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米マイクロソフト(Microsoft)は、米国時間の11月15日に「Bing Chat」および法人向けの「Bing Chat Enterprise」を「Copilot」にリブランドしたと発表がありました。
「Copilot」(旧Bing Chat)とは、Microsoftが提供するAI(人口知能)アシスタントのことです。
本日は、「copilot」とは?という疑問から「copilot」で使える機能までご紹介していきます。
AIについての記事は、過去にいくつか投稿しているので、ぜひ合わせてご覧ください。
目次
1.Copilotの機能
1.1Microsoft365のアプリと連携
Copilotの一番の特徴は、Microsoft365のアプリと連携できることです。
Microsoft365のアプリといえば、WordやExcel、PowerPointなど一般の企業や教育機関でも導入されているアプリばかりですね。
Copilotと連携することで、さらに効率的に作業ができるようになるとのことです。
現在プライベートプレビューで一部ユーザーにのみ提供されていますが、今後数か月間でより多くのユーザーが使用できるようになるそうです。
1.2どのブラウザからでも利用可能
Microsoft365のWebブラウザといえば、「Microsoft Edge」ですが、他のWebブラウザからでもBingを開くことで、チャット機能が使用できます。
もちろんスマートフォンからも使用できます。
他のブラウザだと、4回までチャットができますが、Microsoft Edgeからだと10回、さらにMicrosoftにログインすると30回までチャットができます。
1.3検索エンジンで最新の情報を収集
例えば、chat GTPはチャットの内容から人間との会話を学んでいく人口知能ですが、Copilotはユーザーの質問に対して、Webのソースを統合して答えを出しています。
つまり、Bingでの検索をチャットモードでできるというイメージですね。
Webサイトの情報を絞り込んで答えを教えてくれるので、ひとつひとつサイトをチェックする必要がないところが、とても便利ですよね。
1.4画像生成
クリエイティブモードでは、画像生成することも可能です。
文章から画像を生成してくれます。
例えば、「うさぎが勉強している画像を生成してください」とお願いすると、その通りの画像を作ってくれます。
2.実際に使ってみた感想
2.1画像生成
さて、ここからは、機能がどのくらい正確に動くのかを検証していきたいと思います。
まず、はじめに画像生成機能を使ってみました。今回はCopilotの紹介に使えるサムネイルを作成してもらいましょう。
記事の趣旨とは全く違うものができました。
「指示の仕方が曖昧だったかな」と思い、「もっとシンプルで可愛くしてください」とお願いしましたが、エラーが出てしまいました。
「生成した画像を、もっとこういうふうにアレンジして」というのは、今は対応していないみたいですね。
では、もっと簡単な言葉で指示してみたらどうでしょうか?
もう一度挑戦してみましょう!
今回は、なるべく言葉を少なくして生成してみました。
「お!とっても素敵!」と思ったのですが、なぜか「Copilot」の綴りが全て違う状態で画像が作られています。少しだけ惜しいですが、ロゴはとてもかっこいいですね!
上記の結果から、シンプルな指示にすると生成して欲しい画像に近づく可能性が高いことがわかりました。そして、生成したものからさらにアレンジしてもらうにはもう少しコツが要りそうだということもわかりました。
「うさぎが勉強している画像」などもう少し、イメージがしやすいものだと精度が上がるのかもしれませんね。
指示通りにとてもかわいい画像を作ってくれました!
2.2文章生成
今度は文章を生成してもらいます。
このように、執筆分野を選んで、トーンや形式を指定できます。
「100文字以内でブログの魅力を書いてください。」とお願いして文章を作ってもらいました。
ブログは、自分の考えや感想を自由に表現できる素晴らしいツールです。ブログを書くことで、自分の知識や経験を共有したり、他の人と交流したり、自分の成長を記録したりできます。ブログは、面白くて楽しいだけでなく、役に立つこともたくさんあります。ブログの魅力は、100文字ではとても語り尽くせません!
とても読みやすくて、カジュアルな文章が生成されました。
「100文字ではとても語り尽くせません!」という部分に味があっていいですね。
次に、「copilotについての紹介 文字数100文字以内」と指示して、「ブログの投稿」の下書きを生成してみました。
copilotは、GitHubとOpenAIが共同で開発したAIツールです。コードを書くときに、自動的に提案や補完をしてくれます。copilotは、数億行のコードから学習しているので、さまざまな言語やフレームワークに対応できます。copilotは、ブログやウェブサイトの作成にも役立ちます。
「コードが得意!」という点がオススメポイントみたいですね。
2.3○○について教えて
次に、「~とは?」「~について教えて」系の質問をしてみます。
「名古屋のオススメスポットを教えて」と聞いてみました。
愛知県ではなく、ちゃんと名古屋市のおすすめを教えてくれました。
次に、もう少し条件を増やして「名古屋市内で女性が一人でも楽しめる観光スポットを教えて」と聞いてみました。
個人的な感想ですと、「覚王山」や「熱田神宮」は有名どころですが、「別小江神社」や「古川美術館」は誰もが知っている場所ではないので、「行ってみたい!」という気持ちになりました。
こういう発見があるのはいいですね。
次は、「copilotとGoogle Bardの違いを教えて」と聞いてみました。
具体的な言葉をいれるとしっかり答えてくれますね。
最後に、「copilotとBing chatの違いはなに?」と聞いてみました。
前身の「Bing chat」と「copilot」ではどのような違いがあるのか知りたかったからです。
「Bing chat」と「copilot」との違いを聞いているのに、「ChatGPT」との違いが出てきました。
Webサイト上で情報があまり見つからない情報については、苦手なのかもしれませんね。
今後の進化に期待です!
3.まとめ
■Copilotは、Microsoft365のアプリと連携できる(現在は一部のユーザーのみ)
■ネットにある情報法をまとめてチャットで教えてくれる
■情報が少ない質問に関しては、正しい答えが返ってこない可能性も
AIってやっぱり色々な使い方ができて、試すのが楽しいですね。
特にチャット機能は使いやすいので、情報を簡単に急いで知りたいときは便利だと思います。
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