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企業ブログ|目的やメリットと「更新が続かない」を脱却するコツ

公開日

企業ブログ|目的やメリットと「更新が続かない」を脱却するコツ

企業ブログを立ち上げたものの、気づけば最終更新が半年前。社内から「また止まってるね」と言われ、担当になった自分だけが焦る……そんな状況はめずらしくありません。

ブログ運用は、書き方やライティングのコツだけで乗り切ろうとすると、忙しい時期に続かなくなることもあります。更新が止まるのは、能力不足というより、「続けられる仕組み」が設計されていないだけであることが多いです。 

企業ブログは、広告のように短期で反応を取りにいく媒体というより、潜在顧客が調べる疑問に先回りして答え、信頼を積み上げる場所です。採用でも、会社の考え方や現場の温度感が伝わり、応募前の不安を減らせます。だからこそ、続けられる状態をつくる価値があります。

この記事では、企業ブログを「続けられる仕組み」に変えるための考え方とステップをまとめていきます。目的の整理、ネタ切れを防ぐアイディアの出し方、社内の確認フローのつくり方、更新負荷を下げる方法、SEOを意識した改善の回し方まで、実務で使える形に落とし込みます。一緒に、まずは月1本からでも、一定の品質で続く体制を目指しましょう。

この記事を読むことで企業ブログを継続するコツやメリットが分かり、社内関係者と「なぜ今ブログが必要なのか」を共有しやすくなるはずです。ホームページ制作会社とやり取りする場面でも、何を依頼し、何を社内で対応するかのヒントになると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

企業ブログとは?

企業ブログの運用とは、Webマーケティング施策の一つとしてユーザーの疑問に先回りして答える情報を積み重ね、信頼形成や集客につながる土台を作る取り組みです。記事を増やすこと自体を目的にするのではなく、ビジネス戦略として必要な要素を整理し、届けたい相手に必要な情報が届く状態を作っていくことが重要になります。

固定ページ(サービス紹介や会社情報)だけで、検討中の疑問をすべて拾うのは難しいことがあります。そこで企業ブログが、比較検討の途中で出てくる「これが知りたかった」に答える役割を担います。ここでは、必要とされる背景を整理したうえで、企業ブログの定義と他メディアとの違いをまとめます。

企業ブログが必要とされる背景

問い合わせの前に、Webで情報を集めて比較し、納得してから動く流れは、多くの業界で増えています。総務省が毎年公表している通信利用動向調査でも、スマートフォンの保有やインターネット利用、SNSの利用など、日常生活の中でオンラインに触れる状況が前提として整理されています。こうした環境では、サービスページだけで判断材料を出し切るのが難しくなりやすく、疑問に答える情報をホームページ側に用意できているかが大事になります。

一方で、情報が多いほど、読み手にとっては「何を信じて判断すればいいか」が難しくなることもあります。総務省のICTリテラシーに係る実態調査は、偽・誤情報への接触や拡散の実態、情報の見分けに関する意識などを整理しており、誰でも判断を誤る可能性がある前提を示しています。こうした点からも企業側が、選び方の観点、比較のポイント、よくある誤解などを、読み手が追いかけやすい形で提示する重要性は高まります。

背景は、次の3点に分けて考えると整理しやすくなります。

背景起きやすいこと企業ブログで用意できること
1. 比較検討がオンライン中心になっている問い合わせ前に複数社を見比べて判断する選び方、比較ポイント、よくある質問を記事で用意できる
2. 情報が多く、判断材料が見つけにくい何を根拠に決めればよいか迷う判断基準、注意点、検討の順番を分かりやすく整理できる
3. 広告・宣伝の見せ方への社会的注意が高まっている広告かどうか分かりにくい情報に慎重になる発信元を明確にし、検討に必要な情報を体系立てて提示できる

3つ目に挙げている、広告・宣伝の見せ方に関するルールが整理されてきたこととも関係します。消費者庁は、ステルスマーケティング(広告であるにもかかわらず広告であることを隠す行為)について、令和5年10月1日から景品表示法違反となることを明確にしています。こうした動きからも、広告であることが分かりにくい情報に対して、社会的な注意が高まっていることが分かります。一方で、企業ブログは、誰が発信している情報かを明確にしながら、検討に必要な情報を体系立てて提示できます。結果として、比較検討の段階での不安を減らす助けになります。

企業ブログの定義

企業ブログは、企業が自社サイト内で継続的に発信する記事コンテンツのことです。商品紹介やPRだけでなく、読み手の疑問に答える解説、検討材料になる比較ポイント、導入後のイメージが湧く事例の背景などを、記事として整理して届けます。

ポイントは、ブログを単体で考えないことです。ホームページ全体の中で「固定ページで伝えきれない情報をブログが補う」と捉えると、記事テーマも決めやすくなりますし、社内関係者との認識合わせもしやすくなります。

ITに詳しくない方に説明するときは、次のたとえが使いやすいです。固定ページが「パンフレット」だとすると、企業ブログは「パンフレットに載せきれない疑問に答える補足説明」です。パンフレットだけでは不安が残るポイントを、ブログが一つずつ埋めていくイメージです。

企業ブログと他メディアとの違い

企業が情報発信できる場はブログ以外にもあります。たとえば次のようなものです。

  • ホームページ(固定ページ)
  • SNS
  • プレスリリース
  • メールマガジン
  • 採用ページ

それぞれ得意な役割が違うので、優劣をつけるのではなく使い分けが大切です。まずは、ホームページと企業ブログの役割分担を短く押さえておくと、社内関係者にも共有しやすくなります。

項目固定ページ(パンフレット)企業ブログ(補足説明)
役割会社やサービスの「正解」を載せる顧客の「疑問・不安」に答える
更新変更があった時(年数回になりやすい)継続的に追加(無理のない頻度で)
見つけてもらい方社名やサービス名で検索される選び方、費用、比較などで見つかる
価値の残り方最新情報の維持読まれるほど信頼の資産になりやすい

その他にも、オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアという言い方もあります。専門用語に聞こえますが、要点はシンプルです。

  • オウンドメディア:自社でコントロールできる情報発信の場(ホームページや企業ブログなど)
  • ペイドメディア:お金を払って露出を増やす(広告など)
  • アーンドメディア:第三者の言及や評価で広がる(SNSでの共有、口コミなど)

企業ブログはオウンドメディア側にあたり、内容が良いほどアーンドメディア(共有や口コミ)にもつながりやすくなります。

企業ブログのメリット

企業ブログのメリットは、アクセス数が増えることだけではありません。読み手が「判断に必要な情報」を自社のホームページ内で見つけられるようになると、問い合わせの内容が具体的になったり、採用でのミスマッチが減ったり、社内の説明が整ったりします。

ここでは、企業ブログ運用のメリットを、社内関係者にも共有しやすい形で整理します。すべてを一度に狙う必要はないので、自社の優先順位が高いものから取り入れていくのが現実的です。

検索から見込み顧客と出会える

企業ブログは、読み手が検索しやすいテーマを記事にできるため、見込み顧客との接点をつくりやすいのが特徴です。広告のように短期で一気に広げるより、知りたい人に必要なタイミングで見つけてもらうことに向いています。

特にポイントとなるのは、サービス名や会社名を知らない段階の検索に対応できることです。読み手の頭の中は「どこに頼むか」より前に「何をどう選べばいいか」「費用はどう決まるか」「失敗しない進め方は何か」といった疑問でいっぱいです。そこに答える記事があると、最初の接点がブログになることがあります。

問い合わせ前の不安を減らし、商談が進みやすくなる

ブログ記事が増えると、問い合わせ前に「これが知りたかった」に答えられるようになります。結果として、相談の粒度が上がり、商談の前半で起きやすい行き違いが減りやすくなります。

たとえば、次のような記事があるだけでも、問い合わせが具体化しやすくなります。

  • 料金の考え方(何で費用が変わるのか)
  • 進め方の全体像(社内で何を決めておくとスムーズか)
  • よくある失敗(手戻りが起きやすい原因)
  • 準備物(原稿、写真、承認フローなど)

サービスページは要点をまとめる性質があるため、検討段階の細かな不安まで書ききれないことがあります。ブログで先回りして説明しておくと、やり取りの回数が減ったり、説明の重複が減ったりして、担当者の負担も軽くなります。

採用で会社の雰囲気と仕事のリアルが伝わる

採用は、情報の出し方で応募の質が変わりやすい領域です。募集要項だけでは伝わりにくいことが多く、候補者は入社後のイメージが湧く材料を探しています。

企業ブログが採用ページを補う形で機能すると、次のような情報をストックできます。

  • 仕事の進め方(1日の流れ、チームの役割分担)
  • 会社の考え方(大切にしている価値観、判断の基準)
  • 育成や学び(研修、学習の機会、キャリアのイメージ)
  • プロジェクトの背景(何を考えて、どう進めたか)

こうした記事があると、応募前の不安が減り、入社後のギャップも小さくなりやすいです。採用と企業ブログを切り離さず、同じホームページの中でつながっている状態は、説明の一貫性という意味でも強みになります。

営業・サポートの説明がそろい、対応の質が上がる

企業ブログは外向けの情報発信ですが、社内の業務にも効きます。よくある質問への回答や比較検討のポイントが記事としてまとまっていると、営業やサポートが同じ説明を繰り返さずに済みます。

また、説明の言い回しが人によって変わってしまう問題も起きにくくなります。会社としての説明の軸が文章として残るからです。現場では、次のような使い方がよくあります。

  • 問い合わせ返信で関連記事を案内する
  • 商談前の事前共有として記事を送る
  • 新任担当者の引き継ぎ資料として使う
  • 社内FAQのたたき台にする

記事が積み上がるほど、対応の質が安定しやすくなります。

会社としての信頼やブランディングにつながる

企業ブログは、この会社が何を大切にしているか、どう考えているかを伝える場にもなります。分かりやすく整理された情報があるだけで、誠実さや専門性が伝わりやすくなります。

ここで大事なのは、背伸びした表現ではなく、読み手が判断できる材料を丁寧に出すことです。比較検討が長引く案件ほど、同じページを何度か読み返されることがあります。そのとき、読み返しても納得できる内容になっていると、信頼が積み上がっていきます。

SNSやメルマガなど、他施策の素材になる

企業ブログがあると、SNSやメルマガ、営業資料など、他の取り組みが回しやすくなります。SNSは投稿が流れていきますが、ブログ記事があると参照先ができ、発信が点ではなく線になります。メルマガも同様で、定期的に届ける情報の軸として記事を活用できます。

活用イメージは、たとえば次のような形です。

  • ブログを公開し、内容を短く要約してSNSで案内する
  • 過去記事を季節や状況に合わせて再紹介する
  • よく読まれる記事をサービスページからもリンクする
  • メルマガで記事をまとめて届ける

SNSと連動させるときは、SNS特有の広がりやすさを前提にしておくと安心です。ブログは自社サイトに来て読んでくれた人が中心ですが、SNSは自社を知らない人の目にも届きます。そのため、ブログ内の社内向けの言い回しをそのまま投稿するのではなく、外からどう見えるかを意識して紹介文を添えると、誤解や想定外のトラブルを避けやすくなります。

ブログは単体で完結させるより、ホームページ、SNS、採用コンテンツと連動させた方が効果を積み上げやすくなります。次の章では、企業ブログを作成する手順を、手戻りが起きにくい流れでまとめます。

この記事の内容を「自社の場合」に落とし込んでみませんか?
とことん親身なヒアリングと伴走型サポートをご希望なら【WWG】へ。

  • 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
  • リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
  • 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
  • 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい

\ まずは状況整理からでもOK! /

企業ブログの書き方

更新が止まらない仕組みを先に作っておくと、忙しい時期でも継続しやすくなります。たとえば手順をあらかじめ決めて運用を可視化しておけば、担当が変わっても運用が続きやすく、記事の品質も安定します。

ここで紹介する流れは、あくまでも一般的な一例です。自社の体制や優先順位に合わせて、取り入れやすいところから参考にしてみてください。

目的とゴールを先に決める

最初に決めたいのは、記事を増やすことではなく、企業ブログで何を実現したいかです。目的が曖昧なままだと、記事の方向がぶれたり、社内の確認で意見が割れたりしやすくなります。

  • 検索から見込み顧客と出会う
  • 問い合わせ前の不安を減らす
  • 採用で会社理解を深める
  • 社内の説明をそろえる

目的が決まったら、ゴールもあわせて決めます。数字で管理できるものだけでなく、運用として確認できる形にすると続きやすいです。

  • 月に公開できる本数
  • 相談や問い合わせで増やしたいテーマ(例:費用、進め方、比較)
  • 採用ページの補強として増やしたいテーマ(例:働き方、育成、現場の考え方)

読者とテーマの範囲を決める

次に、誰のどんな疑問に答えるブログなのかを決めます。企業ブログは対象が広がりやすいので、最初は範囲を絞ったほうが更新が止まりにくくなります。

  • 想定する読者(検討中の担当者、採用候補者、既存の取引先など)
  • よく出てくる疑問(費用、進め方、比較、注意点)
  • 書かないこと(個別案件の細部、断定が難しい話題、誤解を招きやすい表現)

この段階で社内関係者と認識を合わせておくと、公開直前の手戻りが減ります。

ネタ出しを仕組みにして、記事候補をためる

ネタ切れは、発想より“集め方”で差が出やすいポイントです。日々の業務から拾う形にすると、無理なく集められます。

  • 問い合わせで聞かれた質問
  • 商談で説明した比較ポイント
  • 検討中に誤解されやすい点
  • 手戻りが起きた原因と対策
  • 採用でよく聞かれる不安

ここで大切なのは、タイトルを完璧にしないことです。メモの量を増やして、あとから整理できる状態にしておくほうが運用向きです。

キーワードと検索意図を整理し、記事の軸を決める

記事の方向性は、読み手がどんな言葉で検索するかを軸にするとぶれにくくなります。難しく考えず、読み手の頭の中の言葉に寄せる作業だと思うと取り組みやすいです。

  • 検索されやすい切り口(選び方、費用、比較、注意点、進め方)
  • 読み手が知りたいゴール(判断基準が分かる、手順が分かる、失敗を避けたい)
  • その記事で答える範囲(全体像まで、手順まで、チェックリストまで)

掛け合わせの例(2語から考えると、記事の軸がぶれにくくなります)

  • (自社サービス) + 比較
  • (自社サービス) + 費用
  • (地域名) + (自社サービス)
  • (地域名) + (自社サービス) + 費用
  • (悩み) + 解決策(例:リニューアル + 進め方)

キーワードの候補を集めるときは、Googleの検索窓に入力したときの候補や関連検索を参考にすると、読み手が検索で使いそうな言葉に寄せやすくなります。無料で使える範囲でも十分ヒントは得られるので、最初は難しいツールの選定に時間をかけすぎず、記事の軸を決めるための材料集めとして活用するのがおすすめです。

また、社内で説明するときは、記事の一言ゴールを添えるとスムーズです。(例:この記事を読むと、費用が変わる要因が分かり、社内で見積もりの前提をそろえられる。)

記事構成を先に作り、書く負担を減らす

書き始めてから迷うと、時間がかかりやすくなります。先に見出しを作って、書く内容を並べてから本文に入ると負担が下がります。

  • 読み手の状況(なぜ今それを知りたいのか)
  • 前提(言葉の説明、注意点)
  • 判断のポイント(比較軸、落とし穴)
  • 手順や例(実務で使える形)
  • 次に取れる行動(社内共有、問い合わせ、資料請求など)

複数人で書く場合も、構成の型があると品質が安定しやすくなります。

執筆・編集・公開の手順を固定する

続けられるブログにするなら、記事の作り方を毎回同じ型にするのが近道です。誰がどこまで見るかを決めておくと、止まりやすいポイントが見えます。

多くの企業では、WordPressなどのCMS(専門知識がなくても更新しやすい仕組み)を使って運用します。操作手順や公開ルールを制作会社のマニュアルと合わせておくと、担当が変わっても同じ品質で公開しやすくなります。

手順の一例は次のとおりです。

  • 下書き作成(担当)
  • 事実確認と表現チェック(社内関係者)
  • 最終確認(公開責任者)
  • 公開作業(CMS担当)
  • 公開後の案内(SNS、メルマガなど)

事実確認と表現チェックでは、エビデンス(根拠)の有無も確認対象に入れておくと安心です。数字、制度、固有名詞などは、根拠が示せるかどうかで信頼性が変わります。

社内の承認が止まりやすいときのコツ

社内関係者に回すときは、タイトルだけでなく、この記事で誰のどんな悩みを解決したいか(目的)を添えて提出すると、指摘が目的に沿いやすくなり、手戻りが減りやすいです。

社内共有用に、手順を表にしておくとさらに運用が止まりにくくなります。

ステップ担当者チェック内容の例
1. 企画・構成担当読者の悩みと記事のゴールは明確か
2. 執筆・下書き担当または外注読みやすい言葉で書かれているか
3. 事実確認現場・専門部署数字、制度、社内ルールに誤りはないか。根拠は示せるか
4. 公開判断公開責任者会社の方針やブランドイメージに合っているか
5. 公開CMS担当表示崩れ、リンク切れ、カテゴリー設定は問題ないか

公開後の更新と改善のルールを決める

企業ブログは公開して終わりではなく、必要に応じて更新して育てていくものです。更新ルールがないと古い情報が残ったままになりやすいので、簡単でいいので決めておきます。

  • 見直しの頻度(四半期に1回など)
  • 変更があったら更新する項目(費用感、手順、制度、用語)
  • 反応がよい記事の伸ばし方(追記、図解、関連リンクの追加)
  • 優先順位の決め方(問い合わせにつながりやすい記事から更新する など)

Web上の情報は、古くなると信頼を損なうだけでなく、現在の状況に合わなくなるリスクがあります。特に費用や制度に触れる記事は、記事内に「2026年1月時点の情報です」のように年月を明記するか、定期的な見直しを運用として組み込んでおくと安心です。

ここまで決めておくと、書ける人ががんばる運用から、仕組みで続く運用へ移しやすくなります。次の章では、企業ブログが続かない理由を整理し、止まりがちなポイントをあらかじめつぶしていきます。

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  • 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
  • リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
  • 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
  • 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい

\ まずは状況整理からでもOK! /

企業ブログが続かない理由と対策

企業ブログが止まってしまう背景にはさまざまな要因がありますが、運用が仕組み化されていないと、特に止まりやすくなります。ここでは、よくあるつまずきポイントを整理しながら、更新が止まりにくい状態へ近づける対策をまとめます。

理由1:ネタが思いつかず、手が止まる

ネタ切れは、アイディアの問題というより、ネタを“集めて残す仕組み”がないことで起きることが多いです。日常業務の中には、ブログネタの材料がすでにたくさんあります。

まずは、ネタをためる場所とルールを先に作ります。

  • 問い合わせで聞かれた質問をメモする
  • 商談で毎回説明している比較ポイントをメモする
  • 失敗しやすい点や注意点をメモする
  • 制作会社とのやり取りで出た疑問をメモする
  • 採用でよく聞かれる不安をメモする

次に、ネタに迷うときは、テーマの軸が曖昧になっている可能性もあります。軸がないと、何を書いてもよさそうに見えて、逆に手が止まりやすくなってしまう…ということも珍しくありません。そこで、SEOの考え方をヒントにして、検索されやすい切り口を先に用意しておくと、ネタが探しやすくなります。

  • (サービス) + 費用
  • (サービス) + 比較
  • (サービス) + 選び方
  • (サービス) + 進め方
  • (地域名) + (サービス)

あわせて、現場視点で効きやすいのが、自社によく来る相談内容をそのまま言葉にする方法です。検索ボリュームだけで優先順位を決めるよりも、実際の相談に近い言い回しを意識すると、問い合わせにつながる導線を作りやすくなります。コツは、自社ならではの独自の視点を、読み手の興味に合わせて言葉にすることです。現場では当たり前になっている内容でも、初めて検討する人にとっては知っておきたいポイントが多いので、社内の前提をかみ砕いて説明するだけでも記事の価値が出やすくなります。

  • よくある相談を、そのまま記事タイトル候補にする
  • 社内で使っている言葉を、読み手が使う言葉に言い換える
  • 相談の背景まで含めて、1記事で答える範囲を決める

この型があると、日々集まるメモをどの記事に育てるかが決めやすくなり、記事候補がたまりやすくなります。検索意図の読み取りや、記事を伸ばすためのSEOの工夫は、次の章でまとめます。

理由2:書く時間が取れず、後回しになる

忙しい時期に書けないのは自然です。止まりやすいのは、まとまった時間が取れたときだけ動く運用になっているケースです。短時間でも前に進むように、作業を小さく分けておくと継続しやすくなります。

対策は、作業を分解して進め方を固定することです。

  • 企画と記事構成だけ先に作る
  • 下書きは箇条書きで作る
  • 文章は編集で整える前提にする
  • 1本を完璧にせず、まず公開して追記する

最近では、箇条書きのメモから下書きを作るときに、AI(生成AI)をたたき台作りのパートナーとして使う企業もあります。0から1を作る負担を減らすことも、今の時代の続けられる仕組みの一つです。なお、社内情報や機密に関わる内容は入力しない、事実確認は必ず人が行う、といった基本ルールはあらかじめ決めておくと安心です。

作業を小分けにするイメージを、社内関係者に共有するときは、次のように見せると伝わりやすくなります。目安として参考にしてみてください。

作業ステップ目的進め方の目安
1. 企画・構成(見出し作り)記事の骨組みを決め、迷いをなくす短時間で区切って進める
2. 下書き(箇条書き)伝えたい情報を漏れなく出す100点を目指さず、材料を出し切る
3. 編集・肉付け読みやすい文章に整える言い回しや順番を整える
4. 社内確認・修正事実誤認や表現のリスクを消す待ち時間が出やすいので前倒しする

書く工程を一人で抱えるほど止まりやすくなるので、できれば企画、下書き、編集、確認を分けて考えるのがコツです。

理由3:社内確認で止まり、公開まで進まない

公開まで進まない要因として多いのが、社内確認の工程で止まってしまうケースです。指摘があること自体は自然ですが、確認の観点と責任範囲が決まっていないと、修正が増えて止まりやすくなります。

対策は、確認の型を固定することです。

  • 企画時点で、この記事の目的を添えて回す
  • 事実確認は見る人を決める
  • 表現チェックは観点を決める
  • 公開判断の責任者を明確にする

社内関係者に回すときは、タイトルだけでなく、この記事で誰のどんな悩みに答えるか、この記事を読んでどうなってほしいかを添えると、指摘が目的に沿いやすくなります。結果として、公開までの手戻りが減りやすくなります。

理由4:品質がばらつき、自信がなくなる

担当が複数になったり、外注を使ったりすると、文章のトーンや内容の深さがばらつきやすくなります。ばらつきが続くと、社内の反応も落ちやすく、書く側が不安になりがちです。

対策は、最低限のルールを文章にして共有することです。

  • 読者は誰か
  • どんな言葉づかいにするか
  • 断定してよい範囲と、慎重に書く範囲
  • 数字や制度を出すときは根拠を確認する
  • 1記事のゴールを先に決める

上記に加えて、Webならではのチェック項目もテンプレート化しておくと安心です。文章が整っていても、画像やリンク周りでトラブルになることがあります。

  • 画像の権利関係(自社で使ってよい素材か)
  • 引用の出典表記が必要な箇所がないか
  • リンク切れがないか
  • 古いページへの誘導になっていないか

難しいガイドラインは不要です。A4一枚程度でも、あるだけで品質が安定しやすくなります。

理由5:効果が見えず、優先度が下がる

企業ブログは積み上げ型なので、短期で成果が見えにくいことがあります。成果が見えないと、社内での優先度が下がり、更新が止まりやすくなります。

対策は、評価の軸を小さく持つことです。

  • 公開本数と更新頻度が守れたか
  • 問い合わせで聞かれる質問が減ったか
  • 商談の前提説明が短くなったか
  • 採用での質問が具体的になったか

アクセス数だけで判断しないほうが続けやすいです。業務がラクになっているか、説明が整っているかも評価に入れると、継続の理由を作りやすくなります。

理由6:担当者に寄りすぎて、引き継げない

企業ブログが止まる大きな原因のひとつが属人化です。担当者が変わった瞬間に止まるのは、引き継ぎが難しいのではなく、運用が見える形になっていないことが多いです。

対策は、運用を可視化し、手順を固定することです。

  • 記事の作り方を手順として残す
  • 原稿の保管場所とテンプレートを決める
  • CMSの操作手順を共有する
  • 公開後にやることをチェックリスト化する

CMSを使う場合も、操作が属人化しやすいので、マニュアルと役割分担をセットで整えておくと安心です。

続けられる仕組みに変える3つのコツとは?

ここまでの対策を仕組みに落とすコツを3つに絞ります。すべてを一気に整える必要はないので、できそうな順に取り入れてみてください。

  • 企画を先にためる(記事候補を10本分ストックする)
  • 手順を固定する(誰が何をするかを決める)
  • 小さく回して改善する(月1本でも止めない)

企業ブログは、始めるより続けるほうが難しく感じやすいです。でも、続けられる仕組みができると、更新そのものが特別な作業ではなくなります。次の章では、この土台を前提にして、運用を成功へ近づけるポイントを整理します。

この記事の内容を「自社の場合」に落とし込んでみませんか?
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  • 今のサイトの状態が、正直どのレベルなのか知りたい
  • リニューアルすべきか、部分改善で良いのか判断に迷っている
  • 何から手を付けるべきか、整理しながら相談したい
  • 作って終わりではなく、公開後の活用まで見据えて進めたい

\ まずは状況整理からでもOK! /

企業ブログの運用を成功させる秘訣

続けられる仕組みが整ってきたら、次は成果につながりやすい運用へ少しずつ寄せていきます。ここで言う成果はアクセス数だけではありません。問い合わせの質、採用でのミスマッチの減少、社内の説明が整うことも含めて、企業ブログの価値になります。

成功の基準を決め、評価軸を二層にする

企業ブログが止まりやすい理由の一つが、成果の見え方がバラバラなことです。社内関係者と認識を合わせるために、評価軸を二層に分けると運用が安定しやすくなります。

運用の評価軸(続けるための指標)の例は、次のようなものです。

  • 公開本数
  • 公開までのリードタイム
  • リライト実施数
  • 確認待ちの滞留数

成果の評価軸(効果を見る指標)の例は、次のようなものです。

  • 検索からの流入の増減
  • 問い合わせ内容の具体度
  • 商談での前提説明の短縮
  • 採用での質問の変化
  • 地域名 + サービス名での検索順位や流入数(例:名古屋、愛知などの地域名を含む検索)

もし問い合わせにつなげたい場合は、アクセス数だけでなく、問い合わせ率や資料請求率など、次の行動に進んだ割合も合わせて見ておくと判断しやすくなります。また、イベント告知や採用広報と連動している場合は、繰り返し読んでくれる人や指名で戻ってきてくれる人が増えているかを、ファンが育っているサインとして捉える考え方もあります。

運用の評価軸が整うと、忙しい時期でも止まりにくくなります。成果の評価軸が整うと、社内での優先度が下がりにくくなります。

検索意図から逆算し、記事の型を決める

SEOで大切なのは、キーワードを入れることより、検索している人が何を知りたいかを外さないことです。記事の型を決めておくと、検索意図に合わせやすく、品質もそろいます。

  • 選び方型(比較軸を提示する)
  • 費用型(費用が変わる要因を整理する)
  • 進め方型(手順と準備物を示す)
  • 注意点型(失敗しやすい点を先回りする)
  • よくある質問型(問い合わせで多い質問に答える)

例として、成果につながりやすい記事は次のような型で整理できます。自社の商材や読者に合わせて、呼び方や中身は調整して大丈夫です。

型の名前(例)読み手の悩み(例)記事に書くべきこと(例)
選び方型何を基準に選べばいいか分からない比較の軸と優先順位、判断の手順
費用型相場感と、なぜ価格差が出るか知りたい費用が変わる要因、内訳、考え方
進め方型準備や期間が分からず不安相談から公開までの流れ、自社側の準備物
注意点型失敗したくない、損をしたくないよくある失敗と回避策、注意点
質問回答型個別の疑問を解消したい問い合わせで多い質問への整理された回答

この型に、前の章で整理したキーワードの掛け合わせを当てはめると、企画が迷いにくくなります。記事の増やし方が見えると、継続もしやすくなります。

一方で、検索意図の整理やキーワード設計は、社内だけで進めようとすると時間がかかることもあります。そういうときは、SEOツールを使って候補を洗い出したり、専門会社のサポートを受けたりすると、判断が早くなります。特に次のような部分は、外部の知見が入ると進めやすいです。

  • 狙うテーマの優先順位づけ(どれから書くと効きやすいか)
  • 競合ページの傾向整理(どんな切り口が求められているか)
  • 既存記事の改善点の発見(リライトの当たりを付ける)

ホームページ制作会社の中には、制作だけでなく、公開後の運用設計やSEO対策まで支援してくれる場合もあります。記事の企画会議の型づくり、キーワード整理、記事構成のレビュー、公開後の改善提案までをセットにすると、担当者が一人で抱え込まずに運用を前に進めやすくなります。もちろん、当社WWGでもホームページの活用や企業ブログの運用、SEO対策の進め方まで含めてサポートが可能です。

タイトルと導入で、読む理由をはっきりさせる

検索から来た読み手は、最初の数行で読むかどうかを決めがちです。タイトルと導入は、読み手の状況に寄せて、この記事を読むメリットをはっきりさせると反応が変わります。

  • この記事で分かることを明確にする
  • どんな人に向けた内容かを示す
  • 最後にどう判断できるようになるかを示す

書き手の言いたいことより、読み手が今困っていることを先に置くと、最後まで読まれやすくなります。

内部リンクで、ホームページ全体の回遊を設計する

ブログは単体で完結させるより、ホームページの他ページとつないだ方が成果に近づきやすいです。内部リンクは、読み手の次の行動を迷わせないための道案内になります。

  • ブログからサービスページへつなぐ
  • ブログ同士を関連記事でつなぐ
  • よくある質問や資料ページに誘導する
  • 採用系の記事は採用ページへつなぐ

内部リンクを適切に貼ることは、読み手の利便性を高めるだけでなく、検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくなるという点でも意味があります。結果として、ブログ単体ではなくホームページ全体の評価が上がりやすくなります。

リンクを貼るときは、何を見てほしいのかが伝わる文言にしておくと、クリックされやすくなります。

効果測定とリライトで、記事を育てる

企業ブログは、公開した瞬間より、公開後の手入れで伸びることがよくあります。新規記事だけで回そうとすると負担が増えるので、既存記事を育てる前提を入れると運用が安定します。

  • よく見られている記事を把握する
  • 検索で表示されているのに読まれていない記事を見つける
  • 内容が古くなった記事を更新する
  • 反応が良い記事は、図解や追記で強化する

リライトは、必ずしも最初から大がかりにやる必要はありません。まずは見出しの追加、説明の補足、事例の追記、内部リンクの整理など、手を付けやすいところから直していくと進めやすいです。ただし、記事の狙いがずれている場合や情報が古くなっている場合は、構成から見直した方が早いこともあります。

SNSやメルマガと連動し、再利用で負担を減らす

企業ブログは、他施策の素材として再利用しやすいのが強みです。毎回新しく作るより、ブログを中心にして発信を組み立てると継続しやすくなります。

  • ブログを要約してSNSに投稿する
  • 反応が良い記事を定期的に再紹介する
  • 複数記事をまとめてメルマガで届ける
  • 営業や採用の場面で関連記事を案内する

SNSで紹介するときは、外からどう見えるかを意識して、紹介文を添えるのが安心です。社内向けの言い回しをそのまま切り出さず、誤解が起きにくい言葉に整えてから投稿すると、トラブルを避けやすくなります。

社内関係者の声を取り入れ、記事の精度を上げる

本当の成功は、ブログ担当者だけで回す状態から、社内関係者の現場(営業、採用、サポートなど)から「こういう記事があると助かる」という声が集まる状態へ変わることです。現場の声をもとに作る記事は、読み手の疑問に近くなりやすく、結果として成果にもつながりやすくなります。

たとえば、次のように集め方を決めておくと、ネタ出しが安定します。

  • 営業の商談メモから、よく聞かれる質問を拾う
  • 採用面談で出た不安を、人事から月1回まとめてもらう
  • サポート対応で多い相談を、見出し案として集める

情報の正確性と信頼性を、運用で担保する

企業ブログは、続けるほど情報量が増えます。だからこそ、信頼を落とさないための運用ルールが効いてきます。書き手の注意力に頼らず、チェック項目として仕組みに入れておくのがおすすめです。

  • 数字や制度に触れる場合は根拠を確認する
  • 断定が難しい内容は言い切らない
  • 更新日や時点情報を明記する(費用や制度は特に)
  • 画像の権利関係を確認する
  • リンク切れがないか確認する

ここまでを押さえると、企業ブログは単なる記事更新ではなく、問い合わせや採用につながる資産になっていきます。次の章では、運用時に起きやすいデメリットや注意点を整理し、安心して続けられる形に整えます。

企業ブログ運用時の注意点

企業ブログは、積み上がるほど資産になります。一方で、運用にはデメリットもあり、注意点を決めずに走り出すと、途中で止まったり、公開後のトラブルにつながったりします。

ここで扱う内容は、避けられないリスクというより、事前にルールを決めておけば防ぎやすいチェックポイントです。先に線引きをしておくと、社内関係者や法務担当にも説明しやすくなり、確認がスムーズになります。

デメリット1 運用工数と社内調整コストがかかる

企業ブログは、書いて終わりではありません。企画、執筆、確認、公開、更新まで含めると一定の工数が発生します。社内関係者が増えるほど確認の往復も増えやすく、ここで止まりがちです。

止まらないためには、最初から完璧を狙うより、続く型を先に作るほうが現実的です。

  • 月1本など、続けられる頻度から始める
  • 企画と構成を先に固め、確認のやり直しを減らす
  • 事実確認と表現チェックの担当範囲を決める
  • 公開後に追記して育てる前提にする

デメリット2 成果が出るまでに時間がかかる

企業ブログは積み上げ型なので、短期で反応が出るとは限りません。途中で社内の優先度が下がると、更新が止まりやすくなります。

対策は、成果を一つに絞らず、複数の評価軸で共有することです。

  • 検索流入だけでなく、問い合わせ内容の変化も見る
  • 採用での質問が具体的になったかを見る
  • 営業やサポートの説明が短くなったかを見る

デメリット3 情報が古くなると信頼を損ねる

記事が増えるほど起きやすいのが、情報の古さです。特に費用、制度、運用手順は前提が変わりやすく、古い情報が残ると信頼を落とす原因になります。

鮮度は努力で守るより、運用ルールに入れるほうが安全です。

  • 記事内に年月時点を明記する(費用、制度、手順など)
  • 見直し頻度を決める(例:四半期ごとの棚卸し)
  • 変わりやすい記事は更新担当を決める

デメリット4 予期しない拡散で誤解が起きることがある

ブログは自社サイトで読まれる前提ですが、SNSなどで紹介すると、初めて見る人にも届きます。その結果、前提が伝わらず誤解されることがあります。

切り出し方のルールを決めておくと、余計な火種を減らせます。

  • SNS投稿は本文の一部をそのまま貼らず、背景が分かる紹介文を添える
  • 社内向けの言い回しは外向けに整える
  • 数字や比較表現は言い切りすぎない

デメリット5 宣伝が強いと読まれにくい

ブログの記事が宣伝一色になると、読み手は判断材料を得られず離れやすくなります。結果として、検索から入っても読み進めてもらえず、問い合わせにもつながりにくくなります。

対策は、順番を意識することです。まずは役立つ情報として、比較の観点や注意点などの判断材料を丁寧に出し、そのうえで必要に応じて解決策の一つとして自社サービスを添える形にすると、押しつけ感が出にくくなります。

運用が続くほど注意が必要なポイント

ここからは、公開する記事が増えるほど見落としが起きやすく、後から効いてくる注意点です。担当者の注意力に頼らず、チェック項目として仕組みに入れると運用が安定します。

公開前の最終チェックリストとして、次の形にしておくと社内でも共有しやすいです。

  • 著作権:使用している画像は、自社撮影または許可された素材か
  • 肖像権:写真に写っている人物の掲載許可は取れているか
  • 正確性:数字や制度、固有名詞の根拠は確認できているか
  • 鮮度:費用や制度に触れる場合、年月時点を明記したか
  • ステマ規制:他社との関係性がある場合、適切に明示しているか
  • 機密保持:顧客名や社外秘の情報が含まれていないか

著作権・肖像権の遵守

画像や文章の扱いは、うっかりが起きやすい領域です。ネットで見つけた画像をそのまま使う運用は避け、使ってよい素材の範囲を社内ルールで決めておくと安心です。

  • 自社撮影の写真を使う
  • 購入した素材サイトの画像を使う(利用範囲も確認する)
  • 利用条件が明確な素材のみ使う
  • 引用が必要な場合は、社内で判断基準をそろえる(迷う場合は自社で作成する)

人物写真(社員、取引先の担当者など)が写る場合は、社内外の信頼に直結します。掲載の同意は、次のように運用へ落とすとトラブルになりにくいです。

  • 顔が分かる写真は、本人の同意を取ってから掲載する
  • 掲載場所(ホームページ、ブログ、SNSなど)まで共有する
  • 取り下げ依頼が来たときの窓口と対応手順を決める

景品表示法(ステマ規制)への配慮

導入事例、協力会社の紹介、対談記事、レビューなどは、読み手から見ると広告かどうかの判断が難しくなりやすい領域です。ここは記事単体の出来より、運用ルールの有無が大事になります。

特に協力会社紹介や対談記事などで、相手方との関係性がある場合は、読み手が誤解しないように表記(PR、広告など)を検討します。誠実に前提を開示することが、結果として読者の信頼を守ることにつながります。

  • 関係性がある記事の表記ルールを決める(PR、広告など)
  • 事例記事では、前提条件や範囲を読み手に分かるように書く
  • SNSで紹介するときも、ブログ本文の文脈が切れて誤解されないように紹介文を整える

個人情報・社内情報の取り扱い

続けているうちに、社内の当たり前をそのまま書いてしまうことがあります。最初に線引きを決めると、社内確認もスムーズになります。

  • 実名、顔写真、連絡先などは掲載基準を決める
  • 顧客名や取引内容は公開してよい範囲を決める(事例は特に)
  • 見積金額、原価、契約条件などは公開可否をあらかじめ決める
  • AIを使う場合も、社内情報や機密に関わる内容は入力しない

公開後の点検(リンク切れ・画像差し替え・導線)

公開後の点検をチェックリスト化しておくと、品質が安定しやすくなります。文章以外の部分で信頼を落とすこともあるため、点検は仕組みに入れるのがおすすめです。

  • リンク切れがないか
  • 画像が表示されているか(差し替えが必要になっていないか)
  • 関連記事やサービスページへの導線が古くなっていないか
  • 公開日や更新日の表記が整っているか

リンク切れは読み手の体験を損ねるだけでなく、サイト内の導線を分断して回遊を妨げる原因になります。運用の負担と相談しながら、定期的(例:半年に一度など)にリンクチェックを行うルールを決めておくと安心です。

まとめ:潜在顧客の疑問に応えられるのが企業ブログ

企業ブログは、記事を増やすこと自体が目的ではなく、検討中の人が抱えやすい疑問に先回りして答え、信頼を積み上げるための場所です。更新が止まってしまう背景にはさまざまな要因がありますが、続けられる仕組みが整っていないと止まりやすくなります。だからこそ、運用の型を作ってから回していくことが大切になります。

本記事では、企業ブログを続けられる仕組みに変えるために、次の考え方を整理しました。

  • 企業ブログはホームページの情報を補い、問い合わせ前の不安や採用の不安を減らす役割を持つ
  • 目的、読者、テーマの軸を先に決めると、ネタ切れと手戻りが減りやすい
  • 企画、執筆、確認、公開、改善を分解して、止まりにくい運用フローにする
  • SEOは検索意図を外さないことが基本で、記事の型を決めると品質がそろいやすい
  • 公開後は効果測定とリライトで記事を育て、内部リンクでホームページ全体の導線も整える
  • 著作権やステマ規制など、運用が続くほど効いてくる注意点はチェックポイントとして仕組みに入れる

いきなり大きな目標を置くより、止まらない形を先に作ると進めやすいです。

  • まずは月1本など、続けられる頻度を決める
  • 記事候補を10本分ためる
  • 企画シートと公開前チェックリストを作る
  • 公開後に見直す日程を決める(四半期に1回など)

更新が止まりやすい企業ブログほど、最初の設計で結果が変わりやすいです。最小の負担で回る形を作れれば、継続と改善が現実的になります。

ホームページ制作会社 WWGに相談できること

企業ブログは、ホームページの作り方と運用設計がつながっているほど続けやすくなります。名古屋のホームページ制作会社である株式会社WWG(ダブル・ダブル・ジー)では、ブログ更新を視野に入れたホームページ制作の実績もあり、公開後の運用やSEO対策の進め方までサポートが可能です。

CMS(更新ツール)の操作説明なども丁寧に行っています。システムが苦手な担当者様でも、公開まで迷わず進められるよう、分かりやすいマニュアルとサポート体制を整えていますのでご安心ください。必要に応じて、記事の企画整理や改善の進め方まで含めて、一緒に運用の形を整えていけます。

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