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【2022年】遅い?対応エリアは?気になる5Gの今とこれから

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以前5Gに関するコチラ(https://wwg.co.jp/blog/1518)の記事を書きました。

当時は東京オリンピック開催前という事で、テレビCMで5Gについて放送され、新しい時代の到来を感じたのは記憶に新しいですね。

そこから2年経過し、どのように・どれくらい私たちの生活に普及しているのでしょうか?

現状を踏まえながら、「今後はどうなっていくの?」のという視点からも見ていきたいと思います。

目次


  1. 5Gとは
  2. 5Gの現状
    2-1日本でどれくらいの人が使える?
    2-2私たちの生活に変化は?
  3. どんなところで活用されている?
    3-1インフラ業界での事例
    3-2農業での事例
    3-3医療分野での事例
    3-4エンターテインメントでの事例
  4. 現状の課題
  5. まとめ

1.5Gとは


今更ながらですが、5Gとは「5th Generation(第五世代移動通信ステム)」の略称で、簡単に言うと従来よりも大量のデータを短時間で遅延なくやり取りできるようになる技術の事でした。

「超高速・大容量・低遅延」といったメリットがありますので、私たちの身近なターテイメントを筆頭に、インフラ・農業・医療といった様々な業界でニーズが期待されています。

2.5Gの現状


5Gは日本国内では2020年3月より提供が始まりました。

2-1.日本でどれくらいの人が使える?

2022年度現在ソフトバンクでは人口の90%をカバーと、一早く5Gの整備が進んでおり、ドコモ・auもそれに続く形で日本中へ通信網の普及を急いでいます。

総務省では、5Gの普及において以下の目標達成を目指して、整備計画を策定しています。

■2023年度に日本の人口比率で95%を達成
■2025年度には97%を達成
■2030年度末までには99%達成

2-2.私たちの生活に変化は?

電波としてはここまで普及している5Gですが、SNSやゲームの利用といった日常生活でのシーンでは劇的な変化というのはあまり感じませんでしたよね。

これには現状5Gのスペックを必要とするサービス・コンテンツが多くないことが挙げられます。

同時に私たちの生活においても、これまでの4Gを前提としたサービスで成り立っているものが多い為、通信速度はそこまで必要がなく、5Gを活用する体制が導入されていないというのも要因の一つとして挙げられます。

例えるなら、「飛行機だったら沢山の人を素早く移動できるけど、今まで通り自動車があるから生活には困らない」といったイメージでしょうか。

では、開始から2年経過した5Gは実際どういった場所で活用されているのでしょうか?

3.どんなところで活用されている?


現状「ローカル環境※で構築して実証実験」という状態が殆どですが、私たちの生活に直結する分野でいうと、特にインフラ事業・農業・医療現場での活用がされています。

また、気になるエンターテイメントについても調べてみました。

※ローカル環境とは・・・私たちが一般的にスマートフォンを用いて街中で受け取る電波ではなく、会社・団体単位で独立して利用できる回線の事です。

3-1.インフラ業界での事例

24時間365日休むことができないガスプラントでは、少しの異常でも遅延なく発見・伝達され設備の安全を保護する必要があります。

5Gの高速通信・低遅延を活用し、プラント全体をコンピュータが監視。大きなトラブルを未然に防ぐ為の実験が行われています。

3-2.農業での事例

手作業で大変な作業もまだ多く、就農人口も毎年減り続ける農業では将来的な農家の消滅と耕作放棄地の増加が懸念されています。

5Gの高速通信・低遅延を活用し田畑の管理はドローンで、収穫はAIを搭載した自動農機で、と各分野を自動化。

そして相互連携を遅延なく行う事で省人化を実現、農業のスマート化を叶えるための実験が行われています。

3-3.医療業界での事例

離島や地方等通院が困難な方、また、都市部であっても外出が難しい場合でも、オンラインで診療を受けられるような実験が行われています。

患者の状態や顔色を遅延なく転送する為に、5Gの強みである大容量・低遅延が活用されるきっかけとなっています。

3-4.エンターテイメント業界での事例

スポーツの新たな楽しみ方として、新たな取り組みが始まっています。

会場に設置した4台の中継カメラを自由に切り替えられたり、8K映像から映像を切り出し選手の運動量やスプリント回数をリアルタイムでスマートフォンから確認できる等、

スポーツデータの可視化の実験も行われました。

選手の表情や臨場感をより楽しめる日も近いですね。

4.現状の課題


上記の通り普及率は上がっており、今後より多くの方が5Gの恩恵を受ける準備が整います。

ただ、対応するサービスやシステムは今はまだ少なくこのままだと「ただ電波が来ているだけ」となってしまいます。

すなわち、「まだまだ普及の初期段階に居る」という認識で間違いないです。

①.5G普及率のさらなる向上
②.5G設備導入に必要なコスト(金額だけでなく、工数)の低下
③.5Gのスペックを必要とするだけのコンテンツ・サービスの拡充

このサイクルを上手く回し、ユーザーも積極的に利用する事が私たちの生活をより良くするカギとなってきます。

特に3番目のコンテンツについては、日本はアニメやゲームを筆頭にコンテンツ大国ですから、我々ユーザーとしても積極的に活用していきたいですね。

5.まとめ


2020年3月より日本で提供が開始された5G。2022年度現在、普及率は90%まで増えてきました。

この2年間で普及率の増加と共に、インフラ事業・農業・医療分野・エンターテイメントと様々なビジネス分野で実証実験が開始され、5Gへの期待が高まっています。

ただ、我々一般ユーザーにとって劇的な生活の変化は少なくまだまだ普及の初期段階。本格的に5Gのスペックが必要となるコンテンツやサービスの拡充が待たれる段階となっています。

我々ユーザーも積極的に関わり楽しむことで、需要を増やし普及の後押しをしていきたいですね。

担当:國房

愛知県内から名古屋市を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
愛知県 名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F

TEL: 052-890-7007(2021-12/16~変更)
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