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実は全く別物? LINE WORKSと公式アカウントをどう使い分けるか

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プライベートはもちろん、ビジネスの場でも欠かせないツールとなったLINEですが、皆さん利用されていますか?「職場の連絡をグループトークで行っています」というところも多いかもしれません。

今回はそんな方に使いやすいサービス「LINE WORKS」と、ビジネス向けLINEとして比較される「LINE公式アカウント」の違いについて解説します。

目次


  1. LINEをビジネス利用するメリット
  2. どんなデメリットがあるのか
  3. LINE WORKSとは?
    LINEとは別のサービス
    社内コミュニケーションに最適な機能
  4. LINE公式アカウントとは?
    企業向けのLINEアカウント
    お客様に情報を発信する
  5. まとめ

LINEをビジネス利用するメリット


LINEをビジネスの場で利用するメリットは、高いシェア率と、機能の利便性にあります。

LINEはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のひとつ。ネットワーク上でコミュニケーションをとるためのものです。プライベートで使うものというイメージで、メールなどに比べたらビジネス向きではない、と感じる方もいるかもしれません。

ですが、LINEは公私問わず様々な場面で使われています。メリットを挙げるとするなら、まさにこの「様々な場面で使われている」という点が一番です。

手軽に使えて、大多数の人が基本的な使い方を知っていること。賛否両論ありますが、相手がメッセージを見たかどうかがわかる「既読」機能や、文字だけでは表現できないニュアンスをサポートする「スタンプ」機能など、コミュニケーションをとるために、多くの人が便利だと感じやすい機能が備わったサービスであること。

ともすれば、長いメールアドレスを手打ちするよりも、QRコードを読み取って連絡先を交換しましょう、という時代になるのは自然なのかもしれませんね。

どんなデメリットがあるのか


もちろん、いいことばかりではありません。

「賛否両論ある」と前述した既読機能は、読んだメッセージに返信をしない「既読スルー」状態が送受信者双方のストレスとして問題になったこともあります。ビジネス面では便利かもしれませんが、グループトークでは「誰が既読状態にしたのか」がわからないので、情報伝達の手段として完全とは言えないかもしれません。

「職場の相手にスタンプだけの返信はしていいのか?」「こういうスタンプなら使ってもいいけど、こういうスタンプは良くない」という点も、ビジネスマナー問題としてたびたび話題に上がっています。

ですが、こういったデメリットを解消するサービスとして「LINE WORKS」が生まれました。

LINE WORKSとは?


LINE WORKSとは何なのか?端的に言うと、「ビジネス向け機能を搭載したLINE」です。職場関係の相手とやりとりすることに特化したものになります。

LINEとは別のサービス

LINEの提供サービスではありますが、LINEそのものとは全く別のサービスです。アカウントもLINE WORKS専用のものを取得する必要があります。

LINEアカウントを使ってログインできるので勘違いしやすいのですが、友達やスタンプといったデータは引き継がれません。もうひとつ、まったく新しいLINEアカウントを作るような感覚です。

まずは企業などの代表者が、「株式会社〇〇」というような団体名義のアカウントを作成します。そこにスタッフ個人のLINE WORKSアカウントを招待すると、グループでやり取りできるようになります。流れとしては通常のLINEでグループを作成するのとあまり変わりません。

料金は以下のような形になっています。プランによって機能の制限があるので、契約前にご確認ください。

・料金プラン
フリー:無料
ライト:¥300
ベーシック:¥500
プレミアム:¥1,000
※ 年間契約で、1ユーザーあたりの月額料金です。

社内コミュニケーションに最適な機能

LINE WORKSの特徴は、豊富な機能にあります。お馴染みのものや進化した便利ツールまで、使い慣れた操作感のまま利用できるのがうれしいポイントです。

  1. カレンダー
    誰にどんな予定が入っているのか、日単位、または週単位で一覧表示ができます。タスク管理も可能です。複数人のメンバーが同時に空いている時間を確認したり、設備予約の管理ができたりと、あったらうれしい機能が詰まっています。
  2. 画面共有
    テレワークの導入で需要が高まった画面共有機能も備わっています。グループ通話も併用すれば、円滑なコミュニケーションが叶います。
  3. 既読メンバーの確認
    通常のLINEでは既読人数しか表示されませんが、「誰が既読を付けたのか」まで確認ができます。設定でON/OFFができるので、人数や社風に合わせて変更も可能です。
  4. 強力なセキュリティ
    社内の重要な情報をやりとりするので、通常のLINEよりも高いセキュリティシステムが採用されています。機能とは違いますが、チェックしておきたいですね。
  5. 企業同士のやりとり
    社内の従業員間だけではなく、企業間のコミュニケーションにも使えます。メールの代替ツールになるかもしれません。

その他、アンケート機能や掲示板など、主要なツールがそろっています。アプリをいくつも使い分ける必要がなく、LINE WORKSひとつで管理・共有できるのが便利です。

LINE公式アカウントとは?


「通常のLINEアカウントを企業向けにグレードアップしたもの」と言うとイメージしやすいかもしれません。通常のLINEはどのアカウントとも対等に会話するためのものですが、公式アカウントは、セールのお知らせやクーポンの配布といったDM的な使い方がメインです。

1つの企業アカウントを作る形になるので、どんな規模の会社でも月額は基本固定です。料金プランの違いは、配信できるメッセージ数で変わります。

・料金プラン/月に配信できるメッセージ数
フリー:無料/1,000通
ライト:¥5,000/15,000通
スタンダード:¥15,000/45,000通

公式サイトにて料金プランの計算ができます。
基本的には、友だち数×月間の配信メッセージ数で計算します。つまり、あなたが作った公式アカウントを友だち登録してくれているユーザーが多ければ多いほど、メッセージ数も膨大になるということですね。

プランの初期値以上のメッセージを送りたい場合は、配信数に応じて追加料金が必要になります。ただし、フリープランではメッセージ数の追加ができないのでご注意ください。

お客様に情報を発信する

LINE公式アカウントに登録すると、お客様への情報発信に適した機能が使えるようになります。

  1. メッセージ配信
    店舗のセール情報や、営業時間変更のお知らせ、新しいサービスの開始など、不特定多数のお客様に一斉配信が行えます。メールマガジンのLINE版といった形です。
  2. ユーザーとのチャット
    一方的な送信だけではなく、ユーザーからのメッセージも受信できます。お問い合わせフォームとしての利用が可能です。
  3. リッチメニュー
    通常のLINEでは、トーク画面の下部に送信用のキーボードが表示されます。公式アカウントでは、この部分にメニューボタンを配置し、Webサイトや別のアプリへ誘導することができます。
  4. ポイントカード・クーポン
    来店や購入時に利用できるポイントカードやクーポンも、LINE上で配布することができます。紛失や、存在そのものを忘れていた…なんてことが防げます。
  5. プレミアムID
    基本的なプランではIDの文字列にランダムな英数字が割り当てられますが、プレミアムIDに登録することで、任意の文字列が指定でき、友だち検索がしやすくなります。

「今日、新しく 友だち登録してくれた人はいるか?」「配信したメッセージのリンクはどれくらいクリックされているのだろう?」といった実績数も、グラフで確認できます。広報ツールとして有効に活用できそうですね。

まとめ


LINE WORKSとLINE公式アカウントの違いについて解説いたしました。どちらも「ビジネスに利用できるLINE」として共通点はありますが、まったく別の使用場面が想定されています。

LINE WORKSは、主に社内・企業間のコミュニケーションツールとして。増え続けるテレワーク需要の大きな手助けになってくれそうです。

LINE公式アカウントは、不特定多数のお客様に情報を発信するツールとして。広報や集客効果を考えた機能が充実している印象でした。

すっかり身近なものになったLINE。たくさんの人が使える、という利点を活かして、ビジネスシーンにも積極的に取り入れていけると、コミュニケーションが円滑に回っていくかもしれません。テレワークツールを決めかねている方や、集客効果を上げたいと悩んでいる方は、まず無料プランから試してみてもいいかもしれませんね。

ライター:野倉

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