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【メンブレンって何?】様々なキーボードの違いと選び方

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
※操作説明や機能説明は申し訳ございませんが行っておりません…

・キーボードってどんな種類があるんだろう?

・「メンブレン」や「パンタグラフ」ってどういう意味なの?

私たちがパソコン作業で当たり前のように使っている「キーボード」。実はこのキーボードには様々な種類と、それぞれのユニークな特徴があります。

今回はそんなキーボードの世界について詳しくご紹介したいと思います。

※2021年6月3日現在の情報です

目次


  1. 基本ポイント:接続方法・配列・テンキーによる分類
    ①接続方法
    ②配列
    ③テンキー
  2. 応用ポイント:キータイプ・キーピッチによる分類
    ①キータイプ
    ②キーピッチ
  3. まとめ

1.基本ポイント:接続方法・配列・テンキーによる分類


①接続方法

キーボードの接続方法は大きく下記の3つに分けられます。
①USBケーブルを使った有線接続
②USBレシーバーを使ったBluetooth接続
③USBレシーバーを使わないBluetooth接続

まず①のUSBケーブルを使った有線接続は、簡単に接続することができて、電波がとぎれるといったトラブルが起こる心配がないというメリットがある一方、人によってはケーブルの取り回しが煩わしく感じる点がデメリットです。

次に②のUSBレシーバーを使ったBluetooth接続ですが、これはパソコン本体にBluetoothの機能がない場合でも、USBレシーバーがBluetoothの送受信機として働いてくれるので、問題なく使えるというメリットがあります。

ただし、レシーバーが小さいため紛失のリスクがある点はデメリットと言えそうです。

最後に③のレシーバーを使わないBluetooth接続をするタイプですが、これはレシーバーの紛失の心配もなく手軽にパソコンと接続できますが、パソコン自体がBluetooth接続に対応している必要がある点はデメリットになりそうです。

自分のパソコンがBluetooth接続に対応しているのか、有線の安定性か無線のスッキリとした配置か、どちらを優先するかよく考えて選ぶのがよいと言えます。

②配列

キーボードの配列は大きく分けて「日本語配列」と「英語配列」の2種類があり、私たちが普段使っているキーボードは「日本語配列」になっていることが多いです。

「日本語配列」は「JIS配列」とも呼ばれ、キーにはかな入力で用いるひらがなが刻印されています。※例外としてかなの刻印を排除して見やすくした「日本語配列、かななし」というキーボードもあります。


英語配列のキーボードは、キーにかなは一切刻印されていません。また、日本語の入力向けに作られていないので、「全角/半角」「無変換」「変換」「カタカナ/ひらがな」「¥(通貨)」のようなキーがないのもポイントです。


英語配列は「ASCII配列」「US配列」などとも呼ばれます。英語配列では、基本となる101個のキーがある「101キーボード」、それにWindowsキー2つとアプリケーションキーを追加した「104キーボード」などがあります。

日本語配列は、「101キーボード」に 「全角/半角」 などの5つのキーを足した「106キーボード」、それにWindowsキーを1つ、アプリケーションキーを1つ足した「108キーボード」などの多くの種類があります。

予め自分が使うキーを整理して、それに合わせてキー配列を選ぶのがおすすめです。

③テンキー

テンキーはキーボードの右側にある数値入力用のキーのことを指します。

テンキーには0から9までの数字と「+」、「-」、「.(小数点)」などが配置されているため、素早く計算を行えるようになっています。

また、テンキーは「Numlock(ナムロック)」キーがオフの時は、テンキーで上下左右の移動や文字列の最初や最後に移動する役目も果たします。

しかし、特にこれらの機能が必要ないという人は、テンキーがないモデルを選ぶことでよりキーボードを小型化できるので、この点も重要なポイントです。

2.応用ポイント:キータイプ・キーピッチによる分類


①キータイプ

キーを押して戻る仕組みを「キータイプ」と言います。

キータイプは「メンブレン」「パンタグラフ」「メカニカル」の3種類に分けられ、それぞれ文字を打つときの感触が異なります。
※便宜上一部の内容を簡易的に紹介しています。

「メンブレン」

メンブレンは昔からあるオーソドックスなタイプで、キーの下にラバードームと呼ばれるお椀のような形をしたパーツが配置されていて、このラバードームの反発する力でキーが戻る仕組みになっています。

ラバー(ゴム)の反発を使っているため、タイピングの際にそれほど大きな音はなりません。

「パンタグラフ

パンタグラフはノートパソコンなどの薄型キーボードによく使用されます。

メンブレンの仕組みに加え、キーを支える部分にX字の形をした「パンタグラフ」という部品を用いることで、短いキーストローク(キーを押したときの深さ)でも安定してタイピングをすることができます。

「メカニカル」

メカニカルは、一つ一つのキーに機械式のスイッチとスプリングが配置されているので、メンブレンよりも滑らかにキーが沈んで、戻るときもスプリングのおかげでスムーズです。また、「カタカタ…」という機械的なタイピング音も特徴です。

メンブレンは「安価で済ませたい、特にキーボードにこだわりがない人」、パンタグラフは「キーの深さが浅いタイピングに慣れている人」、メカニカルは「少し高価でも、メカニックな音やタイピングの感触を求める人」におすすめです。

②キーピッチ

キーピッチは隣合わせのキーの中心からもう片方のキーの中心までの距離のことを指します。

一般的なデスクトップ型のパソコンでは、キーピッチは19mmとなっており、これが標準なサイズなので、これよりキーピッチが狭くなると、少しタイピングの時に窮屈な感じになります。

小型のキーボードを選ぼうと考えている方は、このキーピッチが極端に狭くならないか、よく確認して選ぶことをおすすめします。

3.まとめ


今回はキーボードの種類について詳しく調べてみました。

まとめると、
「接続方法・配列・テンキー」についてはパソコンで調べて自分の用途と照らし合わせてみることで、簡単にどれが適しているのかがわかりやすいと言えます。

一方、「キータイプ・キーピッチ」については、文字だけではわかりにくいところが大きいので、量販店のキーボードコーナーなどでキーボードの試し打ちを行い、自分にあったキーボードのタイプを見極めるのがおすすめです。

今回の記事がキーボードを選ぶ際の参考になれば幸いです。

ライター:井上

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