは、「その先に自分にとって有益な情報がある」と確信したときです。そのため、SNSの投稿自体が、その期待感を高める内容になっている必要があります。

読者の悩み(ペイン)と利益(ベネフィット)の提示

単に「ブログを更新しました」と伝えるのではなく、読者が抱えている悩みや課題に触れ、その解決策がリンク先にあることを示唆します。

  • 悪い例: 「SEO対策の記事を書きました。ぜひ読んでください。 URL」
  • 良い例: 「名古屋で検索順位が上がらずお悩みの方へ。当社が実践して半年で問い合わせを倍増させた、具体的なキーワード選定のコツを公開しました。 URL」

このように、「誰の」「どんな悩みを」「どう解決できるか」を明示することで、クリックする動機が生まれます。

「続きはWebで」ではなく「続きが気になる」コンテンツ構成

あからさまな「釣りタイトル」や、内容がほとんどないまま「続きはWebで」と誘導する手法は、ユーザーにストレスを与えます。SNSの投稿内でも一定の満足感を与えることが大切です。

  • 結論や要点はSNSで伝える: ノウハウの核心部分は投稿内で惜しみなく公開します。
  • 詳細や根拠をWebで補足する: 「なぜその方法が有効なのか」「具体的な手順はどうするのか」「テンプレートのダウンロード」といった、より深い情報をホームページに用意します。

「SNSだけでも勉強になったけれど、ホームページを見ればもっと詳しく分かる」という状態を作ることが、信頼を保ちながら誘導するポイントです。

ステップ2:クリック後の「着地ページ(LP・ブログ)」を最適化する

苦労してリンクをクリックしてもらったのに、移動先のページ(着地ページ)の品質が低いと、ユーザーはすぐに離脱(直帰)してしまいます。

SNSのトーンとホームページのデザイン・内容の一貫性

SNSでの投稿内容と、リンク先のページ内容にギャップがないようにします。

内容の整合性:
「無料相談はこちら」というリンクをクリックしたのに、トップページに飛ばされて相談フォームがどこにあるか分からない、といった状況は避ける必要があります。リンク先は、投稿内容に対応した個別のページ(該当のブログ記事やキャンペーンページ)に設定するのが基本です。

デザインのトーン:
SNSで親しみやすいポップな発信をしているのに、ホームページが堅苦しすぎる(あるいはその逆)と、ユーザーは「違うページに来てしまったかも」と不安になります。ある程度、トーン&マナーを合わせる意識を持つと良いでしょう。

スマホ対応(モバイルフレンドリー)の重要性と表示速度

SNS経由のアクセスはスマートフォンが中心になりやすいため、リンク先のホームページがスマートフォンで見やすく最適化されていることは必須条件です。

  • 文字が小さすぎて読めない
  • ボタンが押しにくい
  • ページの表示に何秒もかかる

こうしたストレスがあると、ユーザーは中身を読む前にページを閉じてしまいます。画像の容量を圧縮するなどして表示速度を改善し、快適な閲覧環境を整えることが、誘導後の離脱を防ぐ鍵となります。

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ステップ3:スムーズな導線(CTA)を配置する

ホームページにたどり着いたユーザーに、最終的にとってほしい行動を促すためのボタンやリンクを「CTA(コール・トゥ・アクション)」と呼びます。

「詳細はこちら」「資料ダウンロード」など、次に取るべき行動の明示

記事やページを読み終えたユーザーに対し、次に何をしてほしいのかを明確なボタンで示します。

  • 資料請求をしてほしい場合: 「3分で分かる会社案内をダウンロードする」
  • 相談に来てほしい場合: 「無料相談会の空き状況を確認する」
  • 事例を見てほしい場合: 「同業種の制作実績を見る」

曖昧な「お問い合わせ」だけでなく、ユーザーの関心度合いに合わせたハードルの低い選択肢を用意することも有効です。

マイクロコピーの活用で心理的ハードルを下げる

ボタンの近くに添える短い文章(マイクロコピー)を工夫することで、クリック率は変わります。

  • 「無料です」
  • 「1分で完了」
  • 「強引な営業は一切いたしません」

このような一言があるだけで、ユーザーの不安が和らぎ、行動を起こしやすくなります。

【目的別】SNSからホームページへの効果的な導線モデル

ここまでは基本的な設定や考え方をお伝えしました。最後に、具体的な目的(採用・認知・信頼)に応じた、SNSとホームページの連携パターンの例を紹介します。自社の課題に合わせて参考にしてください。

採用を強化したい場合:日常の風景(SNS)→ 社員インタビュー(HP)

求職者は、企業の「リアルな雰囲気」を知りたがっています。

SNSの役割:
オフィスの日常、ランチの様子、社員同士の雑談など、飾らない会社の空気を写真や動画(リール動画など)で発信します。「楽しそう」「働きやすそう」という直感的な好意を持ってもらえるように発信します。

ホームページの役割:
SNSで興味を持った求職者に対し、先輩社員のインタビュー記事や1日のスケジュール、詳しい福利厚生、キャリアパスなどを掲載した採用サイト(または採用ページ)へ誘導します。

「雰囲気」をSNSで伝え、「条件や将来性」をホームページで補完することで、ミスマッチの少ない応募につなげることができます。

サービスの認知を広げたい場合:役立つ豆知識(SNS)→ 詳しい解説記事(HP)

専門的なサービスやBtoB商材の場合、いきなり売り込むのではなく、プロとしての知識を提供します。

SNSの役割:
「プロが教える〇〇のコツ」「業界用語解説」といった、ターゲット層にとって役立つ情報を図解や短文で発信します。Instagramの「保存」機能を使いたくなるような、あとで見返したくなるコンテンツが適しています。

ホームページの役割:
SNSの投稿内容をさらに深掘りしたブログ記事へ誘導します。専門的な解説やデータの裏付け、関連法規などを網羅し、「この会社は詳しい」「頼りになる」という専門家としての地位を確立します。そこからサービス紹介ページへつなげます。

信頼を高めたい場合:制作・活動の裏側(SNS)→ 制作実績・お客様の声(HP)

検討段階にある顧客は、「本当にこの会社に頼んで大丈夫か?」という不安を持っています。

SNSの役割:
制作過程のラフ案、現場での打ち合わせ風景、納品時の様子など、完成品ができるまでのプロセスを発信します。誠実に仕事に向き合っている姿勢を見せることで、安心感を与えます。

ホームページの役割:
最終的に完成した「制作実績」の詳細ページや、納品後の「お客様へのインタビュー」へ誘導します。プロセス(SNS)と結果(HP)の両方を見せることで、品質への信頼性が高まり、問い合わせへの最後の一押しとなります。

SNSとホームページ連携でよくある失敗と対策

多くの企業がSNSとホームページの連携に取り組んでいますが、思うような成果が出ていないケースも少なくありません。その原因の多くは、運用体制や導線設計の細かな不備にあります。ここでは、中小企業のWeb担当者が陥りやすい3つの失敗パターンと、その対策について解説します。

リンクが切れている、またはトップページにしか飛ばしていない

SNSの投稿で特定の商品やサービスを紹介しているにもかかわらず、リンク先が適切でないケースが散見されます。

失敗の状況

  • 過去に投稿したリンクをクリックしても「404 Not Found(ページが見つかりません)」と表示される。
  • 「新作の施工事例はこちら」と誘導しているのに、リンク先が会社のトップページ(TOP)になっており、ユーザーがそこから自力で該当ページを探さなければならない。

対策:ユーザーの手間を減らすための「該当ページ直リンク」の原則
ユーザーは「探す」という行為にストレスを感じます。トップページに飛ばして「あとは探してください」というスタンスでは、多くのユーザーが離脱してしまいます。

▼具体的に意識したいこと

  • 個別URLの設定: 紹介したい内容が載っている「詳細ページ」のURLを直接設定します。
  • リンク切れチェック: ホームページのリニューアルや記事の削除を行った際は、固定ポストやプロフィール欄のリンク先が古くなっていないか確認します。特に「キャンペーン」や「期間限定」のページは、期間終了後の表示についても注意が必要です。

SNSの更新が止まっており、信頼を損ねてしまう

「とりあえずアカウントを作ったけれど、半年以上更新していない」という状態は、企業にとってマイナスに働く可能性があります。

失敗の状況

  • 最終更新日が数年前になっている。
  • 問い合わせても返信が来ないのではないか、とユーザーに不安を与える。
  • 「活動していない会社」という誤解を招く。

対策(1):無理のない運用体制と更新頻度のルール作り SNSは「毎日更新しなければならない」というものではありません。重要なのは「継続すること」です。

▼具体的に意識したいこと

  • 頻度の設定: 「週に1回」「毎週水曜日」など、無理のない範囲で更新ルールを決めます。
  • 役割分担: 担当者一人に任せきりにせず、複数のスタッフで写真を共有したり、ネタ出しを行ったりする体制を作ります。
  • 休止の告知: どうしても運用が難しい場合は、プロフィール欄に「現在更新を停止しています。最新情報はホームページをご覧ください」と記載し、ホームページへ誘導する形をとるのも一つの選択肢です。

対策(2):自動連携ツールの活用と注意点
Instagramに投稿すると同時にFacebookにも投稿されるような連携機能やツールを使うことで、手間を省くことができます。ただし、プラットフォームごとに最適な画像サイズや文章の長さが異なるため、すべての投稿を自動化するのではなく、重要な投稿は個別に作成するなど、使い分けが推奨されます。

効果測定(分析)を行わず、やりっぱなしになっている

投稿すること自体が目的になってしまい、「どの投稿からホームページへ流入があったか」を把握していないケースです。

失敗の状況

  • フォロワー数は増えているが、ホームページのアクセス数が増えていないことに気づかない。
  • 効果のない投稿を続けてしまい、時間と労力を浪費する。

対策(1):Googleアナリティクス(GA4)での流入元確認の基本
ホームページのアクセス解析ツール(Googleアナリティクスなど)を使えば、SNSからの流入数を数値で確認できます。

▼具体的に意識したいこと

  • 参照元(Referral)の確認: 「Instagram」「Facebook」「t.co(Xの短縮ドメイン)」など、どのSNSから何人のユーザーが来ているかを定期的にチェックします。
  • 行動の追跡: SNSから来たユーザーが、その後「お問い合わせ」ページを見たか、どのくらい滞在したかを確認します。直帰率(1ページだけ見て帰ってしまう率)が高い場合は、リンク先のページ内容を見直す必要があります。

対策(2):URLパラメータを活用した効果測定の導入
より詳細な分析を行いたい場合は、リンクのURLに「パラメータ」と呼ばれる識別コードを付与します。これにより、「Instagramのプロフィール欄から来たのか」「フィード投稿から来たのか」といった細かい経路まで判別できるようになります。

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SNSからの流入を「問い合わせ」に変えるためのホームページ側の工夫

SNSはあくまで「集客」の手段であり、最終的な「成約(コンバージョン)」を獲得するのはホームページの役割です。せっかくSNSから誘導できても、ホームページ側がユーザーを受け入れる準備ができていなければ、問い合わせを増やすのは難しくなります。

ここでは、アクセスを成果に変えるためのホームページの改善ポイントを解説します。

ターゲットに合わせた「お知らせ」や「ブログ」の更新

SNSから訪れたユーザーは、最新の情報を求めています。ホームページの「お知らせ」や「ブログ」が長期間更新されていないと、熱量が冷めてしまう可能性があります。

読者が求めている情報は「企業の宣伝」ではなく「課題解決」 ブログの内容は、単なる自社の宣伝にとどまらず、ユーザーの役に立つ情報(コンテンツ)であることが重要です。

専門知識の提供: 「2025年の最新トレンド」「プロが教えるメンテナンス方法」など、その道のプロだからこそ知っている情報を発信します。

Q&Aのコンテンツ化: 顧客からよく受ける質問を記事にします。「費用はどのくらいかかりますか?」「準備するものはありますか?」といった疑問に先回りして答えることで、問い合わせのハードルを下げることができます。

ターゲットへの呼びかけ: 「〇〇でお悩みの方へ」といったタイトルをつけ、自分事として捉えてもらえるようにします。

信頼性を高める「制作実績」や「お客様の声」の充実

SNSでは写真や短い動画で「良さそうな雰囲気」を伝えられますが、契約や購入の決断には「確かな証拠(エビデンス)」が必要です。

SNSで興味を持ったユーザーを納得させるエビデンスの提示 ホームページには、SNSでは伝えきれない詳細な実績情報を掲載します。

▼具体的に意識したいこと

  • Before/Afterの掲載: 導入前と導入後の変化を、数値や写真を用いて具体的に示します。
  • お客様のインタビュー: 「なぜ自社を選んだのか」「担当者の対応はどうだったか」といった生の声を掲載します。実在する顧客の声は、企業側が発信するメッセージよりも強い説得力を持ちます。
  • プロセスの公開: どのような手順でサービスが提供されるのか、フロー図などを用いて説明します。全体像が見えることで、ユーザーは安心して依頼できます。

迷わせない「お問い合わせフォーム(Contact)」への配置設計

ユーザーがいざ「問い合わせよう」と思ったとき、どこから連絡すればいいのか分からないサイトは、大きな機会損失を生んでいます。そうならないためにも、具体的には以下のようなポイントを意識してみると良いでしょう。

スマホでの操作性を意識したボタン配置
スマートフォンの画面では、お問い合わせボタンを押しやすい位置に配置することが重要です。

追従型ボタン(フローティングボタン)
画面をスクロールしても、常に画面の下部や隅に「お問い合わせ」「TEL」ボタンが表示されるようにします。これにより、ユーザーはいつでもアクションを起こせます。

タップエリアの確保:
指でタップしやすいよう、ボタンのサイズを適切に調整します。

複数の選択肢
「電話で相談する」「LINEで送る」「メールフォームに入力する」など、ユーザーの状況に合わせて連絡手段を選べるようにしておきます。急いでいる人は電話、営業時間外はメール、といった使い分けができると親切です。

入力項目の最適化(EFO:エントリーフォーム最適化)
お問い合わせフォームの入力項目が多すぎると、入力の途中で面倒になり、離脱してしまうことがあります。

▼具体的に意識したいこと

  • 必須項目の絞り込み: 名前、連絡先、問い合わせ内容など、初回連絡に必要な最低限の項目に絞ります。
  • 入力アシスト: 住所の自動入力機能や、エラー時のわかりやすいメッセージ表示など、ユーザーの入力をサポートする機能を導入します。

まとめ:SNSとホームページを繋ぎ、より深いコミュニケーションへ

本記事では、SNSとホームページを連携させる重要性から、各SNSの具体的な活用法、そしてホームページ側の受け皿作りまでを解説してきました。

SNSは、多くの潜在顧客と出会うための強力なツールです。しかし、それ単体ではビジネスの信頼関係を築ききることは難しい側面があります。SNSで興味・関心という「きっかけ」を作り、ホームページという自社の「ホームグラウンド」で深い理解と信頼を育む。この役割分担を意識することで、Webマーケティングの成果はより確実なものになります。

大切なのは、企業側の言いたいことを一方的に発信するのではなく、ユーザーが「知りたい」と思う情報への道筋を作ることです。SNSの投稿を見て「もっと知りたい」と思ったユーザーが、ストレスなくホームページへ移動し、求めていた情報にたどり着き、自然と問い合わせたくなる。そのような「ユーザー目線の導線設計」こそが、成功の鍵となります。

「SNSからの流入をどう活かせばいいか分からない」「ホームページが古くて連携できていない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度WWGへご相談ください。 私たちは、名古屋・愛知の中小企業様を中心に、単なる「見栄えの良いサイト」ではなく、企業の強みを正しく伝え、成果につながるホームページ制作と運用サポートを行っています。貴社ならではの魅力を最大限に活かすWeb戦略を、一緒に考えてまいります。

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