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新型コロナウィルス接触アプリ「COCOA」~通知やアップデートに関するよくある疑問~

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前回新型コロナウィルス接触アプリ「COCOA」についての記事で、簡単にアプリの概要について触れました。

今回はリリースされてから3か月ほど経った今の「COCOA」の主な最新情報と、ユーザーから挙がっているさまざまな疑問とその対策についていくつかご紹介します。「COCOA」のアプリ利用時、または利用前の参考になれば幸いです。

※2020年9月28日現在の情報です

目次


  1. COCOA(ココア)の主な最新情報
    ①アプリのバージョンについて
    ②ダウンロード数と陽性登録件数
  2. COCOA(ココア)に関するさまざまな疑問
    ①陽性者との接触があったようなプッシュ通知
    ②iOS13.7アップデートについての誤解
  3. COCOA(ココア)についてのこれからの課題
    ①アプリの利用状況
    ②利用者を増やすための課題
  4. まとめ

1.COCOA(ココア)の主な最新情報


厚生労働省の公式HPの「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」のページ内では下記の情報がまとめられています。(9月25日17:00時点の情報)
URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html

①アプリのバージョンについて

①「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA(以下、アプリと表記)」 は、iOS版が「1.1.4」Android版は「1.1.3」が最新バージョンです。(Android版の修正版も近日中に配布予定とのこと)

②古いバージョンを使用している場合は、App StoreまたはGoogle Playから「接触確認アプリ」で検索して、アップデートを行うことが推奨されています。

②ダウンロード数と陽性登録件数

①ダウンロード数は、合計で約1,752万件(iOS、Android両方の合計数)
※ダウンロード後に削除して、再度ダウンロードをした場合でも複数回カウントされる場合あり

②陽性登録件数は、合計で898件にとどまっています。

2.COCOA(ココア)に関するさまざまな疑問


①陽性者との接触があったようなプッシュ通知

「 陽性者との接触があったような プッシュ通知」が表示されたものの、アプリを開いて陽性者との接触を確認すると「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示される場合があるとの問い合わせが数件上がっているようです。

この問題については厚生労働省のHPで下記のように説明されています。

>iOS搭載のスマホで接触確認アプリ1.1.3以前のバージョンをご利用の場合、1メートル以内で15分以上という判定基準よりも広範な接触についてプッシュ通知が表示されていることが明らかになっていますので、該当する場合は接触確認アプリで陽性者との接触の有無をご確認ください。

要約すると、「アプリの感染を知らせるプッシュ通知」が 、1メートル以内で15分以上という接触の判定基準よりも広い範囲まで感知してしまう不具合で起きていた問題のようです。

iOSで、アプリのバージョンが 1.1.3 を利用している方は、1.1.4(最新)にアップデートにこの問題の修正が含まれているので、アップデートを行っておくことをお勧めします。

②iOS13.7アップデートについての誤解

iPhoneなどのiOS端末を利用している場合、iOSのバージョンを13.7にアップデートすることで、新型コロナウィルス感染症接触通知システムの利用を選択することができるようになりました。

しかし、実際にシステムが利用できるかどうかは居住地域による対応状況により異なります。その対応状況についての補足がない状態で、「iOSのバージョンを13.7にアップデートすれば、アプリはインストールしなくても接触通知を受け取れる」と一部の人が勘違いを起こすことになってしまったようです。

現状、日本ではiOS13.7にアップデートした後の「設定」の項目には「接触通知」という項目が新たに追加はされたものの、 「COVID-19診断を共有」 をタップした後にCOCOAアプリ規約の表示がされず、「同意」の項目が表示されるも、同意しても何も起きない状態になっています。

この問題については、厚生労働省のHPでは下記のように記載されています。

> iOS13.7でも、接触確認アプリをApp Storeからインストールし、利用規約等に同意をして利用を開始していただかなければ、接触通知の機能をご利用いただけません。App Storeを立ち上げ、「接触確認アプリ」と検索し、インストールをお願いいたします。

つまり今のところは、iOS13.7(最新はiOS14)にアップデートしたら、 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) をインストールすることで、正しく接触通知を受け取れるということになります。
(※アプリを最新にアップデートする必要があることにもご注意ください)

3.COCOA(ココア)についてのこれからの課題


①アプリの利用状況

リスク対策.comの調査(URL:https://www.risktaisaku.com/articles/-/38341)
によると、 7月28日~ 8月4日の1週間アンケート調査を行った結果、 個人としてCOCOAを活用しているとの回答は約63.9%にとどまったとあります。

②利用者を増やすための課題

現状、複数のサイトを閲覧して見えてきた課題として、アプリの利用者の増加には、不具合やプライバシーに対しての不安が壁となっているようです。

不具合については、アプリのアップデートで今までのようにある程度は対策ができそうです。また、プライバシーに対しての不安については、アプリの仕組みを正しく理解してもらうことで改善が期待できると考えられます。

過去の記事で、COCOAのプライバシーに関する内容もご紹介しております。よければこちらもあわせてご参照ください。

みんなが使うと便利になる!接触確認アプリ「COCOA」を解説

4.まとめ


今回は 「COCOA」の主要情報と、ユーザーのさまざまな疑問と対策についてご紹介しました。

まとめると、
アプリについての疑問がある時に共通して言えることは、まずアプリ側のアップデートと、iOSまたはAndroidのアップデートがないか両方を確認することが非常に重要です。

その上で、周りの噂やSNSの情報に惑わされず、厚生労働省のHPを参考に正しい情報を確認し、アップデートや、その他HPに記載されている対策を行うことが重要だと言えます。

ライター:井上

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