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スマホの使用頻度はどのくらい?使い過ぎを防ぐアプリや機能

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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>

・スマホの使い過ぎはどんな影響があるの?
・アプリの利用状況とかを把握したい

「最近肩こりがひどい」「なんか視力落ちたかも…」と気になっている方、それスマートフォンの使い過ぎかもしれませんよ。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と、昔の人はなかなかの言葉を残してくれています。過剰は不足と同様に弊害があるといった意味の言葉ですが、今のデジタル社会こそこういった状況ではないかと思います。

デジタル機器が普及している現代は非常に便利な世の中ではありますが、それに伴った弊害も生まれています。そんな中生まれたデジタルウェルビーイングという言葉、あるいは考え方。

デジタル機器を使いすぎずに健康でいよう的な意味になりますが、我々にできる対策はどんなものがあるのでしょうか。

今回はそんなデジタルウェルビーイングとは?健康でいるための対策は?といった内容です。

目次


  1. デジタルウェルビーイングとは
    1-1.背景
  2. デジタル機器の使い過ぎによる弊害
    2-1.認知機能などの低下
    2-2.スマホ脳疲労
    2-3.視力低下や肩こりなど身体的な影響
  3. 対策
  4. 使い過ぎを防ぐアプリの種類
    4-1.iPhoneは「スクリーンタイム」
    4-2.Androidは「Digital Wellbeing」
  5. まとめ

1.デジタルウェルビーイングとは


デジタルウェルビーイング(Digital Wellbeing)とは、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を適切に使用できており、肉体的にも精神的にも健康である状態を指します。

ウェルビーイングは「幸福」や「健康」といった意味です。

掘り下げていくと心理学も影響してくる分野ですが、「スマホやパソコンなどの使い過ぎには気を付けよう」というイメージを持っておけば大丈夫です。

1-1.背景

デジタルウェルビーイングという言葉が登場したのは、2018年5月の「2018 Google I/O」というGoogleが主催したイベントだといわれています。

そのイベントにおいてGoogleのサンダー・ピチャイCEO(最高責任者)が、今後はデジタルウェルビーイングが重要になると発言しました。

それ以降デジタルウェルビーイングを意識した取り組み、例えばスマートフォンのアンロックの頻度、アプリの利用時間などが確認できるようになったりしています。

そして2021年11月現在、Android9以降の端末にはデジタルウェルビーイング機能の搭載が義務付けられていて、GMSライセンスを受けるための条件の一つになっています。

※GMS…Google Mobile Service(グーグルモバイルサービス)の略。Googleが提供するGoogleマップなどのアプリをまとめたもの。

2.デジタル機器の使い過ぎによる弊害


デジタルウェルビーイングは、デジタル機器使い過ぎの防止を目的としていることはわかりましたが、使いすぎると実際にどんな弊害があるのか見てみましょう。

2-1.認知機能などの低下

機器に依存してしまい記憶力・集中力・注意力が低下したり、言語に障害が起きたりといった症状が起こる状態です。認知症と同じような症状になることから「デジタル認知症」とも呼ばれています。

認知症は年配の方に多いイメージがあるかもしれませんが、デジタル認知症は、年代問わず発症する可能性があります。

若い方ほど影響が現れやすく、若年性認知症にもつながると考えられています。

2-2.スマホ脳疲労

スマホ脳疲労とは、スマートフォンなどの影響によって情報処理機能が低下してしまう状態です。

物忘れなどの単純なミスの増加や、イライラしやすくなる、すぐ涙が出るといった思考や感情の面にも影響がでます。

2-3.視力低下や肩こりなど身体的な影響

精神面だけではなく、身体的な影響も現れます。
視力の低下、肩こり、倦怠感、エコノミークラス症候群、筋力の低下など、実生活に影響が出るような症状が起こる可能性があります。

エコノミークラス症候群とは、食事や水分を十分とらずに長時間同じ姿勢でいるために、血行不良を起こし血栓ができやすくなり、静脈を詰まらせてしまう疾患です。

飛行機や車など、長時間動きが取れない状態で起こりやすい疾患ですが、同じ姿勢のまま熱中してしまうスマホでも起こり得るようです。

3.対策


デジタル機器が引き起こす弊害には、自分たちで対策していく必要があります。

例えば以下のような対策です。

・スマートフォンを含めたデジタル機器に触れない時間を作る
→スマートフォンを家に置いて近所を散歩する、軽く体を動かすなど、デジタル機器を利用しない時間を作ってみましょう。

・目的以外の利用を控える
→いろんなことができるスマートフォンやノートパソコンは、ついついあれもこれもやってしまいがちですが、「○○を調べる」などと目的を定めた使い方をしてみてください。

・睡眠を大切にする
→睡眠は疲労回復や脳細胞の修復など、身体のメンテナンスが行われる時間です。睡眠時間をしっかりと確保して、身体を労わるようにしましょう。

・アプリやSNSの通知を切っておく
→通知があると余計に気になって見てしまうので、通知を切っておくのも一つの手段です。難しい場合には仕事関係だけにするなど、必要最低限の通知を残すだけにしてみてください。

・スマホ使い過ぎ防止のアプリを利用する
→利用状況が確認できたり、アプリの制限時間を設定できたり、スマートフォンの使い過ぎ防止に役立つアプリも登場しています。

4.使い過ぎを防ぐアプリの種類


4-1. iPhoneは「スクリーンタイム」

スクリーンタイムとは、アプリやウェブサイトの利用を管理・制限できる機能です。

iPhoneやiPadなど、端末に使っている時間をリアルタイムに確認できます。

スクリーンタイムを有効にするには、

設定→スクリーンタイム→スクリーンタイムをオンにする

の順にタップすればOKです。

4-2. Androidは「Digital Wellbeing」

Digital Wellbeing(デジタルウェルビーイング)とは、Googleが提供しているデバイスの利用状況を一目で確認できるアプリです。

受け取る通知の数やアプリごとの利用頻度、ロック解除の回数といった利用習慣が把握できます。

アプリを利用する時間の上限も設定可能です。

以下からダウンロードできます。

参考:Google Play  Digital Wellbeing
URL:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.wellbeing&hl=ja&gl

5.まとめ


デジタルウェルビーイング(Digital Wellbeing)とは、デジタル機器を適切に使って心身共に健康でいようとする考え方です。

Googleの最高責任者であるサンダー・ピチャイ氏が2018年にあったイベントで、今後重要になると発言しました。

デジタル機器を使いすぎると以下のような弊害がみられます。

・認知機能などの低下

・スマホ脳疲労

・身体的な影響

これらを防ぐためには、デジタル機器に触れない時間を作る、目的以外で利用しない、通知を切る、アプリを利用するといった対策が有効です。

iPhoneユーザーの方はスクリーンタイム、Androidユーザーの方はDigital Wellbeingを利用してみましょう。

我々の生活にはもはや切っても切り離せないデジタル機器。スマートフォンだけではなくノートパソコンや家庭用ゲームなど、身近なところにいろいろとありますね。

それだけ触れる機会が多いということにもなりますが、その分扱いには注意が必要です。

デジタル機器と上手に付き合って、身体を壊さないように気を付けてください。

ライター:彦坂

愛知 県内から 名古屋 を中心にホームページ制作を行っている会社
株式会社 WWG(ダブルダブルジー)
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