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前回までホームページのデザインに関するさまざまなテーマについてご紹介してきました。
参考:
これでわかる!Webサイトの歴史 ~黎明期から現在まで~ 前編
これでわかる!Webサイトの歴史 ~黎明期から現在まで~ 後編
今回は業種別にホームページの配色をどのように選び分けたらよいのかをご紹介します。前回までの記事とあわせて、ホームページデザインの参考になれば幸いです。
目次
1.ホームページ制作における「配色」の大切さ
同じサイトでも色を変えるだけで大きく印象が変わります。特に重要なのは、その印象が商品や、お店、会社のイメージを大きく変えてしまうということです。
少し極端な例ではありますが、もし歯医者のホームページで赤い色をメインに使用すると、ホームページの閲覧者に血を連想させてしまい、その結果ホームページを見て来院をしてくれる人を減らしてしまうことも考えられそうです。
また、上記の例からもホームページデザインにおける配色というのは、お店や会社のイメージに合わせたものを選ぶのが重要だと言えそうです。
2.ホームページデザインにおける3つのカラー
ホームページデザインにおける配色選びはベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3が重要になってきます。
①ベースカラー
ホームページ全体で一番大きな割合を占めるカラーなります。特に背景や余白に使われ、ホームページを見たときに一番目に飛び込んでくる色でもあります。
②メインカラー
その名の通りサイトの印象を決定づける主役の色です。ユーザーが一番よく見る色でもあるため、慎重に選ばないといけないカラーです。
③アクセントカラー
ホームページの配色にアクセントを加えるためのカラーです。アクセントカラーはベースカラーやメインカラーよりも配色の割合は少ないですが、非常に目立つ色でもあります。そのため、こちらも慎重に選ぶ必要があると言えそうです。
それぞれの比率としては、ベースカラーが70%、メインカラーが25%、アクセントカラーが5%程度が理想と言わています。この割合で配色することで、全体的にバランスの取れたデザインに仕上げることができます。
3.業種別よく使われる色
①製造業
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製造業では、金属や機械部品のような素材感を表す色がよく使われます。また、信頼感を表すため、暗い落ち着いた色が好んで使われる傾向があるようです。
②飲食業
飲食店では食べ物・飲み物の色をイメージさせる配色が好んで使われるようです。ポイントとしては、青などの冷たさを感じさせる寒色より、温もりのある店舗をイメージさせるような赤、黄、オレンジ系の暖色を使うことがよいと言えそうです。
③医療・福祉業
病院・福祉施設では緑から青にかけての明るい色が好んで使わているようです。原色のような鮮やかな色より、やや淡い感じの見る側に圧迫感を与えないような色を選ぶよう工夫されています。
④美容分野
美容室・エステなど女性向けのサービスでは、ピンクを中心とした赤系の色がよく使われています。また、ピンク以外のパステルカラーも多く使われているようです。
⑤士業
弁護士、司法書士などの士業では信用や信頼感を表す青系の色の他、親しみやすさを感じさせるオレンジ系の色もよく使われているようです。
4.まとめ
ここまで配色のポイントや、業種ごとによく使われる色ついて詳しく調べてみました。
まとめると、ホームページデザインにおける配色では、業種やサービス内容、製品に合わせた適切な色を選ぶことが非常に重要だと言えそうです。
今回の記事がホームページの配色を考える際の参考になれば幸いです。
ライター:井上
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