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<こちらの「記事」は、下記のような疑問のお役立ち情報としてご参照ください>
・ドローンの種類は?
・どんなドローンを買えばよい?
空撮に欠かせないツールとなったドローン。
テレビ番組や個人での動画撮影など、幅広いシーンで活躍しているドローンですが、初心者向けから業務用、水中用など幅広いモデルが登場しています。
そのため、いざ始めようにも「素人にもできるの?」「どんなドローンを買ったらいいかわからない」といった疑問があり、一歩踏み出せない方もいるかもしれません。
今回はドローンの機体に関する内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1.ドローンを飛ばす前の基礎知識 免許について
現状、基本的にはドローンを飛行させるために必須となる免許や資格はありません。
そのため、始める敷居が低い点が魅力の一つです。
しかし一部例外があり、産業用ドローンやFPVに対応したレース用ドローンを飛ばす場合には、電波法が影響してくるため無線免許を取得する必要があります。
※FPV…First Person View(一人称視点)の略で、ドローンで撮影したリアルタイムの映像を、ヘッドセットなどを利用して見られるモードです。
2.ドローンの種類について
特徴が異なる複数のタイプがあります。それぞれスペックや規制の対象・対象外などが違ってくるので、まずは機体の種類について把握しておきましょう。
◆トイドローン
小型で機体の重量が200g未満のドローン。
2021年8月現在は航空法の影響も少ないので、他の機体よりも気軽に飛ばせるドローンです。さらに、コンパクトで持ち運びに便利なタイプで、1万円以下のモデルもあり安価に購入できるため入門編としてもおすすめのモデルです。
その反面、小型であるため風にあおられやすい点や、バッテリー容量の小ささから最大飛行可能時間が短いといったデメリットもあります。
◆空撮ドローン
高精度な空撮用カメラなど基本性能が高く重量が200g以上のドローン。
空撮ドローンは航空法による規制対象になっている機体なので、飛ばす場所などの条件によっては 許可が必要なため、国土交通省への飛行申請が必須になります。手軽に飛ばすのは難しいため、初心者よりも中級者以上の方が高画質での映像を撮影したい場合などに向いたタイプです。
なお運用には注意が必要な分、性能が優れており長時間の飛行にも耐えられます。さらに、トイドローンでは難しい距離や良質な撮影が期待できます。
◆産業用ドローン
非常にハイスペックで実用性が高く、産業領域において幅広い分野で活躍しているドローン。
例えば物資の運搬や設備点検、映画撮影、農薬散布、害獣・害鳥対策などです。カメラや飛行性能だけではなく、防水や防塵といった機能を備えているタイプなど、ハイスペックが特徴的なドローンです。
非常に高性能で実用的ではあるのですが、価格が100万円以上する機体もあるため、初心者の方やちょっとした空撮に使いたいといった場合にはハードルが高いかもしれませんね。
◆水中・水上用ドローン
マリンスポーツや海底調査などで活躍しているのが水中用ドローンです。
地上にいながら水中の様子がリアルタイムで確認できます。例えば魚群探知機能があれば、釣りに活かすことも可能です。水中用ドローンの利用に関する申請手続きなどは不要なケースが多いので、始めやすい点もポイントです。
3.ドローンの選び方
ドローンは用途や目的に応じてカメラ性能や本体サイズ、飛行時間など必要なスペックが違ってきます。ここではドローン選びのポイントを紹介しますので、自分に合わせたドローンの購入に役立ててみてください。
◆サイズで選ぶ
ドローンは基本的に持ち運ぶことが多いツールです。そのため本体のサイズは選ぶうえで重要なポイントとなります。
◆カメラの性能で選ぶ
高画質で撮影をしたいのであれば、カメラの解像度やレンズ、ズーム機能など性能面のチェックも必要です。 現在は Full HDだけではなく、4Kに対応したモデルも登場していますが、 高画質のデータは容量が大きくなりがちです。
そのため、保存するメモリの容量や予備のメモリの準備も考慮しましょう。 当然その分予算は必要になりますが、画質にこだわる場合は検討してみてください。
◆飛行時間や距離で選ぶ
飛行機能もドローンを選ぶ際に欠かせないポイントです。
ドローンの操縦には集中力を要します。そのため10分程度の連続飛行ができれば十分と言われており、 トイドローンや空撮ドローンなどモデルにもよりますが 基本的に飛行距離は多くの場合10分~30分程度です。
しかし、長時間の撮影を要する場合は30分ほど飛べるモデルを選ぶか、予備のバッテリーを用意するのも一つの選択手段です。
◆操作性や便利機能で選ぶ
空中で静止させるホバリングをはじめとして、操作に関する機能や便利な機能が搭載されたドローンもあります。
例えば自動帰還機能は、設定しておいた場所や離陸した地点に自動で戻る機能です。その他にも位置情報を自動で検知するGPS機能、水平を保つため機体の傾きを調整し安定させるジャイロ機能などがあります。
特に初心者の場合は操作が難しいケースもありますが、そんなときにこれらの機能があれば事故を起こす確率も抑えられるので、操作に慣れていない方にもおすすめです。
また、空撮の映像をリアルタイムで確認できるFPV機能や設定しておいた被写体を自動で追尾しながら撮影する自動追尾機能など、用途によっては必須ともいえる機能が搭載されたドローンもあります。
そのため機能で選ぶ場合は使用用途をよく確認し、必要な機能を吟味したうえで選ぶようにしましょう。
4.ドローンの人気メーカー
ドローンのメーカーにも特徴があるので、購入にあたり人気メーカーを抑えておきましょう。
◆DJI JAPAN(ディージェイアイジャパン)
ドローンのトップシェアを占めているメーカーです。
製品のラインナップが多く、安価で初心者向けのモデルや産業用のモデルなどを展開しているほか、空撮用の撮影機器と周辺機器も扱っています 。
◆PARROT(パロット)
デザイン性の高いドローンが特徴のフランスのメーカーです。ミニドローンや空撮ドローンを扱っており、見た目も大事にしたい方におすすめです。
◆RYZE TECH(ライズ・テック)
80gという軽量に加え操作も簡単なトイドローン「Tello(テロ―)」が有名なメーカーです。
ビギナーでも操作しやすいだけではなく1万円台で本体を購入できるので、初心者や予算を抑えたい方に向いています。
5.まとめ
今回はドローンの種類や選び方、おすすめメーカーをご紹介しました。
ドローンにはトイドローン、空撮ドローン、産業用ドローン、水中用ドローンなど幅広く種類があり、それぞれスペックや備わっている機能も異なります。
そのため選ぶ際に悩むことも多いかもしれません。
選び方としては本体サイズ、カメラ性能、飛行距離、便利機能がありました。その他にも、おすすめメーカーである DJI JAPANやPARROT、RYZE TECHの特徴も記載しています。使用用途を明確にして予算も考慮のうえ、本記事を参考にして自分の目的に合わせたドローンの購入に役立ててみてください。
ライター:彦坂
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