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SEOに有利は嘘だった!?メタダグの価値と効果的な使い方

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当ブログではホームページをより良くするためのアプローチについて、さまざまなテーマを取り上げてきました。今回ご紹介するのは「メタタグ」です。

「メタタグの改善」というのは簡単に始められるCTR(クリック率)改善方法のうちの一つです。今回はメタタグの改善をテーマに、具体的な書き方を例に挙げながらご紹介していきます。

目次


  1. メタタグの概要
    ①メタタグとは
    ②「SEO対策に効果的」は本当か
    ③価値の変わったメタタグの例
  2. Googleがサポートしているメタタグ
    ①サーチコンソールのヘルプの概要
    ②ディスクリプションタグ
    ③クロールとインデックス登録に関するタグ
    ④その他のメタタグ
  3. メタディスクリプションとタイトルの注意点
    ①メタディスクリプションの注意点
    ②タイトルの注意点
  4. まとめ

1.メタタグの概要


①メタタグとは

「メタタグ」は記事のコンテンツ情報を検索エンジンに伝える役目をしています。メタタグを記述しおけば「この記事にはどんなことが書いてあるのか」をGoogleに対して適切に伝えられます。

②「SEO対策に効果的」は本当か

メタタグは一昔前のSEOでは非常に大切な要素でしたが、さまざまなアルゴリズムのアップデートを経て、今では過去に重要であったメタタグも価値が変わり重要でなくなるなど大きく変化を遂げました。

その結果、現在は基本的にGoogleがオフィシャルサポートしている一部のメタタグを除いた、他のメタタグはSEO対策に効果的ではないと考えられています。

もちろん、Googleがサポートしているメタタグが設定されていたからと言って検索順位が上がるとは限りません。

しかし、Googleが正式に発表している以上、重要なタグであることに変わりはありません。次の章で具体的にどんなメタタグが該当するのか紹介します。

その前に一つ、価値の変わってしまったメタタグの具体例をご紹介したいと思います。

③価値の変わったメタタグの例

メタキーワードという、Webページのキーワードを指定できるメタタグがあります。昔はSEO対策として高い効果があり、多くのホームページで採用されていました。

しかし、現在ではGoogleからランキングの決定要因にはならないと明確に指摘されており、今から設定してもSEO効果は望めないと言えます。また、設定済みのものを削除するほどのものでもありません。

参考までに、メタキーワードのメタタグの記述例を下記に示します。

<meta name="keywords" content="ここにキーワードを入力する">

2.Googleがサポートしているメタタグ


①サーチコンソールのヘルプの概要

Googleがサポートしているメタタグの詳細はGoogleサーチコンソールのヘルプページに記載があります。

そのページによると、「Google では、サイトのページを検索結果にどう表示するかを決める際の判断材料として、インラインディレクティブとページ単位のメタタグの両方をサポートしています。」とあります。

また、「 ページ単位のメタタグは、ウェブマスターにとって自サイトに関する情報を検索エンジンに伝えるための手段になります。」と先程ご紹介したメタタグの役目もしっかり記述されています。

さらに、メタタグはHTMLページの<head>セクションに記述することも明記されています。

参考URL: https://support.google.com/webmasters/answer/79812?hl=ja

②ディスクリプションタグ

※メタディスクリプションの例

さて、上記のGoogleがサポートしているタグ一覧の中でも、特に重視したいのがディスクリプションタグです。

ディスクリプションタグは、ページの内容がどのようなものかを記述するためのタグです。ディスクリプションにて設定したページ説明は上記の例のように、ページタイトルのすぐ下に表示されます。

また、メタタグは以下のように記述します。

<meta name="description" content="ここにmeta descriptionを記述する">

メタディスクリプションは設定する時のポイントがいくつかあるため、次の章で補足したいと思います。合わせてご参照ください。

③クロールとインデックス登録に関するタグ

"robots""googlebot" の2つのメタタグは、
クロールとインデックス登録を行う検索エンジンの動作を制御する機能をもっています。

違いとして、"robots"のメタタグは全ての検索エンジンに有効である一方、
"googlebot"のメタタグは、Googleの検索エンジンのみに有効である点が挙げられます。

<記述例>

<meta name="robots" content="..., ..." />
<meta name="googlebot" content="..., ..." />

contentの中に入る要素としては次のようなものがあります。

nofollow Googleからページリンクを追跡しなように指示する
noindex Googleからページのインデックス(登録)をさせないように指示する
none nofollowとnoindexの両方を指定します
noimageindex 検索結果にて画像の参照元ページとして表示さないように指示する
nosnippet 検索結果にメタディスクリプションを表示させないように指示する

④その他のメタタグ

使用頻度は低くなりますが、その他のメタタグについても、簡単にその役割をご紹介します。

1."nositelinkssearchbox"

検索エンジン上に、サイト検索BOX(そのサイト内を検索するためのボックス)を表示しないようにする

2."notranslate"

Googleが翻訳を行うことを制限する

3."nopagereadaloud"

Googleの読み上げ機能を使う事を拒否する

4."google-site-verification"

Google Search Consoleに対して、所有権を確認する指示をする

5."Content-Type"

ホームページ内のコンテンツのタイプを指定する。
※Googleが推奨しているコンテンツタイプは「Unicode/UTF-8」

6."refresh"

ユーザーの視聴時間が一定時間経過したら、別のURLにリダイレクトする

7."viewport"

スマホ、タブレットなどのモバイル端末でのページの表示方法をブラウザに指定する

3.メタディスクリプションとタイトルの注意点


メタタグはWebページに表示されるものではないので、ホームページ制作を外注している企業などは納品されたホームページのメタタグがどのようになっているかチェックしておくと良いと言えます。

また、ほとんどのユーザーが、そのページを開くかどうか検索結果の画面で判断する時、「タイトル」と「メタディスクリプション」を見て決定します。そのため今回はこのCTRに対して重要な2つをピックアップして注意点をご紹介します。

①メタディスクリプションの注意点

前述の通り、メタタグの中でも非常に重視されているのが「メタディスクリプション」です。メタディスクリプションには、検索エンジンと検索ユーザーにページがどん内容なのかという概要を伝える役目があります。

具体的な書き方としては、スマホは50文字程度、PCの場合は120文字程度を目安に、他の検索結果と比べてよりユーザーの興味を引けるような文章にするのが重要だと考えられます。

また、検索クエリを意識してキーワードを適切に含めておくと、検索の際にキーワードと一致する部分が太字になり、より目立ちやすくなるのでオススメです。

②タイトルの注意点

記事コンテンツでいうタイトルの部分はh1タグで記入されます。メタタグではありませんが、クリック率を上げる大切な要素です。

Googleのクローラーがホームページを巡回する際には、タイトルタグは非常に重視されています。そのため、タイトル部分に強引にキーワードを詰め込んでしまう方もいらっしゃるようです。

しかしそれはNGで、クローラーがページ内容を正しく理解できず、場合によってはランクが下がってしまう可能性も考えられます。タイトルにキーワードを含めるのは大切ですが、あくまでもユーザー目線でわかりやすい記載を心がけるのがよいと言えます。

4.まとめ


今回はメタタグついて詳しく調べてみました。

まとめると、
数あるメタタグの中でも、特に押さえておきたいのは「メタディスクリプション」で、簡潔にどんなことが書いてあるのかを記載することで、クローラーにもユーザーにも効果的に働くと考えられます。

また、タイトルも非常に重要な要素であるため、キーワードを意識しながらも、無理に盛り込まない程度に記載することが大切だと考えられます。

今回の記事が、あなたのページのCTR(クリック率)を上げる一助になれば幸いです。

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