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テレワークの実態調査報告!実施状況や満足度はどのくらい?

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・実際にテレワークはどれくらい広まっているの?
・満足している人はどのくらいいるの?

国土交通省はテレワークに関係する内閣府、総務省、厚生労働省、経済産業省などの府省と連携し「テレワーク人口実態調査」を行っています。

今回はその結果をまとめて紹介します。

※令和2年度の調査です。

参考:国土交通省HP ホーム>政策・仕事>土地・不動産・建設業>大都市圏整備>テレワークの推進 調査結果PDF
URL:https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/telework_index.htm

目次


  1. テレワーク人口実態調査の概要
    1-1.調査の目的
    1-2.テレワークの定義
  2. テレワーク実施状況
    2-1.テレワークの認知度
    2-2.実施場所
    2-3.実施頻度
    2-4.テレワーク未実施の理由
  3. テレワーク満足度
  4. まとめ

1.テレワーク人口実態調査の概要


1-1.調査の目的

全国の労働者が実際にどう働いているのかを把握して、テレワークの普及につなげることを目的とした調査です。

1-2.テレワークの定義

テレワークの定義として「情報通信技術などを利用して、職場とは異なる場所で仕事をすること」としています。

また、テレワークはリモートワークとも呼ばれていますが、

テレワーク…離れた場所を意味するteleと、働くを意味するworkを組み合わせた言葉
リモートワーク…遠隔を意味するremoteと、働くを意味するworkを組み合わせた言葉

…なので、両者に明確な違いはなく、どちらも「(職場とは)違う場所で仕事をすることを指します。

2.テレワーク実施状況


2-1.テレワークの認知度

テレワークを知っていたと回答した人の割合としては67.9%で前年度に比べて大幅に上昇したとのこと。そしてテレワーカーの割合は、22.5%となり過去5年間で最高となったそうです。

以前から取り入れて実施していた方もいるようですが、やはり新型コロナウイルスの影響が一番大きいのではないかと思います。

2-2.実施場所

テレワークは在宅型・サテライト型・モバイル型と分類でき、最も多いのは在宅型の90%という結果になりました。

在宅が多い理由としては、通勤がなくなり時間に余裕ができると共に、満員電車のストレスや疲労もなくなる点が大きいのではないでしょうか。

営業職も通常であればクライアント先を回る必要があり、モバイル型が増えそうですが、自宅にいながらWebで商談などができれば出先に行く機会も減るのかもしれません。

在宅型…自宅でテレワークをするタイプ
サテライト型…普段の職場とは別の小規模な事務所や共同で利用するオフィスでテレワークをするタイプ
モバイル型…出先や移動中にテレワークを行うタイプ

2-3.実施頻度

雇用型テレワーカーは、過去4年間で60%が週に1日以上テレワークを実施していたようですが、週に2日~4日に実施する方の割合が増加したそうです。週1日以上実施する方は約76%とのこと。

テレワークを導入する理由としては、育児や介護などの家庭の事情、作業効率向上、経費の削減などの理由があるかと思います。しかし2020年はそれら以上に感染リスクの軽減が挙げられます。感染対策としてテレワークの実施が増えたのではないでしょうか。

雇用型テレワーカー…民間会社や官公庁などの正社員や職員、パートやアルバイトを本業としてテレワーカーをしている人。

2-4.テレワーク未実施の理由

もっとも多かった回答としては「コミュニケーションをとる機会の減少や業務効率の低下などの仕事に支障が出るという理由や勤務時間が長くなる、勤務状況が厳しくなる」といった理由が43%でした。

チームで仕事を進める場合コミュニケーションは必須なので、それが取りづらくなるのは確かに避けたいところ。さらに自宅で仕事をする場合、公私を分けづらくなり勤務時間が伸びてしまうのもわかります。

次に多かったのが「会社の指示で出勤しなければいけない」の25.2%

会社の指示で出勤しなければいけないというのは、出勤かテレワークかどちらかにしたいということでしょうか。確かに会社都合でその都度変わっては仕事もやりづらいかもしれませんね。

そして「ネットやプリンタ、仕事をする部屋がないなどの環境が不十分」が19.2%となっています。

テレワークをする環境が整っていない場合には、作業効率の低下にもつながります。出社に変更するのもよいですが、もし環境と整えて効率が上がるのであれば、インフラ整備を検討するのもいいかもしれません。

3.テレワーク満足度


「大変満足」「やや満足」の合計が64%以上で、半数以上の雇用型テレワーカーが満足しているようです。男女別では女性、年齢別では若年層の方が満足している傾向にあります。

テレワークを実施してよかった点として「時間を有効活用できる」「通勤の負担軽減」が多くなっています。

自宅やあるいは自宅近くのレンタル事務所などで仕事ができるテレワークは、通勤時間も軽減でき、時間の融通が利くため、その点に満足している方が多いようです。

しかし年配の方は、これまで何年も通勤で仕事をしてきたこと、デジタルデバイスに慣れていないことといった理由から、テレワークには満足できていないのかもしれません。

4.まとめ


国土交通省がテレワークの普及を目的として行っている「テレワーク人口実態調査結果」を紹介しました。

新型コロナウイルスの影響もあり、テレワークの認知度自体もかなり上がったといえるのではないでしょうか。

現在のテレワークの状況としては、

◆テレワークの実施場所…
①在宅型
②サテライト型
③モバイル型

◆テレワークの実施頻度…週2日~4日実施する方の割合が増加

◆未実施の理由…
①仕事への支障・公私が区別しづらい
②会社都合での出勤
③環境が未整備

◆満足度…64%以上が「大変満足」「やや満足」

通勤時間が無くなり自宅で仕事できるようになって満足している方が多いといった状況のようです。

満足度を見る限りコロナ収束後も続けたい方が多そうですが、出勤を希望する方もいるはずです。

テレワークと出勤は、仕事のスタイルや方法・手段の話であって、どちらが優れていてどちらが劣っているといった、良し悪しではないと考えられます。

仕事の生産性や経費にもかかわる部分なので、今後も続けるかどうかは会社とよく相談して決めるのが良いのではないでしょうか。

ライター:彦坂


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