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【有線、ワイヤレス】イヤホンの種類とオススメの選び方

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

※イヤホンの操作説明や機能説明は申し訳ございませんが行っておりません…

・イヤホンの種類って、どんなものがあるの?

・ワイヤレスイヤホンって、なんでそんなに人気なの?

・骨伝導イヤホンって最近よく聞くけど、どんなものなの?

最近、街でワイヤレスイヤホン(ケーブルのないイヤホン)をつけている人を多く見かけるようになりました。

完全にケーブルのないイヤホン以外にも、首の後ろにだけケーブルがあるイヤホンもたまに見かけます。昔からあった有線のケーブルと一体何が違うのでしょうか?

今回は、イヤホンを接続方法、形、装着方法で分類し、それぞれのメリットをご紹介します。

※デメリットは、比較対象のメリットと重複するため原則省略しています。また本文中の内容は、便宜上一部簡略的にご紹介しています。

本文を読む前に、先に自分にピッタリのイヤホンを知りたい方は下記をご参照ください!

<すぐわかる!イヤホンの選び方>

「運動を普段からよくする」
「多少音途切れがあったり、音質が下がっても気にならない」
 →完全ワイヤレスイヤホンがオススメ

「ワイヤレスにしてみたいけど、失くさないか心配」
「普段音楽を聴きながら、買い物をすることが多い」
 →左右一体型ワイヤレスイヤホンがオススメ

「音質や音楽が途切れないことを最優先したい」
「音ゲーなど、遅延があってはいけないゲームをよくプレイする」
 →有線イヤホンがオススメ

※2021年1月15日現在の情報です

目次


  1. 接続方法による違い
    ①有線イヤホンのメリット
    ②ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンのメリット
  2. イヤホンの形による違い
    ①完全ワイヤレスイヤホン(トゥルーワイヤレス・TWS)のメリット
    ②左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリット
  3. 装着方法による違い
    ①インナーイヤー型(開放型)のメリット
    ②カナル型のイヤホンのメリット
    ③耳掛け型のイヤホンのメリット
    ④骨伝導型イヤホンのメリット
  4. まとめ

1.接続方法による違い


まず始めに、有線イヤホンとワイヤレスイヤホンの違いを簡単に比較したいと思います。
(※ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothイヤホン、無線イヤホンとも呼ばれますが、以下ワイヤレスイヤホンで統一して表記します)

有線イヤホンは、イヤホンとスマートフォンや音楽プレーヤーをケーブル接続するタイプです。

それに対して、ワイヤレスイヤホンは、Bluetooth(ブルートゥース)という無線を使って、イヤホンをスマートフォンや音楽プレーヤーと接続するタイプです。

①有線イヤホンのメリット

メリット1 接続が途切れない

ワイヤレスイヤホンは、 Bluetoothが他の電波に影響を受けて不安定になる時があります。

特に駅、ショッピングモールなど、人が多く集まるところでは、その影響は顕著で、頻繁に音が途切れてしまい、集中して音楽を楽しめないのでワイヤレスイヤホンが苦手という方もいらっしゃいます。

その点、物理的にケーブルでつながっている有線イヤホンは、このような心配がいりません。

メリット2 音ズレが発生しない

有線イヤホンは音ズレがほぼ全くと言っていいほどありません。

ワイヤレスイヤホンは、Bluetoothで一度に送れるデータ量は限られているため、情報を小分けにして送ります。

また、「コーデック」と呼ばれる音楽の圧縮形式ごとに、データの圧縮と、それを複合する処理もワイヤレスでは必要です。

このようなさまざまな工程が、一瞬で行われるのですが、そのわずかな時間が、音が鳴ってから、実際に耳に届いて聞こえるまでの時間差を生んでしまいます。

この時間差は、長いもので 220ミリ秒 (0.22秒)前後になります。

これは、音に合わせてタイミングよくタップをするゲーム、通称「音ゲー」と呼ばれるゲームをプレイする方にとっては大きな問題です。数ミリ秒の違いがミスに繋がってしまうからです。

また、映画などの動画を集中して見たい方にとっても、この遅延は問題になる場合があります。人物がしゃべってる口元の動きと、実際に聞こえてくる音の間にわずかな差が感じられ、それがストレスになってしまうためです。

このような遅延の心配をする必要がないのも有線イヤホンのメリットだと言えます。

メリット3 ワイヤレスイヤホンよりも音質が良い傾向にある

ワイヤレスイヤホンは音声データをBluetoothで転送する時に、音を圧縮して送る場合が多いです。

音声データを送る際には、「非可逆圧縮(ひかぎゃくあっしゅく)」と呼ばれる、圧縮したデータを元に戻した時、元のデータより劣化してしまう転送方法が使われることが多くあります。

そのため、Bluetoothでデータを受け取った時点で、音楽データが劣化=音質が低下しているため、ワイヤレスイヤホンは音質が比較的良いとは言えない傾向にあります。

逆に、そもそもデータを圧縮する必要がない有線イヤホンでは、純粋にイヤホン自体の性能が良ければ、ワイヤレスイヤホンに比べて音質は良くなる傾向にあります。

②ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンのメリット

メリット1 ケーブルが邪魔にならない

ワイヤレスイヤホンは、全くケーブルがない「完全ワイヤレスイヤホン」と呼ばれるタイプのイヤホンや、首周りだけにケーブルがある「ネックバンドタイプ」などさまざまですが、音楽プレーヤーとの間をケーブルで繋ぐ必要がありません。

そのため、家の中で音楽プレーヤー(スマートフォン)を机に置いたまま、部屋を移動しても、ある程度の範囲内であれば問題なく音声を聴き続けることができます。

また、運動時にも、ワイヤレスイヤホンはケーブルが邪魔にならず、音楽を楽しみながら快適に運動ができるため、ケーブルがないという点は大きなメリットになります。

メリット2 イヤホンジャックがない端末でも使える

昨今は、ワイヤレスイヤホンの使用を前提として、写真のような「イヤホンプラグ」を差し込む「ジャック」を搭載しない スマートフォンが増えてきました。

※ちなみに、接続器具の内、差し込む側のことをプラグ、受け口の方をジャックと呼びます。

TypeCやライトニングで接続できるイヤホンや、変換コネクタも発売されていますが、種類が少なかったり、充電と同時に使用ができないといったデメリットを抱えています。

そのような時に、ワイヤレスイヤホンであれば、イヤホンジャックに対応していなくても気軽に音楽を楽しむことができるので、その点は大きなメリットだと言えます。

2.イヤホンの形による違い


ワイヤレスイヤホンは、その形からさらに以下の2種類に分けることができます。

1つ目は、「完全ワイヤレスイヤホン」で、ワイヤレスイヤホンの中でも特に人気があります。

左右のイヤホンの間に全くケーブルがないタイプで、完全独立型イヤホンなどとも呼ばれます。代表的な完全ワイヤレスイヤホンとして、Apple社のAirPods(エアーポッズ)挙げられます。

また、完全ワイヤレスイヤホンは、TWS(True Wireless Stereo)とも呼ばれます。

2つ目は、「左右一体型ワイヤレスイヤホン」と呼ばれるタイプで、左右のイヤホンがケーブルで繋がっており、一般的には首の後ろ側にかけて使用します。

またその派生系として、首にかける部分がネックバンドになっている製品もあります。

続いて、この2種類のそれぞれのメリットがどのようなものなのかをご紹介します。

①完全ワイヤレスイヤホン(トゥルーワイヤレス・TWS)のメリット

メリット コードが全く邪魔にならない

完全ワイヤレスイヤホンに対して、左右一体型のワイヤレスイヤホンは、ワイヤレスと言いつつも、左右を繋ぐケーブルが首元にかかる格好になります。

ジョギングなどの運動時には、ケーブルが擦れる音が気になるというデメリットがあります。

また、そもそもチューブやマシンなどの器具を使った運動など、その種類によっては、ケーブルが邪魔で運動自体が困難なケースもあるでしょう。

さらに、運動をしなくても、単純に首元に何もケーブルがない方がスッキリ感じるなど、つけ心地の良さという点でも、ケーブルが全くないのは完全ワイヤレスのメリットだと言えます。

②左右一体型ワイヤレスイヤホンのメリット

メリット イヤホンを落としにくい

完全ワイヤレスイヤホンは、耳からイヤホンが外れた際に、そのまま落下する心配があります。

特に最近は、駅のホームで電車の乗り降りの際に、周りのアナウンスを聞こうとして、完全ワイヤレスイヤホンを落としてしまうという問題もよく報じられています。

左右一体型は、仮に耳からイヤホンが耳から外れても、首元のケーブルが繋がっているため、首元にぶら下がるだけで、完全に落下する可能性は大幅に減ります。

またこれに関連して、コンビニなどで買い物をする時、完全ワイヤレスイヤホンだと一瞬外したイヤホンをポケットにしまう必要があり、後からどこに入れたか探すことにもなりがちです。

左右一体型は、レジでの支払いの際などに、耳から外して、そのまま首元でぶら下げておくことができるので、そのような紛失の心配が少なくなる点もメリットだと言えます。

3.装着方法による違い


装着方法によって4種類に分類できます。

1つ目はインナーイヤー型です。

インナーイヤー型のイヤホンは、耳の表面にある耳介(じかい)という部分に、イヤホンの先を軽く乗せて装着するタイプです。「AirPods」はインナーイヤー型です。iPhone付属の有線イヤホン「EarPods(イヤーポッズ)」と同じ形ですね。

2つ目はカナル型です。

「カナル」は「外耳道(がいじどう)」の事で、皆さんが一般的にイメージにする「耳の穴」が外耳道に当たります。

カナル型のイヤホンは、耳栓型のイヤーピースを耳の中に入れて装着するのが特徴です。

3つ目は耳掛け型です。

耳の後ろ側でフックに引っ掛けるような装着方法をするのが特徴です。耳の穴にイヤホンがほとんど入りません。

4つ目は骨伝導型です。

骨伝導型は、 頭蓋骨の振動を通して内耳( 耳の最も内側にあたる部分 )を直接震わせることで、脳へ音を届けます。 イヤホンの振動する部分をこめかみ辺りに装着して使うのが特徴です。

①インナーイヤー型(開放型)のメリット

メリット 耳が痛くなりにくい

インナーイヤー型のイヤホンは、カナル型のように耳の奥までイヤホンを挿入する必要がないため、長時間使用していても耳が痛くなりにくいです。

また、 インナーイヤー型はカナル型のような閉塞感がないので、「耳が塞がれている感じが苦手」という方にはオススメです。

ただ、耳かけ型や骨伝導タイプよりは開放感は劣ります。

②カナル型のメリット

メリット 遮音性に優れている

カナル型のイヤホンは、耳の奥までイヤーピースを押し込むため、遮音性に優れています。

通勤時、電車などの騒がしい場所でも音楽を楽しみたい方や、音漏れを気にせずにイヤホンを使いたい方にはオススメです。

また、音質についてもカナル型のイヤホンの方が、インナーイヤー型に比べ遮音性が高い分、低音が逃げにくいため、低音の効いた音楽を楽しみたい方には向いています。

③耳掛け型イヤホンのメリット

耳掛け型イヤホンは、最近あまり見かけなくなってきましたが、耳の後ろでイヤホンを固定している分、耳の穴にイヤホンはほとんど入らず、上に乗っかているだけの形になります。

外の音は非常によく聞こえるので、周りからよく話かけられる状況で音楽を楽しむ場合や、閉塞感を極力減らしたい人には、この開放感の高さはメリットになります。

④骨伝導型イヤホンのメリット

耳掛け型と同じく、外の音がよく聞こえるのが特徴です。また、製品によっては耳掛け型より、音漏れが少ないものもあり、音自体もダイレクトに届くので、音楽の試聴にも適しています。

4.まとめ


今回は、イヤホンの種類について詳しく調べてみました。

まとめると、
自分に適したイヤホンを見つけるのには、今回ご紹介したイヤホンの種類ごとの特徴を組み合わせるのが良いと言えます。

例えば、
ケーブルが気になるから「ワイヤレスイヤホン」にしたい
+よく運動をするので、「左右一体型」より「完全ワイヤレス」にしたい
+遮音性を重視したいので、「カナル型」にしたい
 
→この場合、カナル型の完全ワイヤレスイヤホンがオススメです。

上記は一例で、それぞれの人のライフスタイルによって、最適なイヤホンは変わってきます。各イヤホンの特徴をしっかりと把握し、ピッタリのイヤホンを見つけられるといいですね!

※冒頭の図を再掲します。イヤホン選びの参考にしてください

<すぐわかる!イヤホンの選び方>

「運動を普段からよくする」
「多少音途切れがあったり、音質が下がっても気にならない」
 →完全ワイヤレスイヤホンがオススメ

「ワイヤレスにしてみたいけど、失くさないか心配」
「普段音楽を聴きながら、買い物をすることが多い」
 →左右一体型ワイヤレスイヤホンがオススメ

「音質や音楽が途切れないことを最優先したい」
「音ゲーなど、遅延があってはいけないゲームをよくプレイする」
 →有線イヤホンがオススメ

ライター:井上

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