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みんなが使うと便利になる!接触確認アプリ「COCOA」を解説

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新型コロナウイルスの対策として、厚生労働省が2020年6月19日にリリースした、接触確認アプリ「COCOA(ココア)」。皆さんはインストールしていますか?

今回は、「気になるけど、使い方がよくわからない…」「個人情報が周りに知られてしまいそうで心配」という方のために、利用方法や仕組みについて解説していきます。ぜひ利用検討の参考にしてください。

目次


  1. 接触確認アプリ「COCOA」とは
  2. どんな仕組みなの?
  3. 個人情報の取り扱い
  4. 記録・告知される条件は?
  5. どうやって使えばいいの?
    陽性者との接触の確認
    陽性情報の登録

  6. 利用者が増えるほど効果が上がる!
  7. まとめ

接触確認アプリ「COCOA」とは


「新型コロナウイルスの感染が確認された人と、あなたは最近長時間の接触があったみたいですよ」ということを報告してくれるアプリです。

感染した人が誰なのか、ということはもちろん、どこで会った可能性があるのか?ということもわかりません。基本的には、「感染者と接触した可能性が高いので、体調の変化に気を配ってね」「症状が出ている場合は、ここへ問い合わせて受診してくださいね」と案内してくれるものです。

アプリのインストールも、陽性反応が出た際のアプリ入力も、強制ではありません。利用料金も無料です。

どんな仕組みなの?


アプリをインストールした端末同士が長時間至近距離にあった場合に、「どの端末と接触したか」が記録されます。

この際、機械的に割り振られたランダムなIDが記録されるだけなので、電話番号や氏名といった情報はわかりません。他人のIDはもちろん、自分のIDを見ることもできません。あくまでアプリの内部で、「0001という端末と接触した」「0002という端末と…」「0003という端末と…」というように記録していくだけです。「ID:0001さんが誰なのか?」ということは調べられません。

その後、「ID:0001」を割り振られたAさんに陽性反応が出たとします。Aさんがアプリを操作して「陽性反応が出ました」と登録することで、最近ID:0001端末と長時間接触した可能性がある端末に「陽性者と最近接触した可能性があります」という告知が届きます。

このとき、「陽性者がID:0001(あるいはAさん)です」ということが知らされたりはしません。あくまで、「陽性者と最近接触したかどうか」だけがわかるアプリです。

個人情報の取り扱い


割り振られたIDが他人に知られることはない、とお伝えしましたが、その他の情報も同じです。氏名、住所、電話番号、位置情報といった個人情報が他の端末に表示されることはありません。

アプリのインストール時にも、陽性反応の報告登録時にも、個人情報の入力が求められることはありません。

記録・告知される条件は?


他の端末との接触は、過去14日分記録されます。それ以降のものは順次削除されていく形です。

「接触した」と判断されるのにも一定の条件があります。ただすれ違っただけでカウントされるといったことはなく、「端末同士が15分以上、1メートル以内の場所にあった場合」に初めて、接触した端末として記録されます。

どうやって使えばいいの?


アプリのメニューはシンプルで、①陽性者との接触を確認する、②陽性情報の登録、③アプリを周りの人に知らせる、の3つだけです。基本的には「①陽性者との接触を確認する」の利用がメインになります。

陽性者との接触の確認

端末同士の接触記録は、Bluetooth(ブルートゥース)を使って行われます。インストール時の接触検知を有効にしたうえで、ふだんはBluetoothをオンにしておきましょう。最初に接触検知を無効にしてしまっても、スマートフォンの設定から変更することができます。

原則、自分で確認ボタンを押さなければ、「陽性者と接触があったかどうか」が勝手に表示されることはありません。

14日以内に陽性者との接触が確認されなければ、「陽性者との接触は確認されませんでした」と表示されます。陽性者との接触が確認された場合は、陽性者と接触した旨と、日付、件数が表示されるようです。症状が出ている場合の受診先案内もされて、直接電話で相談することも可能です。

接触確認画面はスクリーンショットを撮るよう厚生労働省から推奨されているので、「感染者と接触した!」と慌てずに、落ち着いて対処しましょう。

ちなみに、接触件数はあくまでただの回数なので、同一IDかどうかという点は考慮されません。「1日と2日、というふうに連続で陽性者0001と接触していた場合」も、「1日に陽性者0001と、2日に陽性者0002と接触していた、という場合」も同様に「1日に1回、2日に1回接触」とカウントされます。

陽性情報の登録

自分に陽性反応が出た場合、アプリを通して報告することで、感染者の拡大を防げます。

陽性情報の登録は誰でもできるわけではありません。検査の際に保健所に登録したメールアドレスや電話番号あてに届いた処理番号を入力し、承認されることで登録されます。陰性反応が出た人がいたずらに登録をして、情報の正誤がわからなくなる…といったことが防げます。

「陽性情報の登録」を押すと、登録にあたっての注意事項が表示されるので、きちんと読んでから最下部の登録ボタンを押してください。

届いた処理番号を入力フォームに登録すれば、完了です。過去14日以内にあなたと接触した記録がある端末へ、「陽性者と接触しました」と告知されます。もちろん、あなたがどこの誰かということを知られる心配はありません。

利用者が増えるほど効果が上がる!


アプリの利用も、陽性情報の登録も、利用者の任意です。ですが、COCOAは「アプリ同士が接触を記録すること」「陽性者が登録を行って、他の端末に告知がいくこと」で初めて機能するアプリケーションです。

つまり、アプリの利用者数が、そのまま情報の正確さにつながります。

人口の60%がアプリを利用することで、感染防止に大きな効果があると言われていますが、2020年6月末の時点で、利用者数は9%程度という調査結果も。今後、国民の意識がどのような形になるのかによって、アプリが使えるものなのかどうか、大きく変わってきそうです。

まとめ


接触確認アプリ「COCOA」は、「陽性者と最近接触したかどうか」を知るための、非常にシンプルなものでした。とくに難しい機能もなく、個人情報が周りに知られる可能性も低そうです。

利用を強制するものではもちろんありませんが、「よくわからないから使ってなかったけど…」「こんなアプリがあるのを知らなかった!便利かもしれない」という方は、使ってみてもいいかもしれませんね。使う人が増えれば増えるほど便利になるCOCOAについて、今回の記事が利用の参考になれば幸いです。

ライター:野倉

愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
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