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電車やバス、自家用車…とさまざまな移動手段がありますが、「目的地のすぐそばまで行けない!」「駐車場がないから停められない…」と不便に感じること、ありませんか?
そんな場所へのおでかけにぴったりなのが自転車。排気ガスが出ないので地球にもやさしく、ちょっとした運動にももってこい。電車やバスが通らない隠れスポットや、駐車場が見つかりにくい中心都市へのおでかけなら、街中で借りて街中で返せる、シェアサイクルサービスの利用がおすすめです!
今回は、名古屋の散策にぴったりな自転車共有サービスをご紹介いたします!
目次
シェアサイクルサービスとは?
文字通り、共有の自転車を利用できるサービスのこと。
指定の駐輪場、「ステーション」に停められた自転車を借りて、エリア内ならどこへでも乗って移動できます。利用が終わったら、近場の空きがあるステーションに停めれば返却完了です。
会員登録をすれば、スマホとクレジットカードだけで簡単に利用できます。「車や公共交通機関で移動するほどではないけれど、歩くのはつらいかも…」という距離感の移動や、「旅行や出張で来ている間だけ使いたい!」といった短期間の利用にとっても便利です。
おすすめする利用のメリット
荷物もたくさん積めるし、大人数で移動できて楽だし…と車移動にもメリットがたくさんありますが、やっぱり自転車には自転車にしかない良さがあります。どちらかに限定するのではなく、上手に使い分けられると、移動がより便利になりますよ!
環境にやさしい
自転車のいいところと言えば、何より「排気ガスが出ない」ということ。エコ活動が推進されている今日この頃、自転車移動でちょっぴり貢献すれば、良いことしたような気分になれるかも?ただの移動が、なんだかすがすがしいものになりそうですね。
お値段がリーズナブル
利用は基本的に時間制で、1時間あたり100円から250円程度が相場です。
駅やバス停で何度も乗り降りするときに便利な一日乗車券ですが、シェアサイクルサービスの中にも同様のプランがあるものも。短距離や入り組んだ道を行き来するなら、自転車のほうがお得かもしれません。
移動が自由でスムーズ
移動にあたって小回りが利くのが、やっぱりうれしいポイント。自動車のように、渋滞や一方通行といった制限がかかる心配がなくて快適です。
とくに名古屋は複雑な道が多く、「渋滞を抜けようとわき道に逸れたら一方通行だった…」なんてことも日常茶飯事ですよね。そんなトラブルも、自転車なら無縁です。むしろ自転車で下見をしておけば、名古屋の道路事情に詳しくなれるかもしれません。
利用にあたって注意するポイント
返却は必ずステーションへ
好きなところへ移動できるのが利点ですが、利用後は適当な場所に停めて放置…なんてことはもちろんNGです。「返却していない」と見なされて、余計な料金がかかってしまう可能性もあります。
次に利用する人のことを考えて、利用後はステーションへ駐輪しましょう。専用アプリのマップ機能で、近場の空きがあるステーションを調べることができます。
指定エリアを確認する
指定外のエリアまで乗っていってしまうと、追加料金がかかるサービスもあります。あまりに遠い場所では近隣にステーションが配置されておらず、返却のために長距離を戻ってこなければならないので、利用前に確認しておきたいですね。
名古屋市内のサービスでは、基本的に名古屋駅や栄周辺で利用できるものが多いようです。
子ども用の自転車はない
利用の年齢制限はありませんが、子ども用の自転車は用意されていないサービスがほとんどです。チャイルドシートの貸し出しなども原則行っていないので、小さなお子さんとの利用を考えている方はご注意ください。
使い方は?
基本的な使い方はどのサービスもおおむね同じです。会員登録をして、アプリのマップから利用する自転車を探します。予約が可能なサービスもありますよ!
メールで届いたパスコードを自転車本体の操作パネルに入力したり、自転車本体のQRコードをスマホで読み取ったり…という操作で開錠します。あとは自由に自転車に乗るだけです!
利用後は、ステーションに駐輪して施錠すれば返却できます。パスコードを入力しないと返却扱いにならない場合もあるので、利用方法をよくご確認ください。
サービス紹介
名古屋周辺で利用できるサービスを3つご紹介します!
※情報は2020年7月時点のものです。
リーズナブルで新しくなった「でらチャリ」
【サービス詳細】
料金:1時間100円/1日(9:00~20:00)500円
支払い:クレジットカードのみ
利用可能時間:貸出 9:00~20:00まで/返却 24時間可能
ステーション:栄エリア中心に9か所
(名古屋工業大学ステーションは、名古屋工業大学の学生・講師のみ利用可能)
【特徴】
・料金が安い
・1日利用プランもお得
2016年からサービスを開始し、2020年4月に専用アプリの配信をもってリニューアルした「でらチャリ」。一番の魅力は何といってもその料金の安さ!「今日は朝から1日栄で遊びまくるぞ!」なんて日には1日利用プランでお得に楽しめます。
ステーション数が多くて便利な「カリテコバイク」
【サービス詳細】
料金:利用ごとに最初の30分のみ150円/以降30分100円
支払い:クレジットカード/1日パスはコンビニ支払いも可能
利用可能時間:24時間可能
ステーション:名古屋駅エリア中心に29か所
【特徴】
・ステーション数が多い
・電動自転車も借りられる
・事前予約ができる(最短20分前)
今回ご紹介する中でステーション数が一番多いのが「カリテコバイク」です。借りるときも返すときも、ステーション数が多いと便利ですね。電動自転車も借りられるので、より楽に移動することができます!
1日パスも名古屋エリアは1,650円(税込)で購入できます。こちらはインターネット、またはコンビニ支払いが選べます。
“ちょっと”の距離から気軽に使える「チャリチャリ」
【サービス詳細】
料金:1分4円
支払い:クレジットカード/コンビニ支払い
利用可能時間:24時間可能
ステーション:名古屋駅、栄、市役所周辺に14か所
【特徴】
・分刻みの利用ができる
・コンビニ支払いも可能
・「お手伝い」システム
「30分も乗らないんだけどな…」という短い距離の移動にも気軽に使えるのが「チャリチャリ」。もとは福岡を中心にサービスを展開していましたが、2020年7月から名古屋でのサービス展開を始めました。
1分単位で料金が発生するので、本当に乗った分だけ支払えばいい、という感覚です。特徴的なのは「お手伝い」システム。故障や指定外の場所への放置などを報告、またはステーション内に戻すといったボランティアに協力すると、次回利用が数分間無料になったりと、「ちょっといいこと」があるんだそう。
まとめ
リーズナブルで試しやすい「でらチャリ」、ステーションが多くて便利な「カリテコバイク」、短時間から気軽に利用できる「チャリチャリ」の3つのサービスをご紹介しました。それぞれ特徴が違うので、走行ルートや利用期間に合わせて使い分けられるといいですね。
「名古屋のどこからどこまででも行ける!」というほどまだステーション数は多くありませんが、どのサービスでも今後のエリア拡大が期待されています。
地球にも健康にもやさしい自転車移動、シェアサイクルという新しい形で利用してみてはいかがでしょうか。
ライター:野倉
愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社WWG(ダブルダブルジー)
愛知県名古屋市中村区名駅5-16-17 花車ビル南館5F