「Wi-Fi6について調べよ！」と社長に無茶ぶりをされたので調べてみました。

Wi-Fi6とはWi-Fi標準規格の最新バージョンです。（2019年10月末現在）
正式な規格名は「IEEE 802.11ax」ですが、Wi-Fi6の方が呼びやすいですね。
ちなみに以前は「Wi-Fi6」のような名称はなく規格名のみだったので、それと比べるとかなりわかりやすくなりました。

Wi-Fi6の特徴としては、まず通信速度が速いことが挙げられます。
Wi-Fi5（IEEE 802.11ac）は最大通信速度6.9Gbps、周波数5GHz帯でしたが、Wi-Fi6は最大通信速度9.6Gbps、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯両方の回線を処理できます。。
比べると約4～10倍は情報処理のスピードが速くなると言われています。
「待つ」ということがなくなるので、動画もスムーズにみることができますね。

次に、Wi-Fi6は従来よりも消費電力が少なくなります。
ターゲットウェイクタイムという通信のタイミングをコントロールする機能のおかげで、Wi-Fi機器のバッテリーが長持ちするようになるのでとても助かりますね。

また、公共のWi-Fiだと人が多い場所では遅くて使えないので結局Wi-Fiを切ってしまうというのも現在のWi-Fiあるあるかと思いますが（わたしだけじゃないですよね？）Wi-Fi6ではそれも改善される見込みです。

ちなみに、Wi-Fi6は下位互換性があるため、現在使っているスマートフォン等の買い替えは必須ではありません。
しかしWi-Fi6対応の機器を購入すればその効果を最大限感じることができるため、いち早く体験したい方は今後発表される新製品をチェックしてみてください。

APPLE（アップル）の最新スマートフォンiPhone 11 およびiPhone 11 Pro / Pro MaxはWi-Fi6に対応しています。

iPhone 11単体ではWi-Fi6の恩恵を受けられませんが、これから購入するWiFi製品をWi-Fi6対応のものに置き換えていけば、その効果を実感することができるようになるでしょう。

IoT家電（インターネットを利用した家電）の普及も進み、Wi-Fiを利用する場面はスマートフォンに限らずどんどん増えています。
そのため、Wi-Fi環境が安定することは＝快適な生活につながっていくでしょう。
今後の進化も楽しみですね。

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