ホームページ制作において、代表者の挨拶はとても重要なコンテンツです。ただ、いざ書こうとすると意外と難しく、どんな内容や要素を掲載するのか悩んでしまいますよね。

むやみに情報を載せれば良いというわけでもなく……。ブランディングにも大きく関わってきます。そこで、本記事では代表者挨拶を書く際に気をつけるといい要点、ポイントを紹介いたします。

既存の文章を見直す際、または新しく代表者挨拶を書く際の参考になれば幸いです。

目次

1. 代表者挨拶はなぜ大切？
2. どんな内容を書けばいい？
   2-1.事業やサービスを始めたきっかけ
   2-2.仕事に対する姿勢や、お客様に対する想い
   2-3.簡単なプロフィール
   2-4.今後の目標
3. 代表者の写真を載せるのがオススメ
4. まとめ

改めて、代表者挨拶とは、経営者や会社の想い、理念などを相手に伝えるものです。

ここにおける相手とは、サービスや商品を求めるお客様をはじめ、取引先などの他の企業様や、就活活動をしている求職者などにあたります。

どのような企業なのかを判断するために、多くの人がホームページを確認すると思いますが、その中でもやはり代表者挨拶は非常に数多くの人々が目にします。

決して必須というわけではないですが、 ホームページ制作ではとても重要なコンテンツなのです。

2-1.事業やサービスを始めたきっかけ

創業や創立、発足となったエピソードなどは、挨拶の始まりのきっかけにしやすいです。
簡単な業務内容なども話すことができ、これ以降の大まかな流れを作ることができます。

経営理念などのまじめな硬い話から始めると、でキリッとした雰囲気を作ることができます。一方で、「なぜこの事業を始めたか」という「エピソード」から始めることで、やわらかい印象を持たせるような効果が期待できます。

エピソードを書く際は、特にこの「なぜ」という「理由」の部分が重要です。

同業他社は世の中にたくさんあると思いますが、「事業を始めた理由や経緯」というのは千差万別。「趣味で作ったものを褒められたことにやりがいを感じて」という方もいれば、「身近に困っている人がいたから」という方もいるでしょう。

その理由があるだけで、代表者の方の考え方が伝わりやすくなりますし、他社との差別化にもなります。

「どんな印象を持ってもらいたいか」で、話題の取捨選択ができるといいですね。

2-2.仕事に対する姿勢や、お客様に対する想い

どのようなサービスを提供しているのか。サービスを通して、お客様にどのような未来を提供できるのか、など。対する「想い」を記載するのもおすすめです。

またそれらに加え、簡単な実績や、具体的なサービスの内容なども話すのも良いでしょう。より深く、こだわりなども話すこともいいかもしれません。

特に、前述した「なぜ事業を始めたか」というきっかけの部分と絡めると、「こういう経緯で誕生した会社だから、こういうところを大事にしてるんだ」と、因果関係を理解する手助けに。

それによってお客様は具体的なイメージがしやすくなり、期待や信頼につながります。

2-3.簡単なプロフィール

人や、企業のイメージによっては、「上記のような内容だけでは硬い雰囲気が抜けないな」「もう少し親近感を出したい」という場合があるかもしれません。そういったときには、簡単なプロフィールなどを載せてみるのも一つの手段です。

機械的な文章だけではなく、プロフィールといった人間味のある文章を載せることで、より身近に感じさせることができます。業界歴など、経歴をさりげなく書くことで、信頼感のアピールにつなげることも。

2-4.今後の目標

事業を続けていくにあたっての、今後の目標や現在の課題などを書くのもいいです。

自社をどのように分析しているのか、業界の動向をどうとらえているか、時代の変化に対する柔軟性はどうか…など、「会社としての色」を強く出したいときには、是非入れておきたい内容です。

先進的な考えを持っているのか、古き良きを大切にする安定感があるのか、といった求職者の方の目線で書くと、採用にも活かせます。

「書く内容」とは違いますが、可能であれば、挨拶の文章と共に代表者の写真を載せましょう。

特別な理由がない限り、写真は一緒に掲載するのがおすすめです。なぜかというと、文章だけでは人柄を想像することが難しいからです。

そこで、写真を載せて顔を見せることで、こちらの雰囲気がより伝わりやすくなります。笑顔の写真を一枚添えるだけで非常に大きな効果が期待できるので、是非試してみてください！

今回は、4つほど、代表者挨拶で押さえたいポイントをご紹介しました。しかし、決してこれらが正解というわけではありません。

大切なのは全体の自然な流れを作ることを意識することです。
特に、入れたい要素がバラバラになってしまうと、文章としてはちぐはぐになってしまいますし、挨拶としてはぎくしゃくしてしまいますからね。

挨拶は、「誰に何を伝えたいか」がとても大切です。それをもう一度考えることで、解決の道を進むことができるかと思います。少しでも多くの人の助けや参考になれば幸いです。

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