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飛ばしていい場所や守るべきマナー|ドローンの飛ばし方 エリア編

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・ドローンはどこを飛ばしてもいいの?
・飛行させるために知っておくべきことはなに?

現在広く普及が進んでいるドローン。

これから仕事や趣味で始めるといった方も多いのではないでしょうか。しかし何も知らずにドローンを飛行させた場合、法により罰せられる可能性があることをご存知ですか。

今回はドローンを飛ばすうえで必要な知識のうち、飛行可能なエリアについてご紹介します。ドローンの操縦者には必須の知識なので飛ばす前にしっかりと確認し、安全で楽しくドローンを活用してみてください。

目次


  1. 航空法について
  2. ドローンを飛ばす際の基本的なルール
  3. ドローンを飛ばせる場所
  4. 飛行可能エリアが分かるマップやアプリ
    ◆SoraPass(ソラパス)
    ◆ドローンフライトナビ
    ◆DJIフライトマップ
    ◆国土地理院地図
  5. まとめ

1.航空法について


航空法とは、航空機やその航行に関する法律を制定したものです。その中に無人航空機、いわゆるドローンの規制も含まれています。

国土交通省のホームページを見ると無人航空機は以下のように定義されています。

①人が乗れないこと
②遠隔操作もしくは自動操縦可能なこと
③重量が200g以上であること

そのためすべてのドローンが規制の対象になるわけではありません。

航空法においては本体とバッテリーの重量の合計が200g未満のトイドローンなどは、模型航空機として扱われます。模型航空機は無人航空機に関する規定の対象外となりますが、すべての規定が対象外ではなく、空港周辺や特定の高度を超えての飛行に関して国土交通省の許可が必要となる規定が適用されます。

また、法に触れなくともルールや条例を守る必要があることは留意しておいてください。

規約に違反した場合は、50万円以下の罰金を支払わなければならない場合もあります。ドローンを飛行させる前には必ず必要事項を確認し、法令や条例を遵守しつつ安全に飛ばすようにしましょう。

参考:国土交通省 無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法
URL:https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000041.html

2.ドローンを飛ばす際の基本的なルール


飛行空域に関わらず守らなければならないルールがあるので、必ず把握したうえで飛行させることが大切です。

①飲酒時の飛行禁止
②危険な飛行禁止
③夜間の飛行禁止
④目視外飛行禁止
⑤人や物から距離を確保すること
⑥イベントなどの催し場所での飛行禁止
⑦危険物の輸送は禁止
⑧物件投下の禁止
※③~⑧の禁止事項について、やむを得ず飛行させたい場合は国土交通省の承認が必要です。

※目視外飛行とは、目で見て確認できる範囲で飛ばしましょうということです。
※物件落下とは、物件は運んでいるものを指し、それを落下させて切り離さないということです。

その他、「事故を起こさないこと」「人に迷惑をかけないこと」などを念頭に置いて、衝突予防や飛行前確認などを行い、安全な飛行を心がけてください。

参考:国土交通省 無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法
URL:https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000041.html

3.ドローンを飛ばせる場所


ドローンはルールやマナーを守ればどこでも飛ばしてよいわけではありません。飛行禁止空域が定められていて、知らずに飛ばしてしまうと罰則を科せられる場合もあります。

航空法で定められている飛行禁止空域は以下の通りです。

①空港周辺
②緊急用務空域
③150m以上上空
④人口集中地区
⑤国の重要な施設などの周辺
※国会議事堂・首相官邸・最高裁判所・皇居・御所など
⑥外国公館の周辺
⑦防衛関係施設の周辺
⑧原子力事業所の周辺
※上記の①~④での飛行を希望する場合には国土交通省の許可が必要です。
※上記の①、⑤~⑧での飛行を希望する場合には各施設の管理者などの同意、都道府県公安委員会などへの事前連絡が必要です。

※緊急用務空域とは、災害発生時の救助などに航空機の運航経路が確保できるように、その都度禁止されるエリアのことです。
※防衛関係施設とは、駐屯地などの自衛隊の基地などのことです。

場所によって届出や許可などが必要な機関が異なるため注意しましょう。

これだけ飛行禁止空域が多いと、くじけそうになるかもしれませんが簡単に確認する方法があります。

参考:国土交通省 無人航空機の飛行禁止空域と飛行の方法
URL:https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000041.html

4.飛行可能エリアが分かるマップやアプリ


飛行禁止エリアがあるとわかっても、具体的にはどのあたり?どう確認したらいいの?といった状況ではないでしょうか。

規制やルールが多くて確認が大変なイメージがあるかもしれませんが、現在は飛行禁止エリアを表示するマップやアプリがあります。簡単に調べられるので、ドローン初心者の方も参考にしてみてください。

◆SoraPass(ソラパス)

空港周辺や人口集中地区だけではなく、発電所や国の重要施設、石油コンビナートなど最新の飛行危険エリアの情報を地図上に表示しているマップです。
さらに専門家への相談窓口や飛行申請を支援する機能もあるので、初心者から上級者まで幅広く活用できます。

アカウント登録は必要ですが済ませてしまえば、無料で飛行可能施設の紹介などの機能も利用できるので、ドローンを飛行させることが多い方は登録してみてはいかがでしょうか。

参考:ドローン専用飛行支援地図サービス SORAPASS
URL:https://www.sorapass.com/map/

◆ドローンフライトナビ

iPhoneやiPad向けのアプリです。

ダウンロードは無料、ログインなども不要で、すぐに人口密集地域やヘリポート、自衛隊基地といったドローン飛行禁止空域が確認できます。
なお、日の出と日没の時間が表示される便利機能も付いているので、夜間飛行の可能性を検討する場合にも役立てられます。

参考:飛行禁止区域が簡単に分かる!ドローンフライトナビ
URL:https://apps.apple.com/jp/app/id1231774705

◆DJIフライトマップ

ドローンメーカーのDJI社が提供しているマップです。

DJIのホームページから見ることができるので、iPhoneやAndroid、Windowsといった端末を問わず利用できます。

また、DJI製のドローンであればフライトマップと連携でき、飛行規制エリアに入りそうになるとアラートが鳴り知らせてくれます。自動で教えてくれる便利な機能なので、DJIのドローンを使っている方は利用してみてください。

参考:安全飛行フライトマップ
URL:https://www.dji.com/jp/flysafe/geo-map

◆国土地理院地図

国土交通省の機関である国土地理院が提供しているマップです。

会員登録やログインが不要でインターネット上から誰でも確認できます。最新情報への更新も早く、なるべく正確な情報を拾いたい場合に活用できる地図です。

また、住所あるいは地名を画面上部にある検索枠に入力することで、ピンポイントに飛行禁止エリアが確認できます。

参考:国土地理院地図 電子国土Web
URL:https://maps.gsi.go.jp/#5/36.104611/140.084556/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

5.まとめ


本記事ではドローンの飛行禁止エリアやその範囲を確認するアプリなどを紹介しました。

自動操縦か遠隔操作ができて人が乗れない200g以上の機体が規制の対象でしたね。

人口集中地区や空港周辺などの飛行禁止空域に加え、夜間の飛行やイベント会場での飛行、危険物の輸送なども禁止されていました。覚えることが多く面倒に感じるかもしれませんが、みんながドローンを安全に運用するためには必要なことになります。

SoraPassやドローンフライトナビといったエリアを簡単に確認できるアプリ・マップなどもありますので、ぜひとも活用して安全で快適なドローンライフを満喫してください。

ライター:彦坂

愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社WWG(ダブルダブルジー)
愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F
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