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<当記事はこんな疑問にお答えします>
・ブラウザってどういう意味?
・どのくらいの割合の人が、どのブラウザを使っているんだろう?
・結局自分はどのブラウザを使ったらいいんだろう‥?
インターネットを閲覧する際に利用するブラウザ、実は非常に多くの種類があります。今回は主要な4つのブラウザのメリットとデメリットを比較してみました。
ご自身に最適なブラウザ選びの参考にしていただければ幸いです。
※2020年11月24日現在の情報です
目次
1.ブラウザとは
①インターネットを利用するためのソフト
ブラウザとは正確には「ウェブブラウザ」のことで、インターネットを利用するためのソフトのことです。代表的なブラウザには、Google Chrome、Safari、Firefox、Microsoft Edgeなどがあります。
②各ブラウザの国内・国外シェア
<日本国内のブラウザシェア>
※上記グラフは「statcounter」の「Desktop, Mobile & Tablet Browser Market Share Japan Oct 2020」より引用しています。
URL:https://webrage.jp/techblog/pc_browser_share/
※画像はクリックで別タブで拡大表示されます
パソコン、タブレット、スマートフォン全体で見ると、やはり日本国内で圧倒的なシェアを誇るのが、Google Chromeで49.05%と、約半数を占めています。
次いで、Safari、Microsoft Edge、Internet Explore、Firefoxと続いています。
<世界のブラウザシェア>
※ 上記グラフは「statcounter」の「Desktop, Mobile & Tablet Browser Market Share Worldwide Oct 2020」より引用しています。
世界的に見てもやはりGoogle Chromeのシェアが半数以上を占めています。日本国内と違う点は「Samsung Internet」の割合がMicrosoft Edgeより上位にあることです。
また、FireFoxの人気が日本に比べて高い点もなかなか面白い点ですね。また、日本で未だにに根強い人気のあるInternet Explorerの順位はそれほど高くありません。
2.各ブラウザのメリット・デメリット
①Google Chrome(グーグルクローム)
Google Chromeは、Googleが開発したブラウザで国内・国外共に多くのシェアを誇ります
Google Chromeのメリット ① 拡張機能が豊富
Chromeウェブストアと呼ばれる拡張機能の専用のストアがあり、選べる拡張機能の豊富さが大きなメリットです。
Google Chromeのメリット ② シンプルで直感的
パソコンの操作が苦手な方でもGoogle Chromeなら安心です。利用者が多いブラウザであるため、困ったときのヘルプページや、参考書籍などが多い点も大きな特徴です。
Google Chromeのメリット ③ Googleサービスを簡単に同期できる
Googleのアカウントを用意してChromeにログインしておくだけで、お気に入りやパスワードの同期はもちろん、Gmail、Googleドキュメント、 Google スプレッドシートなどの、各種Googleサービスの内容も簡単に同期し、すぐにアクセスすることができます。
Google Chromeのデメリット 多くのメモリを消費する
他のブラウザに比べ、メモリの消費量が多く、他のソフト、アプリと同時に使っていると、それらの動作が遅くなってしまうという点がデメリットとして挙げられます。
ただし、 2020年11月17日、「Chrome87 (バージョン87.0.4280.66) 」 へのアップデートにより、このメモリ消費量も大幅に改善されたと言われています。
Chrome87へアップデートすることで、今後他のブラウザと比べ、メモリの消費量はどのくらい少なくなるのかも注目したいポイントですね。
②Safari(サファリ)
Appleにより開発されたブラウザです。
iMac、Macbookなど、macOS標準のウェブブラウザとして使用されています。
また、iPhone、iPod touchなど、iOS機器や、iPadにもiPadOS向けにカスタマイズされたSafariが搭載されています。
Safariのメリット ① Apple製品との相性がいい
Safariは、原則WindowsやAndroidでは利用ができないため、Apple製品で利用することが前提になってきます。
Apple製品に特化した分、各デバイス間の連携が非常にスムーズです。一例として「Handoff(ハンドオフ)」という機能があります。
例えばMacのSafariで見ていたページは、同じAppleIDでサインインしているiPhoneのドック部分に表示されます
そこをタップすることで、Macで見ていたページを素早くiPhoneで閲覧するということができるので、頻繁に端末を持ち替える人にとっては便利な機能だと言えます。
Safariのメリット ② 動作が非常に軽い
SafariはApple製品に絞って最適化されているため、その動作はとても速いと言われています。またバッテリー消費も少なく、Apple製品のユーザーにとっては非常に優れたブラウザだと言えます。
Safariのメリット ③ スワイプ動作で快適に使える
Safariは画面をスワイプすることで、「次へ」や「戻る」ボタンを使わなくてもページ移動ができます。また、ダブルタッップするとその部分をズームアップさせることもできます。
このような操作性の良さはSafariを使う大きなメリットだと言えます。
Safariデメリット OSに依存してしまう
Safariにトラブルが発生した場合には、場合によってはOSの再インストールが必要になる場合があります。
また、MacOS、iPadOS、iOSのアップデートにより、Safariの使用に影響を与える場合もあります。このようにOSへの依存度が高いのはSafariのデメリット友言えます。
③Firefox(ファイヤーフォックス)
Mozilla Foundationと、その傘下のMozilla Corporationにより開発されているブラウザです。また、Firefoxの和訳から「火狐」という相性でも日本では親しまれています。
ちなみに、Mozilla Foundation(モジラ・ファウンデーション)は、オープンソースのMozillaプロジェクトを支援することを目標に設立された非営利団体です。
Firefoxのメリット ① ソースコードが公開され透明性がる
オープンソースと呼ばれる、ソースコードが公開されているFireFoxは透明性があり、バグがすぐに発見、修正されるのは大きなメリットだと言えます。
FireFoxのメリット ② アドオンで快適に利用できる
FireFoxの拡張機能はアドオンとも呼ばれ、Google Chromeと同じように非常に種類が豊富です。そのアドオンの種類はChromeではとても太刀打ちできない程とも言われており、拡張機能をマイナーなものまで使い倒したい人にはFireFoxはオススメです。
Firefoxのメリット③ メモリ消費量が少ない
アドオンを多く入れる前のFirefoxは非常に動作が早く、メモリ消費量も少ないのが特徴です。最近では、メモリ消費量が少なくなってきているGoogle Chromeと共に、このメモリの消費量はブラウザ選びの重要なポイントになってきています。
Firefoxのデメリット アドオンを入れすぎると重くなる
Firefoxの売りであるアドオンですが、入れすぎるとすぐに重くなってしまうことがデメリットだと言われています。この点は他の拡張機能をもったブラウザもある程度は共通しているはずですが、Firefoxは特に重くなりやすい特性があるようです。
④Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)
Microsoft Edgeのメリット ① コレクション機能が便利
「コレクション」という機能は、気に入ったページを保存するだけでなく、そこにメモ帳を挿入したり、参考にしたい画像などをまとめて管理することができる便利な機能です。
Microsoft Edgeのメリット ② 音声読み上げが充実している
視覚などに障がいがある方向けの、音声読み上げの機能は、各セクションごとに、今読み上げている部分をマークしながら読み上げてくれるので非常に使い勝手がよくなっています。
Microsoft Edgeのデメリット 拡張性が高くない
先に紹介したGoogle chromeやFirefoxに比べて、拡張性がそれほど高くないのがMicrosoft Edgeのデメリットです。
3.その他のブラウザ
①Internet explorer(インターネットエクスプローラー)
現在はWin10の標準ブラウザはMicrosoft Edgeになっており、特にこだわりがない限り、セキュリティや、今後のサポートの面も鑑みると Internet explorerを使用するメリットはあまりないと言えます。
②Galaxy(ギャラクシー)ブラウザ
Galaxyブラウザ(Samsung Internet)は、今のところ原則Androidのみでしか利用はできませんが、世界のモバイル向けブラウザでは、Chrome、Safariに次いで3位と非常に多く利用されています。
拡張機能の豊富さや、指紋認証を使ったシークレットモードなど、非常に細かいカスタマイズが魅力のブラウザです。
③Opera(オペラ)
ノルウェーのソフトウェア開発会社、オペラ・ソフトウェアが開発しているブラウザです。
今では当たり前になっている、タブブラウザのパイオニア的な存在であり、多くの機能を実装しているブラウザです。
2010年頃はパソコンだけでなく、モバイルで非常に大きなシェアを誇っていましたが、最近は他のブラウザの進化に追いつけず、シェアは少なくなってきています。
4.まとめ
今回はさまざまなブラウザのメリット・デメリットについて詳しく調べてみました。
まとめると、
やはり、ブラウザ選びに迷ったら、Google Chromeを使うのが総合的に考えても無難です。
また、Apple製品でパソコンやタブレット、スマートフォンを揃えている人にとってはSafariも十分有力な候補です。
さらに、Google Chromeに比べると少し上級者向けではありますが、マイナーなアドオンまで使い倒したい人にはFirefoxもオススメです。
そして、「コレクション」など情報収集に特化した機能を使いたい方にはMicrosoft Edgeが良いと言えます。
数あるブラウザの中で、あなたにピッタリのブラウザが見るかると良いですね!
ライター:井上
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