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今や、お目当てのショップを探す際に使用するのが当たり前になりつつあるGoogleマップ。Googleマップへの情報登録は、BtoC向けの企業やショップがおこなっている印象が強いですが、最近ではBtoB企業にとっても重要になってきているんです。
「Googleマップ上に、自社の場所や情報を表示したいな」と思う方も増えてきているのではないでしょうか?
そこで今回は、
【前編】
・Googleマップに情報を登録するとどんなメリットがあるのか
・Googleマップに情報を登録する際の注意点は何なのか
【後編】
・Googleマップ上に情報を登録する方法(Googleビジネスプロフィール)
について、前編・後編の2回にわたって丁寧に解説していきます。
この2つの記事を読めば、Googleマップ上に自社の情報をアップする方法や登録するメリット・注意点がわかりますよ。ぜひ一緒に見ていきましょう。
▼この記事の後編はこちらから
目次
2.1.検索結果上位にヒットしやすくなる
2.2.クチコミを管理・活用できる
2.3.ローカルビジネスや業界に特化したターゲティングの強化
2.4.広告との相乗効果
2.5.採用効果
2.6.データを分析できる
3.1.ネガティブなクチコミが書き込まれる場合がある
3.2.企業・店舗情報を第三者に書き換えられる可能性がある
3.3.意図した写真が表示されない場合がある
3.4.競合が多い場合は、検索上位表示の難易度も上がる
3.5.ガイドラインを把握しておく必要がある
1.Googleビジネスプロフィールとは
それではまず「どうやってGoogleマップ上に企業や店舗情報を載せるのか」についてのお話をしていきましょう。
使用するのは「Googleビジネスプロフィール」です。以前は「Googleマイビジネス」と呼ばれていましたが、2021年11月4日に名称変更し、現在はGoogleビジネスプロフィールとなりました。
Googleビジネスプロフィールとは、Google検索やGoogleマップで企業や店舗の情報を表示させるためのツールで、無料で利用できます。
■参考:
Googleビジネス プロフィール
https://www.google.com/intl/ja_jp/business/
(参考日:2024年10月28日)
たとえば「カフェ」とGoogleマップで検索した際にヒットするお店は、このGoogleビジネスプロフィールに登録されているということになります。また、Googleビジネスプロフィールに登録されている情報は、Google検索で上位にヒットされやすくなっています。
最近では、何をするにしてもまずはググってから・・・というくらい、事前にリサーチするのが当たり前になってきていますよね。私もついさっき、明日行ける眼科があるかな・・・と検索したところです(笑)
こういう場合に、Googleビジネスプロフィールにきちんとした情報が登録されていることで、検索をかけたユーザーに正しい情報を届け、信頼を得られやすくなります。
リサーチの目的は様々ですが、位置情報やお店の情報の他に、クチコミへの注目度も増しています。初めていくお店などを「他の人はどう評価しているのかな」と事前に調べたうえで、利用するのか・しないのかを決めている方も多いのではないでしょうか?
そしてこうした購買プロセスの流れはひと昔前までは消費者、いわゆるBtoC向けのショップや企業に有効とされていましたが、最近ではBtoB業界においても有効的なアプローチとして重要視されています。
特にクチコミの情報は第三者の意見が反映されているため、より信頼性が高いとされておりBtoB業界でもとても大切で注目されているんです。
そうした時代背景のなか、Googleビジネスプロフィールに情報を登録しておくことで、登録した情報がGoogle検索で上位にヒットされやすくなったり、ユーザーからのクチコミを管理できたりするため、BtoBマーケティングにおいても効果を発揮してくれます。
■合わせてチェック!
過去に、BtoB業界においてクチコミの重要度が増していることについてまとめた記事があるので、気になる方はぜひチェックしてみてください!
<関連記事>
【前編】UGCはBtoBマーケティングに不向き…はもう古い?!
【後編】UGCはBtoBマーケティングに不向き…はもう古い?!
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2.Googleビジネスプロフィールを登録するメリット
Googleビジネスプロフィールがどんなものか分かったところで、登録しておくことで得られる具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。
主なメリットは以下になります。
・検索結果上位にヒットしやすくなる
・クチコミを管理、活用できる
・ローカルビジネスや業界に特化したターゲティングの強化
・広告との相乗効果
・採用効果
・データを分析できる
順番に解説していきますね。
2.1. 検索結果上位にヒットしやすくなる
Googleビジネスプロフィールのメリットで真っ先に注目したいのが検索結果上位表示の恩恵です。
突然ですが、みなさんはWebで検索をかける際に、どういったブラウザを使用しますか?Google Chrome、Microsoft Edge、Safari・・・様々かと思いますが、私はGoogle Chromeを使用することが多いです。
そして、日本におけるブラウザのシェア率で半数以上を占めるのがこのGoogle Chromeである、という統計結果もあります。世界で利用されている検索エンジンなどの統計をまとめているStatcounter Global Statsによると、2024年8月時点でGoogle Chromeの日本におけるブラウザ市場シェア率は約56%を占めています。
次いで、Safariが約24%となっており、Google Chromeの利用率が圧倒的であることがわかりますね。(おそるべしGoogle Chrome・・・)
■出典:Statcounter Global Stats
ブラウザ市場シェア 日本 2023年8月 - 2024年8月
https://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/japan
(参考日:2024年10月28日)
こうした市場背景から考えると、Googleで検索をおこなった際に情報が上位ヒットすることは、その後のユーザーの行動に大きく影響することが予想されます。
もちろん検索キーワードによっては、競合が多いことで上位ヒットの難易度も上がりますが、たとえば社名検索や自社商品名での検索など、競合が少ない場合にきちんと上位ヒットさせることは、ユーザーに“正しい情報を届ける”という意味で重要です。
Googleビジネスプロフィールに企業情報を登録しておくことで、Google検索を行った場合、他のコンテンツ・記事よりも上位に表示される仕組みになっています。企業名だけでなく、ホームページのURLや営業時間、マップの情報といった、基本情報が表示されるので、検索をかけたユーザーが、ほしいと感じた情報をスムーズに閲覧できる点もポイントです。
2.2. クチコミを管理・活用できる
Googleマップでお店の情報を検索する際に、ついついクチコミって見てしまいますよね。Googleビジネスプロフィールのメリットの2つ目がこのクチコミの管理や活用です。
Googleビジネスプロフィールには、ユーザーによってクチコミを登録することができます。顧客の満足度が高い場合には良いクチコミが集まり、それを見た新しい顧客の信頼を獲得することにつながります。このように、Googleビジネスプロフィールで集まったクチコミを活用することで新しい顧客の獲得に役立ちます。
また、得られたクチコミにはオーナーから返信することも可能です。感謝の気持ちを伝えたり、忌憚なき意見には改善への真摯な姿勢を示したり、顧客との接点を増やす機会にもなります。また、クチコミが増えてきたら、どういった点で満足してもらえているのかという顧客の傾向や現状のサービスへの課題を見つけるのにも役立ちます。
さらに、クチコミの運用を強化することで、MEO(エムイーオー)対策にもつながります。MEO対策とは、Map Engine Optimizationの略称で、日本語にするとマップエンジン最適化という意味になります。つまり、Googleマップ等の地図アプリで検索結果の上位に表示されるように対策をすることです。
Googleビジネスプロフィールで良いクチコミが集まると、マップ上での上位表示につながるなどの良い影響を与えることができます。 また、実際にクチコミを見た顧客が「評価がいいならお願いしてみたい」と感じ、問い合わせをするケースもあります。こうした“マップ経由”での顧客開拓にもGoogleビジネスプロフィールのクチコミは有効です。
もちろん、クチコミを集める働きかけ・努力も必要にはなりますが、続けていくことで得られる効果も大きくなるでしょう。
2.3. ローカルビジネスや業界に特化したターゲティングの強化
地域に密着し、店舗を展開してビジネスを展開するようなローカルビジネスにおいて、Googleビジネスプロフィールを登録することは有効です。
たとえば、地域に根ざすことで求められるのは「○○県のことをよく知る企業にお願いしたい」「○○市に店舗がある企業だと取引がしやすい」など、企業が存在するエリアですよね。
Googleビジネスプロフィールに情報を登録しておくことで、GoogleマップやGoogle検索を使って希望のエリア範囲で検索した際に、自社の情報をヒットさせることができ、潜在層にアプローチできます。
また、特定の珍しい業界・隙間市場に特化したビジネスを展開している場合にも、同様の効果があります。
普通ではなかなか見つけてもらえないようなビジネスであっても、Googleビジネスプロフィールに登録しておくことで、該当のキーワードで検索をかけた顧客からの問い合わせが入る可能性があります。
こうして得られた新しい顧客の満足度を上げ、先ほどお伝えしたようにGoogleのクチコミを増やしていくことで、さらにGoogleマップやGoogle検索結果の上位表示につながり、新規顧客開拓からリピート顧客獲得までの良い連鎖を生み出すことも可能です。こうした一連の流れはBtoB企業のビジネス拡大にも貢献するでしょう。
2.4. 広告との相乗効果
Googleビジネスプロフィールを活用した広告の配信も有効です。たとえば、企業名や業種といった特定のキーワードが検索された際に広告を表示させる「リスティング広告」を利用した場合、その広告と同時に、Googleビジネスプロフィールに登録した企業情報が表示されるため、検索エンジン上部の専有面積が多くなります。
こうすることでユーザーの印象に残りやすくなるため、クリック数が上がるなどの相乗効果が見込めます。
また、リスティング広告の広告表示オプションで「ローカル検索広告」というものがあります。ローカル検索広告とは、簡単に言うとリスティング広告に「特定の地域・エリアの概念」が追加されたものになります。
普段Googleで、「○○市 美容院」などの検索をかけた際に、Googleマップの画面と一緒に店舗の基本情報一覧が表示された経験はありませんか?そしてその中に「広告」や「プロモーション」という表示がされた店舗情報が並んでいる場合があります。
これが、ローカル検索広告による表示になります。
リスティング広告のような広告文などは表示せず、Googleマップを使った位置情報と、Googleビジネスプロフィールに登録された情報(営業時間やクチコミなど)をシンプルに表示させる仕様となっています。
ユーザーの位置情報によって検索結果が変化するのもローカル検索広告の特徴です。ユーザーの現在地から近い情報が優先的に上位表示される仕組みとなっています。
今すぐ利用できる場所を探したいという「エリア・場所」に紐づくニーズにダイレクトに応えられる広告であり、Googleビジネスプロフィールを登録しておけば利用できる広告表示オプションなので、実際に足を運んでもらうことが多いビジネスの場合には有効的に活用したいですね。
※ローカル検索広告は、単体での利用はできません。あくまでもリスティング広告の中の「広告表示オプション」という位置づけになるため、リスティング広告の配信が必須となります。
2.5. 採用効果
Googleビジネスプロフィールは、実は採用にも効果もあることをご存じですか?Google検索上位に、求職者に届けるべき情報が表示されることで、たとえば応募数が伸びるなどの良い影響を受ける場合があります。
何か物を買ったり、サービスを受けたりするとき以外にも、ユーザーは色々な場面で事前のリサーチをおこないます。その1つが求職活動です。
とくに、応募意欲の高い場合には、その企業について事前にきちんと調べたうえで応募します。Google検索で社名を検索した際に、検索上位にGoogleビジネスプロフィールの情報が表示され、そこからクチコミを確認する求職者も多いと予想されます。
「今から応募しようとしている企業は、信用できる企業なのかどうか・・・」
そういった不安や懸念を、第三者の評価が反映されたクチコミからも読み取っているため、クチコミが良いことで信用につながり、採用活動に良い影響を与えてくれる場合があります。
また、Googleビジネスプロフィールの情報を最新の正しい情報にして管理しておくことで、位置情報や営業時間、最新の企業ホームページのURL・・・といった大切な基本情報を正確に求職者に伝えることができます。
さらにGoogleビジネスプロフィールの投稿機能などを活用して、自社のイベント開催情報や最新情報の告知をおこなうこともできるので、企業の取り組みなどを伝えることもできますね。こうした細やかな対応は、応募前の求職者との信頼関係構築の大切な手段の1つと言えるでしょう。
2.6. データを分析できる
Googleビジネスプロフィールは運用してこそ、その効果を発揮する!ということで、分析のメリットについてもお話しますね。
Googleビジネスプロフィールの「パフォーマンス」という機能を活用することで、集客を伸ばしていくための分析をおこなうことができます。
・どういった検索をした結果、自社のプロフィールにたどり着いたのか
・自社のプロフィールを閲覧したあと、電話等の行動があったのか
・WebサイトのURLはどのくらいクリックされたのか ・・・など
詳細に分析をおこなうことができます。
実行し、分析して、改善をおこない、また実行・・・というPDCAサイクルを回していくことで、ユーザーファーストなGoogleビジネスプロフィールを作ることができます。
良い情報・利用しやすい情報を提供することで利用顧客が増えていくため、ビジネスの拡大にもつながりやすくなります。
3.Googleビジネスプロフィールを利用する場合の注意点
こんなに良いツールが無料で利用できるなんて・・・本当に助かりますよね!でも、もちろん利用するうえでは、デメリットや注意点もきちんと理解しておく必要があります。
ここからは、Googleビジネスプロフィールを利用する場合の注意点やデメリットを解説していきますね。
主な注意点・デメリットは以下になります。
・ネガティブなクチコミが書き込まれる場合がある
・企業・店舗情報を第三者に書き換えられる可能性がある
・意図した写真が表示されない場合がある
・競合が多い場合は、検索上位表示の難易度も上がる
・ガイドラインを把握しておく必要がある
順番に解説していきますね。
3.1. ネガティブなクチコミが書き込まれる場合がある
Googleビジネスプロフィールには、ユーザーが自由にクチコミを投稿できます。そしてそのなかには、良いクチコミもあれば、ネガティブなクチコミもあります。
純粋な忌憚なき意見の場合は、真摯に受け止め改善に努めることが大切ですが、中には心無い誹謗中傷が書き込まれてしまうケースもあります。
明らかに事実と異なる内容や、誹謗中傷・嫌がらせが目的の投稿を見つけた場合には、Google側に削除申請をおこなうことも可能です。ただ、必ずしも削除申請がすべて通るわけではないため、そういったリスクもきちんと理解したうえで利用していきましょう。
先ほどもお伝えした通り、クチコミの影響力はとても大きいため、Googleビジネスプロフィールを登録した場合はきちんと管理していく必要があります。
真摯な対応・顧客にとって有益なサービス提供をおこなっていれば、ネガティブなクチコミが良いクチコミを上回るようなケースは少ないので、顧客に対するより良い価値の提供にも尽力していくことが大切ですね。
3.2. 企業・店舗情報を第三者に書き換えられる可能性がある
Googleビジネスプロフィールはオーナー以外の第三者にも書き換えられてしまう可能性があります。
というのも、Googleユーザーは、Googleビジネスプロフィールの営業時間や住所、電話番号等の基本情報に対して、修正のリクエストを送信することができるんです。
このリクエストがGoogle側で承認されると、情報が書き換えられてしまいます。Googleには常に最新の情報を提供したいという意図があり 、たとえば「営業時間が表示されたものと違っていた」というユーザーからの反応も最新の情報として汲み取り、情報に反映させていくためにこういった仕組みを取り入れています。
しかし、善意で正しい情報をリクエストしてくれているケースばかりではないのが悲しい現状・・・悪意を持ったリクエストもなかにはありますし、良かれと思って対応したけれど結果的に誤った情報だった、というケースもあります。
ビジネスプロフィールが第三者によって修正された場合には、管理画面に情報が更新されたことを知らせるメッセージが表示されるため、必ず修正内容の確認をおこなうようにしましょう。 複数の店舗を管理している場合は、一覧表示なども可能です。定期的に情報が更新されていないかどうかを確認することが大切です。
3.3. 意図した写真が表示されない場合がある
GoogleマップやGoogle検索で表示される画像は、Google側のアルゴリズムにより選定されています。 そのため、検索でヒットした際に表示される画像が、必ずしも希望のものにならない可能性もあります。
写真の登録も、Googleユーザーであれば自由に追加できるので、そうした写真もアルゴリズムの選定対象になります。
表示させる画像は選べないものの、表示される画像は登録されている画像から選ばれるので、企業を印象づけるような画像や写真を登録しておくのがおすすめです。
3.4. 競合が多い場合は、検索上位表示の難易度も上がる
社名での直接検索ではなく、「○○市 カフェ」のようなキーワード検索を行う場合、同様の条件の店舗情報がヒットし、表示されます。そのため、競合が多い場合には、自社の情報が埋もれてしまう可能性もあります。
そのため、検索結果に表示された際に、競合と差別化できる要素をプロフィール情報に反映しておくことが大切です。
Googleビジネスプロフィールでは、投稿機能を使って企業情報を発信することができます。どういった企業で強みはどこなのか・・・など“自社ならでは”の情報を登録しておきましょう。
3.5. ガイドラインを把握しておく必要がある
Googleビジネスプロフィールにはガイドラインが存在します。そして、このガイドラインに違反してしまうと、Googleビジネスプロフィールが停止され、Web上に表示されなくなります。また、場合によっては、Googleアカウント自体も停止されてしまうケースがあります。
Googleドライブ、Gmailなど、GoogleにはGoogleビジネスプロフィール以外にも多数のサービスがありますが、アカウントが停止されてしまうと、これらも使用できなくなるので注意が必要です。
Googleビジネスプロフィールのガイドラインには以下のような内容が含まれています。
・関連性がない情報や質の低い情報は掲載しない
・ユーザーの誤解を招く情報は掲載しない
・リンクを設定できない場所へリンクを記載しない
・特典やキャンペーンを過度に強調するような内容は掲載しない
・ユーザーを不快にする内容を掲載しない
・違法性・危険性が高い商品やサービスに関する情報を掲載しない
…など
上記はとくに注意が必要な項目をピックアップしていますが、その他にも細かいルールが存在しており、ガイドラインは定期的に更新されます。
また、Googleのクチコミを集める際にも注意が必要です。Googleマップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーでは、下記のような記載があります。
販売者が次の行為を行うことは許可されません。
実体験に基づいていないコンテンツの投稿を募ったり促したりする行為。
レビューの投稿や否定的なレビューの修正または削除と引き換えに、インセンティブ(金銭的報酬、割引、無料の商品やサービスなど)を提供する行為。
顧客からの否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為。
競合他社のお店や場所について、その企業や商品の評判を傷つけるコンテンツを投稿する行為。
販売者が次の行為を行うことは許可されます。
実体験に基づくコンテンツの投稿を、インセンティブを提供せずに募ったり促したりする行為。
■引用元:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーヘルプ/虚偽のコンテンツ、偽装行為
https://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114?hl=ja&sjid=15980576876701489139-AP
(参考日:2024年10月28日)
とくに注意したいのは、レビューの投稿と引き換えにインセンティブの提供をしてはいけないという点です。
たとえば、クチコミを書いてくれたお客様には○○を無料でプレゼント!などのキャンペーンはGoogleの規約上おこなってはいけないとされています。もちろん、星5などの高評価をもらうためにインセンティブを提供するのも不可です。
また、なりすまし行為や、企業・店舗スタッフによるクチコミ、さらには、クチコミのお手本やひな形を掲示し、それらを参考にしてもらい顧客にクチコミを募る「クチコミステーション」などの行為も禁止されています。
大前提として「ユーザーファーストな情報発信」を遵守し、ペナルティが発生しないように最新の情報を確認しつつ、気を付けて運用していきましょう。
4.まとめ
今回は、Googleビジネスプロフィールを活用するメリットや、利用時の注意点について解説しました。
Googleには多くのユーザーがいるため、BtoBマーケティングにおいてもGoogleビジネスプロフィールの活用はとても重要になります。Googleビジネスプロフィールを利用することで得られる恩恵はもちろんのこと、利用する上で注意しなければいけないことやリスクも理解し、有効活用していきましょう。
次回は、Googleビジネスプロフィールの登録手順を解説するので、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
▼この記事の後編はこちらから
【前編】UGCはBtoBマーケティングに不向き…はもう古い?!
【後編】UGCはBtoBマーケティングに不向き…はもう古い?!
【事例4選】BtoBでもUGCは盛り上がる!活用のコツも解説
名古屋から愛知全域にて企業専門のホームページ制作をしています
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
愛知県 名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F(企画)&9F(制作)
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