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プロジェクションマッピングでPR!おすすめソフトは?依頼費用の相場は?

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・プロジェクションマッピングってどう作るの?
・費用はどれくらいかかるものなの?

商品やサービスのPR、結婚式など、幅広く活躍しているプロジェクションマッピング。

多くの人の目を引きインパクトもあるので、人の興味を惹きつけるコンテンツとして最適です。

「作ってみたいけど、素人でもできるの?」「宣伝やイベントに使いたいけど、相場はどれくらい?」と迷っている方、今回の記事は必要なものや費用、実用例などを紹介しますので、人々が足を止めるプロジェクションマッピング作りの参考になればと思います。

目次


  1. プロジェクションマッピングの仕組み
  2. 制作会社に依頼する
    2-1.必要なもの
    2-2.費用
  3. 自分たちで作る
    3-1.必要なもの
    3-2.費用
  4. おすすめソフトウェア
    4-1.MadMapper(マッドマッパー)
    4-2.Optoma projection Mapper(オプトマ・プロジェクション・マッパー)
    4-3. GrandVJ 2 XT (グランド・ヴィ・ジェイ・ツー・エックス・ティー)
    4-4. Adobe After Effects(アドビ・アフター・エフェクツ)
  5. プロジェクションマッピングの活用事例
    5-1. RALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)
    5-2. Hyundai(ヒョンデ)
    5-3. サグラダ・ファミリア
  6. まとめ

1.プロジェクションマッピングの仕組み


プロジェクションマッピングを始めるにはどうしたらよいのでしょうか。作業の流れや必要な機材について紹介します。

まずは大まかな流れを把握してイメージをつかみましょう。

専用のソフトやアプリから、映し出す対象(建物や壁など)に合わせて、映像を貼りつける(マッピング)のがプロジェクションマッピングです。

基本的には、

投影する対象に合わせて映像作成→対象に割り当てる→実際に投影する

といった流れで完成します。

自分たちで作る場合と業者に依頼する場合とで、費用や必要なものが異なるので、それぞれ紹介していきます。

2.制作会社に依頼する


2-1.必要なもの

業者に依頼する場合には自分たちで用意する機材はありません。

機材よりも情報が必要です。予算・日時・場所(野外?屋内?)・規模(視聴する想定人数など)・投影する予定あるいは希望する対象物・目的などを細かく伝えればオリジナリティのある作品ができるかと思います。

2-2.費用

15万円程度から依頼できる業者もあれば、1,000万円近くかかる業者もあります。規模や投影期間によって大きく変わってきます。

小さな規模のものへの投影なら、機材費他も含め、50万円以内で済ませることができる業者もあるようです。

例えば、テーブルの上、ショーウィンドウ内、ロビーの一部の壁面、服やインテリアなどの小型の展示品…といったものです。イベントの1ブースとしての活用ならこれで十分かもしれませんね。

一方、定番の「大きい建物や広い壁一面への投影」になると、数十~数百万円くらいに上がる業者が多い印象です。

見積もりの基準となるものは、 投影面積や映像時間、作業時間など、 業者によって違うようです。

例えば、同じプロジェクションマッピングでも、「平面に、比較的シンプルな映像を投影するもの」から「変則的な形のものに、複雑な動きを投影するもの」とさまざま。特に後者は、複数の映像と機材を組み合わせる必要があります。

特殊な動きをする作品は、単純な投影面積による見積もりが難しいです。なので、業者によって費用の差が大きく出るのかもしれませんね。

ちなみに、映像制作費だけではなく、イベントへの設置費用や機材レンタル・購入費もかかってきます。それらの費用は別途と書かれていることも多いので、見積もりの際は、なるべく必要な情報を揃えておくようにしましょう。

3.自分たちで作る


3-1.必要なもの

必要となる機材はプロジェクターとパソコン、そしてプロジェクションマッピング用のソフトウェアです。

まずプロジェクターはマッピングする対象物に投影するために必要です。

プロジェクターは大きく分けて業務用と家庭用の2種類があります。どちらでも可能なので予算とも相談し、できるだけルーメンが高い機種を選ぶとクオリティの向上になります。

目安としては3000ルーメン以上が良いのではないでしょうか。

そしてパソコンは映像作成および再生のために必要です。CGの作成やレンダリングなどを行うため、用意できる範囲でできるだけハイスペックなもの、クリエイター向けのものが望ましいです。

※ルーメンとは、明るさの単位。数字が大きいほど明るくなる。

※レンダリングとは、データをもとにして動画・映像・音声などを作り出すこと。

最後にソフトウェアです。映像や画像を加工できるソフトウェアが必要になります。

プロジェクションマッピング専用のソフトウェアもあり、初心者向けのものもあるので気になる方はお試しでやってみるのもいいかと思います。

3-2.費用

必要な機材があればできるので、業者に制作を依頼するよりも安く済む場合が多いです。

まずプロジェクターですが、一般的にビジネスシーンなどで利用されているもので、おおよそ5万円~程度のものが良いでしょう。もっと安いものもありますが、明るさの不足はクオリティに影響してしまいます。

仕事で使われているタイプであれば、だいたい3000~4000ルーメンのモデルが多いので、プロジェクションマッピングとしては十分な性能です。

※ルーメンとは、明るさの単位。数字が大きいほど明るくなる。

次にパソコンです。作る映像にもよりますが、動画編集や2D・3D映像の編集に使うため、一般的なパソコンではスペックが不足し、効率的な作業ができない可能性も考えられます。

簡単な映像作成であれば十分対応できるかもしれませんが、凝ったものを作るのであればクリエイター向けのパソコンが理想です。

高いものだと20万以上しますが、10万以下で購入できるものもあるので、このあたりは予算と相談という形になりそうですね。

ソフトウェアについては、次項で詳しく紹介していきますが、無料デモ版や600円程度で利用できるものから5万以上するものまであります。

あくまでも概算にはなりますが、自分たちで作ろうとする場合、15万円~30万円くらいは必要になるのではないでしょうか。

ハイスペックなパソコンやソフトウェアを用意するのであれば、30万円以上は見ておいたほうがいいかもしれません。

4.おすすめソフトウェア


いくつか有名なソフトウェアをピックアップするので、参考になればと思います。

4-1.MadMapper(マッドマッパー)

操作がシンプルかつ高機能で、最大シェアを誇るマッピングソフトです。バージョン2まではMacのみですが、バージョン3からはWindowsにも対応しています。

デモ版・レンタル・購入と選べるので、予算や目的に応じた利用もできそうです。

参考:MadMapper ソフトウェア
URL:https://madmapper.com/madmapper/software

4-2.Optoma projection Mapper(オプトマ・プロジェクション・マッパー)

iPhoneやiPadで使えるプロジェクションマッピングのソフトウェアです。

大規模なプロジェクションマッピングには不向きかもしれませんが、値段も安価で簡単に作成できるので、初心者の入門用としていかがでしょうか。

参考: App store
URL:https://apps.apple.com/jp/app/dynamapper/id1136686918

4-3. GrandVJ 2 XT (グランド・ヴィ・ジェイ・ツー・エックス・ティー)

特殊な機材が不要でパソコンとプロジェクターがあれば、プロジェクションマッピングができるソフトウェアです。

海外のソフトウェアですが、日本語版のマニュアルを公式サイトからダウンロードできるので、不明点も解消しやすいのではないでしょうか。

値段が59,950円(税込み)~なので、手軽にとはいきませんが、本格的に始めようと考えている場合には選択肢になるかもしれません。

参考:GrandVJ 2 XT
URL:https://dirigent.jp/arkaos/grandvj-2-xt/

4-4. Adobe After Effects(アドビ・アフター・エフェクツ)

illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ)を展開しているアドビ株式会社が販売しているソフトウェアです。

映像やCDの製作、Webなど幅広く利用され、プロジェクションマッピングの分野でも活躍しています。

アドビ製品に慣れているクリエイターは多いと思うので、そういった方にしてみれば入りやすいかもしれませんね。

ちなみにAfter Effectsを単体で使う場合、月額 2,728 円 (税込み)となっています。

※2020年6月18日からアドビシステムズ株式会社からアドビ株式会社に変更されたそうです。

参考:Adobe After Effects
URL:https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html

5.プロジェクションマッピングの活用事例


過去実際に行われたプロジェクションマッピングの事例を紹介します。

5-1. RALPH LAUREN(ラルフ・ローレン)

香水の発売に合わせて行われたプロジェクションマッピングです。

RALPH LAURENの洋服を着たモデルが登場しファッションショーのような映像が、ショップの外壁に映し出されました。

香水やネクタイ、バッグなども映し出され、飛び出して見えるような演出が話題になりました。

まるでショップの中から実際に人が出てきているような映像で、非常に前衛的な印象を受けます。ファッションブランドだけあって最先端を意識した作りになっていると思います。

参考:The Official Ralph Lauren 4D Experience - London
リンク:https://www.youtube.com/watch?v=E7ryMzZQICA

5-2. Hyundai(ヒョンデ)

韓国の自動車メーカーであるHyundaiが行ったプロジェクションマッピングです。

投影する外壁に白い車がつるされていて、その車が道を走るような演出が特徴です。

リアルとバーチャルとうまく組み合わせ、人々の目をくぎ付けにしました。

車を題材にしているだけあって、疾走感や臨場感が伝わり、車の周囲の映像から近未来をほうふつとさせる印象です。

※もともとヒュンダイとして知られていましたが、2020年から現地読みである「ヒョンデ」に統一すると発表があったため、ヒョンデと記載しています。

参考:Hyundai Accent 3D projection mapping.avi
URL:https://www.youtube.com/watch?v=kuRWh7j1u04

5-3. サグラダ・ファミリア

スペインのバルセロナにある教会のサグラダ・ファミリアが行ったプロジェクションマッピングです。

多数のプロジェクターなどの機材を使い、15分にも及ぶ映像や音楽を協会に映し出されました。色鮮やかな光に合わせた音楽もあり、非常に幻想的な世界観に仕上がっています。

参考:LA MERCE 2012 - SAGRADA FAMILIA - MOMENT FACTORY
URL:https://www.youtube.com/watch?v=kq7GJd50iCc

6.まとめ


プロジェクションマッピングを始めるためには、プロジェクター・パソコン・ソフトウェアが必要になります。

機材をそろえて自分たちで行う方法と、制作会社に依頼する方法がありますが、依頼するほうが費用は掛かってしまいます。目的や予算に応じて使い分けましょう。

大規模なものであるほど費用も掛かりますし、制作関係のスキルだけではなく運営に関するノウハウも必要になります。その分、労はありますがハイクオリティのものが出来れば、人々が足を止めて魅入る可能性も高いです。

これから商品やサービスのPR、宣伝を考えている方は、プロジェクションマッピングを検討してみてはいかがでしょうか。

ライター:彦坂

愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
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