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スマートウォッチ、と聞いて最初に思い浮かべるものがApple Watch(アップルウォッチ)だという方は多いのではないでしょうか。iPhone(アイフォン)ユーザーなら、スマホをより便利にするものとして身近な存在かもしれませんね。
ですが、iPhoneの利用率に比べて、Apple Watchを使っている人は少ない印象です。今回は、「Apple Watchって実際どんなものなの?」という点を解説していきます。
目次
iPhoneに届いた通知の表示
音楽の再生やカメラの操作
キャッシュレスをサポート
iPhoneを失くしても探せる
心拍数の測定
Apple Watch(アップルウォッチ)とは?
アップルが2015年から発売しているスマートウォッチのことです。
そもそもスマートウォッチとは、小型のタッチスクリーンなどを搭載した、腕時計型の多機能デバイスを指します。時間表示機能はもちろんのこと、通話や音楽の再生など、スマートフォンやタブレットと通信・連携して使うものが多いです。
最近登場したものというイメージですが、1990年代にはすでにPCと通信して使う腕時計型端末が商品化されていました。
初代Apple Watchは第6世代のiPod nanoをもとにして作られました。実質的に後継機とも呼べるかもしれません。ナンバリングのない初代に加えて、series1~5までの計6機種発売されています。(2020年7月時点)
基本的にはBluetooth(ブルートゥース)でiPhoneと通信して、機能の連携を行います。Bluetoothでの通信ができない場合は、Wi-Fiを利用して接続するiPhoneを探します。
連携して使えるのはiOS 8.2以上にアップデートしたiPhone5以降からになります。iPadなどのその他Apple製品とも、Apple Watch用のアプリがない現状では連携できないので、購入を検討している方はご注意ください。
こんなことができる!
腕時計としての機能はもちろんのこと、ふだんスマホで利用している機能のいくつかはApple Watchでも使うことができます。文字通り「肌身離さず身に着けている」ことによる利点をご紹介します。
iPhoneに届いた通知の表示
シンプルで単純ですが、ビジネス面において「連絡にすぐ気づける」のは大切なことですね。スマホの通知音をオフにしているがゆえに、「かばんやポケットに入れっぱなしで通知に気づかなかった!」という経験をした方も多いのではないでしょうか。
腕時計を頻繁に外す機会は少ないでしょうから、そこに通知機能が加われば、連絡を見逃すことも減りそうですね。通知はiPhoneと同じように、振動によるものも設定可能です。
そのままメールの返信や、電話に出たりこちらからかけたりということもできます。
音楽の再生やカメラの操作
iPhoneで作った音楽プレイリストなどを共有して、Apple Watch内にインストールすることもできます。そうすれば、Apple Watchそのものをネットにつなげずに、また、iPhoneが近くにない状態でも音楽の再生が可能です。
また、iPhoneのカメラのシャッターを切る、リモコンとしての利用もできます。
iPhoneのカメラプレビューをApple Watchで表示したり、タイマーの操作をしたりということも可能なので、集合写真を撮る際にカメラとの間を何度も行ったり来たり…ということをせずにすみます。
キャッシュレスをサポート
Apple Payでクレジットカードを登録しておけば、Apple Watchだけでキャッシュレス支払いが可能です。Pay Payでのお買い物や、Suicaの交通費支払いにも対応しています。残額の確認もできるので、通勤・通学前に慌てることもなくなりそうです。
アプリ内のネットショッピングはseries 1以降、実店舗での支払いや改札へ通す場合はseries 2以降のモデルから対応しています。
iPhoneを失くしても探せる
お店やトイレにiPhoneを置いたままつい忘れてきてしまう…という方にはうれしい、「iPhoneを探す」機能。外出先で外すことが少ない腕時計に付ける機能としてはぴったりではないでしょうか。
仕組みも簡単で、Apple Watch側から呼び出すことで、iPhoneが大きな音を鳴らして居場所を教えてくれます。サイレントモードでも音が鳴る仕様です。
逆に、iPhoneからApple Watchを探すこともできます。
こちらは音が鳴るのではなく、GPSを使って、Apple Watchの場所を地図で確認する形になります。「紛失モード」に設定することでApple Watch側に「このアップルウォッチを拾った方、ここに連絡してください!」とiPhoneの電話番号を表示させることができます。入手したらぜひ活用したいですね!
心拍数の測定
Apple Watchの目玉とも言える心拍数の測定機能は、スポーツを楽しむ人、健康管理が気になる人には便利な機能ですね。ただ記録するだけではなく、異常な数値を示した際に通知もしてくれるので、より体調の変化に気を配れます。
心拍数測定以外にも、女性の周期記録や、水分摂取量の管理、食事の記録など、ヘルスケアに特化した機能の豊富さもApple Watchの特徴です。
Apple Watchの弱点
便利なポイントを紹介してきましたが、欠点もいくつかあります。
価格が高い
スマートウォッチが一般的に浸透してきた昨今、3,000円台から購入できるものも存在します。
一方で、Apple Watchの価格は、シリーズにもよりますがバンド含めておおむね10,000円台から80,000円台。iPhoneとの連携を考えるとApple純正品というのは魅力的ですが、気軽に購入を決断できる価格ではなさそう、という印象です。
バッテリーの持ちが(まだ)悪い
Apple Watch(アップル ウオッチ)のバッテリー持ちはあまりよくない、という評価が多いようです。 その他メーカーのスマートウォッチと比べるとより顕著になります。
Apple公式サイトによると、Apple Watch の最大駆動時間は18時間。100%の充電までに2時間半程度かかるそうなので、毎日欠かさずの充電が必要です。iPhoneとの接続の有無や機能の利用で前後はするでしょうが、充電を忘れたときのことを考えるとちょっと不安が残ります。
いつでも通知が見られる
前述で利点として取り上げましたが、使い方によってはデメリットにもなるかもしれません。
スマホはかばんにしまったり手元にあったり、と「見るかどうか」の選択が割合自由なものですが、反して腕時計は「いつも身に着けるもの」です。頻繁に振動したり、画面が切り替わるのが視界に入ったり…と、スマホ以上に「見ない努力」をしないと、集中の妨げになる可能性も。
設定で通知のオンオフは可能ですが、「上手にテンションの切り替えができないかも…」という方は、ちょっとだけ工夫が必要かもしれませんね。
Apple Watchの弱点というよりは、スマートウォッチそのものの弱点と言えそうです。
まとめ
持ち歩く電話、というコンセプトから多機能携帯端末として進化したスマートフォン。同じように、腕時計もスマートウォッチという形で進化してきました。
しかし、腕時計の進化系、というよりは、腕時計の便利さと融合した新デバイス、という印象です。
iPhoneだけでも十分便利に使うことができますが、「外出先でアイフォンを使う機会が多い」という方は、Apple Watchの利用を検討してみてはいかがでしょうか。今まで不便だとは感じていなかったことが、「アップルウォッチの機能でもっと便利になる!」ということに気づけるかもしれません。
ライター:野倉
愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社WWG(ダブルダブルジー)
愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F