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「自社ホームページを作ったけど、その後は放置している」というのは、よくあることではないでしょうか?
デジタル化が急速に進み続ける現代では、「開設して終わり」「名刺として機能してくれればよい」という意識からもう1歩先に踏み込んでホームページを活用することで、集客や採用などに想像以上の効果を発揮する可能性を秘めています。
そこで今回は、
【前編】
・ホームページの活用とはなにか
・ホームページの運用や活用が必要な理由
・ホームページ活用から得られる効果
【後編】
・ホームページ活用のための準備
・ホームページを活用する具体的な方法
について解説していきます。前編と後編の2回に分けて丁寧に解説していきますので、ぜひ一緒に、ホームページの効果を引き出す運用方法をチェックしていきましょう。
▼この記事の後編はこちらから
目次
1.1.ホームページの活用が必要な理由
1.2.ホームページを活用するとはどういうことか
2.1.ブランドイメージの向上につながる
2.2.見込み客との接点になる
2.3.コストを抑えた長期的な集客を目指せる
2.4.信用が高まり採用活動にも貢献する
1.ホームページの活用とは
まずは、ホームページの活用が必要な理由と、ホームページ活用とはどういうことなのかについて解説していきます。ホームページの活用・・・と聞くと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、わかりやすくお伝えするのでご安心くださいね。
1.1. ホームページの活用が必要な理由
ホームページの運用や活用が必要な理由は様々にありますが、その1つに時代の変化によってホームページの役割が変わってきていることが挙げられます。 結論からお伝えすると、会社の名刺代わりという役割から、ブランディング、マーケティング、採用といったあらゆる企業活動の要となる存在へと変化してきています。
ひと昔前までは、インターネットで企業名を検索された場合の「会社の名刺代わり」としてホームページを利用するのが一般的でした。また、企業のマーケティング活動の一環である集客の手段も、雑誌、新聞、ポスティングチラシ、といったオフライン施策が主流でした。
しかし、最近ではすっかりWebでの情報収集が主流となり、たとえばマーケティングで重要な集客の方法1つ取ってもSNS等を活用するなどのデジタル化が進んでいます。
今では、企業が公式のSNSアカウントを持っていることも珍しくなくなりましたし、企業のハッシュタグキャンペーン投稿がX(旧Twitter)でトレンド入りしている光景もよく見るようになりましたね。
デジタルマーケティングの総合コンサルティングを手がける株式会社メディックスが、BtoBマーケティング担当者向けに行った調査によると、2019年~2024年の3年間連続で、“認知のきっかけ”となった情報収集源は「検索エンジン」が最も多くなっており、今やビジネスはWeb上の情報から始まることが主流になってきているとも言えるかもしれません。
■出典元:株式会社メディックス調べ
BtoBマーケティングアンケート調査結果【2024年版】を公開しました。
https://www.medix-inc.co.jp/news/detail/release_20240701/
株式会社メディックス
https://btob.medix-inc.co.jp/index.html#questionnaire
(参考日:2024/12/2)
もちろん、すべての方が検索エンジンで情報を認知することが最も多いというわけではないものの、体感としてWeb上から得られる情報の影響力が大きいのもまた事実。(私も、何かを探そうと思った時、大抵はまずWebで検索をします・・・)
ホームページは今やビジネスの出発点になり得るため、単なる会社の名刺としての役割だけでなく、訪れた人が「見たい」「欲しい」と思った情報を適切に発信していくことで、ブランディング、マーケティング、採用といった幅広い企業の活動を後押しする役割を持つようになってきています。裏を返せば、企業活動にホームページを利用していないことは、非常にもったいないこととも言えます。
「うちは客層的に、基本的にオフラインでお問い合わせが入るから」と、ホームページを運用しないケースもあるかと思いますが、さらなる新規の顧客獲得を目指していくのであれば、オンラインの活動にも力を入れていくことで、成果につながる可能性がグッと広がるでしょう。
1.2. ホームページを活用するとはどういうことか
ホームページを運用して活用するということは、目的に合わせてホームページ内のコンテンツを充実させたり、分析結果をもとに改善をおこなったり、ホームページに誘導するためのWeb広告を運用してみたり・・・と、目的の実現のために継続的にホームページを更新して成果につなげていくことを指します。
また、ホームページを活用していくうえでは、以下のことを基礎として意識していくことが重要になります。
・ホームページの訪問者を増やす
・訪問者が欲しい情報をわかりやすく発信する
・訪れたあとに、自社に対して興味関心をもってもらうことを意識する
まずは、アクセス数を増やし、訪れてくれた人に対して適切な情報を発信し、「課題が解決できるかもしれない」といった期待や興味関心を抱いてもらうといった一連の流れを作ることを意識してみましょう。
ホームページの訪問者は、インターネット上で様々な情報を入手しています。そのため、競合との差別化ポイントや、訪問者のニーズに当てはまる自社の魅力を発信することが非常に大切です。
こうした取り組みは、大手企業が取り組むようにも感じるかもしれませんが、中小企業にとっても非常に重要な取り組みになります。
中小企業の場合、かけられるコストや、さける人員などの制限が厳しい場合も多いため、様々なことに手を出すよりも「ホームページの運用・活用」に集中することで効率的にブランディング、マーケティング、採用等の活動をおこなうことができます。
また、ホームページでの集客は広告等を利用するよりも費用対効果が高いため、ぜひ中小企業でも積極的に強化したい取り組みになります。
2.ホームページ活用の効果
では、ホームページを活用することで、具体的にはどんな効果を得られるのでしょうか? ホームページを上手に活用していくことで得られる効果には次のようなものが挙げられます。
■ブランドイメージの向上につながる
■見込み客との接点になる
■コストを抑えた長期的な集客を目指せる
■信用が高まり採用活動にも貢献する
順番に見ていきましょう。
2.1. ブランドイメージの向上につながる
まずは、Webブランディングの効果です。 Webブランディングとは、自社のブランド認知や信頼、共感を高めることを目的に、インターネットを介して、自社の商品やサービスをアピールしていくことですが、ホームページはまさにWebブランディングの柱となる存在です。
ホームページのデザインや発信している情報が、企業のブランドイメージや特長を想像しやすいものになっていると、自社の商品やサービスへの信頼度や共感度も高まり、広告などを使ってアピールしなくても新規顧客が増える可能性が高まります。
ホームページは、自社に興味を持った人が1番最初に訪れる可能性のある場所です。第一印象が大事という言葉は色んな場面で使ったり聞いたりしますが、ホームページにおいても同じです。
とくにBtoBの場合、他の企業と比較しながら情報収集をしているケースがほとんどなので、「何をしている企業?」「信頼できそう?」「他と何が違うの?」といった情報がダイレクトに伝わることで、その後の影響力も変わってきます。
2.2. 見込み客との接点になる
ホームページに訪れてくれたということは、自社が提供するサービスや商品に何かしらのニーズがあってたどり着いた”見込み客”である可能性が高いです。
こうした見込み客向けに、デザインやレイアウト、発信するコンテンツを工夫することで、ホームページが「見込み客との接点」となり、お問い合わせや資料請求、といったコンバージョンにもつながりやすくなります。先回りした情報提供がカギを握りそうですね。
2.3. コストを抑えた長期的な集客を目指せる
継続的な活用によって、他媒体などに広告を出すよりも質のよい見込み客がホームページに集まりやすくなる、という点も効果の1つです。
ブランドイメージの醸成や、差別化ポイントのアピール、商品・サービスの魅力の発信などを継続的におこなうことで、検索エンジンからの評価も高まり、自社の顧客となり得るターゲット層が集まりやすくなっていきます。
もちろん、広告等も使い方次第では短期間で大きな成果を上げることができますが、配信をストップしてしまうと、効果も止まります。また、広告を利用するにはコストがかかるため、継続的な集客には使いにくいというデメリットもあります。
また広告を利用する場合、効果があれば継続、なければ停止する・・・など、結果によってもかかる費用が変動するため、トータル的にどのくらいの予算が必要なのかを予測しずらいですが、ホームページであればコストの管理、運用がしやすい点もメリットと言えるでしょう。
2.4. 信用が高まり採用活動にも貢献する
売り手市場が続くなか、採用活動に苦労されている企業も多いのではないでしょうか?ホームページの活用は、採用活動にも貢献してくれます。
Webでの情報収集は、就職活動でも当たり前になっており、応募者は「何をしている企業か」「実際に働くイメージを知りたい」「信頼できる企業なのか」などの情報を得るために、必ずと言っていいほど、事前に自社のホームページを確認しているでしょう。
そのため、採用情報がホームページ内や採用サイトにきちんと明示されていたり、実際に働くスタッフの様子がわかりやすかったりすることは、求職者の信頼を得ることにつながり、応募数の増加や入社辞退の防止などにも役立ちます。
3.まとめ
いかがでしたか?今回は、ホームページの正しい活用方法の解説【前編】ということで、ホームページの活用が必要な理由や、得られる効果について解説してみました。
ホームページが秘めた可能性を少しでも感じていただければとてもうれしいです。「具体的に何をすればいいの?」という点については、【後編】で解説します。ぜひ、前編と併せてご確認くださいね。
▼この記事の後編はこちらから
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