置くだけ・差すだけのWi-Fiが話題になっています。

配線なしでネットにつなぐためには必須とも言えるWi-Fi。

光回線など通常なら工事を伴うはずが、置くだけとはどういうことなのか？

今回は、もうすでに聞きづらいかもしれない「Wi-Fiとはなに？」といったところから解説していきます。

目次

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1. Wi-Fiとは？
   1-1.Wi-Fiでできること
   1-2.置くだけWi-Fiの登場
2. 置くだけWi-Fiのメリット・デメリット
   2-1.メリット
   2-2.デメリット
3. 置くだけWi-Fiはどんな人向き？
   3-1.向いている人
   3-2.向かない人
4. まとめ

Wi-Fi(ワイファイ)とは、パソコンやスマートフォン、タブレット、テレビなどのネットに対応している機器をワイヤレスでネットワークに接続させるための技術です。

「wi-fi」や「wifi」「WiFi」などと表現されるケースもありますが、正式な表記は「Wi-Fi」になります。

1-1.Wi-Fiでできること

Wi-Fiを利用すると様々なことができるようになります。

・スマホでネット接続する際にWi-Fiを使えば通信量の節約になる
・配線が不要でテレビやゲーム機などがネットに接続できる
・画像や動画などをWi-Fiでつないだ機器同士で共有できる

さらに細かいことを言うと、リビングで家族が録画した番組を自室で視聴、プリンタを共有してパソコンやスマホから直接印刷、対応しているデジタル家電をスマホで操作などなど。

Wi-Fiは我々の生活にかなり浸透して暮らしを便利にしてくれています。

1-2.置くだけWi-Fiの登場

これまでWi-Fiを利用するためには、工事が必要だったりして「引っ越してすぐ使えない！」といった状況になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

置くだけWi-Fiとは、「差すだけWi-Fi」「工事がいらないWi-Fi」などの呼称もある通り、コンセントにつなぐだけでWi-Fiが利用できるようになるサービスです。

これまで煩わしかった工事が不要で、コンセントに差すだけでいいとはかなり利便性は高いと言えそうです。

ちなみに、同じようなものにモバイルルーターがあります。

違いとしては、

・モバイルルーターは持ち運びを想定した作り
・モバイルルーターはコンセントが不要

…といった点が挙げられます。

基本的には置くだけWi-Fiのほうがスペックがいいため、通信速度の面などでモバイルルーターよりも優れていることが多いようです。

非常に便利そうな置くだけWi-Fiですが具体的にどんなメリットがあり、使いづらい点などのデメリットはなにがあるのでしょうか。

2-1.メリット

以下のようなメリットがあると言えます。

・工事不要
・引っ越し時に手続き不要
・基本的に通信料が割安
・モバイルルーターよりも通信が安定

・工事不要
なんといってもこのメリットは大きいのではないでしょうか。例えば店頭でサービスを申し込んだ場合、即日利用可能です。

さらに工事がないということは、工事費などの初期費用も抑えられるということです。
手間も費用も抑えられるのはかなり大きなメリットと言えます。

・引っ越し時に煩雑な手続き不要
引っ越しの際には利用先変更の手続きさえしてしまえば、あとは端末を移動させるだけです。
固定の光回線などは、一度解約して住所変更してまた契約、場合によってはまた工事・・・といった手順が必要となるケースもありますが、そういった煩雑な申請なしでOKです。

・基本的に通信料が割安
あくまでも目安としてですが、月額で約2,000円～4,000円前後で利用可能なようです。
利用するサービスや戸建て、集合住宅などの環境によっても違ってきますが、光回線と比べてもだいたい1,000円～2,000円程度安く利用できるケースが多いようです。

・モバイルルーターよりも通信が安定
モバイルルーターに比べて通信の安定性が高いこともメリットです。
置くだけWi-Fiは複数人での利用を想定しているため、モバイルルーターよりもスペックが高く安定して利用できるようです。

2-2.デメリット

ではデメリットは何なのでしょうか。主に以下のようなものが挙げられます。

・持ち運びは不可
・通信制限あり
・光回線に比べたら安定性は落ちる

・持ち運びは不可
置くだけWi-Fiは利用先を申請する必要があり、申請先でのみ使用可能となります。
さらにコンセントが必須なので、自宅などの室内での利用に限られます。移動中や出先でWi-Fi接続したい場合はモバイルルーターなどを利用しましょう。

・通信制限あり
プランや会社によっても違いはあると思いますが、基本的には3日で10G程度の制限があります。
月額料金はあがってしまうかもしれませんが、通信量が無制限のプランがあれば利用したり、ネットを使う機会が多い場合には固定の光回線を契約したりするなど工夫してみてください。

・光回線に比べたら安定性は落ちる
モバイルルーターよりも安定はしていますが、固定の光回線などと比べると通信速度が安定しないことが多いようです。
コンセントだけでいいというその性質上、有線で基地局とつながっているわけではありません。十分速度が出る場合もありますが、無線で電波を受信しているので、環境によっては不安定になってしまうこともあります。

3-1.向いている人

・速度を多少犠牲にしてでも費用を抑えたい方
・ネットゲームや動画などをあまりやらない方
・一人暮らしの方、もしくは家族もネットをあまりやらない方

メリットを活かすのであれば「費用＞通信速度」な方は一考の余地ありです。「軽くYouTubeなどの動画を見るだけ」「ネットニュースが見られればいいかな」といったライトな層にも向いているといえそうです。

3-2.向かない人

・インターネットは速度重視な方
・ネットの利用頻度が高く制限があると困る方
・アウトドア派で家にあまりおらず出先でネットすることが多い方

ネットを利用することが多い方は固定回線、出先で利用したい方はモバイルルーターといった使い分けができそうです。

Wi-Fi(ワイファイ)とは、ネット接続できる機器同士をつなげる技術のことです。接続することでパソコン、プリンタ、スマホ、テレビ、家庭用ゲーム機など、様々なものが便利に使えるようになります。

従来はWi-Fiを利用するためには工事が必要でしたが、コンセントに挿すだけで使えるようになる置くだけWi-Fiが登場しました。

・工事不要
・引っ越し時に手続き不要
・基本的に通信料が割安
・モバイルルーターよりも通信が安定

といったメリットがあり、

・持ち運びは不可
・通信制限あり
・光回線に比べたら安定性は落ちる

などのデメリットもあります。

ネットの利用があまり多くない方は、費用も抑えられる置くだけWi-Fiが向いているといえます。

逆にネットゲームや動画の視聴など、普段からネットを利用する機会が多い方は固定回線の方が向いているといえそうです。

工事不要など大きなメリットがある置くだけWi-Fi。デメリットもあるので、光回線やモバイルルーターと合わせて検討し、自分に合った選択をするのがよさそうです。

ライター：彦坂

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