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近年のAIの発展は目覚ましく、手元のあるスマートフォンから、街中の至るところまで。様々な場所で活躍をしていますね。
SNSでも、AIで生成されたイラストや文章が日々話題に上がっています。
そこで、今回はちょっとAIイラストをはじめとした、エンタメ性のあるAIをいくつか比較、紹介していこうかと思います!
ここで取り上げたものはあくまで一例で、数あるAIのなかの一部にすぎません。ほかにも、たくさんのものが存在するので、興味がある方はぜひ調べてみて下さい!
その他AI関係の記事はこちらからどうぞ
【超便利⁉】今話題のChat(チャット)GPTとは?【実際に使ってみた】
【使ってみた】Google Bard(グーグルバード)とは?登録方法から使い方まで解説【日本語対応?】
【AI比較】ChatGPTとGoogle Bardに同じ質問をして遊んでみた【アイデア】
目次
1.AIとは
AIとは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンスンス)の略称で、人工知能の意を持ちます。コンピュータがデータを分析し、学習。ある条件に基づいた判断や推察などを行う、人間を模倣する技術のことです。
文字に起こすとややこしいですが、ここでは人間のサポートをしてくれるデジタル上のもの。くらいの認識でOKです!
2.画像生成
まず紹介するのは画像を生成してくれるAIです。
2-1.NovelAI(ノベルAI)
画像生成と言ったらこれ。と言われるくらい、最近では有名になってますね。
ノベルAIは、もともと小説をサポートするAIです。2022年に画像生成機能が実装され、アニメイラストだけではなく、写実的なイラストも作ることができ、そのクオリティの高さに多くの注目を集めました。
最近ではイラスト生成がメインで利用されているようです。利用するには登録、サブスクプランに加入をする必要があります。無料プランを含め3つのプランが存在し、イラストを作るには月額でお金を支払わないといけないようです。
イラストは、プロンプト(俗に言う呪文など)と呼ばれる、英単語や英文を入力することで生成されます。入力内容で、自分好みのイラストを自由に作ることができます。
NovelAI:https://novelai.net/
2-2.AI彩ちゃん
AI彩ちゃんでは、まずいくつかのイラストが提示され、選択肢の中から自分の好みのイラストを選択していきます。すると、だんだんと練り上げるように、顔のイラストが生成されます。全身イラストや、写真風の画像も生成できるみたいです。
無料登録をするとすぐに始められて、無料プランを含め6つのサブスクプランがあります。
顔だけなら、無料で遊べますが、全身や画質を求めるとより費用がかかってしまいます。
また、ある程度選択肢によって生成するので、イラストの幅に限度があります。
AI彩ちゃん:https://ja.cre8tiveai.com/sc
2-3.mimic(ミミック)
ミミックでは、自分の絵柄でイラストを生成することができます。
仕様は、自身で描いたイラストを30枚ほど学習させ、学習した絵柄で、AIに自動生成してもらうというもの。自分だけのイラストメーカーを作ることができます。
最近SNSなどでたまに見る、「AI学習禁止」の文化は、ここから発祥したみたいです。
確かに、自分の絵柄を学習させるなら便利ですが…他人の絵を学習させることもできるので、「人の絵柄にそっくりなイラストを勝手に作ること」ができてしまいます。自分の培った技術、自分の絵柄で他人に絵を作られるのは、嫌ですよね。
このツールには無料プランと、有料プランの二つが存在します。
無料でも、イラストメーカーを1つだけ作ることができるので、十分に楽しめると思います。有料にすると、イラストメーカーを複数作ることができたりするみたいです。
mimic:https://illustmimic.com/
絵を全く描けない人はノベルAIやAI彩ちゃんを。自分で絵を少し描ける人はmimicを。
そのように使い分けて、絵のサポートをしてもらうのがオススメです!
3.文章生成
次は、文章を生成できるAIを紹介します。
3-1.NovelAI(ノベルAI)
先述したように、最近はイラスト面で注目されていますが、もともとは小説の執筆をサポートするAIでした。
先ほどイラストでは、サブスクプランに加入する必要がありましたが、文章に限り、無料で生成することができます。元は英語のみに対応していましたが、日本語モデルのAIも追加されており、日本語で単語を打ち込むことも可能です。
しかし、元が英語だけに対応していたためか、ぎこちない不自然な日本語の文章が生成されがちです。本格的に作文をサポートするのは難しいかもしれないですね。AIの応答速度は速いため、作文のヒントにはなりそうです。
NovelAI:https://novelai.net/
3-2.AIのべりすと
AIのべりすとは、日本語及び、小説に特化したAIです。お試しに文章を生成する分には、文字制限はありますがなんとサインインも不要。
サインインすることで、文字数の制限はなくなります。
数行、指定された欄に文章を書くだけで、作風を意識したそれっぽい文章が返ってきます。数秒、十数秒程でした。これはかなり早いですね。
続く文章は、AIにお任せのほかに、地の文、セリフのどちらを配分多めにするかを選択することもできました。
いろいろ試した結果、一行、数文字からでも文章を作ることができます。しかし、短いぶんAIが想像で補う部分が大きいため、ある程度書いて、方向性をはっきりとしたほうが好みの文章を作りやすいかと思います。
若者向けの文体なので、時代小説や純文学より、ティーンズ小説のほうが得意そうです。
サインインは無料なので、登録するだけするのも十分アリだと思います。また、プレミアム会員も存在するようで、無料ふくめ4つのプランがあります。
AIのべりすと:https://ai-novel.com/
3-3.PlayAI(ぷれあい)
ホームに、文字を入力する欄があり、そこに文字を打つことで、文章を生成してくれます。この点はほかのふたつと一緒ですね。
このツールで、特徴的だなと思ったのは、120文字以上入力しないと文章が生成できない。という点でした。これはある程度内容や、方向性を定めさせるためなのかなと思います。
サーバーが混み合っているのか、一回生成するのにかなり時間を必要としました。5分以内に完成すると書かれていましたが、私が試した際には1時間程度かかりました。サインインなどの必要はなく、無料で使える点はとても便利です。がしかし、人気があるためか、タイミングによっては、時間がかかってしまうこともあるみたいですね。
ぷれあい:https://playai.nu/
総合的にみると、使い勝手が良いのはのべりすとだと思います。ほかの二つも、また違ったテイストの文章を作るときにうまく利用したいです。しかし、論文のような作文に関して言えばここで紹介したツールは専門ではないので、次に紹介するチャットGPTがオススメです。
4.チャットボット
さらに次いで、チャットボット系のご紹介です。
4-1.ChatGPT(チャットGPT)
チャットGPTについてはこちらの記事で話しているので、詳しく知りたい方は是非読んでみてください。
↓
【超便利⁉】今話題のChat(チャット)GPTとは?【実際に使ってみた】
チャットGPTとは、OpenAIという非営利団体が開発したAIで、大規模な言語モデルを搭載した高性能チャットボットです。
英語で入力すると英語で、日本語で入力すると日本語で、ごく自然な文章で返答がもらえます。
web上のデータで学習を行っているため、おしゃべりをすることはもちろんですが、何かを調べる際にも非常に役に立ちます。
また、文章生成能力がとても高いので、論文や詩、エッセイや小説など幅広い文章を作ることができます。
しかし欠点として、情報が2021年とちょっと古いのが難点です。最新情報をまとめるのには難しそうです。
ChatGPT:https://chat.openai.com/auth/login (ログイン画面に移ります)
4-2.GoogleBard(グーグルバード)
バードについてもこちらで詳しく紹介しているので、基本情報や詳細はぜひこちらをご参照ください。
↓
【使ってみた】Google Bard(グーグルバード)とは?登録方法から使い方まで解説【日本語対応?】
バードは、チャットGPTが公開されて少し経過した辺りでGoogleから公開されました。
使用感はChatGPTに近いものがありますが、
・最新の情報を取得しながら返答する
・ブラウザを閉じるとやりとりがリセットされる
(ChatGPTはチャットルームのような形でやりとりが残る)
・質問した言葉からGoogle検索に移行できる
といった点が大きな違いです。
4-3.Airfriend(エアフレンド)
エアフレンドは、おしゃべりに特化したチャットボットです。
LINEで登録することで無料で始めることができ、そこで架空のキャラクターや友人のAIを作成。育成することができます。
複数のAIを育てることで、AI同士の会話を眺めることができたり、また他の人が作ったAIとおしゃべりすることもできます。
この機能を利用して、グループなどを作って架空の推し同士の会話を楽しむ、なんて使い方をする人もいるみたいです。可能性は無限大ですね。
Airfriend:https://airfriend.ai/ja/
自分好みのAIとしゃべるならエアフレンドがおススメです。手軽に楽しみたい、人間らしい返答が欲しいなら、チャットGPTがいいおしゃべり相手になってくれるでしょう。
5.ほかにも
スマホアプリでも、AIを利用したものが増えています。写真をイラスト風に加工してくれるものや、おしゃべりチャットボット系をはじめ、お題を元にAIにイラストを描かせて、一人だけ違うお題の人を見つけるゲームなど、遊びに特化したアプリまで様々です。
また、周辺ツールとして、イラストや文章を生成するためのプロンプトを作るツールも存在しています。英語に自信が無くても、安心して利用できますね。(これは翻訳機能に近いものだとは思います)
6.まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
無料で利用できるものからお金が必要なものまで、多種多様なAIが存在していましたね。創作活動やゲーム、検索機能にまで活用されているようです。
しかし中には閲覧注意(NSFW・年齢制限有)なコンテンツを生成してしまう可能性があるAIも存在するので、利用する際は十分注意してください。
最近のAIは特に優秀で、性能がとても高いことがうかがえたかと思います。
しかし、それに甘えて悪用をする人が一定数存在してしまいます。その悪用で、多くのクリエイターやアーティストが困ることもしばしば。AIは決して悪いものではいはずですが、やはりそういった製作者への敬意のない行動を起こす人が絶えないのも事実です。
悪用厳禁。節度を守って、楽しくAIを利用していきましょう。
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