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「アクセス解析したはいいけど‥」指標ごとの活かし方まとめ

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今までさまざまな解析ツールを当ブログではご紹介してきました。

今回は、その解析結果の指標を詳しく用語ごとにご紹介し、どのように活用すればよいかに焦点を当てて調べてみました。

目次


  1. アクセス解析用語の難解さ
  2. UU数・セッション数・PV数について
    ①UU数
    ②セッション数
    ③PV数
    ④アクティブユーザー数
    ⑤具体的な対策
  3. 直帰率・離脱率・滞在時間について
    ①直帰率
    ②離脱率
    ③滞在時間
    ④具体的な対策
  4. まとめ

1.アクセス解析用語の難解さ


WebマーケティングにおいてCV(コンバージョン)をアップさせるためにはアクセス解析が欠かせません。しかし、アクセス解析の結果である各数値、その用語はUU、PV、直帰率、離脱率など、似ている概念や言葉が多くて何をどう見たらいいか判断するのはなかなか大変ですよね‥

アクセス解析ツールは数多く存在しており、使える機能も違えば、得られるデータも違ってきます。筆者自身も難解だと感じているさまざまな指標の中から、今回はよく耳にする指標、重要な指標を中心にピックアップしてみました。

少しでもアクセス解析後のホームページ改善に役立てていただければ幸いです。

2.UU数・セッション数・PV数について


では、まずユーザーの訪問数に関する指標として代表的な、UU数・セッション数・PV数についてご紹介していきたいと思います。

①UU数

UUはユニークユーザーの略で、特定の期間内にサイトを訪れたユーザーの数を表します。

例えばあるホームページに対して、
・Aさん 7/1,7/4,7/15,7/28 にそれぞれ一回ずつ訪問した
・Bさん 7/7に一回訪問した

UU数は重複していないユーザー数をカウントするので、 7月1日~7月31日までのUU数はAさん1回、Bさん1回の合計2回になります。

②セッション数

セッション数はサイトに訪問したユーザーの合計数を表します。

上記の例で、 7月1日~7月31日までのセッション数は、重複したユーザーであっても合計数としてカウントするため、単純に訪問回数を合計した5回になります。

③PV数

PVはページビューの略で、サイトに訪れたユーザーが見たページの合計数を表します。

上記の例でAさんがサイト内の10ページを 7月1日~7月31日の間で見ていた場合、単純にPV数は10になります。

④アクティブユーザー数

アクティブユーザー数は特定の期間内に1回以上訪問したユーザーのことを指します。

定義こそ違いますが、実はUU数と内容は全く同じです。そのため、基本的には上記UU、セッション、PVの3つの指標を追えば、ユーザー訪問数については分析できると言えます。

⑤具体的な対策

UU、セッション、PVなどの数値に問題がある場合は下記のような対策が考えられます。

対策①ユーザー動向を分析する

サイトに訪れるユーザーが少ない場合や、同じユーザーにしかサイトを訪問してもらえない場合は、どこからどんなキーワードを使ってアクセスしてきているのか、ユーザーの動向を分析するのが有効です。

オーガニック検索(Goole検索のリスティング広告などを含まない検索結果)からの流入なのか、リスティングなどの広告からなのか、SNSからなのかなど詳しくたどっていきます。

もし、検索から流入しているとわかった場合はGoogleサーチコンソールを使えば、どのようなキーワードで流入してきたかもわかるため、それをもとに深堀りをしていくのも有効です。

対策②サイト内コンテンツを充実させる

そもそも、サイト内のコンテンツ数、コンテンツ内容が不十分であることも考えられます。その場合には、そのホームページにあったコンテンツを把握し、ある程度の期間をかけ、しっかりとコンテンツ作りを進めることが重要です。

当ブログでは 結果に繋がる!採用サイトのコンテンツ作りのコツ など、コンテンツを強化するための記事を書いておりますので、よければ合わせてご参照ください。

3.直帰率・離脱率・滞在時間について


①直帰率

直帰率は、 そのページから始まったすべてのセッションで、そのページがセッションに存在する唯一のページだった割合です。

サイト内の1ページを見ただけでそのままホームページから出る、というユーザーの行動のことを直帰と言います。直帰率は全体のセッションのうち何%が1ページを見ただけで終わってしまったかを表しています。

②離脱率

直帰率と混同しやすい用語として「離脱率」があります。離脱率は、個々のページの全てのページビューで、そのページがセッションの最後のページになった割合です。

③滞在時間

滞在時間は文字通り、サイトにユーザーがどれくらい滞在していたかを表します。ユーザーの興味を推測できる要素でもあり非常に重要だと考えられます。

Googleアナリティクスでは「平均セッション時間」と「平均ページ滞在時間」の2つがあります。※最後に訪問したページの滞在時間はGoogleアナリティクスでは測定できません。

④具体的な対策

直帰率・離脱率・滞在時間、いずれもページにどのくらい興味をもってくれているかを分析するという点は共通しています。

今回は特に離脱率の中でも直帰率が高い場合の対策と、滞在時間が短い場合の対策を2つほど紹介します。

対策①直帰率を低くするためにコンテンツとページ設計を見直す

先程、あるホームページを訪れてすぐにページを閉じてしまったり、他のホームページに移っていった人の割合が直帰率だとご紹介しました。

直帰率が高い場合は、ユーザーがサイトのコンテンツに対して価値を感じられなかった、またはそのユーザーが求めている情報と異なっていたということが考えられます。

ユーザーがどんな検索ワードでホームページを訪れているのかを見直すと同時にページの構造が分かりにくくないかなど、ユーザービリティの観点からもホームページの設計を見直すのが良いと言えます。

対策②滞在時間を適切にするため、ナビゲーションを見直す

滞在時間というのは、一見して長いに越したことがないように思われがちですがそうではありません。

滞在時間の基準はページによって異なり、例として、トップページでの滞在時間が長い場合は、ナビケーションがわかりにくい可能性が考えられるので、そこに改善の余地があると言えそうです。

4.まとめ


今回はアクセス解析の各項目が表す意味と、それらに課題が見つかった時にどのような対策を行えばよいかについて詳しく調べてみました。

まとめると、
UU、セッション、PVなど、ユーザーの訪問数そのものに問題がある場合は、ユーザー動向とコンテンツの見直しを行うことが有効だと言えそうです。

一方、直帰率や滞在時間に問題がある場合は、コンテンツだけでなく、ページ設計、特にナビケーションなどの各パーツの見直しを行うことが重要だと考えられます。

今回の記事が、アクセス解析・分析の結果を活かすための参考になれば幸いです。

ライター:井上

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WWG では今回ご紹介したように、アクセス解析の結果をどのようにホームページに活かした良いかの相談はもちろん、その他ホームページ制作・リニューアルに関するさまざまな相談もサポートさせて頂いております。

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