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【初心者必見】半導体とはどんなもの?原因や生活に及ぼす影響とは

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・半導体とは?
・不足するとどうなるの?

2021年から引き続き話題になっている、世界的な半導体不足。

ニュースで見たことはあっても、半導体とは何なのか?なぜ必要なのか?不足するとどんな影響があるのか?といったことまで把握していない方も多いのではないでしょうか。

今回は世界中で問題となっている半導体不足についてまとめました。

目次


  1. 半導体とは
    1-1.なにに使われている?
    1-2.なぜ必要?
  2. 半導体不足の原因
    2-1.半導体不足による影響
  3. 半導体不足はいつまで続く?
    3-1.我々にできること
  4. まとめ

1.半導体とは


半導体とは、電気の流れを制御できる物質のことです。

電気を通す物質を「導体(どうたい)」、電気を通さない物質を「絶縁体(ぜつえんたい)」と言います。この2つの物質の中間に位置し、条件によって電気を通したり通さなかったりできるという非常に汎用性の高いものです。半導体の材料としてはシリコンが主流です。

ちなみに正確には「半導体集積回路」と言います。

液晶テレビなどの家電製品をはじめとして、電気・ガス・水道などのインフラの制御など、かなり幅広く利用されていて、我々の生活を支えています。

1-1.なにに使われている?

家庭内にあるものいえば、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイス、液晶テレビや冷蔵庫、炊飯器、エアコンなどの家電製品、自動車。そのほかLED電球や太陽電池などもそうです。

社会においては、電気・ガス・水道などライフラインの制御、ネットなどの通信、銀行ATM、電車など、社会生活においてなくてはならない部分で利用されています。

1-2.なぜ必要?

半導体が必要とされる最大の理由は、電気の制御が可能なところです。

例えば、金属は電気を通すことはできても通さないことはできません。反対にゴムは絶縁体なので電気を通しません。

つまり半導体はON/OFFの切り替えができるのが強みなわけですね。

これができないと、電気がつきっぱなし、データの保存ができない、美味しいご飯が炊けない、冷蔵庫やエアコンが冷えないなどなど、ありとあらゆるところで影響がでてしまいます。

普段あまり意識することはないと思いますが、かなり広範囲で使われていますので、現代社会には必要不可欠なものです。

2.半導体不足の原因


2021年12月現在、ゲーム機やパソコン、デジタルカメラなどが品薄状態と言われています。原因は半導体不足です。

ではその半導体が不足した原因は何なのでしょうか。

簡単に言えば「需要に対して供給が追い付いていないため」だそうです。要するに必要な数が確保できていないわけですね。

なぜそんなにも需要が拡大したのかというと、コロナの影響が大きいといわれています。

コロナ発生→工場のライン停止や物流の停滞→生産数減少

こういった感じで半導体の生産数が減少したようです。

しかも半導体の生産数減少とは反対に、巣籠もりの影響でテレワークが普及し、テレビやパソコンなどは需要が拡大しました。

十分な供給体制が整わないまま需要が膨れてしまい、結果として世界的に不足する状況に陥っているようです。

2-1.半導体不足による影響

我々の生活にどんな影響が出るのかというと、まず単純に品薄状態になり、ものが手に入りづらい状態になります

そうなるとどうなるかというと、物価が上昇します。

需要に対して供給が追い付いていれば適正価格で販売されますが、ものが不足する状況では、どうしてもものの価値が上昇し、それに伴って価格も上がってしまいます。

例えば、中古車業界。コロナ以降、新車が売れない傾向が続き、中古車不足の状況になっているとのことです。

新車に買い替える場合、「今まで乗っていた車を売りに出す→中古車として市場に出回る」といった流れで中古車が供給されるわけです。しかし、新車が売れない状況では中古車の供給が減り、相場があがってしまうそうです。

物価の上昇は生活に影響を及ぼすため、半導体不足はできる限り早急な解決が望まれますね。

3.半導体不足はいつまで続く?


はっきり言ってしまえば、見通しすら立っていない状態となっています。改善どころか悪化しているという見方もあるためです。

例えば、最近は次世代の通信となる5Gへ移行する期間でもあり、それに伴ってまた需要が高まっているようです。

不足している状況でまた需要が高まるとなると、すぐに改善というわけにはいかなさそうですね。

不足している業界によっては2023年ごろに解消?という話もありますが、いずれにしても長期的な視点でみておいたほうが良さそうです。

3-1.我々にできること

個人個人でできることはなかなかないかもしれませんが、現在各関連企業がいろいろな手を打っています。

例えば、台湾の企業とソニーグループが熊本で半導体の工場を建設するというニュースがありました。着工が2022年、稼働開始が2024年末の計画とのこと。

そこでは1500人の新規雇用を予定しているそうです。

失業中の方はもちろん、回路に興味がある方や社会貢献したい方など、求人があった際には応募するのもありかと思います。

半導体の需要がなくなることはそうそうないと思うので、集積回路などのスキルや知識を身に付けるいい機会かもしれませんね。

4.まとめ


世界的に深刻な問題となっている半導体不足。

電気のON/OFFを切り替えが可能な半導体は、我々の生活に深く影響しています。

かなり広く利用されているので、日常生活が送れなくなるほどではないにしても、欲しいものが買えない、買えても高いといった影響はでそうです。

身近なところでいくと、2020年にはソニーの最新ゲーム機Play Station5(プレイステーション・ファイブ)が半導体不足の影響で生産数が伸び悩んでいました。 世界レベルでの取り組みが必要な問題ですが、これを機会ととらえて回路を勉強して理解を深め、せめて半導体の業界で頑張っている方のサポートや応援が出来たらいいですね。

ライター:彦坂

愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
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