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Mastodon(マストドン)とはどんなSNS?わかりやすく解説!

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2017年頃に話題になっていたSNS、Mastodon(マストドン)
2023年、イーロン・マスク氏の手でTwitterが大きく変化しようとしていることによって再びMastodonが注目されています。

今回は以下のようなお悩みをお持ちの方にMastodonの特徴やTwitterとの違いについてわかりやすく解説します!

・Mastodonって聞いたことあるけど、どんなSNS?
・Twitterとなにが違うの?
・利用する上で注意点はあるの?

この記事を読めば、Mastodonの特徴やTwitterとの違い、注意したいポイントなどがわかります。

目次


  1. Mastodonとは?
  2. Mastodonの6つの特徴
    2-1.分散型SNS
    2-2.特色あるサーバーの集合体
    2-3.Mastodonの最大文字数
    2-4.タイムラインの種類
    2-5.ネタバレやセンシティブな内容に配慮できる
    2-6.Mastodon用語
  3. メリットとデメリット
    3-1.メリット
    3-2.デメリット
  4. こんな人にオススメ
  5. まとめ

1.Mastodonとは?


Mastodon(マストドン)とは分散型SNSです。
分散型SNSについては「2-1.分散型SNS」で解説しますが、おおさっぱに言えば特定の企業の運営ではなくユーザー主体で運営されているSNSです。

管理者がいないSNSを目指し、2016年にドイツのソフトウェアエンジニア、オイゲン・ロホコ氏によって開発されました。

Mastodonの名称は太古に生息していたゾウやマンモスに似た大型の哺乳類に由来しています。

2.Mastodonの6つの特徴


Mastodonの特徴を紹介します!
主な機能はTwitterのような短文投稿型の時系列順タイムラインです。

2-1.分散型SNS

分散型SNSとは、名前の通り分散型の構造の上で成り立っています。
例えば、Twitterはひとつの企業によって管理および運営するサーバーにユーザーがログインする中央集権型のSNSです。

それに対し、Mastodonはオープンソースソフトウェアを使用しています。
オープンソースとは、ソフトウェアのソースコードが公開されていることです。
そのため、知識があれば誰でもMastodonのサーバーを立ち上げることができます。

TwitterやInstagramなどの中央集権型SNSは運営している企業の意向によって急な規約や機能の変更が行われたり、運営会社の動き方次第でサービスが終了したりといったことがあり得ます。

しかし、分散型SNSはユーザー主体の運営方法をとっています。
ひとつの企業が管理しているSNSのような急な変更がないわけではありませんが、いきなり大幅なルール変更やサービス終了は発生しにくいです。
この形式が分散型SNSや非中央集権型SNS、脱中央集権型SNSなどと呼ばれています。

2-2.特色あるサーバーの集合体

Twitterのようなひとつのウェブサービスではなく、Mastodonはいろんなサーバーが複数存在する集合体です。

ユーザーが設立したサーバー単位で運営されており、誰もが自分で特色があるサーバーを自由に開設、運用、コミュニティ作成ができる仕組みです。

例えば、ボーカロイドをテーマにしているサーバーやコスメ・美容をテーマにしているサーバーなど多種多様なサーバーがあります。

Mastodonは個人や企業など、いろんな人がサーバーを立ち上げて、それぞれが管理するシステムです。

2-3.Mastodonの最大文字数

Mastodonは標準の最大文字数が500文字です。
そのため、少し長めのつぶやきくらいならあまり文字数を気にせずに投稿できます。
ただし、Mastodonの最大文字数はサーバーの管理者が設定できるので、サーバーによって異なる場合があります。

2-4.タイムラインの種類

Twitterのタイムラインは、自分のツイートとフォローしているアカウントのツイートが表示されます。

MastodonにもTwitterと同様のホームタイムラインがあります。

それに加えて自分が所属しているサーバーのユーザーによる投稿が表示されるローカルタイムラインという機能があります。
これは自分がフォローしているかどうかは関係なく表示されます。
ただし、サーバーによっては管理者の意向でローカルタイムラインの機能がない場合もあります。

もうひとつのタイムラインは、自分が所属しているサーバーと連合関係にある他のサーバーの投稿が表示される連合タイムラインという機能です。
連合タイムラインは、自分が所属しているサーバー以外の人の投稿を見られるので他のサーバーに興味を持つきっかけになる可能性があります。
規模が大きいサーバーは、連合タイムラインが速いので追いきれないかもしれませんね。

2-5.ネタバレやセンシティブな内容に配慮できる

世にいわれているネタバレや閲覧注意の画像など、センシティブな内容を投稿したいときにMastodonには便利な機能があります。

クリックもしくはタップしないと本文や画像を見られないようにする機能や、公開範囲を投稿ごとに変えられる機能があって便利です。

たくさんの人に見て欲しい投稿や仲間内だけで盛り上がりたいなど、内容に合わせてその都度公開範囲を変えられます。
投稿ごとにTwitterの公開アカウントと鍵アカウント(非公開アカウント)を使い分けられるイメージですね。

また、自分が見たくない話題についての投稿を視界に入れないようにする機能もあり、見たくないアカウントをミュートやブロックする機能があります。
加えて特定のキーワードやフレーズがある投稿をフィルター機能で自動的に見えなくすることが可能です。

2-6.Mastodon用語

Twitterで投稿することを「ツイート」と呼びますが、Mastodonでは「トゥート」と呼びます。
「ツイート」が小鳥のさえずりを指し、「トゥート」はゾウが鳴く音を意味しています。

また、ツイートを拡散・共有する「リツイート」はMastodonでは「ブースト」と呼ばれています。

Twitterは投稿に文章を付けて拡散・共有する引用ツイートという機能がありますが、Mastodonにはそのような機能はありません。

3.メリットとデメリット


メリットとデメリットをまとめました!

3-1.メリット

サーバーを分散させるメリットは、それぞれサーバーごとに特色を持っていて共通の趣味やテーマの意見交換がしやすくなっているところです。
趣味やテーマごとにサーバーを分けることによって界隈の境界線を明確化しています。

ハッシュタグを付けての投稿やローカルタイムラインで同じサーバーのユーザーに自分の投稿が届くことによって、フォロワーが少なくてもTwitterより反応を得られやすい傾向です。

同じ趣味やテーマを持って集まっているのでユーザー同士の距離感が比較的近いのかもしれません。
SNSをやっていてポジティブな反応が多いと楽しくなってきますよね。

3-2.デメリット

非中央集権型SNSであることが特徴のMastodonですが、それに伴い誹謗中傷の訴訟や開示請求などなにか問題が発生した場合はサーバーの管理者に責任がかかってきます。

サーバーを開設したあとで放置することができません。
そのため、サーバー運営のハードルが高いです。

4.こんな人にオススメ


中央集権型SNSの急な方針転換や機能の変更に不安や不満があれば、ユーザーの自由度が高いMastodonをはじめとした非中央集権型SNSをオススメします!

サーバーごとに趣味やテーマがあるので、共通の趣味の人と深い話がしたい人には向いていることでしょう。

また、標準の最大文字数が140文字のTwitter(2023年3月現在)では文字数が足りないと感じる人はMastodonで投稿する方が合っているかもしれません。

5.まとめ


今回はMastodonについて解説しました!

情報を整理してみると一見Twitterと似ているようで結構違いがありますね。

それぞれ長所・短所があるので自分の目的に合ったSNSを使い分けると、よりSNSを楽しめると思います!

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