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前回はWeb会議ツールの内の一つ「Zoom(ズーム)」に的を絞って具体的な機能などを紹介してきました。その一方で、 「Zoom(ズーム)」 以外にもWeb会議サービスを提供している会社はいくつかあります。各サービスごとに、それぞれどういった違いがあるのでしょうか。
今回はZoom以外のさまざまなWeb会議ツールとその特徴を紹介していきます。
目次
1.ビデオ会議(テレビ会議)とWeb会議の違い
さて、本題に入る前に、私達がこの頃耳にすることが多くなった「Web会議」というサービスはそもそも何なのか、以前から存在していた「ビデオ会議(テレビ会議)」とどういった点が違うのかを、一度整理してお話したいと思います。
①ビデオ会議(テレビ会議)とは
ビデオ会議(テレビ会議)は、映像と音声のやりとりをする以外の機能を持たないシステムで、Web会議にあるチャット機能やパソコン上のファイルデータの送受信をする機能を含みません。
特徴としてWeb会議に比べて、専用機材(カメラ・マイク)などを用いるため、コストは高いですが、音声・映像の質が良いことが挙げられます。
②Web会議とは
Web会議とは、ビデオ会議になかったチャット機能やファイルの送受信といった拡張機能が備わり、よりさまざまなサービスを利用できるようになっているシステムです。
特徴として、高価な機材を用意する必要もなく、スマートフォンやPCだけあれば気軽に始められる点が挙げられます。
昨今の通信技術の進歩も手伝って、専用の機材を用意しないWeb会議でもよりよい音質・画質で利用することができるようになってきています。今回はそういった背景からも主流になりつつあるWeb会議を行うためのツールに絞ってお話します。
2.Web会議ツールを選ぶポイント
さて、具体的にいくつかのWeb会議ツールをご紹介する前にWeb会議ツール選びのポイントをお話ししたいと思います。
①何人まで同時参加できるか
一つの会議に参加できる人数はツールごとにより大きく違います。
例えば、、研修やセミナーなど大規模なweb会議を行いたい時は、 最大参加可能人数が10人にも満たないようなツールは適さないと言えるでしょう。その判断をするためにも、まずは想定される参加人数を事前に把握しておくことが重要だと言えます。
②導入は簡単か
多くのサービスがアプリをダウンロードし、アカウントを作成する必要がありますが一部アカウント作成不要のサービスもあります。
参加者がアカウント作成まで問題なく自身で行えるならば問題はありませんが、参加者がパソコンの操作に慣れておらず、アカウント作成などをサポートをする手間が発生する場合は、アカウント作成がそもそも不要なサービスを利用する方がよいと考えられるでしょう。
③セキュリティに問題はないか
Web会議サービスを利用する際には、第三者により不正にアクセスされないように注意が必要です。万が一不正アクセスをされてしまうと、迷惑行為や共有されているファイルを盗まれてしまうといった事態になる可能性があります。
そのため、アクセス制限やデータの暗号化などのセキュリティー対策をしっかりと行っているサービスを選ぶ必要があります。また、無料サービスよりは有料サービスの方が一般的によりセキュリティ上の安全性は高いと言えるでしょう。
④サポートは充分か
企業でWeb会議ツールを利用する場合、本社側でそのツールをスムーズに導入できても、支社側ではトラブルなどが発生しうまく導入できないなどのPCスキルが一定ではないことを考慮すると重要になってくるのが、サポートの質です。
有料サービスの場合、ほとんどのツールがつながるまでしっかりサポートをしてくれるように窓口を設けています。また、窓口がメール・チャットなのか電話対応なのかも検討時には非常に重要な要素と言えるでしょう。
3.オススメのWeb会議ツール5選
さて、今までお話ししたポイントを押さえた上で、Zoom以外にどういったWeb会議ツールがあるのか一緒に見ていきましょう。
①Skype(スカイプ)
Skype(スカイプ)の特徴は何といってもその認知度の高さです。
まだWeb会議という言葉が浸透していない頃から、ビデオ通話ができるサービスとしてSkypeをすでに利用している人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
Web会議を行うには無料版の場合は、アプリのダウンロードに加え、会議主催者のアカウント名(ID)を参加者が把握している必要があります。
また、もともと少人数向けを想定したサービスのため、「参加人数が多くなる場合は他のWeb会議用のツールを使う」のがよいと言えるでしょう。
②Googleハングアウト
Googleとの連携をすることができるのが一番の特徴です。Googleアカウントを持っていれば無料でビデオ通話を行うことができます。
ただし、Googleハングアウトを使ったビデオ通話は最大10人までときめられており、上記のスカイプと合わせて少人数のWeb会議には向いていますが、大人数には適さないため、大きな規模のWeb会議を行う際には注意が必要でしょう。
③Fresh Voice(フレッシュボイス)
Fresh Voice (フレッシュボイス) は全プラン有料サービスとなっており、最上位のフラットプランという24時間利用可能なプランは、同時接続端末数によって料金が変動するという特徴を持っています。
始めから同時接続端末数の上限が決められていないので、大人数での会議に適しています。ただ、変動する料金については事前に問い合わせが必要で、導入に少し手間はかかる点がネックだと言えるでしょう。
④MicrosoftTeams(マイクロソフトチームズ)
Microsoft Teams(マイクロソフト チームズ)はMicrosoft Office 365に含まれるツールで、最大230人のビデオ会議が可能なため、Web会議が大人数である場合に適していると言えるでしょう。
また、Microsoft Office 365を導入している企業は、新しいサービスを追加することなく始められるため、その点も大きな利点だと言えるでしょう。
⑤Messenger Rooms(メッセンジャールームス)
Messenger Rooms(メッセンジャールームス)は 米Facebook社が今年の4月に発表したばかりのビデオミーティングサービスです。 ポイントはZoomのような企業向けのサービスではなく、あくまでプライベートでの利用を想定したサービスということです。
特徴としては、Facebook、またはMessengerから直接Room(会議)を開けるようになっており、360度のバーチャル背景や、 Roomを「ロック」する機能を備えています。
「ロック」機能を使うと、後から誰かが入って来られないようにでき、Web会議の課題である荒らし行為に対して有力な対策となることが期待されるでしょう。
現在、Messenger Roomsは一部の国から順にリリースされているので、日本でのリリースも非常に楽しみですね。
4.まとめ
今回はZoom以外のWebの会議ツールの特徴と、その違いについてご紹介しました。
まとめると、ご自身が使いたいWeb会議の規模や参加者のPCスキルの違い、その他さまざまな要素を鑑みた上で、Zoomだけでなく、他のWeb会議ツールも含めて検討することは、コストやサポートなどの面でより適したサービスを見つけることに大いに役立つと言えるでしょう。
今回の記事が、非常に多くのWeb会議ツールの中から、あなたにピッタリのサービスを見つけるための参考になれば幸いです。
ライター:井上
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