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初心者さんの勉強に!取材ライターおすすめ本10選

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どんな業界・お仕事でも常に勉強は欠かせないですよね。

そんなときに役立つのは、やっぱり本です。私は特に「世の中の大事なことは必ずどこかの本に書いてある」と思っているタイプなので、困ったときはすぐに本を頼ります。

というわけで、今回は取材ライターの私が「未経験のときから現在までの間で、勉強用に参考にした本のおすすめ10冊」をご紹介します!

「ライターさんはきっといい本たくさん知ってるんだろうなあ」というスタッフからの恐ろしいプレッシャーもなんのその、好み全開、100%主観、忖度なしのチョイスです!まったく参考にならなくても怒らないでくださいね!

※本のタイトルは一部省略してご紹介しています。

表紙の画像は「版元ドットコム」様より引用させていただいております。
こちらは、出版社様より「本をより多くの方に知ってもらうため」の活動を目的に、表紙の画像利用が許可されているものです。

版元ドットコム - 探せる、使える、本の情報
https://www.hanmoto.com/
https://www.hanmoto.com/about_bookdata

目次


  1. ライティング
    1-1.文章力の基本
    1-2.SEOに強い Webライティング
    1-3.採用1.9
    1-4.UXライティングの教科書
    1-5.記者ハンドブック
  2. 取材
    2-1.行列のできるインタビュアーの聞く技術
    2-2.聞く力―心をひらく35のヒント
  3. キャッチコピー
    3-1.名作コピーの時間
    3-2.毎日読みたい365日の広告コピー
    3-3.私、誰の人生もうらやましくないわ。
  4. まとめ

1.ライティング


1-1.文章力の基本

DATA

文章力の基本 : 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック
阿部 紘久/日本実業出版社

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784534045881

まずは1冊目、『文章力の基本(阿部紘久)』です!

一時期本屋さんで大量に平積みされていたほか、派生本もいくつか出ているので、知っている方も多いのではないでしょうか?

学生のときから愛用している本で、表紙がボロボロになってしまったので買い替えを検討しています。

内容は、まさに文章を書くための基本的なポイントだけ。
ですが、「これは形容詞だからこう」「ここは係り受けの関係だからこう」という品詞や文法がほとんど出てこないところがとっつきやすくていい!

自分の文章に集中しすぎて、シンプルな考え方を忘れているかも…というとき、いまだに読み返します。

たとえば、「私は、昨日公園に行ったときに出会ったAさんと仲が良いBさんが好きなラーメン屋さんの店員さんが元気そうでした」みたいな文章。

とても読みにくい、かつ間違っている文章ですよね。でも、世の中にこういう文章って意外とあふれかえっています。

これをどう読みやすく整理するか、実践例つきでとても平易に解説してくれているところがお気に入りです!「ライターになりたいけど、実は文章が苦手」という方でもバッチリわかります!

あまりに好きすぎて「全人類これ読んで…」と常々思っています。
後半はビジネス文書の内容も多く含まれているので、アレンジして新入社員研修に活用してもいいかもしれません。

すべての「文章を書く人」におすすめ、「まずはコレ!」な1冊です。

1-2.SEOに強い Webライティング

DATA

SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64
ふくだ たみこ/ソーテック社

参考:http://www.sotechsha.co.jp/pc/html/1144.htm

WebライターならSEO関係の本を1冊は持っていたいです!

SEO施策は細かい部分が随時変更となるため、基本は本で学び、プラスアルファでGoogleの最新情報を追うという形がおすすめ。

私はこちらの本がとても肌に合っていると感じましたが、SEOの本は、試し読みして自分が読みやすそうなものを選べばOKです!

1-3.採用1.9

DATA

採用1.9 求人広告ライターだけが知っている採用の流儀
関根 コウ/BCCKS Distribution

参考:https://honkino.com/

弊社は採用関係のページ作成も得意なので、求人や人材育成についてのコンテンツを数多くお任せいただいております。

そんな中、「社外からも採用についての情報を学びたい!」と考えて手に取ったのがこちらです。「求人の文章って何を書いたらいいの?」というところから学べます!

2023年4月現在、電子書籍版のみの販売なのでご注意ください。

1-4.UXライティングの教科書

DATA

UXライティングの教科書 ユーザーの心をひきつけるマイクロコピーの書き方
キレネット・イフラ/翔泳社

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784798167336

お問い合わせボタンのリンクの文言、「お問い合わせはこちら」と「質問してみる」のどちらがクリックされやすいでしょうか?

おおざっぱに言えば、こういうことを考えるのがUXライティングです。

「海外ではUXライティングがすごいらしい」という情報だけで購入しました。単純ですね。原文がフランス語らしいので、翻訳文が苦手な方にはちょっと難しいかも。かくいう私もまだ完全に読みきれてはいません。

でも、内容は実例を交えて説明してあるので、すごく面白い

「もっとスキルアップしたい」という方におすすめの1冊です。

1-5.記者ハンドブック

DATA

記者ハンドブック 第14版
一般社団法人共同通信社/共同通信社

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784764107335

勉強というか、「文章を書くなら持っていて当然でしょ?」くらいに言われるこちら。2016年発行の第13版から6年、2022年に第14版が出ました。

『日本語表記ルールブック(日本エディタースクール)』も持っていますが、こういった校正や表記関係の本は何冊あってもいいですからね!心強いです!

パラパラっと読んでいるだけでもすごく楽しいので、ひとつの読み物としてもおすすめです!

2.取材


2-1.行列のできるインタビュアーの聞く技術

DATA

行列のできるインタビュアーの聞く技術 相手の心をほぐすヒント88
宮本 恵理子/ダイヤモンド社

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784478114582

取材や会話はどちらかというと「体で覚える技術」で、スポーツや製造に感覚が近いものだと常々感じています。

つまり取材の技術を本から学ぶのは非常に難しいのですが、「取材ってどう勉強したらええんや…」と半泣きになっていた私を助けてくれた本がこちらです。実際にこちらのテクニックをいくつか使わせていただいています。

とか書くと今後の取材がちょっとやりにくくなるので(「お、今のはあの本のテクニックだ」って思われると恥ずかしい…)、このへんにしておきます…。

こうした仕事に絶対の正解はありませんが、「こうするといいかも!」というテクニックがあると安心しますよね。

フリーランスの方を想定して、取材の依頼、準備、実際にどう聞くか、といったところの技術が細かく載っています。「とにかく何かとっかかりが欲しい!」という方には救世主的な本です!

2-2.聞く力―心をひらく35のヒント

DATA

聞く力―心をひらく35のヒント
阿川 佐和子/文藝春秋

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784166608416

取材やヒアリングといえばこの本を思い浮かべる方も多い名著。

ノウハウを学ぶビジネス本という側面もありますが、どちらかといえば「相手の話を聞くときの心構え」をじんわりと実感するための本である気がします。

取材って、つい「あれもこれも聞き出さなきゃ」「こう誘導していこう」「こうすれば欲しい答えが得られる」みたいな…言い方が悪いですが、“相手を思い通りにコントロールするようなこと”を考えがちです。

そうではなくて、取材やインタビューって、あくまで「人と人とのコミュニケーション」である、ということを思い出させてくれる本です。

ときどき入る阿川さんの自分いじりネタも、心をほっこりさせてくれるアクセントに。

「取材に慣れてきたからか、最近小手先でやっているように感じる」「いろいろ考えすぎて疲れたかも…」というときに、少しだけ休む時間をくれるような1冊です。

3.キャッチコピー


3-1.名作コピーの時間

DATA

名作コピーの時間
株式会社宣伝会議

参考:https://www.sendenkaigi.com/books/idea/detail.php?id=16632

名だたるプロのコピーライターさんが「自分が名作だと思う3つのキャッチコピー」を紹介しています。

「キャッチコピー集」は世の中にたくさんありますが、「じゃあ、このコピーってどうすごいの?」ということが書かれている本は少ないように思います。

こちらは、プロが「なぜこのコピーがいいのか」を書いてくれている貴重な1冊です。

ただ、すごいコピーライターさんはやっぱり感性が独特です。
「なるほど!」と思うこともあれば、「ふ、ふ~ん?」みたいに感じることもあるので、「まだまだ自分の経験が足りないなあ」と感じる日々です…。

でも、数年後に読んでみると、また違った感想があるかも?

何年もかけてじっくりと読み解く、純文学みたいな本かもしれません。

3-2.毎日読みたい365日の広告コピー

DATA

毎日読みたい365日の広告コピー
ライツ社

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784909044099

「キャッチコピー集」も必ず1冊は持っておきたいです!

「たくさんコピーが載っている」「解説がある」「何の商品や企業に関するコピーかわかる」「読みやすい、好きなデザイン」という視点で選ぶのがおすすめです。

それを踏まえたうえでこちらがイチオシなのは、ズバリ余白が多いから。

私はキャッチコピーの勉強をする際、コピーをひとつずつを読み解いて、「これはこういう切り口なんだな」「これにはこんな気付きがあるな」という分析を本に直接書き込みます。

当社ではライターもキャッチコピーを作りますが、キャッチコピーって本当に難しい

数十文字の文章を生み出すことが専門の仕事になる、と考えれば当たり前のことなんですけどね…。

キャッチコピー作りにすごく悩んで講座を受けまくり、本も買いまくり、写経(名作コピーの書き写し)しまくり…とした結果、「下手でもいいから、自分なりに分析する」という勉強方法に落ち着きました。

スキルアップに向けてまだまだ勉強中です!

3-3.私、誰の人生もうらやましくないわ。

DATA

私、誰の人生もうらやましくないわ。児島令子コピー集め
児島 令子/パイ インターナショナル

参考:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784756256812

最後の1冊はこちら。私が大好きなコピーライター、児島令子さんのキャッチコピー集です。

「あした、なに着て生きていく?/earth music & ecology」などで有名な方ですね。児島さんのさまざまな名作コピーが、ビジュアル的にも楽しいデザインで気軽に読める、ステキな本です。

こちらも、「この本がおすすめ!」という気持ちはありますが、どちらかというと「好きなコピーライターさんの本を1冊は持っているといいよ」という思いが強いです。

「何回読んでもすごいと思える」「開くたびに何かを思い出せる」ような1冊、ぜひ手元に置いておいてください。

4.まとめ


ライターの私が「役立った!おすすめ!」と感じた本を10冊ご紹介しました。

来たるGWをどう過ごすか決めかねているライター志望の皆様、ぜひ読書の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?勉強するもよし、読み物として楽しむもよし、な本をご紹介したので、お役に立てていたらうれしいです!

愛知県内から名古屋市を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
愛知県 名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F

TEL: 052-890-7007
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プロフィール写真

わくわくさん

ライター

企画・開発部 ライター。2020年にWWGへ入社。Webサイトの文章作成をはじめ、キャッチコピー、Web記事、座談会ページ、インタビュー、校正など、ライティング関係の業務を担う。

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