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無料で使えるセキュリティソフト WindowsDefender(ウィンドウズディフェンダー)とは

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現代でネットを利用する際、セキュリティ対策は必須です。
しかし、セキュリティソフトは値段も性能も様々でどれにすればいいのか迷ってしまいますよね。

そんな中、実は、Windowsには初期からセキュリティソフトが入ってます。

名前はWindowsDefender(新 : MicrosoftDefender)と言い、Windows8以降のOSに搭載されています。

意外と、無料で使えることを知っている人が少ないという話を聞いたので、今回はそんなWindowsDefenderの特徴や、メリットデメリットをご紹介します!
セキュリティソフトの導入でどのように使おうか悩んでいる方の参考になれたら幸いです。

目次


  1. WindowsDefender(ウィンドウズディフェンダー)とは
  2. 設定画面の開き方
  3. 性能
    3-1.どんなことができるの?
    3-2.どれくらい守ってくれる?
  4. メリット
  5. デメリット
  6. まとめ

1.WindowsDefender(ウィンドウズディフェンダー)とは


WindowsDefenderとは、Windows8以降のOSに搭載されているセキュリティソフトです。リアルタイムで、ウィルスや悪意のあるマルウェアなどから、PCを保護することができます。

現在では名前が変更されており、正式名称はMicrosoftDefender(マイクロソフトディフェンダー)と言います。Mac版がリリースされたためですね。

しかし、長年親しまれていた「WindowsDefender」という呼称を利用するユーザーはまだまだ多いようです。

2.設定画面の開き方


「設定のアプリ→プライバシーとセキュリティ→Windowsセキュリティ」
の順に進んでいくと、各種の設定を確認することができます。

初期設定ではオフになっていることが多いため、セキュリティの確認もかねて、一度見てみるのも良いかもしれませんね。

*上のスクリーンショットはWindows 11 home 版です。バージョンにより、項目名など多少の差異があります。

3.性能


無料で利用できるのは素晴らしいですが、果たして性能はいかがでしょうか。
無料で使えて、性能もよかったらとてもうれしいですよね。ぜひ確認してみましょう。

3-1.どんなことができるの?

先ほどのように、設定画面を開くといくつかの項目が表示されます。

上から順に、

  1. ウィルスと脅威の防止…デバイスのスキャン
  2. アカウントの保護…サインインオプションとアカウント設定の画面
  3. ファイアウォールとネットワーク保護…ファイアボール、ネット接続の状態を確認
    アプリとブラウザーの制御…危険であるアプリやファイル、サイトから保護
  4. デバイスセキュリティ各所のオプションの確認…組み込まれている各所のオプションの確認、悪意のあるソフトから保護
  5. デバイスのパフォーマンスと正常性…デバイスの状態、ステータスを確認し、最新バージョンを保持
  6. ファミリーオプション…子供のオンラインアクティビティの管理や、家庭内でのデバイスの追跡

です。

これらの機能が無料で、標準搭載しているというのは驚きです。
ウィルス対策のようなベーシックな保護機能は備わっているので、この機能だけでも問題ないかもしれません。

3-2.どれくらい守ってくれる?

黒:ブロックした数値 / 黄:ユーザーが招いて防げなかったウィルスの数値
赤:外部からの防げなかったウィルスの数値 / 橙:誤ってブロックしてしまった数値

さらに、AV-Comparativesというオーストラリアにある組織の調査によると、無料だからと劣っているわけではなく、しっかりと有料のソフトと同等レベルの性能を有しています。

上図を見ると、黒の「ブロックした数値」が非常に高いのがわかります。とても優秀な印象ですね。

AV-Comparativesは、上の画像のようにセキュリティソフトを、世界中のテスターと連携をし、統計を取っている、世界的にも有名な組織です。

PCのウィルスやマルウェアは日々変化しており、セキュリティソフトもそれに対応すべく変わっていきます。上記のグラフはあくまで執筆当時の最新の情報になるので、定期的に確認してみてもいいかもしれません。

Comparison - AV-Comparatives
https://www.av-comparatives.org/comparison/

4.メリット


WindowsDefenderの機能を利用するメリットは複数ありますが、中でも一番の魅力は他のセキュリティソフトを導入しても共存できる。という点でしょう。

例えば、ひとつのパソコンに、二種類のセキュリティソフトをそれぞれ導入したとします。

そうすると、お互いに干渉しあって機能しなくなってしまったり、そもそも複数起動が不能になってしまう可能性があります。しかし、WindowsDefenderの場合は、共存が可能なのです。

「導入したソフトではウィルスやマルウェア、VPNなどの対策を取り、Defenderでそのソフトが正常に働いているかを確認」ということが可能になるわけですね。

しかしソフトによって相性の差もあるので、もし別でセキュリティソフトを導入して、調子が悪いようでしたらWindowsDefenderをオフにしましょう。

デメリット


デメリットというより、すこし難点な部分として、迷惑メールなどでの攻撃を防げない点があげられます。

迷惑メールをブロックする機能が備わっていないため、メールサーバーのセキュリティをすり抜けた迷惑メールが届いてしまいます。

最近ではとくにフィッシング詐欺が横行していますので、多少の不安要素にはなるでしょう。
また、クレジットカードの情報漏洩や、パスワードの管理機能なども備わっていないため、パソコンを利用して仕事をする人や、日常的にショッピングをする人からすると、不安ですね。

仕事のメールの場合はとくに、相手にも迷惑が掛かってしまうリスクがあるので、市販のソフトを導入したほうが安心です。

しかし、個人ユーザーとして(社用パソコンではなく)動画を見たり、軽く調べものをする程度の利用であれば、あまり気にならない部分にはなります。

6.まとめ


WindowsDefenderや、他の市販のソフトを導入したからと言って、100%守られるわけではありません。ツールはとても優秀ですが、過信しすぎると予想もしないトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。

「怪しいサイトは踏まない」「メールで届いた怪しいファイルは開かない」「むやみに広告をクリックしない」「よくわからないアプリはダウンロードしない」など、基礎的なところは忘れてはいけません。これからも、十分に気を付けて利用しましょう。


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