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皆様は、自社のコーポレートサイト(企業ホームページ)は活用されていますか?
「作っただけで放置」ではもったいないのはもちろんのこと、定期的なメンテナンスを行わないと、デザインが崩れたり、導入した機能が使えなくなったり…ということもあります。
今回は、新しく自社のホームページ担当(web担当)となった方へ向けて、「web関係・ホームページの管理って何をすればいいの?」というところを解説していきます。
目次
1.Web担当者の役割
Web担当者は、企業のWebサイトやSNSなどを活用し、企業のブランディングや目標達成に導く役割があります。
つまり、Web担当者は、企業のブランディングや目標達成のために、効果的にWebサイトやSNSを運用し、成果に近づけることを意識することが大切です。
2.Web担当者がやること
次に、Web担当者の主な仕事を紹介します。
もちろん、会社として管理業務を外注したり、ホームページを制作した会社が保守管理までサポートしていたりすることもあります。その際は仕事の内容も異なってくるので、あくまで目安としてお考えください。
2.1 Webサイト・SNSの運用と管理
まず、主な業務にWebサイト・SNSの運用が挙げられます。
例えば、運用の面でいえば、「休業案内」「お知らせ」といった情報を更新したり、掲載情報に変更があった時に修正したりするのがWeb担当者の役割です。
他にも、ブログなどのオウンドメディアやSNSでコンテンツを配信する仕事もあります。WebサイトやSNSを定期的に更新することは、認知度や信頼度の向上につながりやすくなるのでとても重要です。
また、管理の面では、Webサイト・SNSの内部管理も行います。例えば、Webサイトのドメインやサーバーの管理や更新処理などがあります。
他にも、Webサイトのレイアウトが崩れてしまっている場合は修正したり、プラグインが使えなくなった場合は、そのプラグインを削除したり、新しいものを入れ直したりという作業をします。
このように、Webの運用と管理を行っていくのがWeb担当者の仕事です。
2.2 Webに関する窓口
Webに関する連絡や問い合わせに対応するのケースもあります。
Webサイト・SNSの運用と管理のお仕事があるとお伝えしましたが、その業務をホームページ制作会社に委託している場合、制作会社とのやりとりは、Web担当者が対応することになります。
また、Webの問い合わせフォームからメッセージがあった場合、Web担当者が対応したり、適切な部署へ転送したりします。
いずれにしても、Webに関する問い合わせがあった場合に対応するのは自分だという意識を持っておくことが大切ですね。
2.3 アクセス解析
Web担当者は、企業のWebサイトやSNSを活用し、企業のブランディングや目標達成に導く仕事なので、WebサイトやSNSがきちんと効果を発揮しているかどうかを把握しなければなりません。
Webサイトのアクセス解析を行うことで、ユーザーの動きや自社のニーズを把握できます。
どういったページにアクセスが多いのか、どういった経路でページにアクセスしているかなどユーザーの動きを分析することで、ページの強化をおこなったり、より効果的なコンテンツを作ったりできます。
アクセス解析についてはこちらをご覧ください。
2.4 コンテンツ作成
Webサイト・SNSをより効果的に運用するためには、ユーザーの興味を引くコンテンツを作る必要があります。
アクセス解析により分析した結果をコンテンツに反映するといいですね。
コンテンツの作り方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
3.Web担当者が把握しておくこと
次に、Web担当者になるにあたって把握しておくべきことをお伝えします。
3.1 運用方法
運用にあたって基本的な情報を確認するのが大切です。
まず、Webサイトに関して、自社で更新をしているのか、ホームページ制作会社など他社に委託しているのかを把握しましょう。
自社で更新している場合は、更新・管理の方法や諸費用の支払い時期などを確認しておく必要があります。
また、更新を委託している場合は、どの範囲まで委託しているのかを確認しましょう。
例えば、メンテナンスなどの管理は任せているけれど、「お知らせ」は自社で更新しているというパターンもありますし、「お知らせ」の更新も含めてすべてを委託しているというパターンもあります。
委託先に担当者変更の旨を伝えておくのも大切ですね。
さらに、オウンドメディアやSNSを運用している場合、Web担当者のみが更新しているのか、それとも部署やチームで行っているのかなど、どのように運用しているのかを確認しましょう。
3.2 自社商品・サービス
自社商品・サービスについてしっかり把握することも大切です。
WebサイトやSNSは自社商品やサービスを紹介したり、アピールしたりする場でもありますよね。
自社商品・サービスをWebで魅力的に紹介できれば、売上や企業の目標達成につながりやすくなります。
そのために、Web担当者は自社商品・サービスを深く理解する必要があります。
自社商品・サービスがどのようなユーザーに受け入れられているのか、競合とどのような点が違うのかなどを知ることで、より効果的なアピールの方法が見つかるかもしれません。
3.3 現状と課題
現状と課題を把握するのも大切です。
まずは、WebサイトやSNSの目的を整理しましょう。
例えば、自社ブログを更新する目的が「問い合わせ件数の増加」だとしたら、「更新頻度」「アクセス数」「問い合わせ件数」などを把握すると、ブログがどの程度目的を果たしているかが分かりますよね。
その上で思っていたより問い合わせ件数が少ないのであれば、「問い合わせ件数が増加していない」ことが課題となります。
課題が明確になれば、次は「更新頻度を増やす」「ブログの下部に問い合わせボタンを設置する」「SNSと連携してアクセス数を増やす」などさまざまな改善策が考えられます。
このように、現状をさまざまな視点で分析し、課題に対する改善策を考えましょう。
3.4 世の中の動向
世の中の動向を把握するのも大切です。
例えば、最低賃金が改定されたとき、自社の採用ページで古い情報のまま最低賃金以下の時給を提示していたらまずいですよね。
他にも、アクセス解析などのツールに仕様変更があり、新しく手続きをしなければならなくなった場合に、対応していなかったら、のちのち不具合が出るかもしれません。
Webサイトの評判は、企業の評判にもつながります。Web担当者が常に新しい情報にアンテナを張って、情報を更新していくことが大切です。
4.Web担当者へのヒント
ここからはホームページ制作会社からWeb担当者へのエールを込めて、Webを運用しやすくなるポイントをお伝えしていきます。
4.1 Webは業務の一環
まず、Webに関することは業務の一環だと周囲に理解してもらいましょう。
ブログやSNSに関する業務をしていたら「普段の業務をしていない」と思われることがあるかもしれません。
しかし、Webは企業のブランディングや目標達成のために運用されます。つまり、直接的な売上にはつながらなくても重要な業務だということです。
もし、認識が違う人がいても業務の一環だと相手に伝え理解してもらうことが大切です。
4.2 できれば複数人で運用する
WebサイトやSNSは複数人で運用するのがオススメです。
複数人の方が多角的な視点を持てますし、一人に負荷がかかりすぎる状況を避けることができます。特に、コンテンツを定期的に配信していくのならば、チームでチェック体制をつくるのが大切です。
ただし、Webに関する窓口になるのは1人にしましょう。
窓口がたくさんあると相手がどこに連絡していいか分からなくなるので、必ず責任者を1人決めましょう。
4.3 心意気が大切
Web担当者として一番大切なのは心意気です!
「何もなくても毎日自社サイトを確認する」「自社サイトに取り入れられるアイディアがないかを探す」など小さなことを積み重ねるのがよいWeb担当者になる近道です。
自分がWeb担当者だという自覚をもって行動するのが大切ということですね。
5.まとめ
■Web担当者の役割は、Webを通じて企業のブランディングや目標達成を行うこと
■Web担当者になったらまずは運用方法を確認する
■Web担当者として大切なのは心意気!
「Web担当者って一体なにをするの?」という疑問が解決できましたか?
やることはたくさんありますが、ひとりで抱え込まずに周囲の理解を得ることが大切ですね。
愛知県内から名古屋市を中心にホームページ制作を行っている会社
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