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とある昼下がり。
いつもの如くタイプミスを繰り返し、「小さい文字打つとき『X(エックス)』うまく押せないがちなの私だけですかね?」と呟いたところ、こんな返事がありました。
「え、私『L(エル)』で打ってます」
それを聞いて私は思いました。これはネタになる・・・!
まず、「L」でも小文字が入力できるなんて知らなかったし、調べれば結構個人差がありそうです。
そうとなったらいざ、調査!!
目次
1.調査対象をリストアップ
忙しい業務の合間に協力を頼む以上、なるべく回答しやすい形を整えなければいけません。
全部自由入力は考える手間が増えたり、表記ゆれでアンケート結果がわかりづらくなったりするので避けます。
メジャーそうな何択かと、その他があれば自由入力の形が一番すっきりしそうなので、それを踏まえて作成したリストがこちら。
【小さい母音】
L・X・その他
【ちゃ】
tya・cha・その他
【しゃ】
sya・sha・その他
【→、←(矢印)】
みぎ、ひだり・やじるし・ー>・その他
【変換】
スペースキー・変換キー・その他
【その他、これ独特かも?と思う入力の仕方があれば教えてください!】
自由入力
最後はおまけで、誰か何か入れてくれたらいいなぁという期待の塊です。
2.アンケート作成
内容のリストアップができたので、さっそくアンケートを作成します。
こんな時に便利なのがGoogleフォーム!
Googleアカウントさえあれば無料で使うことができ、しかも作るのも答えるのも簡単というありがたいツールです。
テンプレートも用意されていますが、今回はゼロ(空白)から作成してみましょう。
デフォルトだとこんな感じです。
ここにフォーム名、フォームの説明、質問、質問の回答形式(ラジオボタン、プルダウン、記述など。今回はラジオボタン)をどんどん追加していきます。
ただ、このままだとなんだか殺風景なので、テーマカラーを温かみのある色に変更して、ついでにヘッダーも追加してみましょう。
(デフォルトの画面右上の、小さなパレットのアイコンから変更が可能です)
そうしてできあがったアンケートがこちら!
キーボードの打ち方アンケート
みんな協力してくれるといいなぁ・・・してくれるかなぁ・・・。
3.調査結果
社内連絡ツールで協力を依頼して2週間。
果たしてどんな結果になったのか、そもそもみんな回答してくれているのか、おそるおそる回答数を見てみると…なんと、ほぼ全員が答えてくれていました!
これがWWGのチームワークですよ。もちろん信じていました。
そして、気になる結果がこちらです。
【小さい母音】
・L 40%
・X 60%
【ちゃ】
・tya 50%
・cha 50%
【しゃ】
・sya 70%
・sha 30%
【→、←(矢印)】
・みぎ、ひだり 70%
・やじるし 30%
・ー> 0%
【変換】
・スペースキー 80%
・変換キー 20%
「ちゃ」は完全に半々、「小さい母音」も半々に近いですが、「しゃ」「矢印」「変換」は多数派・少数派でハッキリわかれる形となりました。
ちなみに私は矢印はみぎ、ひだりで変換しますが、「しゃ」は「sha」、「変換」は変換キーでするので、思ったより社内少数派でびっくりしています。
(というか、スペースキーでも変換ができるのを今回初めて知りました)
前後で打っている文字によってはいつもと違う入力の方が便利になることもありそうなので、これを機に入力方法についてもっと意識してみようと思います。
そして、期待の塊だった最後の自由入力欄も2名回答してくれた人がいました!
「主旨とずれるかもしれませんが「ダミー」と打つと「□□□□□□□□□■」で登録しています。」
「独特とは違うかもしれませんが、「じゃ」は「ja」で打つ派です!あと、三点リーダ(…)は「。。。」を変換して出す派です。(「・・・」でも出ます)」
ダミーはおそらくデザイナーさんだと思われます。(デザインでダミーテキストを用意することが多いので)
「じゃ」と三点リーダは、ライターのわくわくさんが「私です」と申告してくれました。
「。。。」の変換で三点リーダが出せることを知らなかったのですが、「・・・」の変換より個人的に楽なのでこれから多用していきます!
4.まとめ
皆さんはどっち派でしたか?
今回、社内アンケートで多数派・少数派がわかる形にはなりましたが、もちろんどれが正解、不正解ということはありません。
一見なんで?と思うような入力の仕方であっても、大事なのは自分がやりやすいかどうかですからね。
ただ、知らないから使えなかっただけで、知ったら便利だった!という入力方法を知るきっかけの一つになれば嬉しいです。
愛知県内から名古屋市を中心にホームページ制作を行っている会社
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キャサリン
営業アシスタント
企画・開発部所属、2018年入社の営業アシスタント。
社内イチ業務内容が多岐にわたり、「制作以外のすべてを担う」と言われている、らしい。