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毎年この時期には注意したい熱中症。
今回は熱中症防止のために気をつけたいポイントをご紹介します。
※2021年6月28日現在の情報です
目次
1.熱中症とは?
熱中症とは、過度に暑い環境で生じる、めまいや頭痛などの健康障害の総称です。
私たちは暑さで体温が上がると汗をかきますよね。その汗が蒸発する時に熱も一緒に外気に逃げていくという仕組みになっています。
そのような体温を下げる働きが、外気の温度が上がるスピードに追いつかなくなった時に熱中症は発生します。
2.熱中症を防ぐポイント
①体のコンディションに気をつける
熱中症というと、気温の上昇など周りの環境に真っ先に目がいきがちですが、体のコンディションをよい状態に保っておくのが最初に気をつけたいポイントです。
例えば、寝不足や二日酔いなどが続くと先ほど紹介した「体の外に熱を逃がす」という仕組みが正常に働かなくなってしまいます。
規則正しい生活を普段から心がけるようにできると良いですね。
②行動に気をつける
激しい運動をすると一気に体温が上がってしまうため、体が熱を逃がしきれません。
短時間で激しい運動を行うことはできる限り避け、どうしてもスポーツなどで激しい運動を行うことが予定されている場合は、水分補給をこまめに行い、体温を下げる働きを促進しましょう。
また、屋外での長時間の作業を避けるのも大切なポイントです。
激しい運動は危ないというのは本能的にわかりやすいですが、屋外の長時間の作業、特に気温が極端に暑いわけではなく、ジリジリとした暑さの場合は注意が必要です。
体温が徐々に上がっていくため、熱中症になっていることに気づきにくいためです。
たとえ、体を激しく動かさないような作業でも長時間屋外で行うのは避けるようにしましょう。
③環境に気をつける
熱中症を防ぐ「環境」に気をつけるというと、真夏日のようにカンカンに暑い環境を避けるというイメージはあるかと思います。
もちろんそれも間違いではありません。熱中症は、最高気温が30℃以上の真夏日で発生しやすくなり、35 ℃以上の猛暑日では急激に患者数も増加します。
しかし意外と見落としがちなのが「梅雨明けなどに急に暑くなる時」です。
本格的な夏が到来して暑い日が続くと、人間の体は暑さに慣れてきます。
この仕組は「暑熱順化(しょねつじゅんか)」と呼ばれ、暑さに慣れることで低い温度でも汗をかきやすくなるという特徴があります。
逆に、本格的な暑さがやってくる前の暑さに慣れていない時期では、高い温度でないと汗がかけない段階なので、熱がたまりやすく熱中症にもなりやすいと言えます。
天気予報をこまめにチェックし、長い雨の後に急に晴れ間がくるような日は特に気をつけておくとよいでしょう。
3.コロナ渦ではさらに注意が必要!
コロナ渦ではマスクの装着により顔からの放熱が妨げられます。
特に顔は凹凸(おうとつ)があるため表面積が広く、効率よく熱を逃がしやすい場所です。その顔の半分以上がマスクで覆われることで、一気に熱が逃げにくくなるという仕組みになっています。
対策としては半袖やノースリーブなどの服を着ることで、肌の露出面積を増やすとよいでしょう。
また、マスク内は湿度が高くなるので「保湿されて潤っている」と体が勘違いをしてしまい、体全体の水分不足に気づきにくくなるという現象が起きます。
そのため、マスクを装着時は普段以上に水分をこまめに取ることが大切です。
4.まとめ
今回は熱中症ついて詳しく調べてみました。
まとめると、
熱中症は「気温が高い」と感じたら気をつけるのではなく、暑くなりそうという段階で気をつけることが大切です。
天気予報をこまめにチェックして、熱中症対策に先手を打てるといいですね。
ライター:井上
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