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<当記事はこんな疑問にお答えします>
・Google Chrome(グーグルクローム)って何?
・他のブラウザと比べてどんな違いがあるんだろう?
・Google Chromeを使うとパソコンの動作が重くなるけど、何か解決策ってあるの?
「Google Chrome (グーグルクローム) 」 とは、Googleが開発したウェブブラウザ(インターネットを閲覧するためのソフト)です。 ※「Chrome」の読み方は、「チャーム」ではなく「クローム」です。
ブラウザの種類は非常に多くあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
今回はそのブラウザの中でも、非常に多くのユーザーに使われている「Google Chrome(グーグルクローム)」 について詳しく調べてみました。
また、同じくブラウザとして、多く使わている「Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)」については、以下の記事でご紹介しております。併せてご参照ください。
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)とは?使い方と拡張機能を紹介!
※2020年11月19日現在の情報です
目次
1.Google Chrome(グーグルクローム)とは
①Googleが開発したブラウザ
冒頭で触れた通り、 Google ChromeはGoogleが開発したブラウザです。Google Chromeという言葉だとピンと来ない方も、下のようなアイコンを見たことはありませんか?
これがGoogle Chromeです。普段から特にどんなソフトなのか意識せず、インターネットを利用する時には、とりあえずこれを使っているという方も多いのではないでしょうか。
②Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー)との違い
※画像は Internet Explorer のアイコン
Internet Explorer(インターネット・エクスプローラー)は、インターネット黎明期の頃から存在する老舗ブラウザです。
Google ChromeとIEの違い
Google Chrome =Googleが開発したブラウザ
Internet Explorer =マイクロソフトが開発したブラウザ
ブラウザを開発した会社が異なるため、機能や使い勝手にもさまざまな違いがあります。
Internet Explorer は、Windowsで有名なマイクロソフトが開発した事からも分かる通り、あくまでもパソコンでの利用が前提となっているブラウザです。
それに比べて、Chromeはパソコンだけでなく、スマホやタブレットでもスムーズに動作し、それらの異なるデバイス同士でも設定を自動同期できる点が優れています。
③Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)への移行
Windows 10に始めから搭載されているブラウザが Internet Explorer ではなく、Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)へと切り替わり、Internet Explorerの開発は終了ました。
そのため、今後はセキュリティ面での不安も考慮すると、Internet Explorerを使うのはオススメできません。
Internet Explorer の後継であるMicrosoft Edge(マイクロソフトエッジ) について詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください。
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)とは?使い方と拡張機能を紹介!
④Googleアプリとの違い
スマートフォンに限った話ですが、「Google Chrome」とは別に、「Google」というアプリがあって、どちらを使ったら良いかと迷ったことはありませんか?
Googleアプリは、「インターネット検索も可能な総合的な機能を持ったアプリ」で、Google Chromeは「インターネット検索に特化したアプリ」です。
Googleアプリは「Discover」と呼ばれる自分の気になる分野のニュースを表示してくれる機能や、行きたいお店を保存しておくことで、そこまでの経路を瞬時に表示する機能を備えており非常に便利です。
しかし、インターネットをより快適に使えるという点では、やはりGoogle Chromeの方が勝っていると言えます。
※今回はGoogle Chromeに特化した記事のため、Googleアプリの詳細については割愛させていただきます。
2.Google Chromeのメリット
①シンプルで直感的に使える
パソコンがあまり得意ではない方にもおすすめできるのがGoogle Chromeです。検索バーに調べたいテキストを入力することで簡単に検索をかけることができます。
検索した言葉が少し間違っていても、正しい言葉を予想してくれるのも嬉しいポイントです。
②パソコン・タブレット・スマホで同期できる
Google Chromeは、iOSやAndroidなどのスマホで使う時、タブレットで使う時、パソコンで使う時、それぞれ同じGoogleアカウントでログインしておけば、ブックマークなどを自動で同期することができます。
※同期=複数の端末に保存されているデータや設定を同じ最新の情報に保つこと
そのため、「パソコンでブックマーク登録したページをスマホで見たいけど、また一から検索してそのページを探さなければいけない!」という状況になることなく、快適に利用できるのは大きなメリットです。
また、Googleアカウントでログインすることで、Googleドキュメント、Googleスプレッドシートなどの各サービスも、簡単に同期しシームレスに利用できるため、Googleサービスと相性がいい点もGoogle Chromeの便利なポイントだと言えます。
③拡張機能で自分好みにカスタマイズできる
拡張機能とは、ブラウザをより便利使うための追加機能のようなものです。Google Chromeは、その拡張機能の種類が非常に多く、例として以下のような機能を追加することができます。
・ダークモードで(黒基調のデザイン)で、目に優しい表示に変えられる
・Amazonなどのショッピングサイトの値段の推移を見る事ができる
・さまざまなスクリーンショット(画面の情報を画像として保存する機能)を利用できる
④頻繁にアップデートがされる
設定をデフォルトの状態から変更していなければ、Google Chromeは最新の状態に常に自動でアップデートされます。
セキュリティ面の改善はもちろん、Google Chromeは機能面の追加ペースも他のブラウザと比べて早く、より快適にインターネットを行うためのさまざまな機能が次々と追加されていく点も大きな魅力と言えます。
3.Google Chromeのデメリットと「Chrome87」
①メモリの消費量が大きい
Google Chromeのデメリットとして、メモリの消費量が大きいことが挙げられます。
メモリは、Random access memory(ランダムアクセスメモリ)略してRAM(ラム)とも呼ばれ、よく私達が仕事をする時の作業スペースに例えられます。
机などの作業スペースに大きな物が置いてあると、他の作業が進めにくくなるのと同様に、メモリ(RAM)は特定のアプリが多く消費すると、他のアプリの動作が遅くなってしまいます。
Google Chromeは、このメモリの消費量が他のブラウザに比べて大きく、他のソフトの動作を遅くしてしまうのが以前からの課題でした。
②「Chrome87」へのアップデートでメモリ消費量改善
Googleは、2020年11月17日、「Chrome87 (バージョン87.0.4280.66) 」を公開しました。(Windows、Mac、Linux対応)
今回のアップデートで、Googleは「開いているタブを把握し、それ以外のタブにかかるリソースを制限することで、CPU使用率を最大5分の1程まで下がるように改善した」としています。
また、起動速度は最大25%、ページの読み込み速度も最大7%高速化され、メモリ消費量やバッテリー消費の削減もできたとしています。
つまり、現在Chrome86以前のバージョンをお使いの方は、Chrome87にアップデートをすることで、メモリ消費に関する問題を改善し、大幅な高速化を実現することが期待できそうです。
アップデートは、Google Chromeのメニュー内「設定」から「Chromeについて」をクリックし、下図の赤枠内の部分に「更新する」という項目があれば、そこをクリックして更新できます。(下図のように「最新版です」とあれば、更新の必要はありません。)
4.まとめ
今回はGoogle Chromeについて詳しく調べてみました。
まとめると、
Google ChromeはGoogleが開発したブラウザであるため、Googleの他サービスとの連携が快適に行える点や、拡張機能が多く、アップデートによる機能追加も含め、さまざまな機能を使うことができる点がメリットです。
パソコン操作に慣れてない人でも簡単に使えて、パソコン操作に慣れていて色々カスタマイズしたい人のニーズにも対応できる、Google Chromeは幅広いユーザーにオススメできるブラウザだと言えそうですね。
ライター:井上
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