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騒音の中でも聞こえる!骨伝導イヤホンのメリットとデメリット

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・骨伝導って聞こえやすくなるの?
・どんな時に有効なの?

「騒音で電話の声が聞こえづらい」「音楽を聴きたいけど周囲の音が聞こえなくなるのは怖い」と悩んでいる方、骨伝導を試してみてはいかがでしょうか。

通常、音は空気の振動によって伝わりますが、骨伝導は骨に振動を与えて伝えます。

そのため通常のイヤホンなどとは違ったメリットがあります。

骨伝導は補聴器にも利用されているので「耳が聞こえづらくなった」といった方にもおすすめですよ。

目次


  1. 骨伝導(こつでんどう)とは
    1-1.骨伝導のこれまでと現在
  2. メリット
    ①耳をふさがない
    ②周囲の音に邪魔されづらい
    ③耳が疲れにくい
    ④補聴器としても利用可能
  3. デメリット
    ①音漏れしやすい
    ②高度な難聴には対応不可
  4. 利用シーン
    ①ジョギングやウォーキング中
    ②テレワークでのオンライン会議
    ③製造業など騒音の大きい現場など
  5. まとめ

1.骨伝導(こつでんどう)とは


骨伝導(こつでんどう)とは、振動を骨に伝えて音を認識する方法のことです。

そもそも「音」とは振動です。空気の振動が耳にある鼓膜に伝わり、そこから音を認識します。これを「気導音(きどうおん)」といいます。

それに対して骨伝導は、頭蓋骨などの骨の振動によって音を知覚する、「骨導音(こつどうおん)」を利用しています。

ちなみに耳をふさいでも自分の声が聞こえるのは、この骨導音を聞いているためです。

1-1.骨伝導のこれまでと現在

2000年前半のガラケーが主流だった時代に、「骨で聞く携帯」が話題になったことがあります。固定電話では利用されていた骨伝導方式を初めて携帯に搭載し、騒音のある場所でも聞き取りやすいというアナウンスとともに発売されました。

2021年現在では20年近く前の話になり、すでに骨で聞く携帯は過去のものになりました。しかし現在では骨伝導イヤホンや骨伝導補聴器など、広く利用されています。

さらに形状やスタイルも、ヘルメット装着型やサングラス型など多様化しています。

2.メリット


①耳をふさがない

通常のイヤホンなどは耳に入れて音を把握しますが、骨伝導は骨に振動を与えて音を知覚するため、耳をふさぐ必要がありません。それにより周囲の音や生活音もよく聞こえます。

例えばランニング中や自転車に乗っているときなどの外出時は、踏切の音やクラクションなど、音が危険の判断材料になることも多々あります。

それらの音も聞こえやすいので、事故の防止に役立ちます。

その他、スマホのナビも聞こえるので、好きな音楽を楽しみながら知らない土地のツーリングやドライブも楽しめます。

②周囲の音に邪魔されづらい

周囲の音が聞こえやすいということは、逆に言えば骨伝導を利用した状態で耳をふさげば、周囲の音は遮断できるということです。これによって聴覚の保護や通話の声も聞き取りやすくなります。

③耳が疲れにくい

耳を何かでふさぐわけではないので閉塞感がありません。耳の穴にイヤホンなどを入れたままにする必要がないので、耳が疲れにくい点もメリットです。

④補聴器としても利用可能

聴覚が衰えて聞き取りが困難になった方でも、音が聞こえやすくなります

メガネタイプの骨伝導補聴器であれば、周囲に補聴器を使っているとわかりづらくなるので、補聴器の利用に抵抗がある方でも使いやすいのではないでしょうか。

3.デメリット


①音漏れしやすい

「骨に伝えるなら音漏れしづらいのでは?」と思うかもしれませんが、骨伝導も音漏れはしてしまいます。骨に伝えるための振動が空気を震わせてそれが周囲の人に伝わってしまうのです。

そのため、電車内など近くに人がいる環境で使う場合には、通常のイヤホン同様、音量には注意したほうが良さそうです。

②高度な難聴には対応不可

さすがに骨伝導も万能ではないので、すべての難聴に対応できるわけではありません。骨伝導補聴器の利用を検討している方は、まずは医師や取扱店など詳しい方に相談するのが望ましいです。

4.利用シーン


①ジョギングやウォーキング中

健康に関心が強くなってきた現代社会では、生活の中にジョギングやウォーキングを取り入れている方も増えてきているのではないでしょうか。その際音楽を聴きながら走ったり歩いたりする方もよく見かけます。

そういった方に骨伝導はおすすめです。音漏れしやすいデメリットも移動しながらなので、そこまで気になりませんし、周囲の音も聞こえるため、安全性も確保できます。

通常のイヤホンを使って運動している方は、骨伝導を検討してみてはいかがでしょうか。

②テレワークでのオンライン会議

自宅でZOOMなどを使って会議に参加するケースも多いかと思います。

相手の声が家族に聞こえないようにイヤホンをする方もいるのではないでしょうか。

しかし小さなお子さんがいる場合など、周囲の音を気に掛ける必要がある方は、骨伝導にすれば、お子さんの泣き声なども聞き取りやすくなるのでおすすめです。

③製造業など騒音の大きい現場など

工場や工事現場など、騒音が大きい現場でも指示が聞こえやすくなります

型番の間違いや機器の操作ミスがあった場合、下手したら数千の製品を作り直しといった事態にもなりかねません。

ミスの防止や作業者同士の円滑なコミュニケーションのためにも、騒音が気になる場所での骨伝導は有効といえます。

5.まとめ


骨伝導(こつでんどう)とは、骨に振動を与えて音を認識する方法です。

従来のイヤホンと違い耳をふさがず、周囲の音に邪魔されない、疲れにくいといったメリットがあり、補聴器にも利用されています。

しかしすべての難聴に対応できるわけではなく、音漏れもしやすいといったデメリットはあります。

一長一短ありますが、周囲の音にも気を配る必要がある状況では活躍できそうです。

イヤホンを耳に入れっぱなしにするのが苦手な方など、利用してみてはいかがでしょうか。

ライター:彦坂

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