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実は間違えて使っているかも!?正しい新年の挨拶の仕方を紹介

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・新年の挨拶は使い分けを知りたい
・誰に使うのがいいとかマナーもあるの?

もうすぐ年越しそして新年を迎えますね。毎年恒例の年賀状をはじめとして新年を祝う挨拶をする機会も多いのではないでしょうか。

その新年の挨拶ですが、どんな言葉を使っていますか?

謹賀新年?

賀正?

迎春?

ある出来事やイベントを指す言葉が複数あるのは、日本語あるあるかもしれません。

今回は使い分けて正月の挨拶をすると、できる人と思われるような内容なので、新年のあいさつをかっこよく決めましょう。

目次


  1. 新年の挨拶について
  2. 新年の挨拶の種類
    ①謹賀新年
    ②賀正
    ③迎春
  3. 挨拶の使い分け
    ①1文字の賀詞
    ②2文字の賀詞
    ③4文字の賀詞
    ④文章の賀詞
  4. まとめ

1.新年の挨拶について


そもそも新年の挨拶とはその年の初めに、お世話になった方や友人、仕事であれば上司や部下、そして取引先などにお礼や1年の抱負を伝えるのが一般的です。

上司や先輩、取引先などは基本的に挨拶に伺うのがベストですが、遠方の方をはじめとして直接会うのが難しい場合には、年賀状やメールといった手段も活用しましょう。

いずれにしても松の内までに済ませるのがスマートです。

※松の内……松飾りを出しておく間の意味。一般的には1月7日あるいは1月15日までを指す。

2.新年の挨拶の種類


年賀状やメールで新年のあいさつをする場合、どんな表現を使っていますか。新年を表す言葉や祝いの言葉は数多くあるため、誰にどれを使えばよいのか悩むこともありますよね。

ここではよく使われる賀詞(がし)の意味や種類を紹介していきます。

※賀詞……年賀状を含めて幅広く使われる祝いの言葉。

①謹賀新年

読み:きんがしんねん
意味:謹んで新年を祝う

かなり広く使われている賀詞の一つで、年賀状で比較的目にする機会は多く、使っている方も多いのではないでしょうか。

「謹んで」という言葉から相手への敬意を含めた賀詞です。そのため目上の方にも使えます。

②賀正

読み:がしょう(がせいと読む場合も)
意味:新年を祝う

こちらも年賀状で定番の賀詞です。謹賀新年との違いは「相手への敬意がない」という点。そのため上司や恩師に使用するのはマナー違反に当たるので注意しましょう。同僚や後輩などに使える賀詞です。

③迎春

読み:げいしゅん
意味:新春や新年を迎える

冬場の挨拶に春の字が使われているのは、旧暦では1月~3月を春としていたためです。そのため、現代では冬となる正月の挨拶に使っても問題はありません。賀正同様、目上の方に使うのは失礼にあたるため注意が必要です。

3.挨拶の使い分け


よく使われる3つの言葉について紹介しました。その際に「誰に使うべき言葉か?」を合わせて記載しました。

どの言葉を誰に使うのが適切なのか判断が難しいかもしれません。その場合には「相手への敬意が含まれているかどうか」を判断基準としてみてください。

賀詞は大きく分けると1文字・2文字・4文字と種類わけができます。4文字の賀詞に敬意を表す表現が多く使われているので、4文字の賀詞を目上の方に使うと覚えてもよいかもしれません。

例えば「謹賀新年」であれば、相手への敬意を表す「謹んで」が含まれているため、目上の方にも使えましたね。

各文字数の賀詞にはどんなものがあるのか紹介します。

①1文字の賀詞

賀:祝い
寿:めでたい
福:幸せ
春:新年

②2文字の賀詞

賀春:がしゅん……春を祝う
慶春:けいしゅん……春をよろこぶ
豊楽:ほうらく……豊かに楽しむ
瑞祥:ずいしょう……めでたいしるし
福寿:ふくじゅ……幸福で長命
寿春:じゅしゅん……春を祝う

③4文字の賀詞

恭賀新春:きょうがしんしゅん……うやうやしく新年を祝う
謹賀新春:きんがしんねん……謹んで新年を祝う
敬賀新正:けいがしんしょう……謹んで正月を祝う
長楽萬年:ちょうらくばんねん……長寿と幸福が長く続くこと
瑞気集門:ずいきしゅうもん……めでたい気が集まる

④文章の賀詞

新年あけましておめでとうございます。
新春のお慶びを申し上げます。
謹んで新春のご祝詞(しゅくし)を申し上げます。
Happy New Year

4.まとめ


お世話になった方や取引先などに、お礼や1年の抱負を伝えるのが新年の挨拶です。直接伝えるのが難しい場合にはメールや年賀状で挨拶しましょう。

よく使われる新年の挨拶には、

・謹んで新年をお祝いする「謹賀新年」
・新しい年を祝う「賀正」
・新年や新春を迎えることを意味する「迎春」

…などがあります。

賀詞の使い分けとしては「相手への敬意が含まれているかどうか」です。上司や恩師などの目上に使う場合と、後輩や部下の方などに使う場合とでマナーがあるので注意してください。

賀詞の種類には1文字・2文字・4文字があり、そのほか文章での表現もあります。

最後には英語も紹介しましたが、日本でも割と使われています。今回紹介した以外にも賀詞はまだまだあります。さすが日本語というべきなのか種類が非常に多いです。

すべて把握するのは無理でも、よく使うものはしっかりと使い分けて、気持ちのいい挨拶を心がけましょう。

ライター:彦坂


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