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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
・完全ワイヤレスイヤホンって何?
・最近のワイヤレスイヤホンって、どんな機能があるの?
・よく耳にする「コーデック」ってどんな意味なの?
前回の記事ではさまざまなイヤホンの種類とその選び方についてご紹介しました。
今回はその中でも、 最近特にケーブルがない快適さが人気の「完全ワイヤレスイヤホン」について、その選び方をご紹介したいと思います。
※本文中の内容は、便宜上一部簡略的に説明しています
※2021年1月25日現在の情報です
目次
1.完全ワイヤレスイヤホンとは
完全ワイヤレスイヤホンは、左右独立型、TWS(True Wireless Stereo)とも呼ばれます。
Bluetooth(ブルートゥース)という無線を使って、イヤホンをスマートフォンや音楽プレーヤーと接続するタイプの中でも、左右のイヤホンの間に全くケーブルがないのが特徴です。
2.完全ワイヤレスイヤホン選び 基本編
①ノイズキャンセリング機能
完全ワイヤレスイヤホンは、取り回しの良さから、通勤、通学などで非常によく使用されます。
特に電車・バス通勤など、周りが騒がしいところで使用されることが想定されるので、その騒音を低減させる「ノイキャン」こと、「ノイズキャンセリング機能」を搭載したモデルが人気を集めています。
どのくらい周りの音をかき消してくれるかは各ワイヤレスイヤホンごとに大きな差があるので、ノイズキャンセリング機能がほしい場合は、一度狙っているイヤホンの試聴をオススメします。
②外音取り込み機能
外音取り込み機能はその名の通り、オンにすると周りの音をイヤホンに搭載しているイヤホンで拾い、増幅してくれます。
この機能により、イヤホンを外さずに周りの音を聞くことができ、買い物中のレジや、電車を乗り換える時のアナウンスなど、ちょっと周りの音を聞きたいという時に役に立ちます。
③アプリとの連携機能
最近の完全ワイヤレスイヤホンは、メーカーごとにスマートフォン用のアプリを提供しているところが増えてきています。
アプリ上では、ボタンの割当変更(右側を2回タップすることで音量が上がるように設定されていたものを、左側を2回タップに変更するなど)、イコライザー調整(低音、高音などのバランス調整)などができます。
特に、スマートフォンで音楽を聞く人が最近は増えているため、このアプリ連携に対応しているというのは大きなメリットになります。
④防水・防滴性能
防水・防滴性能があると、とっさの雨や、キッチンなどの水場での使用も安心です。特に、ジョギングなどの運動中に使用される方は、汗に濡れる心配があるので、防水・防滴性能はチェックしておいた方がいいでしょう。
目安として、IPX7という表示で「30分間程度、水深1m以内なら、水没しても保護されるレベル」です。お風呂やシャワー程度の水であれば、気にせず利用できます。
この部分の数字は上がるほど防水性能は高くなります。
最高レベルのIPX8で、継続的に水没しても耐えられる性能を備えていることになります。このレベルまで来ると、プールなどでの使用も問題ありません。
自分の使用する環境に合わせて防水防滴性能を選ぶのがオススメです。
3.完全ワイヤレスイヤホン選び 応用編
①対応コーデック
完全ワイヤレスで聞く曲の音質にこだわりたい人には、対応コーデックの確認は重要です。
まず、「コーデック」とは何なのかを簡単にご紹介したいと思います。音楽におけるコーデックとは、 Bluetoothで音声を伝送するときに、音声を圧縮する方式を表します。
主に以下のようなコーデックがあります。
SBC(エスビーシー SubBand Codec)
標準コーデックで、特に高音域部分を削って圧縮するため、高音が削れた低品質な音質になってしまいます。
AAC(エーエーシー Advanced Audio Coding)
主にiPhoneで使用されるコーデックで、圧縮率はSBCと変わりませんが、タイムラグがより少なくなっている点と、高音域がSBCほど大きく削られることもないため、SBCより比較的高音質で音楽を楽しむことができます。
aptX(アプトエックス )
主にAndroidで使用されているコーデックで、圧縮率はSBCに比べて非常に少なく、高品質な音質を楽しむことができ、タイムラグもより少なくなっています。
コーデックを選ぶ際には、そのコーデックに各デバイスが対応しているかどうかが重要です。
例えば、aptXに対応しているイヤホンをせっかく買っても、スマートフォンがaptXに対応していなければ、そのイヤホンは、自動的に下位コーデックのSBCで接続されてしまいます。
②ドライバーの種類
ドライバーとは、イヤホン内部にある音を鳴らすための振動板で、簡単に言うと、イヤホンの中でスピーカーの役目をします。
ドライバーは大きく分けて下記の2種類があります。
<ダイナミック型>
多くのイヤホンが、ダイナミック型を採用しています。比較的安価で、特に低音の表現に強いという特徴を持っています。逆に、繊細な音を表現するのにはあまり適していません。
<バランスド・アーマチュア型>
補聴器などに使われるほど、感度の高い小さなドライバーで、ボーカルの息遣いなどのニュアンスを、繊細に表現するのに強いという特徴があります。一方で低音の表現にはあまり向いていません。
自分の欲しいワイヤレスイヤホンがどちらのドライバーを採用しているかをチェックすることで、自分好みの音質になるかどうかある程度想像ができるので、この点もチェックしておくとよいでしょう。
4.まとめ
今回は完全ワイヤレスイヤホンの選び方について詳しく調べてみました。
まとめると、
完全ワイヤレスイヤホンの機能は多種多様なため、予め各機能をしっかりと理解しておくことで、自分にピッタリのワイヤレスイヤホンを選びやすくなります。
ただし、カタログやHP上の数値は、あくまでもワイヤレスイヤホン選びの目安になるもので、実際の装着感や、使いやすさ、音質などを確認するためにも、購入前には一度、店舗での試聴をしてみることが非常に大切です。
今回の記事が、ワイヤレスイヤホン選びの参考になれば幸いです。
ライター:井上
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