ブログ
BLOG
しょっぱなから、いきなり質問です。デザイナーやエンジニアの最終形態は何になるのでしょうか?
ディレクターでしょうか。それとも、マネージャー?キャリアアップする方向性は、専門分野の経験値をあげることに加え、自分に何の付加価値を付けるかによってその道は変わってきます。今まさしく、WWGでキャリア2~3年目の私たちが、それぞれに模索し始める段階に入ってきました。実際に私たちが行っている取り組みをご紹介しながら、デザイナー・エンジニアのキャリアについてまとめてみました。
目次
1.キャリアの2つの方向性
キャリアの目指す先にあるのは大きく分けて、「組織」に影響力があるのか、「事業」に影響力があるのかの2択になるかと私は考えています。つまり、組織=チーム運営・マネジメント(管理)か、事業=技術力・高度な実務経験(職人)か。実際、WWGにはその2つの道筋が用意されています。
キャリア2~3年目は、「どちらに進みたいか」ではなく「どちらに向いているか」を見極めるフェーズかもしれません。現在私たちは、どちらの方向へ舵取りをするのかを決定するため、WWGで新しく立ち上がったプロジェクトに参加し、それぞれがキャリアアップの方向性を試している、もしくは会社によって試されている段階にあります。
組織系:生産性をあげるため、チーム運営をする
事業系:サービス向上、ビジネス領域拡大のために技術促進をする
専門分野に加え、何の「付加価値」をつけるか
どちらの方向に進むにしても、技術力・デザイン力だけで差別化するのは難しくなってくるかと思います。そこにどう付加価値をつけていくのかを模索しなくてはなりません。では、組織系・事業系それぞれに必要な付加価値とはどのようなものでしょうか。
■ 組織に影響を与えるリーダーシップ型
・課題を見つけ、改善策を提案・実行できる
・他チームとの橋渡しができる
・組織全体の生産性を上げられる
・新人教育ができる
課題のない組織は存在するはずはなく、常に問題意識を掲げてみなさん切磋琢磨していると思います。その課題を見つけ、改善できる人材は、どんな組織にも常に求められること間違いなし。「リーダーシップ型」は組織にとって重要な存在になるため、大きな付加価値になります。
■ 技術・専門性を極めて事業に影響を与えるプロフェショナル型
・「この人に聞けば解決する」と思われる存在になる
・組織の技術向上に貢献できる
・新しい技術のキャッチアップ
・誰よりも生産性が高い
私たちのような技術や知識を提供する制作会社にとって、組織の技術レベルを押し上げられる人材は、事業の成長にもつながる重要な存在です。効率の良い手法を見つけ、短時間でレベルの高いアウトプットができること、それを他のスタッフにも伝授できれば、組織内での存在価値は非常に大きいものになります。
ちなみに、たまたまなのか、そういう適正があるのか、WWGでは「組織系」は女性が多く、「事業系」は男性が多いです。
私の勝手な推論ですが、WWGの女性陣は面倒見がよくて、よく気が付く人が多いので、チーム運営に適正があるかもしれません。男性陣は勉強家で研究肌な人が多くて、技術促進に強いイメージがあります。
2.WWGでの成長の場とは?
弊社代表の早崎が今季に入ったあたりから、次々とプロジェクトを発足し始めました。会社にとって必要な活動だというのはもちろん、人材教育の場も念頭に置いているのかな?と私は感じています。人材が伸びれば事業が伸びますし、事業が伸びるためには人材育成は欠かせません。
発足して3,4か月が経過しましたが、専門業務以外に意識をむけて活動することで、キャリア2~3年組の視野が広まってきているのを感じます。個人の技術力向上だけを目標に突っ走ってきた私たちが、「会社・組織」という枠組みを意識するようになりました。
■ WEB制作促進会議
■ サポート強化プロジェクト
■ オウンドメディア構築プロジェクト
どんなプロジェクトで、どんなメンバーが集まっているのかまとめてみました。こうしてみると、それぞれに個性的なカラーが出ていて、面白いですね。
■ WEB制作促進会議 →リーダーシップ型
WWGの本業「ホームページ制作」の生産性向上を狙い、円滑なフローを決定していく会議。いわゆる「チーム運営」にあたります。
▼ メンバーのタイプ
・課題点、問題点に敏感
・漫然と仕事をしない 疑問点をつぶしていこうとする
・チャレンジ精神が旺盛
■ サポート強化プロジェクト →プロフェショナル型
サービス向上、既存のお客様のために、技術を促進するプロジェクト。ここには、新しい技術導入が得意なメンバーが集まっています。
▼ メンバーのタイプ
・最新の情報に敏感 情報集めが得意
・新しいツールやソフトをすぐ試す
・誰にも教わらずに自分流を構築する 自分の力で解決しないと気が済まない
■ オウンドメディア構築プロジェクト →新しい事業の開拓
WWGで新しく運営することになったオウンドメディアの立ち上げプロジェクト。本業以外のことにも造詣が深いメンバーの集まりです。
▼ メンバーのタイプ
・自分の職種以外も貪欲に勉強したがる
・キャリアアップのことを念頭に置いて仕事をしている
・フローは固定せずに常に見直すことをモットーとしている
WWGでのキャリアアップ
WWGではキャリアの最終形態は、ディレクターやマネージャーだけではないとし、専門分野のスペシャリストとしての道も用意されています。デザイナーになりたかったはずなのに、キャリアアップすることでデザインをしなくなってしまった、などが世間一般に多々ある中、自分の適性や希望を広い範囲で叶えられるのはいいですよね。
また、用意されたプロジェクトに参加することで、自分の適性を試せるのも良い点です。自分はどの方向で付加価値をつけるのを楽しく感じるか、切磋琢磨しやすいかを実際にトライしてみることができます。
3.まとめ
今回は2つの方向性で、キャリアアップについて考えてみましたが、どちらにしても「組織に対してどれだけ影響力があるか」が重要になるかと考えています。人と組織を動かす影響力、技術で事業を動かす影響力。とにかく「良い影響力」のある人材を目指すことが大事ですね。
名古屋から愛知全域にて企業専門のホームページ制作をしています
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
愛知県 名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F(企画)&9F(制作)
お電話でもホームページの制作相談OK: 052-890-7007
※ホームページ制作のお問い合わせフォーム(24時間365日受付)はコチラから
HP活用サポートだけでも大丈夫です。気軽にご相談・ご質問くださいませ。
とり子
デザイナー
2022年3月入社。WEB制作アシスタントとして3年の経験を積み、WWGへ。本格的にデザイナーとして働き始めました。3年目にしてリーダーの役職がつき、チーム運営に乗り出しています。WWGで背の順一番前。